「新条アカネ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| 読み = しんじょう アカネ | | 読み = しんじょう アカネ | ||
− | | 外国語表記 = | + | | 外国語表記 = |
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|SSSS.GRIDMAN}} | ||
| 声優 = {{声優|上田麗奈|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|上田麗奈|SRW=Y}} | ||
− | |||
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}} | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|坂本勝}} | ||
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}} | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人 |
| 性別 = [[性別::女]] | | 性別 = [[性別::女]] | ||
| 生年月日 = 2003年1月2日 | | 生年月日 = 2003年1月2日 | ||
| 星座 = やぎ座 | | 星座 = やぎ座 | ||
| 年齢 = [[年齢::15]]歳 | | 年齢 = [[年齢::15]]歳 | ||
− | | 身長 = | + | | 身長 = 149cm |
| 血液型 = A型 | | 血液型 = A型 | ||
− | | 所属 = | + | | 所属 = ツツジ台高校 |
| 趣味 = ひみつ | | 趣味 = ひみつ | ||
}} | }} | ||
'''新条アカネ'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』のヒロインの一人。 | '''新条アカネ'''は『[[SSSS.GRIDMAN]]』のヒロインの一人。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[響裕太]] | + | [[響裕太]]のクラスメイトである少女。 |
− | [[宝多六花]] | + | [[宝多六花]]の親友で、クラスでも人気の有名女子。[[内海将]]からは好意を抱かれている。人型ロボットなどよりも大の怪獣好きで、家では自身の手でウルトラシリーズの怪獣のフィギュアを何体も創り出し、飾るほどのオタク<ref>事実、現実では商品化されていないマイナー寄りのウルトラ怪獣を自作している。</ref>。反面、私生活はずぼらな所があり、部屋の中には大量のゴミ袋が転がっている他、愛用の眼鏡や[[スマートフォン|スマホ]]にはヒビが入っている。 |
実は本作の舞台となる[[ツツジ台]]において、協力者である[[アレクシス・ケリヴ]]の手で[[怪獣]]を実体化させ、街を破壊している張本人。学校生活では皆から慕われ、明るく振る舞っているものの、怒りを覚えた人間には殺意を向け、怪獣の攻撃で殺す事をなんとも思っておらず、あまつさえ死んだ事を喜ぶ狂気を併せ持つ。 | 実は本作の舞台となる[[ツツジ台]]において、協力者である[[アレクシス・ケリヴ]]の手で[[怪獣]]を実体化させ、街を破壊している張本人。学校生活では皆から慕われ、明るく振る舞っているものの、怒りを覚えた人間には殺意を向け、怪獣の攻撃で殺す事をなんとも思っておらず、あまつさえ死んだ事を喜ぶ狂気を併せ持つ。 | ||
− | + | ツツジ台はアカネによってコンピューターワールド内に作られた箱庭の仮想世界であり、そこに住む住人は全て電子生命体「レプリコンポイド」である。そのため、アカネはツツジ台とそこに住む人々にとっての創造主…つまり[[神]]というべき存在である。怪獣を暴れさせるのも、ゲーム感覚で自分の都合の悪いものを消して、自分に都合のいいものへと作り替える事が目的だった(ただしアカネ自身は'''「住人達が電子生命体である」ことを知らない'''<ref>そもそもツツジ台を構築した「始まりの怪獣」自体アレクシスが与えたものであり、「レプリコンポイド」自体も『電光超人』で登場した用語、つまりグリッドマンの関係者でなければ知らない事項のため、アレクシスが故意に教えなかった可能性が高い。</ref>)。 | |
