「無限のリヴァイアス」を編集中

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
44行目: 44行目:
  
 
==概要==
 
==概要==
後に『[[スクライド]]』『[[ガン×ソード]]』『[[コードギアスシリーズ]]』を手がける谷口悟朗氏のTVシリーズ初監督作品。
+
後に『[[スクライド]]』、『[[ガン×ソード]]』『[[コードギアスシリーズ]]』を手がける谷口悟朗氏のTVシリーズ初監督作品。
  
 
極限状態に置かれた少年・少女達の心の動きを描いたSFサバイバルアニメ。
 
極限状態に置かれた少年・少女達の心の動きを描いたSFサバイバルアニメ。
 +
 +
なお、'''本作の登場人物の一部には衝撃的な過去や裏設定を持つ者がおり、それは公式サイトで閲覧出来るが、本編のネタバレとなるものもあるので注意が必要'''である。
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
[[西暦]]2137年。人類は地球以外にも生活の場を広げるようになったが大規模な[[太陽]]フレアで出現した高密度のプラズマ雲により、黄道面を境に[[太陽系]]の南半分が覆いつくされた。ゲドゥルト・フェノメーンと名付けられたプラズマ雲により、滅亡の危機に追いやられた人類はヴァイア艦による外宇宙進出を目的としたヴァイア計画を秘密裏に発動する。
+
[[西暦]]2137年、大規模な[[太陽]]フレアによって出現した高密度のプラズマ雲「ゲドゥルトの海」に黄道面を境に[[太陽系]]の南半分が覆いつくされた。この「ゲドゥルト・フェノメーン」によって滅亡の危機に追いやられた人類は、ヴァイア艦による外宇宙進出を目的とした「ヴァイア計画」を秘密裏に発動した。
  
西暦2225年。相葉昴治たちが通う航宙士養成所リーベ・デルタが[[テロリスト]]の襲撃によって、制御不能になり、圧壊し始め、教官たちは全員殉職してしまった。その時、リーベ・デルタ内部に隠されていたヴァイア艦 黒のリヴァイアスが起動。リヴァイアスに避難した487人の生徒たちは救助が来るまでの間、リヴァイアスでの生活を開始する。
+
西暦2225年、相葉昴治が通う航宙士養成所「リーベ・デルタ」が[[テロリスト]]の襲撃によって制御不能になり、圧壊し始め、教官達は全員殉職してしまった。その時、リーベ・デルタ内部に隠されていたヴァイア艦「黒のリヴァイアス」が起動。リヴァイアスに避難した昴治達487人の子供達は、救助が来るまでの間リヴァイアスでの生活を開始する。
  
ところが彼らを救助するはずの軌道保安庁はリヴァイアスに対して、攻撃を開始。これを退けたことにより、リヴァイアスは逆にテロリスト扱いを受け、追われる身となってしまう。
+
ところが、子供達を救助するはずの軌道保安庁はリヴァイアスに対し攻撃を開始。これを退けた事により、リヴァイアスは逆にテロリスト扱いを受け、追われる身となってしまう。
  
リヴァイアスクルーは自分たちの受け入れ先を求めて逃避行を続けることになり、クルー達の様々な思惑が入り乱れ艦内は混沌を窮めて行く……
+
昴治達は自分達の受け入れ先を求めて逃避行を続けていくが、それにより艦内は不穏な空気に包まれていき、混沌と化していく…。
  
 
==登場人物==
 
==登場人物==
63行目: 65行目:
  
 
===メインキャラクター===
 
===メインキャラクター===
 +
 
;[[相葉昴治]]
 
;[[相葉昴治]]
:本作の主人公。政権ごとに立ち位置が変わりながらも自分が成すべきことを見出そうとする。
+
:本作の主人公。
 
;[[相葉祐希]]
 
;[[相葉祐希]]
:昴治の弟。知力・身体能力ともに兄を上回り、VGチームのエースとしても活動。
+
:昴治の弟。
 
;[[蓬仙あおい]]
 
;[[蓬仙あおい]]
:相葉兄弟の幼なじみ。兄弟の和解を願う。
+
:相葉兄弟の幼なじみ。
 
;[[尾瀬イクミ]]
 
;[[尾瀬イクミ]]
:昴治の親友。VGチームのリーダーにもなるが独裁という秩序をもたらすことにもなる。
+
:昴治の親友。
 
;[[和泉こずえ]]
 
