「宇宙戦艦ヤマト2199」を編集中
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 1974年に放送され、アニメブームを起こしたSF作品『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作品。おおまかなプロットは旧作と同じだが、違和感のある描写が修正され、新たな設定や旧作にはない展開が加えられている。また、女性キャラクターが多く追加されている。2012年から劇場アニメとして先行公開し、1年後にテレビ放送するという形を取っている。 | |
− | 2017年2月からは『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』と『宇宙戦艦ヤマト2』のリメイクであり続編の『宇宙戦艦ヤマト2202 | + | 2017年2月からは『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』と『宇宙戦艦ヤマト2』のリメイクであり続編の『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』が公開。こちらもテレビ放送されており、2019月1日には『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』をリメイクした続編『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』が2020年秋に上映されることが決定している。 |
=== スーパーロボット大戦への参戦の経緯 === | === スーパーロボット大戦への参戦の経緯 === | ||
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;次元潜航艦UX-01 | ;次元潜航艦UX-01 | ||
:ガミラス軍の潜宙艦。 | :ガミラス軍の潜宙艦。 | ||
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;[[メランカ]] | ;[[メランカ]] | ||
:ポルメリア級の艦載機。 | :ポルメリア級の艦載機。 | ||
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=== 天体 === | === 天体 === | ||
;[[大ガミラス帝星]] | ;[[大ガミラス帝星]] | ||
− | : | + | : |
;[[イスカンダル]] | ;[[イスカンダル]] | ||
− | : | + | : |
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;タランチュラ星雲(七色星団) | ;タランチュラ星雲(七色星団) | ||
:大マゼラン銀河の先端に位置する星雲。濃密な星間物質やイオン嵐が吹きすさぶ宙域で、七つの縮退星で構成される「七色星団」という難所を持つ。ドメル幕僚団との決戦の地となった<ref>実在する星雲で、全天でもっとも大型の星雲。地球からは南半球でないと観測出来ない。複数の散開星団を有するが、中でも観測された恒星で最も質量が重いR136a1(太陽の200倍以上!)を有するR136星団や、40個余りの超新星残骸を持つホッジ301星団が有名。</ref>。 | :大マゼラン銀河の先端に位置する星雲。濃密な星間物質やイオン嵐が吹きすさぶ宙域で、七つの縮退星で構成される「七色星団」という難所を持つ。ドメル幕僚団との決戦の地となった<ref>実在する星雲で、全天でもっとも大型の星雲。地球からは南半球でないと観測出来ない。複数の散開星団を有するが、中でも観測された恒星で最も質量が重いR136a1(太陽の200倍以上!)を有するR136星団や、40個余りの超新星残骸を持つホッジ301星団が有名。</ref>。 | ||
304行目: | 298行目: | ||
=== 組織・計画 === | === 組織・計画 === | ||
;ガトランティス | ;ガトランティス | ||
− | : | + | :ズォーダー大帝を頂点とした戦闘民族国家。一部の遠征軍がガミラスと辺境で小競り合いをしていたが、ドメル艦隊に一蹴される。ガミラス側には「身の程を弁えていない辺境の蛮族」程度にしか思われていなかったが、その実態は蛮勇で宇宙にその名を轟かせる非常に強大な軍事帝国である。本編中ではガミラス側でのみ名前が多少言及され、捕えられたガトランティス人が一部で登場したのみであったが、彼らの真の恐ろしさはイスカンダルからの帰路を描いた劇場版『星巡る方舟』や続編『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』で明らかになる。 |
;ヤマト計画 | ;ヤマト計画 | ||
:地球を救うため、「コスモリバースシステム」を受け取りにイスカンダルへヤマトが向かう計画。 | :地球を救うため、「コスモリバースシステム」を受け取りにイスカンダルへヤマトが向かう計画。 | ||