だが、[[グリッドマン]]の登場でそれまでの日々が変化し、グリッドマンを倒すべく新たな怪獣を製作し、またその正体を探るべく行動していく。それでも完成した怪獣達が勝利を得ることは出来ず、うまくいかない現状に不満と焦りを募らせ、「箱庭の夢ですら思い通りにならない」事実を前に焦燥。ついにはグリッドマンの正体と見做していた[[響裕太|裕太]]をフィギュア製作用のカッターナイフで刺すという事件を起こす。これが元で茫然自失の状態となり、ついに怪獣を生み出せなくなった事でアレクシスに見限られ、自身を怪獣「[[ゼッガー]]」へと変えられてしまう。 | だが、[[グリッドマン]]の登場でそれまでの日々が変化し、グリッドマンを倒すべく新たな怪獣を製作し、またその正体を探るべく行動していく。それでも完成した怪獣達が勝利を得ることは出来ず、うまくいかない現状に不満と焦りを募らせ、「箱庭の夢ですら思い通りにならない」事実を前に焦燥。ついにはグリッドマンの正体と見做していた[[響裕太|裕太]]をフィギュア製作用のカッターナイフで刺すという事件を起こす。これが元で茫然自失の状態となり、ついに怪獣を生み出せなくなった事でアレクシスに見限られ、自身を怪獣「[[ゼッガー]]」へと変えられてしまう。 | ||
− | その後、一度は[[グリッドナイト]]の活躍で救出されるも、今度はアレクシスに取り込まれ、それまでの行いに対する後悔から自分の殻に閉じこもるが、[[覚醒]] | + | その後、一度は[[グリッドナイト]]の活躍で救出されるも、今度はアレクシスに取り込まれ、それまでの行いに対する後悔から自分の殻に閉じこもるが、[[覚醒]]したグリッドマンのグリッドフィクサービームで心を修復され、六花、内海からの呼びかけで自ら心の扉を開く。そして最後は六花に見送られ、自分が本来いるべき世界へと帰っていった。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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:グリッドマン同盟が自軍に参加してツツジ台から出ていくことを知ると、アレクシスに唆される形でグリッドマン同盟を追ってツツジ台から出奔。自軍の行く先々で暗躍することとなる。移動用の怪獣でも創造したのか地球上なら自軍部隊の行く先々に姿を現し、被造物は創造主の思うままであるべきという自身の考えから、主に[[勇者警察ジェイデッカー|ジェイデッカー]]の超AI達に関与していく。 | :グリッドマン同盟が自軍に参加してツツジ台から出ていくことを知ると、アレクシスに唆される形でグリッドマン同盟を追ってツツジ台から出奔。自軍の行く先々で暗躍することとなる。移動用の怪獣でも創造したのか地球上なら自軍部隊の行く先々に姿を現し、被造物は創造主の思うままであるべきという自身の考えから、主に[[勇者警察ジェイデッカー|ジェイデッカー]]の超AI達に関与していく。 | ||
:終盤のキーミッション「覚醒」もしくは「創造」クリア時に原作通り元いた世界へ戻るが、条件を満たすと六花に呼び止められ、サポーターとして加入する。基本的にはゼッガーとアレクシスを共にグリッドマンかグリッドナイトで倒せばいい。中断メッセージではヒントも用意されている。 | :終盤のキーミッション「覚醒」もしくは「創造」クリア時に原作通り元いた世界へ戻るが、条件を満たすと六花に呼び止められ、サポーターとして加入する。基本的にはゼッガーとアレクシスを共にグリッドマンかグリッドナイトで倒せばいい。中断メッセージではヒントも用意されている。 | ||
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== ステータス == | == ステータス == | ||
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=== グリッドマン同盟 === | === グリッドマン同盟 === | ||
;[[宝多六花]] | ;[[宝多六花]] | ||
− | : | + | :クラスメイト。仲が良い親友。 |
;[[響裕太]] | ;[[響裕太]] | ||
− | : | + | :クラスメイト。彼の素性を怪しむ。 |
;[[内海将]] | ;[[内海将]] | ||
− | : | + | :クラスメイト。裕太の情報を得ようと彼に接近する。 |