;[[和泉こずえ]]
:あおいの友人。イクミとの恋愛が自身とイクミを大きく狂わせることになる。
+
:あおいの友人。
 
;[[ファイナ・S・篠崎]]
 
;[[ファイナ・S・篠崎]]
:チタニア出身の少女。聖母アルネを信仰している。
+
:チタニア出身の少女。
 
;[[ネーヤ]]
 
;[[ネーヤ]]
:黒のリヴァイアスのスフィクス。アンジェ・ヴィスケスが母体となっている。
+
:黒のリヴァイアスのスフィクス。
  
 
===ツヴァイ===
 
===ツヴァイ===
士官候補生で編成されたエリートチーム。正式名称は'''操船科二期生'''。
+
正式名称は「操船科二期生」。士官候補生で構成されたエリートチーム。
  
 
;[[ユイリィ・バハナ]]
 
;[[ユイリィ・バハナ]]
:ツヴァイのまとめ役。後にブルーに恋心を抱く。
+
:ツヴァイのまとめ役。
 
;[[ルクスン・北条]]
 
;[[ルクスン・北条]]
:ツヴァイの自称リーダー。失脚後は雑用に回されながらも逆に成長に繋がる。
+
:ツヴァイの自称リーダー。
 
;シュタイン・ヘイガー
 
;シュタイン・ヘイガー
:ツヴァイの参謀。冷静沈着にして、徹底的な合理主義者。イクミ政権誕生後は彼の下に付き、その存在を傘にリヴァイアスの影の支配者となる。
+
:ツヴァイの参謀的存在の男子メンバー。冷静沈着にして徹底的な合理主義者。
 +
:イクミ政権誕生後は彼の下に付きその存在を傘にリヴァイアスの影の支配者となる。
 
;アインス・クロフォード
 
;アインス・クロフォード
:気弱だが温和な性格からメンバー間の緩衝材的存在。
+
:温和な性格でメンバー間の緩衝材的存在の男子メンバー。
 
;ケヴィン・グリーン
 
;ケヴィン・グリーン
:ルクスンへのツッコミが一番辛辣なメンバー。
+
:小太り眼鏡の男子メンバー。
 
;チック・クラート
 
;チック・クラート
:少数部族の族長候補で小柄だが威勢は良い。後にカラボナと恋仲となる。
+
:男子メンバー。少数部族の族長候補で小柄だが威勢はよい。終盤カラボナと恋仲となる。
 
;クライス・モラーテ
 
;クライス・モラーテ
:内気な性格で目立たないがリヴァイアスのシステムをいち早く解析・運用可能とするなど影の功労者と言える存在。
+
:男子メンバー。内気な性格で目立たないが、リヴァイアスのシステムをいち早く解析し運用可能とするなど影の功労者。
 
;チャーリー(グッド・タートルランド3世)
 
;チャーリー(グッド・タートルランド3世)
:ツヴァイにコネ入隊したメンバー。チーム・ブルーに捕まり、スパイ行動を強いらされることとなり、チャーリーというあだ名を付けられる。
+
:ツヴァイにコネ入隊した男子メンバーで、チーム・ブルーに捕まりスパイ行動を強いらされる。「チャーリー」はチーム・ブルー側からの呼び名。
:ブルー政権崩壊時、クリフを守ったことから追放され、後に昴治たちと行動を共にすることになる。
 
 
;ラン・ラックモルデ
 
;ラン・ラックモルデ
:ドライかつ毒舌家だが良いところの令嬢。無垢なパットを愛する。
+
:ドライかつ毒舌家の女子メンバー。パットに対し並ならぬ感情を抱く。
:イクミ政権において、パットの扱いをめぐり、ヘイガーに楯突いたことでEランクに落とされながらもパットと一緒にいられるようになる。
+
:終盤パットの扱いをめぐりヘイガーに楯突いたことでEランクに落とされる。
 
;カラボナ・ギニー
 
;カラボナ・ギニー
:南国出身でおおらかな性格。ランが心許す数少ない人物でもある。後にチックと恋仲となる。
+
:南国出身でおおらかな性格の女子メンバー。終盤チックと恋仲となる。
 
