「フェイ・イェンHD」を編集中
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− | + | *[[登場作品]]:[[登場作品::電脳戦機バーチャロンシリーズ|「電脳戦機バーチャロン」シリーズ フェイ・イェンHD]] | |
− | + | *[[声優]]:[[声優::藤田咲]] | |
− | + | *型番番号:VR-014/HD | |
− | + | *分類:[[分類::バーチャロイド|オリジナルバーチャロイド]] | |
− | + | *[[全長一覧|全高]]:不明(等身大~十数m) | |
− | + | *[[動力]]:[[動力::V・コンバータ]] | |
− | + | *主なパイロット:[[パイロット::フェイ・イェン]](ファイユーヴ) | |
− | + | *メカニックデザイン:{{メカニックデザイン|カトキハジメ}} | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 角川書店『ニュータイプ』誌上の企画から生まれた、原作「[[電脳戦機バーチャロンシリーズ]]」には登場しないオリジナル[[バーチャロイド]]。音楽作成ソフトVOCALOIDのキャラクターである「'''[[初音ミク]]'''」と、バーチャロイドの「'''[[フェイ・イェン]]'''」をコラボさせた機体である。 | |
− | + | 初出は『ニュータイプ』2011年2月号にカトキハジメが描いた「初音ミクのコスプレをしたフェイ・イェン」のイラストである。この時点では2010年末に発売されたXbox360版『電脳戦機バーチャロン フォース』(SRW未参戦)の宣伝のための企画に過ぎなかったのだが、下記されている基本機体設定はこの時点ですでにセガにより作られている。 | |
『フォース』のプロモーション展開が終了した後も、このフェイ・イェンHDというバーチャロイドについては単独のキャラクターコンテンツとして更なるコラボ展開が行わるようになった。バンダイのフィギュアブランド『COMPOSITE Ver.Ka』による立体化、セガのリズムゲーム『初音ミク -Project DIVA-』 シリーズでのフェイ・イェンHDモジュールの実装を経て、三番目に行われたのが[[スーパーロボット大戦シリーズ]]へのキャラクターとしての出演である。 | 『フォース』のプロモーション展開が終了した後も、このフェイ・イェンHDというバーチャロイドについては単独のキャラクターコンテンツとして更なるコラボ展開が行わるようになった。バンダイのフィギュアブランド『COMPOSITE Ver.Ka』による立体化、セガのリズムゲーム『初音ミク -Project DIVA-』 シリーズでのフェイ・イェンHDモジュールの実装を経て、三番目に行われたのが[[スーパーロボット大戦シリーズ]]へのキャラクターとしての出演である。 | ||
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セガはフェイ・イェンHDの存在をバーチャロンシリーズの「正史」としては扱わないが「公式」としては扱うという独自の立場をとっている。セガ側の機体設定によれば、人格をもつバーチャロイドである「VR-014 ファイユーヴ」('''オリジナル・フェイ・イェン''')が電脳世界と現実世界を自在に行き来する中で新たな「声」と邂逅し、それが彼女の秘められたエモーショナル・ハートを覚醒させ、ハイブリッドな歌姫「フェイ・イェン with Heart of DIVA」へと昇華させた、ということである。『[[スーパーロボット大戦UX]]』で初参戦した際には、バーチャロンシリーズの統括プロデューサーであるセガの亙重郎氏によって設定が加えられ、ノーマル(緑)、オリジナル(ピンク)、エモーション(黄金)の三つのモード変化を行えるようになった。 | セガはフェイ・イェンHDの存在をバーチャロンシリーズの「正史」としては扱わないが「公式」としては扱うという独自の立場をとっている。セガ側の機体設定によれば、人格をもつバーチャロイドである「VR-014 ファイユーヴ」('''オリジナル・フェイ・イェン''')が電脳世界と現実世界を自在に行き来する中で新たな「声」と邂逅し、それが彼女の秘められたエモーショナル・ハートを覚醒させ、ハイブリッドな歌姫「フェイ・イェン with Heart of DIVA」へと昇華させた、ということである。『[[スーパーロボット大戦UX]]』で初参戦した際には、バーチャロンシリーズの統括プロデューサーであるセガの亙重郎氏によって設定が加えられ、ノーマル(緑)、オリジナル(ピンク)、エモーション(黄金)の三つのモード変化を行えるようになった。 | ||
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+ | 原作と無関係な「企画もの」の機体が参戦したのは『[[スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク]]』の[[XAN-斬-]]が先例にあるが、それが別版権のコラボ企画というのはこれは初となる。ただしこれは初音ミクというキャラクターがコラボに関してかなり寛容であるがゆえの特例と見るべきであるだろう。 | ||
なお、「正史」におけるフェイ・イェンの声優は樋口智恵子氏だが、スパロボでのフェイ・イェンには初音ミクの音声ソース提供者である藤田咲氏が当てられた。 | なお、「正史」におけるフェイ・イェンの声優は樋口智恵子氏だが、スパロボでのフェイ・イェンには初音ミクの音声ソース提供者である藤田咲氏が当てられた。 | ||
− | === | + | === 初音ミクと戦闘描写 === |
− | + | 「初音ミク」およびその類縁であるVOCALOIDキャラクターはファンの二次創作に関してかなり寛容であり、正式な手順を経てのコラボ展開についてもハードルがかなり低くなっている。ただし、正式な手順を経てのコラボについては、性的、暴力的、残酷な表現などでキャラクターの価値を下げることを禁止している。 | |
− | + | このことから、多くのVOCALOIDファンの間では長らく「VOCALOIDをモチーフとしたキャラを商業展開させるときは、'''そのキャラに戦闘をさせてはいけない'''」という解釈が存在していた。そのため、『UX』でのフェイ・イェンHDの参戦発表がされた際は一つの事件として扱われた([[スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE|公式ラジオ]]でも杉田智和氏が「'''ミクなら駄目でもフェイ・イェンなら良い'''という事か」と言及している)。事実、初音ミクをモチーフとしたキャラを明確な戦闘シーンに放り込むコラボは『UX』が史上初である(ただし、RPGのパーティメンバーの衣装の1つとして、初音ミクモチーフのそれが採用された前例はある。また、『UX』後にゲーム『モンスターハンターフロンティアG』でコラボレーションとして初音ミクのコスプレになる装備とミクをイメージした武器が登場している)。 | |