;[[グリッドマン]] | ;[[グリッドマン]] | ||
:邪魔者として排除を企む。 | :邪魔者として排除を企む。 | ||
− | === | + | === 新世紀中学生 === |
;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]] | ;[[サムライ・キャリバー]]、[[マックス]]、[[ボラー (SSSS.GRIDMAN)|ボラー]]、[[ヴィット]] | ||
:アシストウェポンに変身する四人組。グリッドマンを援護する彼らを鬱陶しく感じる。 | :アシストウェポンに変身する四人組。グリッドマンを援護する彼らを鬱陶しく感じる。 | ||
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:『30』にて、「機械は人間のいう事を聞けばいい」と唆すが、こちらは直後に裕太が駆けつけたため空振りに終わった。 | :『30』にて、「機械は人間のいう事を聞けばいい」と唆すが、こちらは直後に裕太が駆けつけたため空振りに終わった。 | ||
;[[エルネスティ・エチェバルリア]] | ;[[エルネスティ・エチェバルリア]] | ||
− | : | + | :『30』における「現実のアカネ」は前世の彼=倉田翼と同じ世界の人間である。アカネは気付かなかったがショップに通ううちに顔を憶えられていたらしく、初顔合わせの際に見覚えがあると発言していた。他、アカネの怪獣好きに対してもある程度の理解を示している。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
;「響君、武士は食わねど高笑いーってやつ?」 | ;「響君、武士は食わねど高笑いーってやつ?」 | ||
:第1回より。弁当を忘れた裕太にスペシャルドッグを奢る。だが、直後に問川のバレーボールが当たり、スペシャルドッグは悲惨な事になってしまう。 | :第1回より。弁当を忘れた裕太にスペシャルドッグを奢る。だが、直後に問川のバレーボールが当たり、スペシャルドッグは悲惨な事になってしまう。 | ||
− | : | + | :ちなみに正しい諺は「武士は食わねど高楊枝」。元ネタは『電光超人グリッドマン』の登場人物、馬場一平が第5話で発した台詞。一平がなぜかバルタン星人の物真似をしていたところまで再現している。 |
− | : | + | :『30』では「武士は〜」からの部分が[[キャラクター事典]]のボイスに収録されている。また、[[中断メッセージ]]でも発言する。 |
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− | |||
;「お客様のこと、グリッドマンって言うらしいよ」<br />アレクシス「ほう、グリッドマン……」<br />「うん、しかも記憶が消えてなかった子が3人いるっぽい」<br />アレクシス「ほう、興味深いねえ」<br />「でしょ?」 | ;「お客様のこと、グリッドマンって言うらしいよ」<br />アレクシス「ほう、グリッドマン……」<br />「うん、しかも記憶が消えてなかった子が3人いるっぽい」<br />アレクシス「ほう、興味深いねえ」<br />「でしょ?」 | ||
− | : | + | :第2回より。裕太や将の会話から、彼らの記憶が消えていないとアレクシスへ報告する。 |
;「よっしよしっ、死んだー! ハハハハッ!」 | ;「よっしよしっ、死んだー! ハハハハッ!」 | ||
:同上。問川たちバレー部員の死亡を確認した後にはしゃぎ出す。 | :同上。問川たちバレー部員の死亡を確認した後にはしゃぎ出す。 | ||
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:同上。完成した[[デバダダン]]で担任教師の抹殺を狙う。 | :同上。完成した[[デバダダン]]で担任教師の抹殺を狙う。 | ||
;「がんばってね、期待してるぞ? アンチ君」 | ;「がんばってね、期待してるぞ? アンチ君」 | ||
− | : | + | :第3回より。新たに製作・誕生したアンチに弁当を手渡す。 |
;「やった…やっと勝った…やったあああああ!! ハハッ、アハハハハッ…ハハハッ、アハハッ…!」 | ;「やった…やっと勝った…やったあああああ!! ハハッ、アハハハハッ…ハハハッ、アハハッ…!」 | ||