;ブライアン・ブラブ・ジュニア
 
;ブライアン・ブラブ・ジュニア
:調子のいいプレイボーイで利己的な行動が目立つ。
+
:男子メンバー。軽薄なプレイボーイで利己的な行動が目立つ。
 
;グラン・マクダニエル
 
;グラン・マクダニエル
:VGチームの初代リーダー。努力家の野心家。
+
:男子メンバーでVGチームの初代リーダー。
:火星圏での戦いにて、ソンと共謀。ブルー政権に対し造反を企てるも失敗。艦の外から吊るされるなどの制裁を受けて廃人化し、ストーリーから姿を消す。
+
:火星圏での戦いにてソンと共謀しブルー政権に対し造反を起こすも失敗。艦の外から吊るされるなどの制裁を受けて廃人化しストーリーから姿を消す。
  
 
===チーム・ブルー===
 
===チーム・ブルー===
土星圏出身のアウトロー集団。事件の後にリヴァイアスに再乗艦したのはブルーとクリフの2名のみ。
+
土星圏出身のアウトロー集団。
  
 
;[[エアーズ・ブルー]]
 
;[[エアーズ・ブルー]]
 
:チーム・ブルーのリーダー。
 
:チーム・ブルーのリーダー。
 
;フー・ナムチャイ
 
;フー・ナムチャイ
:チーム・ブルーのサブリーダー。詐欺師の息子で「言葉の魔術師」と揶揄されるほど弁が立つ。
+
:チーム・ブルーのサブリーダー。「詐欺師の息子」と揶揄されるほど弁が立つ。
 
;リュウ・ギイル
 
;リュウ・ギイル
 
:粗暴な性格でチームの荒事担当。
 
:粗暴な性格でチームの荒事担当。
 
;クリフ・ケイ
 
;クリフ・ケイ
 
:女性のような見た目をしたミシェルの兄。
 
:女性のような見た目をしたミシェルの兄。
:スパイに利用するためにチャーリーを誑かすがブルー失脚の際、彼に庇われたことで最終的に相思相愛の関係となり、その影響で改心する。
+
:スパイに利用するためチャーリーを誑かすが、ブルー失脚の際彼に庇われたことで最終的に相思相愛の関係となる。
:看護科で医療の知識があったことから、昴治の負傷時にその治療を行った。
+
:看護科で医療の知識があった事から、昴治の負傷時にその治療を行った。
 
;ミシェル・ケイ
 
;ミシェル・ケイ
:クリフの妹。小悪魔的な性格で複数の男を侍らす。
+
:クリフの妹。小悪魔的な性格で複数の男を侍らす。ブルー失脚後に様々な辱めを受けており、そのためブルーを非常に恨んでいる。
:ブルー失脚後に彼に見捨てられてしまったことにショックを受け、他の男性クルーから様々な辱めを受けたこともあり、ブルーを恨むようになる。
 
:復讐のためにもチームメイトたちを救出し、改心したために決別したクリフ以外のメンバーと共にガーディアンズとして復活を果たすが最終的には1人になってしまう。
 
 
;ソン・ドッポ
 
;ソン・ドッポ
:パイプ役として活動。
+
:グランに唆され彼と共謀し火星圏での戦いにて造反を起こす。失敗後はグラン同様に制裁を受けストーリーから姿を消す。
:グランに唆され、彼と共謀し火星圏での戦いにて造反を企てる。失敗後はグラン同様に制裁を受け、ストーリーから姿を消す。
 
  
 
===その他の乗員===
 
===その他の乗員===
 +
 
;パトリック・キャンベル
 
;パトリック・キャンベル
:リーベ・デルタ教官エリック・キャンベルの息子。
+
:愛称はパット。リーベ・デルタ教官エリック・キャンベルの息子でリーベ・デルタ倒壊事故により父を失う。ユイリィや世話係のルクスンに懐く。
:エリックに会いに来た直後にリーベ・デルタ倒壊事故で死別することになるもユイリィに保護され、父の死を乗り越え、自立していく。
 
 
;カレン・ルシオラ
 
;カレン・ルシオラ
:明るく社交的だがグループへ入らず単身行動を好む少女。途中からVGのメインチームに加わるなど能力も高い。
+
:明るく社交的だがグループへ入らず単身行動を好む少女。中盤よりVGの操縦チームに加わるなど能力も高い。
 
