「真・魔装機神 PANZER WARFARE」を編集中

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*経験値の入手は敵撃墜時のみ
 
*経験値の入手は敵撃墜時のみ
 
*[[全滅プレイ]]は不可能
 
*[[全滅プレイ]]は不可能
*クイックリセットは可能だがクイックロードは不可<ref>正確に言えばクイックリセット可能なのはステージ中だけで、インターミッションの会話時やセーブ・ロード画面では不可。また、コンティニューには一度タイトル画面に戻る必要がある。</ref>
 
 
などといった特徴がある。また、[[2回行動]]も採用されている。
 
などといった特徴がある。また、[[2回行動]]も採用されている。
  
難易度は控え目に設定されており、ルート分岐もない。さらに、上記の通り乗り換えや出撃パイロットの選択、機体の改造も不可能なことや、'''最終的には[[魔装機神]]操者4人で戦うことになる'''という自由度の狭さも加わるため、システムとしてはシンプルだが楽しみ方のバリエーションは乏しい。
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難易度は控え目に設定されており、ルート分岐や隠し要素もない。さらに、上記の通り乗り換えや出撃パイロットの選択、機体の改造も不可能なことや、'''最終的には[[魔装機神]]操者4人で戦うことになる'''という自由度の狭さも加わるため、システムとしてはシンプルだが楽しみ方のバリエーションは乏しい。
  
 
また、戦闘シーンは一言でいうなら'''「ポリゴンで描かれた機体が「[[旧シリーズ]]」のような戦闘アニメで戦う」'''というもので、カットインや機体グラフィックの数と種類で少ない動きをカバーしようとしている努力は見られる<ref>攻撃に応じた数パターンのポーズ画像やカットインを組み合わせて演出、方向に応じて演出が変化するなど。</ref>のだが、全体的なテンポの悪さに音楽や効果音の妙な軽さも相まって'''SFC作品である『LOE』より劣る'''印象すら与えてしまうという残念なクオリティになってしまっている。
 
また、戦闘シーンは一言でいうなら'''「ポリゴンで描かれた機体が「[[旧シリーズ]]」のような戦闘アニメで戦う」'''というもので、カットインや機体グラフィックの数と種類で少ない動きをカバーしようとしている努力は見られる<ref>攻撃に応じた数パターンのポーズ画像やカットインを組み合わせて演出、方向に応じて演出が変化するなど。</ref>のだが、全体的なテンポの悪さに音楽や効果音の妙な軽さも相まって'''SFC作品である『LOE』より劣る'''印象すら与えてしまうという残念なクオリティになってしまっている。
 
[[オプション]]モードは本作唯一の[[隠し要素]]となっており、タイトル画面の「push start」時に「↑・↑・↓・↓・→・→・←・←」の入力が必要。OPアニメやCGデモ、BGM、SEの他キャラクターボイスも再生可能。
 
  
 
== ストーリー ==
 
== ストーリー ==
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その状況の中、「神聖バルツフィーム王国」では「魔装騎士」になるための最終試験が始まろうとしていた。
 
その状況の中、「神聖バルツフィーム王国」では「魔装騎士」になるための最終試験が始まろうとしていた。
  
== 登場人物 ==
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== [[登場人物]] ==
 
=== [[魔装機神]]操者 ===
 
=== [[魔装機神]]操者 ===
ケイゴ、アルマ、トトは神聖バルツフィーム王国、イェンはナトゥーレ王国の人間。
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ケイゴ、アルマは西方騎士隊所属、イェンはナトゥーレ王国所属、トトはバルツフィーム王国の技師長アルフレードの孫。
  
 
;[[ケイゴ・クルツ・フェルディナン]]
 
;[[ケイゴ・クルツ・フェルディナン]]
 
:声:[[声優:三木眞一郎|三木眞一郎]]
 