− | : | + | :同上。グリッドマンに勝利したアンチに乗り勝利の余韻に浸る。 |
;「昨日、内海っていうクラスの男子がさ~、怪獣の正体は人間じゃないかって言ってたんだけどさ。ほんと的外れもいいとこでさ」<br />「怪獣に正体なんてある訳ないのにね~、怪獣は怪獣なんだし?」 | ;「昨日、内海っていうクラスの男子がさ~、怪獣の正体は人間じゃないかって言ってたんだけどさ。ほんと的外れもいいとこでさ」<br />「怪獣に正体なんてある訳ないのにね~、怪獣は怪獣なんだし?」 | ||
:同上。レストランでアンチに食事を奢りながら、内海の発言を馬鹿にする。 | :同上。レストランでアンチに食事を奢りながら、内海の発言を馬鹿にする。 | ||
127行目: | 123行目: | ||
;「…最悪」 | ;「…最悪」 | ||
:同上。六花との会話もままならず、うざ絡みする「Arcadia」の面々に殺意を抱く。ちなみにアカネのストレスを表すかのようにエレベーターのボタンを連打していた。 | :同上。六花との会話もままならず、うざ絡みする「Arcadia」の面々に殺意を抱く。ちなみにアカネのストレスを表すかのようにエレベーターのボタンを連打していた。 | ||
− | ; | + | ;「君が変身してるんでしょ?」 |
− | : | + | :第5回より。川辺で休憩中の裕太と会話し、彼の記憶が無いことを確認して一石を投じる。裕太もまた、生返事でそれに答えてしまう。 |
;「怪獣出してからずいぶん経つんだけどー。どうしてグリッドマン出てこないのー?」 | ;「怪獣出してからずいぶん経つんだけどー。どうしてグリッドマン出てこないのー?」 | ||
− | : | + | :同上。ゴーヤベック出現から未だにグリッドマンが登場しないことに不思議がる。 |
;「これ、響裕太君! この子探して殺して来て♪」 | ;「これ、響裕太君! この子探して殺して来て♪」 | ||
:第6回より。アンチにスマホの画像を見せ、生身の裕太を殺してこいと命令するが、直後に「グリッドマンとしか戦わない」と断られる。 | :第6回より。アンチにスマホの画像を見せ、生身の裕太を殺してこいと命令するが、直後に「グリッドマンとしか戦わない」と断られる。 | ||
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:第7回。校内にいたアンチからグリッドマンが現れれば自分の意思で怪獣に戻れると聞いて。 | :第7回。校内にいたアンチからグリッドマンが現れれば自分の意思で怪獣に戻れると聞いて。 | ||
;「あれ?知ってたんだ?話が早いじゃん」 | ;「あれ?知ってたんだ?話が早いじゃん」 | ||
− | : | + | :同話より。裕太の家で彼を待ち受け、裕太がアカネが神様だと知っていたと述べた際の返答。 |
;「ここの家の子、私の怪獣にお願いして、消してもらったよ?」 | ;「ここの家の子、私の怪獣にお願いして、消してもらったよ?」 | ||
− | : | + | :同話より。問川さきるの父親のラーメン屋で、裕太に彼女達を殺した理由を明かす。 |
;「この怪獣を学園祭当日、この学校で暴れさせるから♪」<br />裕太「いや、それは駄目でしょ!」<br />「だからさ、止めてみてよ?私を」 | ;「この怪獣を学園祭当日、この学校で暴れさせるから♪」<br />裕太「いや、それは駄目でしょ!」<br />「だからさ、止めてみてよ?私を」 | ||
:第8回。裕太と六花、内海を呼び出し、メカグールギラスを見せて宣戦布告する。 | :第8回。裕太と六花、内海を呼び出し、メカグールギラスを見せて宣戦布告する。 | ||
;「やっぱ六花はいいよ。他の子とはちょっと違う。私の近くにいるべき人」<br />六花「私は…!」<br />「神様と仲良くするのは嫌?」<br />「私が何をしても六花は私のことを嫌いになれないよ」<br />「私が六花をそう設定したんだから」 | ;「やっぱ六花はいいよ。他の子とはちょっと違う。私の近くにいるべき人」<br />六花「私は…!」<br />「神様と仲良くするのは嫌?」<br />「私が何をしても六花は私のことを嫌いになれないよ」<br />「私が六花をそう設定したんだから」 | ||
− | : | + | :同話より。バスでの帰宅中に六花から詰問され、彼女を抱きしめつつ揺さぶりを掛ける。 |
;「私達、付き合ってるんですけど」 | ;「私達、付き合ってるんですけど」 | ||