:個人的興味から祐希と行動を共にするようになる。
 
:個人的興味から祐希と行動を共にするようになる。
 
;ニックス・チャイプラパット
 
;ニックス・チャイプラパット
:メカニックの少年。性格は自分勝手かつ悪戯好きだがグイーンを独自改造するなど腕は立つ。
+
:メカニックの少年。性格は自分勝手かつ悪戯好きだが、グイーンを独自改造するなど腕は立つ。
 
;雅明弘
 
;雅明弘
:ニックスの相棒。ニックスより年上だが気弱かつ主体性のない性格ゆえに彼に子分扱いされている。
+
:ニックスの相棒。ニックスより年上だが、気弱かつ主体性の無い性格故に彼に子分扱いされている。
 
;市川レイコ
 
;市川レイコ
:あおいとこずえの親友。叔父のジョンに憧れている。
+
:あおいとこずえの親友。こずえの暴行事件を防げなかったことでイクミから激しく詰められ、その恐怖からグループを抜けファイナの庇護下に入る。
:気弱だがお調子者の面もあり、防犯グッズにこだわるなどストーリーにおけるムードメーカー的存在であったがこずえの暴行事件を防げなかったことでイクミから激しく詰められ、その恐怖からグループを抜けてファイナの庇護下に入る。
 
;ラリィ・イェーガー
 
:VGメインチームの一員。祐希のリーベデルタ時代の相方だったが祐希の態度から仲は悪かった。
 
;マルコ・バウル
 
:VGメインチームの一員。小説版では彼の視点からの話も描かれており、両親と妹との4人家族で干しブドウが好物。
 
 
;エマーソン・エルビィ
 
;エマーソン・エルビィ
:リリッシュの彼氏。リリッシュとは相思相愛であったがギャンブルに溺れるようになったことで不仲となり、事件後に破局。
+
:
 
;リリッシュ・フラゥ
 
;リリッシュ・フラゥ
:エマーソンの彼女。ギャンブル依存症になったエマーソンと険悪となり、彼がリヴァイアスへの再乗艦を拒否したことから完全に破局。
+
:
 
;ジョンソン・コール
 
;ジョンソン・コール
:シャーロットに片思いする少年。ストーカーまがいの行動により彼女から気味悪がられていたが後にその想いが実り交際を始める。
+
:
 
;シャーロット・ラキュナス
 
;シャーロット・ラキュナス
:ジョンソンに片思いされている少女。彼の好意を利用するようになるが最終的には真剣に交際を始める。
+
:
 
;キブレ・キッキ
 
;キブレ・キッキ
 
:着ぐるみを着た少女。紛失したパーツを探し続けている。
 
:着ぐるみを着た少女。紛失したパーツを探し続けている。
 
;ラダン
 
;ラダン
 
:メカニックの青年。常に裸でいる。
 
:メカニックの青年。常に裸でいる。
;ラダンの弟子
 
:ラダンの弟子で最終的には彼と同じファッションをするようになる。
 
;ナタリー・シーン
 
:昴治グループと親しくなった少女。ドラマCDで先行登場し、小説版や漫画版にも台詞付きで登場するがアニメ本編では台詞なしのモブキャラだった。
 
  
 
===ヴァイア計画関連人物===
 
===ヴァイア計画関連人物===
 +
 
;[[コンラッド・ヴィスケス]]
 
;[[コンラッド・ヴィスケス]]
:灰のゲシュペンスト艦長。ヴァイア艦長になる以前から、リヴァイアスと交戦している宿敵。
+
:
 
;セルゲイ・ベルコビッチ
 
;セルゲイ・ベルコビッチ
:ヴァイア計画急進派のトップ。人類の未来のために活動はしているがそのために手段を選ばなくなっている。
+
:
:最終的には矩継の内部告発で失脚する。
 
 
;下村由吉
 
;下村由吉
:ヴァイア計画穏健派のトップ。リヴァイアスをリーベ・デルタに封印することでバックヤードの改善を試みる。
+
:
 
;矩継真琴
 
;矩継真琴
:ベルコビッチの秘書。リヴァイアス事件の真実を知ると子供たちを救うために行動するようになる。
+
:
 