:声:[[声優:三木眞一郎|三木眞一郎]]
:[[主人公]]。バルツフィーム王国の騎士。なお魔装騎士任官前の第1話では、名前が「ケイゴ・'''ザンツ'''・フェルディナン」になっている。[[サイバスター (真・魔装機神)|サイバスター]]の操者。
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:[[主人公]]。なお魔装騎士任官前の第1話では、名前が「ケイゴ・'''ザンツ'''・フェルディナン」になっている。
 
;[[アルマ・クルツ・カーリナ]]
 
;[[アルマ・クルツ・カーリナ]]
 
:声:[[声優:田中敦子|田中敦子]]
 
:声:[[声優:田中敦子|田中敦子]]
:[[ヒロイン]]。本名は「アルマ・'''グラム'''・カーリナ」で、バルツフィーム国王の娘だが王族の地位を捨て騎士となった。[[ガッデス (真・魔装機神)|ガッデス]]の操者。
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:[[ヒロイン]]。本名は「アルマ・'''グラム'''・カーリナ」。
 
;[[イェン・ヤング]]
 
;[[イェン・ヤング]]
 
:声:[[声優:子安武人|子安武人]]
 
:声:[[声優:子安武人|子安武人]]
:バルツフィームの友好国、ナトゥーレ王国王女の忠実な部下。黒い長髪が特徴の男性で、常に冷静沈着。[[グランヴェール (真・魔装機神)|グランヴェール]]の操者。
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:
 
;[[トト・クアル・ユロ]]
 
;[[トト・クアル・ユロ]]
 
:声:[[声優:折笠愛|折笠愛]]
 
:声:[[声優:折笠愛|折笠愛]]
:バルツフィーム王国の技師長アルフレードの孫。褐色の肌が特徴の少年で、口が達者なイタズラ好き。[[ザムジード (真・魔装機神)|ザムジード]]の操者。
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=== 西方騎士隊 ===
 
=== 西方騎士隊 ===
神聖バルツフィーム王国の精鋭部隊。前述のアルマが隊長、ベウマーが副隊長。シェスはオペレーターのため戦闘には参加しないが、セーブ時に出て来るなど、出番は非常に多い。また、ヘレーナ、ドロービ、ブラッキーはどう見てもアニメ『タイムボカン』の「三悪」である。バルツフィーム崩壊後は魔装機神操者を加えた「荒野の7騎士」として反乱軍の中心的存在になっていく。
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神聖バルツフィーム王国の精鋭部隊。前述のアルマが隊長、ベウマーが副隊長。シェスはオペレーターのため戦闘には参加しないが、セーブ時に出て来るなど、出番は非常に多い。また、ヘレーナ、ドロービ、ブラッキーはどう見てもアニメ『タイムボカン』の「三悪」である。
  
 
;[[ベウマー・クルツ・バウム]]
 
;[[ベウマー・クルツ・バウム]]
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:軍の教官だが、突然ラガーシュへと寝返る。
 
:軍の教官だが、突然ラガーシュへと寝返る。
 
;リーグ・グラム・ガルム
 
;リーグ・グラム・ガルム
:100年前の伝説的英雄。
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:100年前の伝説的英雄と呼ばれているが…。
 
 
 
=== ラガーシュ王国 ===
 
=== ラガーシュ王国 ===
 
バルツフィームと双璧を為す大国。本家で言うところのシュテドニアス連合。国王の統制力が弱く、タカ派のアデノイドが支配権を握って後、バルツフィームと戦争状態に突入する。その背後では謎の男・ソッドが暗躍している。ミラはその姓からわかるとおり、アルマの関係者。彼女とアルマの対決はOPアニメにも挿入されており、2人の確執と和解は見所の一つである。
 
バルツフィームと双璧を為す大国。本家で言うところのシュテドニアス連合。国王の統制力が弱く、タカ派のアデノイドが支配権を握って後、バルツフィームと戦争状態に突入する。その背後では謎の男・ソッドが暗躍している。ミラはその姓からわかるとおり、アルマの関係者。彼女とアルマの対決はOPアニメにも挿入されており、2人の確執と和解は見所の一つである。
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:シャーナの側近。
 