− | : | + | :第9回。夢の世界の中で裕太にどういう関係かと聞かれ、恋人同士だと教える。 |
;「それが本来の形だから」<br />「私を好きになるために創られたんだから」 | ;「それが本来の形だから」<br />「私を好きになるために創られたんだから」 | ||
− | : | + | :同話より。バジャックによる夢の中の世界で過ごす裕太達に向けての独り言。 |
;「夢でも届かないの…?」 | ;「夢でも届かないの…?」 | ||
− | : | + | :同話より。裕太、六花、内海の三人共がこれは夢だと気付き、アカネの元から去ってしまう。 |
;「なんで怪獣を創らなきゃいけないんだっけ」 | ;「なんで怪獣を創らなきゃいけないんだっけ」 | ||
:第10回。早く怪獣を創れと催促するアレクシスに対し。 | :第10回。早く怪獣を創れと催促するアレクシスに対し。 | ||
;「また負けた。やっぱり怪獣は負けるために生まれて死ぬのかな」 | ;「また負けた。やっぱり怪獣は負けるために生まれて死ぬのかな」 | ||
− | : | + | :同話より。倒されたナナシAを見てやさぐれ、敗北感に打ちひしがれる。 |
;「私の街が、みんな死んじゃった」 | ;「私の街が、みんな死んじゃった」 | ||
− | + | :同話より。霧の怪獣達が(ナナシBの手で)皆殺されてしまったと悟って。 | |
;「響君がグリッドマンだと思ってたけど、ちょっと違ってたんだね」<br />「これでグリッドマンに変身してたんだ」<br />「分かるわけないじゃん。こんな中古のパソコンが必要だなんて」 | ;「響君がグリッドマンだと思ってたけど、ちょっと違ってたんだね」<br />「これでグリッドマンに変身してたんだ」<br />「分かるわけないじゃん。こんな中古のパソコンが必要だなんて」 | ||
− | : | + | :同話より。ついにグリッドマン出現の謎に気付き、店内に入ってきたアカネだが…。 |
;「私、刺しちゃった…」 | ;「私、刺しちゃった…」 | ||
:第11回。手にしたカッターナイフで裕太を刺してしまうのだった…。 | :第11回。手にしたカッターナイフで裕太を刺してしまうのだった…。 | ||
;「…生きてたんだ。私、ちゃんと刺したのに」 | ;「…生きてたんだ。私、ちゃんと刺したのに」 | ||
− | : | + | :同話より。空を飛ぶフルパワーグリッドマンを見て、裕太の復帰を知る。 |
;「私のこと馬鹿な神様だと思ってるんでしょ?」 | ;「私のこと馬鹿な神様だと思ってるんでしょ?」 | ||
− | : | + | :同話より。自分に会いに来た六花と口論するが、この後にアカネに待ち受けていた運命は…。 |
;「なんで君なんかに…ほんとに君は、失敗作だね」<br />アンチ「ああ、俺はお前が創った失敗作だ」 | ;「なんで君なんかに…ほんとに君は、失敗作だね」<br />アンチ「ああ、俺はお前が創った失敗作だ」 | ||
:最終回。ゼッガーの中からアンチに助け出された際に。 | :最終回。ゼッガーの中からアンチに助け出された際に。 | ||
;「ここは私が創った世界だから、この世界に私はいちゃいけないんだ」<br />「自分の意思で帰らなきゃいけないんだ」<br />「私の…場所に!」 | ;「ここは私が創った世界だから、この世界に私はいちゃいけないんだ」<br />「自分の意思で帰らなきゃいけないんだ」<br />「私の…場所に!」 | ||
− | : | + | :同話より。裕太や六花、内海達の励ましを受け、元の世界への帰還ことを決意する。 |
;「私はここで、取り返しのつかないことばかりをした」<br />六花「…知ってる」<br />「私は、卑怯者なんだ」<br />六花「…知ってる」<br />「私は臆病で、ずるくて、弱虫で…」<br />六花「知ってる。アカネのことなら私は知ってるから」 | ;「私はここで、取り返しのつかないことばかりをした」<br />六花「…知ってる」<br />「私は、卑怯者なんだ」<br />六花「…知ってる」<br />「私は臆病で、ずるくて、弱虫で…」<br />六花「知ってる。アカネのことなら私は知ってるから」 | ||
− | : | + | :同話より。アレクシス撃破後、六花に対して涙ながらに謝罪する。 |
− | |||
− | |||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