;ギッター・ペインティアム
 
;ギッター・ペインティアム
:蒼のインプルス艦長。バックヤードの影響でクルー共々、テンションが高い。「吶喊」が口癖。
+
:蒼のインプルス艦長。
 
;アリス・アスターシャ
 
;アリス・アスターシャ
:深紅のディカスティア艦長。バックヤードの影響もあってか若いクルーに嫉妬している。
+
:深紅のディカスティア艦長。
 
;アンナ・ド・ポンパドゥール
 
;アンナ・ド・ポンパドゥール
:深紅のディカスティア副長。アリス同様にバックヤードの影響もあってか若いクルーに嫉妬している。
+
:同上。
  
 
==登場メカ==
 
==登場メカ==
198行目: 189行目:
 
:コンラッドが艦長を務める灰色のヴァイア艦。スフィクスはマーヤ。
 
:コンラッドが艦長を務める灰色のヴァイア艦。スフィクスはマーヤ。
 
;深緑のヴァイスハイト
 
;深緑のヴァイスハイト
:第23話の冒頭にて、シルエットの状態のみ登場したヴァイア艦。
+
:第23話の冒頭にてシルエットの状態のみ登場したヴァイア艦。
:最終回エピローグでは次世代型が登場。
 
 
;山吹のディプロマーター
 
;山吹のディプロマーター
:作中未登場のヴァイア艦。
+
:本編未登場のヴァイア艦。
:最終回エピローグでは次世代型が登場。
 
;リヴァイアスÄra7
 
:最終回エピローグに登場した新たなリヴァイアス。地球を先導する。
 
;インプルスR-B
 
:最終回エピローグに登場した新たなインプルス。
 
;ディカスティアAct4
 
:最終回エピローグに登場した新たなディカスティア。
 
;ゲシュペンストendlich
 
:最終回エピローグに登場した新たなゲシュペンスト。太陽化した木星内でイカ型ヴァイアたちを従えている。
 
  
 
===[[ヴァイタル・ガーダー]]===
 
===[[ヴァイタル・ガーダー]]===
224行目: 205行目:
  
 
==用語==
 
==用語==
 +
 
;ゲドゥルト・フェノメーン
 
;ゲドゥルト・フェノメーン
:異常噴出した[[太陽]]フレアによって、[[太陽系]]全域が超重力とプラズマの渦巻く「ゲドゥルトの海」に覆われた現象。
+
:異常噴出した[[太陽]]フレアにより[[太陽系]]全域が超重力とプラズマの渦巻く「ゲドゥルトの海」に覆われた現象。
:[[地球]]も南半球がゲドゥルトに晒され、17億もの人類が失われた。将来的には太陽系の惑星全てがゲドゥルトに沈む事が予測されていることから、ヴァイア計画が開始される。
+
:[[地球]]も南半球がゲドゥルトに晒され、17億もの人類が失われた。将来的には太陽系の惑星全てがゲドゥルトに沈む事が予測されていることから、「ヴァイア計画」が開始される。
:大災害である一方でゲドゥルトのプラズマエネルギーはリーベ・デルタのような宇宙ステーションの[[動力・エンジン・エネルギー|エネルギー]]を充電するのにも用いられるなど人類の生活に欠かせないものにもなっている。
+
:大災害である一方で、ゲドゥルトのプラズマエネルギーは、リーベ・デルタのような宇宙ステーションの[[動力・エンジン・エネルギー|エネルギー]]を充電するのにも用いられる等、人類の生活に欠かせないものにもなっている。
:なお、ゲドゥルトの海はその深度を「シアー(sere)」という単位で表され、深度が深いほど環境は過酷になっていく。また、本作の物語の各話数を表す単位としてもsereが使われている。
+
:なお、ゲドゥルトの海はその深度をシアー(sere)という単位で表され、深度が深いほど環境は過酷になっていく。また、本作の物語の各話数を表す単位としてもsereが使われている。
 
;ヴァイア計画
 
;ヴァイア計画
 
:来たる第2のゲドゥルト・フェノメーンに備えた、ヴァイア艦による外宇宙進出計画。
 
:来たる第2のゲドゥルト・フェノメーンに備えた、ヴァイア艦による外宇宙進出計画。
 
;ヴァイア艦
 
;ヴァイア艦
:ヴァイア計画の核となる存在。重力制御能力を持ち、ゲドゥルト最深部へも潜航可能な航宙可潜艦。名称の由来はヴァイアと呼ばれる宇宙生物を重力制御源としている事から。
+
:ヴァイア計画の核となる存在。重力制御能力を持ち、ゲドゥルト最深部へも潜航可能な航宙可潜艦。名称の由来は「ヴァイア」と呼ばれる宇宙生物を重力制御源としている事から。
 
