「軌道エレベーター」を編集中
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建造方法は、打ち上げた静止衛星から上下に構造物を伸ばしていくか、地上から徐々に伸ばしていくかだが、後者は重力に対抗しづらいため今のところ前者が有力視されている。ただし、建設場所は何処でも良いという訳ではなく、現実の宇宙ロケット発射場と同様に赤道付近の地盤が安定した平地が理想とされている。 | 建造方法は、打ち上げた静止衛星から上下に構造物を伸ばしていくか、地上から徐々に伸ばしていくかだが、後者は重力に対抗しづらいため今のところ前者が有力視されている。ただし、建設場所は何処でも良いという訳ではなく、現実の宇宙ロケット発射場と同様に赤道付近の地盤が安定した平地が理想とされている。 | ||
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== 主な登場作品 == | == 主な登場作品 == | ||
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:オリジナル要素として『[[スーパーロボット大戦Z]]』では、跡地に「[[UN]]」のターミナルが築かれている。 | :オリジナル要素として『[[スーパーロボット大戦Z]]』では、跡地に「[[UN]]」のターミナルが築かれている。 | ||
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]] | ;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]] | ||
− | : | + | :軌道エレベーターそのものよりも、[[オービタルリング]]と呼ばれる宇宙ステーション部分が物語の舞台となることが多い。 |
;[[機動戦士ガンダム00]] | ;[[機動戦士ガンダム00]] | ||
− | :『00』の[[世界観]]の主軸として設定されている。提唱者は[[イオリア・シュヘンベルグ]] | + | :『00』の[[世界観]]の主軸として設定されている。提唱者は[[イオリア・シュヘンベルグ]]。[[ユニオン (00)|ユニオン]]、[[人類革新連盟]]、[[AEU]]の三大国家群が各1基ずつ所有しており、それぞれをオービタルリング(地上1万km以上)で結んでいる。宇宙開発の基礎となる輸送システムかつ大規模な宇宙太陽光発電システムの要でもあるため極めて重要な施設であり、構造上はかなり脆い建造物であるため、[[テロリスト]]等に警戒して相当の軍事力が配備されている<ref>軌道エレベーターの駐屯軍は条約で上限が定められている様であり、AEUはソレスタルビーイングの最初の武力介入で条約以上の軍事力をピラー内部の駐屯基地に配備していた事を公にされてしまい、各方面から情報開示を求められていた。</ref>。 |
− | :南米アマゾンに建設されたユニオンの「'''タワー'''」、ソロモン諸島付近海域の人工島に建設された人類革新連盟の「'''天柱'''」<ref>劇場版では「'''アジアタワー'''」と呼称されている。</ref>、アフリカ・ビクトリア湖付近に建設されたAEUの「'''ラ・トゥール'''」<ref>1stシーズンの西暦2307年の時点では未完成。太陽光発電の送電は行われているが、リニア・トレインが未稼働。2ndシーズンでは「'''アフリカタワー''' | + | :南米アマゾンに建設されたユニオンの「'''タワー'''」、ソロモン諸島付近海域の人工島に建設された人類革新連盟の「'''天柱'''」<ref>劇場版では「'''アジアタワー'''」と呼称されている。</ref>、アフリカ・ビクトリア湖付近に建設されたAEUの「'''ラ・トゥール'''」<ref>1stシーズンの西暦2307年の時点では未完成。太陽光発電の送電は行われているが、リニア・トレインが未稼働。2ndシーズンでは「'''アフリカタワー'''」と呼称されている</ref>が存在しており、各国家連合体の経済と発展の中核を成している。 |
:中でもAEUの軌道エレベーター「ラ・トゥール」(2ndシーズンでの「アフリカタワー」)は物語上最も重要な場所であり、1st第1話にて[[ソレスタルビーイング]]による初の武力介入や、2nd第17話にて衛星兵器「[[メメントモリ]]」の掃射を受けてアフリカタワー[[ピラー破片|外壁部の破片]]が地上に降り注いだ「ブレイク・ピラー事件」が起こっている。 | :中でもAEUの軌道エレベーター「ラ・トゥール」(2ndシーズンでの「アフリカタワー」)は物語上最も重要な場所であり、1st第1話にて[[ソレスタルビーイング]]による初の武力介入や、2nd第17話にて衛星兵器「[[メメントモリ]]」の掃射を受けてアフリカタワー[[ピラー破片|外壁部の破片]]が地上に降り注いだ「ブレイク・ピラー事件」が起こっている。 | ||
