「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」を編集中
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− | 『'''ヱヴァンゲリヲン新劇場版''' | + | 『'''ヱヴァンゲリヲン新劇場版'''』は、カラー制作の劇場用アニメ作品。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]] | + | テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のストーリーを同作の監督である庵野秀明氏が自ら再構築した劇場アニメ。 |
テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』から一部の設定やデザインが変更され、新しいキャラクターや[[エヴァンゲリオン]]が登場する。タイトルから「新世紀」が外されているが、これは既に「新世紀」(21世紀)に入ったためとの事。通称は『新劇』『新訳』であり、[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]とは区別されている。また、庵野監督の意向もあってTV版・旧劇場版は『旧世紀版』とも呼称される。各作品名についている『序』『破』『Q(急)』とは雅楽の演奏に由来する言葉であり、起承転結と同じような意味で用いられる物語の構成方法である。 | テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』から一部の設定やデザインが変更され、新しいキャラクターや[[エヴァンゲリオン]]が登場する。タイトルから「新世紀」が外されているが、これは既に「新世紀」(21世紀)に入ったためとの事。通称は『新劇』『新訳』であり、[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]とは区別されている。また、庵野監督の意向もあってTV版・旧劇場版は『旧世紀版』とも呼称される。各作品名についている『序』『破』『Q(急)』とは雅楽の演奏に由来する言葉であり、起承転結と同じような意味で用いられる物語の構成方法である。 | ||
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地上波においては、放送権を持つと見られる日本テレビから『金曜ロードショー』枠で放映されている。この放映ではシーンの一部がカットされる等、公開版やビデオソフト版と異なった編集がされ、タイトルには「TV版」と付いている。 | 地上波においては、放送権を持つと見られる日本テレビから『金曜ロードショー』枠で放映されている。この放映ではシーンの一部がカットされる等、公開版やビデオソフト版と異なった編集がされ、タイトルには「TV版」と付いている。 | ||
− | 『破』は興行成績40億円、『Q』は興行収入52. | + | 『破』は興行成績40億円、『Q』は興行収入52.6億円と、'''ロボットアニメ劇場用作品において国内史上最高記録をマークしている作品'''である。また、DVD・BDソフトも同様の記録を樹立しており、『序』は60万枚、『破』は80万枚を超えるセールスを達成している。2021年に公開され、完結編となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll』では102.3億円を記録し、更にその記録を更新した(SRW未参戦)。 |
== 作品一覧 == | == 作品一覧 == | ||
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== スパロボシリーズにおいて == | == スパロボシリーズにおいて == | ||
− | 初参戦の『[[スーパーロボット大戦L]]』では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』名義で『序』と『破』がまとめられて表記されたが、次に参戦した『[[スーパーロボット大戦モバイル]] | + | 初参戦の『[[スーパーロボット大戦L]]』では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』名義で『序』と『破』がまとめられて表記されたが、次に参戦した『[[スーパーロボット大戦モバイル]]』以降は個別に表記されるようになっている。 |
TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『L』及び『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だった[[EVA初号機]]が射撃特化となっており、近接武装は殆ど無い。逆に[[EVA弐号機]]は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。[[EVA零号機]]はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段が無く、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と[[修理]]を持ちサポート役として活躍することになる。 | TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『L』及び『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だった[[EVA初号機]]が射撃特化となっており、近接武装は殆ど無い。逆に[[EVA弐号機]]は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。[[EVA零号機]]はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段が無く、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と[[修理]]を持ちサポート役として活躍することになる。 | ||
− | + | 登場人物やストーリーについては難解な世界観や用語の説明不十分、かつ未完結の状態が長く続いたゆえかスタッフがその扱いに苦慮している様子が窺え、この点は[[真希波・マリ・イラストリアス]]や[[アヤナミレイ (仮称)]]など新劇場版が初出となるキャラクターの扱いの悪さや、『第3次Z』([[Zシリーズ]])の[[世界観/Zシリーズ|世界観]]をもってしても『Q』が再現されなかったことに現れている。『Q』公開前に参戦した『L』では、EVAパイロットたちが原作以上に成長し、他作品とのクロスオーバーが積極的に取り入れられるなど扱いは決して悪くはなく、『破』の段階の'''途中で終わらせた事で「[[渚カヲル|彼らがようやく幸せに]]」なれたのは皮肉のような有様'''だったが、更に後の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では『Q』の要素をある程度折衷させつつ[[スパロボ補正|スパロボらしい穏便な着地]]を得ている。 | |
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