:通常の艦船よりも遥かに長く深くゲドゥルトの海に潜ることが可能となっており、艦内も極めて高度な重力制御によって常に1Gの状態が保たれている。
 
:通常の艦船よりも遥かに長く深くゲドゥルトの海に潜ることが可能となっており、艦内も極めて高度な重力制御によって常に1Gの状態が保たれている。
:本来の用途は移民船であり、戦闘を目的として造られたものではないが搭載しているヴァイタル・ガーダーと重力制御機能を転用することで通常の戦闘用艦船とは比較にならない戦闘能力を発揮する。
+
:本来の用途は移民船であり、戦闘を目的として造られたものではないが、搭載しているヴァイタル・ガーダーと重力制御機能を転用することで通常の戦闘用艦船とは比較にならない戦闘能力を発揮する。
 
;[[ヴァイタル・ガーダー]]
 
;[[ヴァイタル・ガーダー]]
 
:ヴァイア艦と対を成す存在である機動兵器。艦の要であるヴァイアを核としているため、搭載は各艦に1機のみ。パイロットは搭乗せず艦内から遠隔操縦される。
 
:ヴァイア艦と対を成す存在である機動兵器。艦の要であるヴァイアを核としているため、搭載は各艦に1機のみ。パイロットは搭乗せず艦内から遠隔操縦される。
 
;スフィクス(S-fix)
 
;スフィクス(S-fix)
 
:ヴァイア艦の制御中枢を司る存在。ソリッド体の形状は艦によって異なる。スフィクスの死はヴァイア艦の機能停止に等しい。
 
:ヴァイア艦の制御中枢を司る存在。ソリッド体の形状は艦によって異なる。スフィクスの死はヴァイア艦の機能停止に等しい。
:乗組員らの精神とリンクして、効率的に艦全体のコントロールを行う機能を有しており、未熟なリーベ・デルタの訓練生らでも問題なく操艦や艦内機能の管理を可能としている。特に艦長として、認識された者とのリンクは極めて強く、命令が最優先で処理される為、ヴァイア艦の艦長となることは階級だけでなく、実際にヴァイア艦そのものを掌握するに等しいほどの権限を得ることと同義となる。
+
:乗組員らの精神とリンクして効率的に艦全体のコントロールを行う機能を有しており、未熟なリーベ・デルタの訓練生らでも問題なく操艦や艦内機能の管理を可能としている。特に艦長として認識された者とのリンクは極めて強く、命令が最優先で処理されるため、ヴァイア艦の艦長となることは階級だけでなく、実際にヴァイア艦そのものを掌握するに等しいほどの権限を得ることと同義となる。このため、歴代リヴァイアスの艦長の中には隔絶された艦内社会の権力者として君臨した者も居る。
:一方で精神リンクのフィードバックから引き起こされる「バックヤード」と呼ばれる弊害により、航行が長期に渡ると乗組員の精神に異常をきたさせてしまうという問題点も抱えている。
+
:一方で、精神リンクのフィードバックから引き起こされる「バックヤード」と呼ばれる弊害により、航行が長期に渡ると乗組員の精神に異常をきたさせてしまうという問題点も抱えている。
;太陽系惑星間同盟
 
:太陽系内の惑星圏同士の同盟で拠点は地球にある。土星圏と天王星圏は不参加。
 
:リヴァイアスはテロリストの汚名を着せられたために惑星間同盟からの助けを得られなくなり、ゆえに同盟に参加していない土星圏と天王星圏に助けを求めることになった。
 
;軌道保安庁
 
:太陽系惑星間同盟の機関 安全保証理事会に属する組織。太陽系内における海上保安庁や交通機動隊のような存在。[[コンラッド・ヴィスケス]]を初めとした本来のヴァイア艦関係者はこの軌道保安庁に所属。
 
;リーベ・デルタ
 
:航宙士養成所である宇宙ステーション。航宙課、作業課、フライトアテンダント課といった養成所としてだけでなく、ゲドゥルトの研究場所でもあり、さらにリーベ・デルタ内部にはバックヤード改善のためにリヴァイアスが隠されていた。
 
