「ワタリー・ギラ」を編集中
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:ともにSRW未登場。 | :ともにSRW未登場。 | ||
;[[ウッソ・エヴィン]] | ;[[ウッソ・エヴィン]] | ||
− | : | + | :彼がVガンダムに乗っていたことに驚愕する。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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;「戦士が死を恐れてどうする!」<br/>「怯えを見せてなんとするか! 馬鹿ぁーー!!」 | ;「戦士が死を恐れてどうする!」<br/>「怯えを見せてなんとするか! 馬鹿ぁーー!!」 | ||
:第6話より。Vガンダムとの戦闘で機体を中破させられ、うろたえながら助けを求める部下のバクー。 | :第6話より。Vガンダムとの戦闘で機体を中破させられ、うろたえながら助けを求める部下のバクー。 | ||
− | :その無様な姿を見たワタリーは目を血走らせながら激昂。自らビームサーベルでコクピットを貫いて粛清してしまう。 | + | :その無様な姿を見たワタリーは目を血走らせながら激昂。自らビームサーベルでコクピットを貫いて粛清してしまう。 同じくワタリーに殺されたディに比べると、こちらはむしろ小隊長なら助けるべき場面あり理不尽な仕打ちである。 |
− | : | + | :ただし、バクーはパニックを起こしており、ワタリーの「ベイルアウト(緊急脱出)だ」との指示も届かず、ディ・トランプのゾロにワイアーでしがみつくという行動を取り、ディの制止も全く耳に入っていなかった。状況的にディも巻き添えで墜落に至る可能性もあった上に、ウッソとの戦闘中でもあったため、やむを得ない部分が全くない訳ではない。 |
− | : | + | :だが、ディにワイヤーを切断した後に「怯えを~」のセリフを発して粛清したため、やはりワタリー個人の感情で処刑した側面が強い。 |
:この異様な光景を見ていたウッソは「ベスパは、味方まで殺すのか……」と怯えていた。 | :この異様な光景を見ていたウッソは「ベスパは、味方まで殺すのか……」と怯えていた。 | ||
;「地球連邦軍という体制に反逆しているのは我々だぞっ!? 真のガンダムなら…我々と手を組むはずだ!!」 | ;「地球連邦軍という体制に反逆しているのは我々だぞっ!? 真のガンダムなら…我々と手を組むはずだ!!」 | ||
− | : | + | :同上。Vガンダムと対峙した際の台詞。しかし、ガンダムは地球連邦の体制側により誕生し、連邦の戦力として運用された経緯の方が多い。 |
;「ワタリー・ギラ戦闘小隊は、最後の一機まで死力を尽くして戦ったと、カイラスギリーのタシロ・ヴァゴ大佐には御報告頂きたい……」 | ;「ワタリー・ギラ戦闘小隊は、最後の一機まで死力を尽くして戦ったと、カイラスギリーのタシロ・ヴァゴ大佐には御報告頂きたい……」 | ||
:同上。女王の弟に暴言を吐き、殺意を持って銃を取り出した部下に対してワタリーは無言で引き金を引く。 | :同上。女王の弟に暴言を吐き、殺意を持って銃を取り出した部下に対してワタリーは無言で引き金を引く。 | ||
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:同上。ウッソに対しての最後の台詞。子供が相手だったことに涙を流しながら激しく動揺し、信じられないという様子であった。 | :同上。ウッソに対しての最後の台詞。子供が相手だったことに涙を流しながら激しく動揺し、信じられないという様子であった。 | ||
:だが、当のウッソには受け入れられず、勝手な事を言っているとしか取れなかった。 | :だが、当のウッソには受け入れられず、勝手な事を言っているとしか取れなかった。 | ||
+ | :ちなみに[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ|後のシリーズ]]において、[[クランク・ゼント|似たような台詞を言った将兵]]に至っては、[[三日月・オーガス|はっきりと否定されている]]。 | ||
:結局のところ、相手を気遣っているというよりは自己満足に近いのかもしれない(余談も参照)。 | :結局のところ、相手を気遣っているというよりは自己満足に近いのかもしれない(余談も参照)。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*子供であるウッソがガンダムのパイロットでありそれを知った後に涙を流しながら自爆をするという部分が印象に残り、戦争の狂気に包まれた[[機動戦士Vガンダム]]の登場人物の中では「比較的良い人」というイメージが伝聞などネットなどで広がっている。だが、実際には自分の中の騎士道から外れれば敵味方問わず撃墜する狭量な人物であり、一概に良識のある人物とはいえない。内面と行動には結構な矛盾を持つ人物でもある。 | *子供であるウッソがガンダムのパイロットでありそれを知った後に涙を流しながら自爆をするという部分が印象に残り、戦争の狂気に包まれた[[機動戦士Vガンダム]]の登場人物の中では「比較的良い人」というイメージが伝聞などネットなどで広がっている。だが、実際には自分の中の騎士道から外れれば敵味方問わず撃墜する狭量な人物であり、一概に良識のある人物とはいえない。内面と行動には結構な矛盾を持つ人物でもある。 | ||
− | **最後の自爆も進退窮まった状態でやむなく自分を追い込んだ敵と一騎打ちしようとした結果、相手が子供= | + | **最後の自爆も進退窮まった状態でやむなく自分を追い込んだ敵と一騎打ちしようとした結果、相手が子供=自分の騎士道に反した行動になってしまったのである。 |
**彼自身は「子供は戦争に参加すべきではない」というごく一般的な感性も持っており、子供でも仲間と認めつつも抵抗運動に参加させているリガ・ミリティアの面々よりも常識のある一面を持っていると感じられてしまうのも、上記の「良い人」イメージの原因にもなっているだろう。 | **彼自身は「子供は戦争に参加すべきではない」というごく一般的な感性も持っており、子供でも仲間と認めつつも抵抗運動に参加させているリガ・ミリティアの面々よりも常識のある一面を持っていると感じられてしまうのも、上記の「良い人」イメージの原因にもなっているだろう。 | ||
**最後の台詞の「こんな事しているとおかしくなってしまう」は彼自身にも当てはまる。彼もある意味戦争の被害者であったのだろう。 | **最後の台詞の「こんな事しているとおかしくなってしまう」は彼自身にも当てはまる。彼もある意味戦争の被害者であったのだろう。 |