:シャーナの側近。
  
== 登場メカ ==
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== [[登場メカ]] ==
 
=== [[魔装機神]] ===
 
=== [[魔装機神]] ===
 
;[[魔装機神]][[サイバスター (真・魔装機神)|サイバスター]]
 
;[[魔装機神]][[サイバスター (真・魔装機神)|サイバスター]]
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*神の腕
 
*神の腕
 
*ダンカン王の馬車
 
*ダンカン王の馬車
 
== 楽曲 ==
 
;オープニングテーマ
 
:;「Stay with me」
 
::作詞-田久保真見 / 作曲-飯塚昌明 / 編曲-村上聖 / 歌-沢井なつ美
 
;エンディングテーマ
 
:;「Born Again」
 
::作詞-田久保真見 / 作曲-宮島律子 / 編曲-須藤健一 / 歌-沢井なつ美
 
  
 
== 作品背景 ==
 
== 作品背景 ==
 
『魔装機神』の製作・設定に主として携わっていたのはウィンキーソフトの[[スタッフ:阪田雅彦|阪田雅彦]]氏<ref>最古参のスタッフで、「旧シリーズ」作品製作の中心的人物。</ref>であったが、『[[スーパーロボット大戦F]]/[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』の発売後にバンプレストとウィンキーソフトの提携が解消されたことに伴い、バンプレスト側が[[ラ・ギアス]]の世界観に基づいた作品を前面に押し出していくことが不可能となってしまった。そのため、設定を全面的に改編して「新たな魔装機神」として生み出されたのが本作である。
 
『魔装機神』の製作・設定に主として携わっていたのはウィンキーソフトの[[スタッフ:阪田雅彦|阪田雅彦]]氏<ref>最古参のスタッフで、「旧シリーズ」作品製作の中心的人物。</ref>であったが、『[[スーパーロボット大戦F]]/[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』の発売後にバンプレストとウィンキーソフトの提携が解消されたことに伴い、バンプレスト側が[[ラ・ギアス]]の世界観に基づいた作品を前面に押し出していくことが不可能となってしまった。そのため、設定を全面的に改編して「新たな魔装機神」として生み出されたのが本作である。
  
なお、上記の状態から今日に至るまで[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[サイバスター]]がバンプレスト作品に登場できていたのは「キャラクターとメカの版権はバンプレストが、ラ・ギアスの世界観の版権はウィンキーソフトが分割所持するという取り決めが行われていたからである」といった内容の話がファンの間で広まっていた<ref>ウィンキーソフトはオリジナル作品『聖霊機ライブレード』やweb小説『[[ラングラン戦記]]』といった、ラ・ギアスの世界観に基づいた独自の作品を展開していたことも影響している。</ref>が、プロデューサーの[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏自身によりこの噂は否定されている。
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なお、上記の状態から今日に至るまで[[マサキ・アンドー|マサキ]]や[[サイバスター]]がバンプレスト作品に登場できていたのは
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'''キャラクターとメカの版権はバンプレストが、ラ・ギアスの世界観の版権はウィンキーソフトが分割所持するという取り決めが行われていたからである'''
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といった内容の話がファンの間で広まっていた<ref>ウィンキーソフトはオリジナル作品『聖霊機ライブレード』やweb小説『[[ラングラン戦記]]』といった、ラ・ギアスの世界観に基づいた独自の作品を展開していたことも影響している。</ref>が、プロデューサーの[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏はこの噂を否定している。
  