:コンラッド部隊がリヴァイアス破壊のために教官室にいる教官たちを毒ガスで殺害し、その場に居合わせなかったエリック・キャンベルを初めとした残りの教官たちもリベール発進のためにゲドゥルト内での作業で全員が殉職。リーベ・デルタは崩壊するもリベールは起動したリヴァイアスに助けられることになった。リヴァイアス事件から1年後には再建され、リヴァイアスの再発進場所にもなった。
 
;リベール
 
:リーベ・デルタの教習艇。教官以外ではツヴァイに操縦権がある。
 
:リーベ・デルタ崩壊時、脱出艇に使われることになり、パージのために教官たちが殉職した後、ツヴァイの指示の許、一般生徒たちも協力して作業にあたった。最終的にはリヴァイアスに助けられる。
 
;低反動ニードルガン
 
:針状のニードル弾を発射する銃。
 
:ブルーが工作員から奪取し、昴治やイクミに渡っていった。また、コンラッドが自決する際にも使用。
 
  
 
==楽曲==
 
==楽曲==
388行目: 356行目:
 
|}
 
|}
 
==余談==
 
==余談==
 +
 
*テレビシリーズ終了後、インターネット上にて番外編『無限のリヴァイアス いりゅ~じょん』が配信された。商業ベースのアニメ作品においてウェブアニメが制作された初のケースとされる。
 
*テレビシリーズ終了後、インターネット上にて番外編『無限のリヴァイアス いりゅ~じょん』が配信された。商業ベースのアニメ作品においてウェブアニメが制作された初のケースとされる。
 
*[[未参戦作品/一覧]]の項で述べられている通り、本作はその作中設定やシチュエーションの特殊性からスパロボ参戦が困難な作品の一つとされていた。
 
*[[未参戦作品/一覧]]の項で述べられている通り、本作はその作中設定やシチュエーションの特殊性からスパロボ参戦が困難な作品の一つとされていた。
393行目: 362行目:
 
**谷口氏はリヴァイアスの政権担当者によって精神コマンドの使い手が変わり、なぜか昴治は常に居ることを考えていた。
 
**谷口氏はリヴァイアスの政権担当者によって精神コマンドの使い手が変わり、なぜか昴治は常に居ることを考えていた。
 
*本作のシリーズ構成を務めた黒田洋介氏は「'''遂に俺も[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]を書かせてもらえることになったか'''と意気込んでいたが、勘違いであった」というエピソードがある。
 
*本作のシリーズ構成を務めた黒田洋介氏は「'''遂に俺も[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]を書かせてもらえることになったか'''と意気込んでいたが、勘違いであった」というエピソードがある。
**なお、黒田氏のガンダムへの参加は、[[機動戦士ガンダム00|この7年後]]に実現することとなる。
+
**なお、黒田氏のガンダムへの参加は、この[[機動戦士ガンダム00|7年後]]に実現することとなる。
 
*この番組の30分後に放送されていた『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス』(未参戦)において'''「夕方に小難しい話をしていられるか」'''とこの番組のことを揶揄するかのような台詞が出ているが、これは本来はシリアスな設定である原語版『ビーストウォーズメタルス』を日本語吹き替えにあたり子供たちに親しみやすいようにユーモラスな翻訳やアドリブを行った件についての発言であり、本作を指している訳ではない。
 
*この番組の30分後に放送されていた『超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズメタルス』(未参戦)において'''「夕方に小難しい話をしていられるか」'''とこの番組のことを揶揄するかのような台詞が出ているが、これは本来はシリアスな設定である原語版『ビーストウォーズメタルス』を日本語吹き替えにあたり子供たちに親しみやすいようにユーモラスな翻訳やアドリブを行った件についての発言であり、本作を指している訳ではない。
 
*当初の結末は「昴治はイクミに殺され、それが元で艦内では殺し合いが勃発し、事件後、生き残りの1人であるユイリィが艦内で起きた惨劇を説明する」というバッドエンドになる予定だった。
 
*当初の結末は「昴治はイクミに殺され、それが元で艦内では殺し合いが勃発し、事件後、生き残りの1人であるユイリィが艦内で起きた惨劇を説明する」というバッドエンドになる予定だった。

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)