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:なお、この台詞の出た第6回は総集編回ではないものの'''グリッドマンの登場しない回'''である(一応[[怪獣少女アノシラス (2代目)|怪獣]]は登場している)。 | :なお、この台詞の出た第6回は総集編回ではないものの'''グリッドマンの登場しない回'''である(一応[[怪獣少女アノシラス (2代目)|怪獣]]は登場している)。 | ||
;「…なんなの……もうただのロボットじゃん!そんなんに私の怪獣は負けないから!」 | ;「…なんなの……もうただのロボットじゃん!そんなんに私の怪獣は負けないから!」 | ||
− | : | + | :第8回より。フルパワーグリッドマンが合体した際のシーンで怒るアカネの台詞。グリッドマンは変身ヒーローの部類に入るが原典の特撮版及びアニメ版ではメカと合体して強化する勇者シリーズのような強化であり、グリッドマンの「ロボではないがロボっぽい」という特徴を表したツッコミの台詞であり放送当時も話題にされていたが、'''当作品が本当にスパロボに参戦してしまった'''為『30』へのグリッドマン参戦時にネタにされることになった。 |
− | :なおこのセリフからスパロボ参戦の影響もあり「'''アカネはロボットが嫌い'''」と言われるようになり、「[[エルネスティ・エチェバルリア|同じ参戦作品でロボット好きの主人公]]と対立する」などネタにされるようになったが、劇中ではアカネはロボット怪獣やウルトラシリーズの防衛隊メカを嫌うそぶりは見せておらず寧ろメカグールギラスや''' | + | :なおこのセリフからスパロボ参戦の影響もあり「'''アカネはロボットが嫌い'''」と言われるようになり、「[[エルネスティ・エチェバルリア|同じ参戦作品でロボット好きの主人公]]と対立する」などネタにされるようになったが、劇中ではアカネはロボット怪獣やウルトラシリーズの防衛隊メカを嫌うそぶりは見せておらず寧ろメカグールギラスや'''80に登場した怪獣ではない機械の敵のロボフォーを制作'''など理解を示している。どちらかというとウルトラシリーズのファンの彼女にとって'''巨大特撮の変身ヒーローのようなグリッドマンが勇者シリーズのようなロボットの合体をして、自分の怪獣を倒されることが理解できない'''<ref>ウルトラシリーズにおいて敵味方共々操縦するロボットは幾つかあるが勇者シリーズのような合体するロボットは現時点で登場していない。</ref>という彼女のオタクらしさが表れた台詞と言える。 |
− | |||
;「うふふっ、コスプレだよ~」<br />六花「コスプレ~?」<br/ >「こんな燃えてる人いたら怖いよ」<br />六花「ああ、だよねだよね」 | ;「うふふっ、コスプレだよ~」<br />六花「コスプレ~?」<br/ >「こんな燃えてる人いたら怖いよ」<br />六花「ああ、だよねだよね」 | ||
:第9回。夢の中の世界でアレクシスの姿に驚く六花にコスプレだとごまかす。 | :第9回。夢の中の世界でアレクシスの姿に驚く六花にコスプレだとごまかす。 | ||
195行目: | 188行目: | ||
:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』キーミッション「覚・醒」クリア後のシナリオデモにおいて、アレクシスから「世界を侵食する者を逆に侵食すればいい」と言われた事に対する返し。 | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』キーミッション「覚・醒」クリア後のシナリオデモにおいて、アレクシスから「世界を侵食する者を逆に侵食すればいい」と言われた事に対する返し。 | ||
;「やっと会えた!」<br/>進次郎「え…? 俺の…事?」<br/>「そうに決まってるじゃない! まずは握手とサイン! サインには『アカネちゃんへ』って書いてね」 | ;「やっと会えた!」<br/>進次郎「え…? 俺の…事?」<br/>「そうに決まってるじゃない! まずは握手とサイン! サインには『アカネちゃんへ』って書いてね」 | ||
− | :サイドミッション「憂・鬱」のシナリオデモにおいて、ツツジ台を一人で行動している[[早田進次郎|進次郎]] | + | :サイドミッション「憂・鬱」のシナリオデモにおいて、ツツジ台を一人で行動している[[早田進次郎|進次郎]]の前に現れて。彼女が好きなのは怪獣・宇宙人だが、ウルトラマンが嫌いというわけではなく、ウルトラマンに変身する人間に会えてとても嬉しそうである。 |