− | : | + | :一方でAEUによるアフリカでの軌道エレベーター建造は、中東で化石燃料の採掘や輸出を禁止にするという弊害ももたらしており、中東諸国等のAEU側への恨みが根深くなった結果、[[アリー・アル・サーシェス]]の指揮によってアイルランドでの自爆テロが起こる事態となり、この自爆テロで[[ロックオン・ストラトス|ニール]]・[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ライル]]兄弟は、両親と妹を失う事になった。 |
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=== スパロボ未登場のもの === | === スパロボ未登場のもの === | ||
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:地上と宇宙ステーションをケーブルで繋いで「ケーブルカー」としている。 | :地上と宇宙ステーションをケーブルで繋いで「ケーブルカー」としている。 | ||
;[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]] | ;[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]] | ||
− | :南米に敷設してある[[マスドライバー]] | + | :南米に敷設してある[[マスドライバー]]と宇宙ステーション「ザックトレーガー」が繋がっている。 |
;[[機動戦士ガンダムSEED]] | ;[[機動戦士ガンダムSEED]] | ||
:[[オーブ連合首長国]]が「アメノミハシラ」という名前の軌道エレベーターを建設途中だったが、[[地球連合|連合]]・[[プラント]]間の戦争により、建設作業を打ち切る。そのため、既に完成していた宇宙ステーション部分は生産基地として使用される。 | :[[オーブ連合首長国]]が「アメノミハシラ」という名前の軌道エレベーターを建設途中だったが、[[地球連合|連合]]・[[プラント]]間の戦争により、建設作業を打ち切る。そのため、既に完成していた宇宙ステーション部分は生産基地として使用される。 | ||
:なお、[[続編]]『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』においても宇宙ステーション「アメノミハシラ」は重要な要素として設定されているのだが、TV版本編では明言されている場面は少ない。むしろ、主に外伝作品である『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]』シリーズで舞台となることが多い。 | :なお、[[続編]]『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』においても宇宙ステーション「アメノミハシラ」は重要な要素として設定されているのだが、TV版本編では明言されている場面は少ない。むしろ、主に外伝作品である『[[機動戦士ガンダムSEED ASTRAY|ASTRAY]]』シリーズで舞台となることが多い。 | ||
− | :[[ | + | :[[ヤキン・ドゥーエ戦役]]終結後に月面プトレマイオス基地を失った地球連合軍がアメノミハシラの宇宙生産力に目を付けて、[[ストライクダガー]]30機で襲撃を行ったが、失敗した。 |
;[[ガンダム Gのレコンギスタ]] | ;[[ガンダム Gのレコンギスタ]] | ||
:エルライド大陸の国家「キャピタル・テリトリィ」が所有する軌道エレベーター「キャピタル・タワー」が登場する。 | :エルライド大陸の国家「キャピタル・テリトリィ」が所有する軌道エレベーター「キャピタル・タワー」が登場する。 | ||
;[[ロックマン_(ゲーム)|ロックマン]] | ;[[ロックマン_(ゲーム)|ロックマン]] | ||
:『ロックマン10』における[[アルバート・W・ワイリー|ワイリー]]基地が軌道エレベーターとなっている。最終ステージに突入するとそれまであおりのアングルで見えなかった基地の上方へカメラが移動し、ロックマンの進軍ルートを示すラインがはてしなく上へ伸びてゆき、最終決戦の地である宇宙ステーションへ到達する。 | :『ロックマン10』における[[アルバート・W・ワイリー|ワイリー]]基地が軌道エレベーターとなっている。最終ステージに突入するとそれまであおりのアングルで見えなかった基地の上方へカメラが移動し、ロックマンの進軍ルートを示すラインがはてしなく上へ伸びてゆき、最終決戦の地である宇宙ステーションへ到達する。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |