「ヨラン・ペールゼン」を編集中
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− | + | == ヨラン・ペールゼン(Yoran Pailsen) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[ボトムズシリーズ]] | |
− | * | + | **[[装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー]] |
− | * | + | **[[装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ]] |
− | * | + | **[[装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ]] |
− | + | *[[声優]]:大塚周夫 | |
− | + | *種族:人間([[アストラギウス銀河]]出身) | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | <!-- *[[年齢]]:不明 --> | |
− | + | <!-- *身長:---cm --> | |
+ | <!-- *体重:---kg --> | ||
+ | <!-- *血液型: --> | ||
+ | *所属:ギルガメス連合メルキア軍 ⇒ [[秘密結社]] | ||
+ | *階級:大佐 ⇒ 少将 | ||
+ | *キャラクターデザイン:塩山紀生 | ||
− | + | [[ボトムズシリーズ]]を通して登場するギルガメス軍の将校で、ギルガメス・バララント[[百年戦争]]時の階級は大佐、終戦時に少将に昇進した。 | |
− | + | 長年続いた戦争の毒気にあてられたのか、いつしか「理想の軍隊」の育成に心血を注ぐようになり、その理想は[[レッドショルダー]]隊の設立などで実行された。 | |
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− | + | 戦中、「真空中でも死なない緑の泡に包まれた赤子」を偶然目にしたことから、やがてそれを利用した「死なない兵士」の育成を考えるようになる。 | |
− | [[ | + | その後、250億分の1という凄まじく低い遺伝確率ながら、生存確率がケタ違いに高い生命体を「[[異能生存体]]」と名付け、その最たる者であるキリコの能力を我が物にせんと画策する。 |
+ | しかし、悪い意味で完璧主義なのが仇となり、「たとえ神であっても従わない」キリコの存在が許せなくなり(あるいは絶対に殺されない異能生存体が恐ろしくなり)、抹殺を図るが失敗する。 | ||
− | + | レッドショルダーによる第三次サンサ戦役の功績で少将に昇進し栄華を極めるが、直後に異常なまでに多い訓練中の死亡者の数や、レッドショルダー隊の虐殺行為などが露見したことで失脚。 | |
+ | 一時メルキア連邦情報省の者に軟禁されるが事前に手を打ち脱出し、その後は[[秘密結社]]に身を寄せてしぶとく己の理想を成そうとしていた。 | ||
+ | やがて、秘密結社の協力で「パーフェクトソルジャー」(PS)である[[イプシロン]]の開発に成功するが、ペールゼンに恨みをもつ[[グレゴルー・ガロッシュ|グレゴルー]]、[[バイマン・ハガード|バイマン]]、[[ムーザ・メリメ|ムーザ]]、そしてキリコら元レッドショルダー隊員に潜伏先を襲撃され、瀕死のバイマン機の攻撃を受けて死亡した。 | ||
− | + | 簡単に言えば、キリコ・キュービィーに底知れぬトラウマを植えつけた人物。キリコが散々な目に遭い続けているのは、この男(と[[ワイズマン]])のせいである。 | |
− | + | キリコに対する執着はかなり年季の入ったものであり、[[ジャン・ポール・ロッチナ|ロッチナ]]がキリコに注目するようになったのはある意味この男の影響。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | : | + | :初登場作品。大体原作通りだが、今作では[[バーコフ分隊]]を結成させたのもペールゼンという事になっている。最期は[[バイマン・ハガード|バイマン]]に加え、グレゴルーやムーザらの一斉射撃で死亡した。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]] |
:こちらも原作同様の役回り。本作ではバイマンと[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ|ザキ]]に止めを刺される。 | :こちらも原作同様の役回り。本作ではバイマンと[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ|ザキ]]に止めを刺される。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[キリコ・キュービィー]] | ;[[キリコ・キュービィー]] | ||
− | : | + | :異能生存体として目を付け、配下に置こうとするが、誰にも従わない彼の姿に恐怖を覚える。 |
;[[イプシロン]] | ;[[イプシロン]] | ||
:開発に携わった[[PS]]。ある意図を持って[[フィアナ|プロトワン]]に情操教育を担当させ、人間の心を彼に与えた。 | :開発に携わった[[PS]]。ある意図を持って[[フィアナ|プロトワン]]に情操教育を担当させ、人間の心を彼に与えた。 | ||
;[[インゲ・リーマン]] | ;[[インゲ・リーマン]] | ||
− | : | + | :キリコに対する見解の相違はあったものの、レッドショルダー隊のNo.2としてペールゼンを支えた。 |
;[[グレゴルー・ガロッシュ]]、[[バイマン・ハガード]]、[[ムーザ・メリメ]] | ;[[グレゴルー・ガロッシュ]]、[[バイマン・ハガード]]、[[ムーザ・メリメ]] | ||
− | : | + | :彼らもキリコ同様、自分の理想に適わぬ「不良品」だったので、謀殺しようとする。最後にはバイマンに(破界篇では全員に)引導を渡される。 |
;フェドク・ウォッカム | ;フェドク・ウォッカム | ||