;「ドライクロイツの皆さん!」<br/>「あたし、新条アカネは、この場を借りて皆さんに宣戦布告しま~す!」<br/>「今までは気の向いた時にちょっかいかけてきたけど、これからは本気出しますんで、よろしくで~す!」 | ;「ドライクロイツの皆さん!」<br/>「あたし、新条アカネは、この場を借りて皆さんに宣戦布告しま~す!」<br/>「今までは気の向いた時にちょっかいかけてきたけど、これからは本気出しますんで、よろしくで~す!」 | ||
:サイドミッション「母の目覚め」のシナリオデモにおいて、ドライストレーガー内に突如現れ、自軍部隊に対して行った宣戦布告。 | :サイドミッション「母の目覚め」のシナリオデモにおいて、ドライストレーガー内に突如現れ、自軍部隊に対して行った宣戦布告。 | ||
216行目: | 209行目: | ||
*最終話で1カットだけ登場した「現実の新条アカネ(演:新田湖子)」は特にVR機器などを所有していなかったが、これは『電光超人』の続編であり世界観が同じためである<ref>コンピューターワールドへの突入はVRなどによる「意識だけの侵入」ではなく、人間が物理的にデータ化して飛び込む形である。当時グリッドマンと共に戦った翔直人も同様に、データ化してグリッドマンと融合した上でコンピューターワールドに入り戦っていた。</ref>。 | *最終話で1カットだけ登場した「現実の新条アカネ(演:新田湖子)」は特にVR機器などを所有していなかったが、これは『電光超人』の続編であり世界観が同じためである<ref>コンピューターワールドへの突入はVRなどによる「意識だけの侵入」ではなく、人間が物理的にデータ化して飛び込む形である。当時グリッドマンと共に戦った翔直人も同様に、データ化してグリッドマンと融合した上でコンピューターワールドに入り戦っていた。</ref>。 | ||
**OP曲「UNION」のMV(ドラマパート)は上記カットからの後日談の位置付けにもなっている。 | **OP曲「UNION」のMV(ドラマパート)は上記カットからの後日談の位置付けにもなっている。 | ||
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*その狂気的な性格に加えて、怪獣を主役とする思考やウルトラシリーズファンという設定から、円谷ファン内ではアニメ特撮含む円谷作品の悪役ヒロインとして人気が高い。 | *その狂気的な性格に加えて、怪獣を主役とする思考やウルトラシリーズファンという設定から、円谷ファン内ではアニメ特撮含む円谷作品の悪役ヒロインとして人気が高い。 | ||
**一方で視聴者からは怪獣を生み出す存在として怪獣に対して容赦ない戦いを繰り広げることで知られる円谷ヒーローのレッドマンと関連させられてしまうネタも少なくない。 | **一方で視聴者からは怪獣を生み出す存在として怪獣に対して容赦ない戦いを繰り広げることで知られる円谷ヒーローのレッドマンと関連させられてしまうネタも少なくない。 | ||
222行目: | 214行目: | ||
*『電光超人グリッドマン』に登場した藤堂武史のポジションを受け継いだキャラクターであり、武史もアカネ同様些細な事に腹を立て、怪獣を送り込んで事件を引き起こしている。 | *『電光超人グリッドマン』に登場した藤堂武史のポジションを受け継いだキャラクターであり、武史もアカネ同様些細な事に腹を立て、怪獣を送り込んで事件を引き起こしている。 | ||
**ただし、アカネの怪獣は模型だったのに対してこちらはコンピューター上でデザインした怪獣を電脳世界に送り込んでいる。また、武史は孤独な境遇で屈折した性格の少年だが、明確に死者が出かねない作戦には躊躇する等、アカネとは対照的な点も見られている。「思い詰めた結果誰かを刺してしまう」というイベントは武史の方にもあり、この時彼が使ったカッターナイフとよく似たものが本作のOPにも映っていた事から、早期から様々な予想がなされていた。 | **ただし、アカネの怪獣は模型だったのに対してこちらはコンピューター上でデザインした怪獣を電脳世界に送り込んでいる。また、武史は孤独な境遇で屈折した性格の少年だが、明確に死者が出かねない作戦には躊躇する等、アカネとは対照的な点も見られている。「思い詰めた結果誰かを刺してしまう」というイベントは武史の方にもあり、この時彼が使ったカッターナイフとよく似たものが本作のOPにも映っていた事から、早期から様々な予想がなされていた。 | ||
+ | *デザインモチーフはトランスフォーマーシリーズの公式創作作品『トランスフォーマー シャッタード・グラス』(Transformers Shattered Glass)のオートボット司令官オプティマスプライム(コンボイ)と言われている。 | ||