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;反射衛星砲 | ;反射衛星砲 | ||
:ガミラスが冥王星前線基地に設置した遊星爆弾の発射装置。冥王星周辺のデブリに紛れ込ませた多数の反射衛星を経由することで任意の場所に正確に照射出来る。これを使って遊星爆弾に火を点け、地球へ落下する軌道に乗せていた。メ2号作戦ではヤマトを撃沈するために武器として用いられた。 | :ガミラスが冥王星前線基地に設置した遊星爆弾の発射装置。冥王星周辺のデブリに紛れ込ませた多数の反射衛星を経由することで任意の場所に正確に照射出来る。これを使って遊星爆弾に火を点け、地球へ落下する軌道に乗せていた。メ2号作戦ではヤマトを撃沈するために武器として用いられた。 | ||
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;[[コスモリバースシステム]] | ;[[コスモリバースシステム]] | ||
: | : | ||
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;遊星爆弾症候群 | ;遊星爆弾症候群 | ||
:遊星爆弾に内包された胞子が人体に感染して引き起こされる病。 | :遊星爆弾に内包された胞子が人体に感染して引き起こされる病。 | ||
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== 楽曲 == | == 楽曲 == | ||
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::作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 宮川泰 / 編曲 - 宮川彬良 / 歌・先行上映版 - ささきいさお / バックコーラス - 東京混声合唱団、Yucca / 歌・TV放送版 - Project Yamato 2199 | ::作詞 - 阿久悠 / 作曲 - 宮川泰 / 編曲 - 宮川彬良 / 歌・先行上映版 - ささきいさお / バックコーラス - 東京混声合唱団、Yucca / 歌・TV放送版 - Project Yamato 2199 | ||
::旧作から使われている、ヤマトシリーズの顔といえる歌。第1話ではEDとして使用。再放送では第16話以降もOPとして流れた。 | ::旧作から使われている、ヤマトシリーズの顔といえる歌。第1話ではEDとして使用。再放送では第16話以降もOPとして流れた。 | ||
− | :: | + | ::歌詞は正にイスカンダルを目指すという歌なのだが、旧作では'''そもそもイスカンダルに行かない'''作品であろうともこの歌が一貫して使われている。逆に言うとそれだけ「ヤマトといえばコレ」と言えるほど有名な歌と言うことであり、ヤマトの内容自体は知らなくともこの歌は知っているという人は多い。 |
::『2202』もこれが使われているが、ささきいさお氏が腰部手術を受けて長時間の収録に耐えれず新録できない状態だったため当初は歌詞は付いていなかった。4章からは回復を果たしたささきいさお氏による新録が行われている。 | ::『2202』もこれが使われているが、ささきいさお氏が腰部手術を受けて長時間の収録に耐えれず新録できない状態だったため当初は歌詞は付いていなかった。4章からは回復を果たしたささきいさお氏による新録が行われている。 | ||
::広島県呉市では戦艦大和が建造された場所として駅の発車メロディーに使われている。 | ::広島県呉市では戦艦大和が建造された場所として駅の発車メロディーに使われている。 | ||
353行目: | 343行目: | ||
::『V』にて採用。 | ::『V』にて採用。 | ||
:;「地球を想う」 | :;「地球を想う」 | ||
− | :: | + | ::『V』にて採用。 |
:;「宇宙戦艦ヤマト2199のテーマ」 | :;「宇宙戦艦ヤマト2199のテーマ」 | ||
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::『V』限定版にて採用。本来は劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の楽曲。OPのインストゥルメンタルアレンジ。 | ::『V』限定版にて採用。本来は劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の楽曲。OPのインストゥルメンタルアレンジ。 | ||
+ | :;「ヤマト出撃」 | ||
+ | ::『V』限定版にて採用。本来は劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』の楽曲。 | ||
== 登場作と扱われ方 == | == 登場作と扱われ方 == | ||
365行目: | 355行目: | ||