− | : | + | :ペールゼンが作成した機密文書「ペールゼン・ファイルズ」に興味を持ち、彼を軍事法廷から救い出す。ペールゼンとその研究成果を自らの出世のために利用しようとしたが、実は逆にペールゼンに利用されていたことに気付かず、最期は逃亡のための生け贄にされてしまう。 |
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;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]] | ;[[ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ]] | ||
− | : | + | :部下に命じて、彼にある「処置」を施させる。その目的は……? |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
;[[アリー・アル・サーシェス]] | ;[[アリー・アル・サーシェス]] | ||
− | : | + | :第2次Z破界篇において、彼の事を「もう少し従順であれば私の理想の兵士であった」と評している。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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=== ペールゼン・ファイルズ === | === ペールゼン・ファイルズ === | ||
− | ; | + | ;「真実は、常に残酷だ。そしてそれは、認め難くもある」 |
− | : | + | : |
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;「コアの暴走を自然現象と捉える君達がうらやましい。多くを悩まずに済む。私には偶然とは思えない。モナドにはキリコがいたのだ!」 | ;「コアの暴走を自然現象と捉える君達がうらやましい。多くを悩まずに済む。私には偶然とは思えない。モナドにはキリコがいたのだ!」 | ||
− | : | + | :コッタ・ルスケから「ギルガメス軍だけで1億2千万が死んだモナドの惑星爆発でもキリコが生き延びていると考えているのか?」と尋ねられた際の返答。ペールゼンの認識は「惑星爆発からキリコが生き延びた」のではなく、「キリコが生き延びるためにモナドは惑星爆発を起こした」であった。その返事を得たルスケ、もとい[[ジャン・ポール・ロッチナ|ロッチナ]]は上官のウォッカムを射殺。ペールゼンと共にキリコを追う人生へと突入することになる。 |
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=== ザ・ラストレッドショルダー === | === ザ・ラストレッドショルダー === | ||
;「私は知りたい。感情というままならない機能を持ちながら、人が、人でないそれ以上の存在に成れるのかをな」<br>「キリコは機械ではなく、人間の手によって殺さなければならない」 | ;「私は知りたい。感情というままならない機能を持ちながら、人が、人でないそれ以上の存在に成れるのかをな」<br>「キリコは機械ではなく、人間の手によって殺さなければならない」 | ||
:フィアナの「PSにとって『人の心』は不要なもの。何故イプシロンにそれを教えさせるのか」という問いに対して。 | :フィアナの「PSにとって『人の心』は不要なもの。何故イプシロンにそれを教えさせるのか」という問いに対して。 | ||
− | ;ペールゼン『お前を追っているのは、私の理想そのものだ。完璧なる兵士だ。貴様等ごときでは絶対に勝てんぞ?』<br>キリコ 「有難い忠告だな。だが俺たちが引き下がると思うか?」<br> | + | ;ペールゼン『お前を追っているのは、私の理想そのものだ。完璧なる兵士だ。貴様等ごときでは絶対に勝てんぞ?』<br>キリコ 「有難い忠告だな。だが俺たちが引き下がると思うか?」<br>ペールゼン『本気で私を殺せると思ってるのか?』<br>キリコ 「でないと、一生悔いを残すからな」 |
:グレゴルー等と共にアジトに突入してきたキリコとの無線越しでの会話。この時はイプシロンの力に絶対の自信を持っていたのだが……。 | :グレゴルー等と共にアジトに突入してきたキリコとの無線越しでの会話。この時はイプシロンの力に絶対の自信を持っていたのだが……。 | ||
− | ;「私は、間違っていたのかも知れん……危険過ぎる、キリコはあまりにも……''殺せ!''」 | + | ;「私は、間違っていたのかも知れん……危険過ぎる、キリコはあまりにも……'''殺せ!'''」 |
:その後、イプシロンに叩きのめされながらも自らの元にたどり着いたキリコの姿を見たペールゼン。かつて感じたキリコに対する恐怖が蘇ったのか、その言葉は自信に満ちたものではなく、弱々しい老人のそれであった。 | :その後、イプシロンに叩きのめされながらも自らの元にたどり着いたキリコの姿を見たペールゼン。かつて感じたキリコに対する恐怖が蘇ったのか、その言葉は自信に満ちたものではなく、弱々しい老人のそれであった。 | ||
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<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> | <!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *スパロボではアナベル・ガトー役で知られる大塚明夫氏が大塚周夫氏の実子であることはよく知られているが、明夫氏が声優デビューにあたってどれに出ればよいかを父・周夫氏に相談したところ、ペールゼン役を演じていた「[[ボトムズシリーズ]]」を薦められたという。<br /> |
− | + | 実際に明夫氏の声優デビューはボトムズシリーズのひとつであるOVA作品『機甲猟兵メロウリンク』(SRW未参戦)でしかもレギュラーキャラであった。ボトムズシリーズではあるものの同作は生身でATに立ち向かう主人公の物語なので参戦は難しいであろう。 | |
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[[category:登場人物や行]] | [[category:登場人物や行]] | ||
[[category:ボトムズシリーズ]] | [[category:ボトムズシリーズ]] | ||
+ | {{DEFAULTSORT:よらん へえるせん}} |