+ | **同作は善悪逆転もののためオプティマスも悪役だが、『SSSS.GRIDMAN』最終回で六花からアカネに贈られたパスケースには(本来の正義側である)オートボット司令官の象徴であるマトリクスのような飾りがついており、アカネの変化を示しているとも受け取れる。 | ||
*劇中において『ふたば☆ちゃんねる』と思わしき画像掲示板を閲覧している場面があり、少し話題を呼んだ。 | *劇中において『ふたば☆ちゃんねる』と思わしき画像掲示板を閲覧している場面があり、少し話題を呼んだ。 | ||
*裕太をカッターナイフで刺すシーンから、同時期に放送していたアニメ「あかねさす少女」にかけて、「アカネ刺す少女」という言葉が生まれた。 | *裕太をカッターナイフで刺すシーンから、同時期に放送していたアニメ「あかねさす少女」にかけて、「アカネ刺す少女」という言葉が生まれた。 | ||
− | *アニメ『私に天使が舞い降りた! | + | *アニメ『私に天使が舞い降りた!』(以下『わたてん』と表記)で上田麗奈氏が演じた星野みやことは容姿や性格などの共通点が多くあり、『わたてん』の放送が『SSSS.GRIDMAN』の次のクールの放送だったことや、『わたてん』のみやこ以外のキャラにも共通点を見いだされたこともあって「私に巨人が舞い降りた!」とネタにされた。 |
*漫画版『[[ナイツ&マジック]]』を手掛けた加藤拓弐氏は、自身のTwitter上にて'''『[[30]]』の参戦作品に登場する悪役達に囲まれたアカネのイラスト「[https://twitter.com/isiyumi/status/1414865146946539520?s=20 ご列席]」を投稿している'''。 | *漫画版『[[ナイツ&マジック]]』を手掛けた加藤拓弐氏は、自身のTwitter上にて'''『[[30]]』の参戦作品に登場する悪役達に囲まれたアカネのイラスト「[https://twitter.com/isiyumi/status/1414865146946539520?s=20 ご列席]」を投稿している'''。 | ||
**描かれている悪役の中で[[コーウェン]]と[[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]は『30』本編には登場しなかったが、DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて[[コーウェン&スティンガー|合体形態]]と対面した。 | **描かれている悪役の中で[[コーウェン]]と[[スティンガー (ゲッターロボ)|スティンガー]]は『30』本編には登場しなかったが、DLC「[[ダウンロードコンテンツ/30|エキスパンションパック]]」にて[[コーウェン&スティンガー|合体形態]]と対面した。 | ||
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**スパロボのシステム上、生み出した大量の怪獣もプレイヤー側に倒されることになるので精神面の心配をされることもあった。そのためか他の外部出演の際には「'''スパロボから逃げてきた'''」と言われたことも。 | **スパロボのシステム上、生み出した大量の怪獣もプレイヤー側に倒されることになるので精神面の心配をされることもあった。そのためか他の外部出演の際には「'''スパロボから逃げてきた'''」と言われたことも。 | ||
*『30』においては[[ゾルタン・アッカネン|ゾルタン・"ア"ッ"カネ"ン]]や[[新庄健|"新庄"健]]など姓名と重なる部分を持つ敵キャラクターと共演したため、ファンからネタにされた。 | *『30』においては[[ゾルタン・アッカネン|ゾルタン・"ア"ッ"カネ"ン]]や[[新庄健|"新庄"健]]など姓名と重なる部分を持つ敵キャラクターと共演したため、ファンからネタにされた。 | ||
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