: 同じく[[戦艦]]を主体とした『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』と同時参戦するためか、「'''ヤマトナデシコ'''」と洒落た呼び名ネタも<ref>余談だが、『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[平行世界|パラレルワールド]]に当たる[[漫画]]作品『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』における[[ナデシコ]]は、ヤマトユニットと合体し「'''ヤマト=ナデシコ'''」と改称されている。また、ヤマトの波動エンジンとナデシコの相転移エンジンは共に真空からエネルギーを取り出すという共通の特徴がある。</ref>。 | : 同じく[[戦艦]]を主体とした『[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]]』と同時参戦するためか、「'''ヤマトナデシコ'''」と洒落た呼び名ネタも<ref>余談だが、『[[機動戦艦ナデシコ]]』の[[平行世界|パラレルワールド]]に当たる[[漫画]]作品『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』における[[ナデシコ]]は、ヤマトユニットと合体し「'''ヤマト=ナデシコ'''」と改称されている。また、ヤマトの波動エンジンとナデシコの相転移エンジンは共に真空からエネルギーを取り出すという共通の特徴がある。</ref>。 | ||
: 本作における世界観の根幹を担う作品の一つである他、ガミラスによって[[叢雲総司|主人公]][[如月千歳|二人]]は家族を失うという因縁があるなど、その存在感は非常に大きい。ネームドの乗る戦艦の武装はヤマト同様非常に濃密な砲撃となっており<ref>新正歴世界のモビルスーツ戦法がガミラスの大艦巨砲主義に敗北したという設定がゲーム的にきちんと再現されており、ガミラスの名だたる士官の戦艦の砲撃は、[[スーパーロボット大戦F完結編|こちらが一線級のパイロットとユニットでなければ運動性をフル改造しても100%の命中率になるのはざらであり]]、[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|こちらがリアル系の機体なら装甲とHPをフル改造しても一撃で撃墜されるとんでもない性能である]]。</ref>、向こうからのダメージを受けるのも回避するのも筆舌に尽くしがたい大迫力のアクションが繰り広げられる。回避が確定していても安心できないと思わせる圧倒的ともいえる猛攻は必見である。更に敵味方同士の特殊戦闘台詞も豊富で、これまで以上に聴く楽しみもあるなど、総じて破格な扱いとなっている。 | : 本作における世界観の根幹を担う作品の一つである他、ガミラスによって[[叢雲総司|主人公]][[如月千歳|二人]]は家族を失うという因縁があるなど、その存在感は非常に大きい。ネームドの乗る戦艦の武装はヤマト同様非常に濃密な砲撃となっており<ref>新正歴世界のモビルスーツ戦法がガミラスの大艦巨砲主義に敗北したという設定がゲーム的にきちんと再現されており、ガミラスの名だたる士官の戦艦の砲撃は、[[スーパーロボット大戦F完結編|こちらが一線級のパイロットとユニットでなければ運動性をフル改造しても100%の命中率になるのはざらであり]]、[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE|こちらがリアル系の機体なら装甲とHPをフル改造しても一撃で撃墜されるとんでもない性能である]]。</ref>、向こうからのダメージを受けるのも回避するのも筆舌に尽くしがたい大迫力のアクションが繰り広げられる。回避が確定していても安心できないと思わせる圧倒的ともいえる猛攻は必見である。更に敵味方同士の特殊戦闘台詞も豊富で、これまで以上に聴く楽しみもあるなど、総じて破格な扱いとなっている。 | ||
− | : | + | : ガミラス側の台詞から、本作の銀河系も続編『宇宙戦艦ヤマト2202』の展開を示唆するように帝星ガトランティスの侵略を受けていることがわかる。あくまで『V』は単発作であるが、ヤマトとクルーの物語はEDの後も続くのだろう。 |
+ | : なお、[[中断メッセージ]]においてヤマトクルーは珍しくおふざけの類が一切ない。地球の状況が状況なので仕方ないが。 | ||
== 各話リスト == | == 各話リスト == | ||
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| [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || [https://www.b-ch.com/titles/3622/ 〇] || 第一話無料 | | [http://www.b-ch.com/ バンダイチャンネル] || [https://www.b-ch.com/titles/3622/ 〇] || 第一話無料 | ||
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