 
=== 評価 ===
 
=== 評価 ===
戦闘のフルボイス化の実現や[[DVE]]の挿入などの演出、まとまりの良いストーリーなど『LOE』以上と評価できるものも多く<ref>作品単体での完結性という点に限れば、「OGシリーズ」を含めてもトップレベルでまとめられている。</ref>、オープニングアニメや主題歌『Stay with me』も非常に良いのだが、本作への評価は以下の理由により総じて低い。
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戦闘のフルボイス化の実現や[[DVE]]の挿入などの演出、まとまりの良いストーリーなど『LOE』以上と評価できるものも多く<ref>作品単体での完結性については「OGシリーズ」を含めてもトップレベルでまとめられている。</ref>、オープニングアニメや主題歌『Stay with me』も非常に良いのだが、本作への評価は以下の理由により総じて低い。
*作品背景の項でも記されたように、企画の経緯自体があまり良いものではない。
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*作品背景の項でも書いたように、企画の経緯自体があまり良いものではない。
*多くのプレイヤーが期待していたものは前作『LOE』との関連性であり、「新たなオリジナル作品」は求められていなかった。
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*プレイヤーが期待していたものは前作『LOE』との関連性であり、「新たなオリジナル作品」は求められていなかった。
*[[#システムと難易度|前述]]されるように、プレイヤーの自由度の狭さや戦闘シーンをはじめとしたクオリティの低さなど、本作そのものにも問題点が多い。
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*[[#システムと難易度]]」の項でも書いたように、プレイヤーの自由度の狭さや戦闘シーンをはじめとしたクオリティ低さなど、本作自体にも欠点が多い。
*起動時にTVアニメ『[[魔装機神サイバスター]]』の映像ソフト発売のCMが入る<ref>内容は本作とは無関係だが、本作発売の少し前に放送されていた。</ref>が、同作品についても低評価であったため、双方を併せて「メディアミックス失敗作」という認識が成立してまった。
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*起動時にTVアニメ『[[魔装機神サイバスター]]』の映像ソフト発売のCMが入る<ref>内容は本作とは無関係だが、本作発売の少し前に放送されていた。</ref>が、そちらの評価も今一つだったため、両方を併せて「メディアミックス失敗作」という認識が成立してまった。
 
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これらの要因によって必要以上に評価が下がってしまった印象が強く、結果として「新たな魔装機神」は失敗に終わり、無かったことのようにまで扱われる不遇の作品となってしまった。
これらの要因によって必要以上に評価が下がってしまった印象が強く、結果として「新たな魔装機神」は失敗に終わり、[[黒歴史|無かったこと]]のようにまで扱われる不遇の作品となってしまった。
 
  
 
=== 後年における動向 ===
 
=== 後年における動向 ===
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また、2010年には本家「[[魔装機神シリーズ]]」の再始動と阪田氏のシナリオ構成への復帰も発表されたため、阪田・寺田両氏が企画に一切関わっていなかった本作の扱いが今後どうなっていくかも注目されるところである<ref>なお、本家「魔装機神シリーズ」は2014年発売の『COE』で完結しており、翌2015年にウィンキーソフトは倒産している。</ref>。
 
また、2010年には本家「[[魔装機神シリーズ]]」の再始動と阪田氏のシナリオ構成への復帰も発表されたため、阪田・寺田両氏が企画に一切関わっていなかった本作の扱いが今後どうなっていくかも注目されるところである<ref>なお、本家「魔装機神シリーズ」は2014年発売の『COE』で完結しており、翌2015年にウィンキーソフトは倒産している。</ref>。
  
なお、現在の公式の[http://www.suparobo.jp/srw_lineup/index.php 作品ラインナップ]に本作の記載はない。一方で、2012年発行のシリーズ20周年記念ブックレット<ref>バンダイナムコゲームス『スーパーロボット大戦シリーズ生誕20周年記念特製ブックレット』12頁。</ref>や『週刊ファミ通』2021年11月11日号のシリーズ特集(32頁)では本作の記載がされるなど、その扱いはまちまちとなっている。
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'''なお、現在の公式の[http://www.suparobo.jp/srw_lineup/index.php 作品ラインナップ]に本作の記載はない。'''一方で、2012年発行のシリーズ20周年記念ブックレットでは本作もちゃんと記載されている<ref>バンダイナムコゲームス『スーパーロボット大戦シリーズ生誕20周年記念特製ブックレット』12頁。</ref>
 
 
当時SRWシリーズのプロデューサーであった[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]氏は2023年にX上で本作を「私は関わっていないが、魔装機神のIP存続の方法としてはアリだと思った」と語っており、本作に否定的というわけではないことがわかる。
 
  
 
== 商品情報 ==
 
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