− | + | 少なくとも戦闘でのカットインでミク(正確にはミクにコスプレしたフェイ・イェン)が登場する事から先述のガイドラインにある禁則事項を何らかの形(おそらく杉田氏の言及通りの形)で回避して実現できたものと思われる。余談であるが、カットインでミクが登場する事とフェイ・イェンHDの声を藤田咲氏が担当しているせいか、フェイ・イェンHDのパイロットはミクと一部勘違いする人もいた。 | |
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− | + | 余談だが、PS Vitaの『みんなといっしょ』で攻略できるダンジョンの中に、「初音ミク Project DIVA f ダンジョン」が存在しているが、こちらも同ダンジョンに限り「戦闘開始」が「セッション開始」に変更されていたり、相手であるVOCALOID達は立ち絵で全然動くことがない等、戦闘描写を徹底して回避している(逆に派生キャラクターであるはちゅねミクは3Dで描写され、よく動く)。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | : | + | :初参戦、'''独立した作品として扱い機体のみの参戦'''は史上初。ただし、単にファンサービスだけの[[いるだけ参戦|機体のみ参戦]]ではなく、前述の通りバーチャロンシリーズのスタッフから'''シナリオの監修'''(=物語があること)も行われることが予めアナウンスされていた(『[[K]]』の『[[電脳戦機バーチャロン マーズ]]』と同様だが、今回はアナウンスされていた点が異なる)。 |
:;ユニット | :;ユニット | ||
− | :: | + | ::SDガンダム達とは違い[[サイズ]]はMだが、かなり運動性が高く、「集中」を使うだけで大抵の攻撃はかわしてしまう。ついでに本人はカウンター持ちなので、連続ターゲット補正がかかる前に撃ち落としてしまうこともある。見た目や戦闘演出はともかく、ユニット性能を見ると典型的な回避型のオトリ役である。 |
− | :: | + | ::ハンドショット以外はすべて特殊効果つきのため、固有技能「[[歌 #特殊スキル「歌姫」|歌姫]]」によって効果がどんどん上がっていく。最大火力は高くなく、[[オールキャンセラー]]持ちの大ボスにはパワー不足が否めないが、雑魚相手の対多数戦闘では射程の短い[[ディスィーブ]]や弾数の不安な[[プリテンダー]]以上の活躍が見込める。「[[集中]]」「[[直感]]」をかけたフェイを敵陣に放り込み、特殊効果で弱った敵を後続で撃ち落として気力を上げていく、という運用がベター。大ボス戦では「[[脱力]]」で防御能力を封じつつ、「エモーショナル・ウェーブ」で味方の強化に回ると無駄がない。 |
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:;キャラクター | :;キャラクター | ||
::当初は『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、第11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く(所謂「ボカロを無理やり喋らせてみた」的カタコトボイス)、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい[[性格]]だが、[[ハザード・パシャ|ハザード]]や[[キバ]]など、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「[[フェイ・イェン|フェイ]]」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみに[[バーチャロイド]]特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。戦闘時のキャラはミクベースなためか、普段とは別人のごとくハイテンション。むしろ能天気な感じすらする(参戦当初の半混乱状態でも同様)。 | ::当初は『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の[[奇械島]]に伝わる「眠り姫」と呼ばれており、第11話で正式参戦。当初はまだ頭の中がごちゃごちゃなためか、喋り方も空白が目立つ読みづらいものが多く(所謂「ボカロを無理やり喋らせてみた」的カタコトボイス)、戦闘ボイスも力の抜けたものが多い。全体的に見ると真面目で明るい[[性格]]だが、[[ハザード・パシャ|ハザード]]や[[キバ]]など、己の欲望のままに暴走する相手に対してはかなり冷めた物言いをするなど、今までの「[[フェイ・イェン|フェイ]]」と比べてかなりキャラ性に違いがみられる。ちなみに[[バーチャロイド]]特有の「キュイィィィン」という走行エフェクトは健在。戦闘時のキャラはミクベースなためか、普段とは別人のごとくハイテンション。むしろ能天気な感じすらする(参戦当初の半混乱状態でも同様)。 | ||
::所謂ゲスト参戦的な役回りではあるが、『SKL』や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された粒子加速炉の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「[[初音ミク|彼女]]」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。 | ::所謂ゲスト参戦的な役回りではあるが、『SKL』や本作オリジナルの展開に絡んでくる。 本作におけるフェイの正体は、 [[奇械島]]で開発された粒子加速炉の試作型が、[[オデュサイト]]によって増幅された「意志」もろとも時空の彼方へ消えた際、入れ替わりに現れた「異世界の『意志』」。また、単なるコラボネタかと思いきや、劇中の描写を見る限り、本作においては'''「[[初音ミク|彼女]]」が実際にフェイの中にいる'''らしい。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージに立った際は「わたしたち」と彼女の存在を示している。 | ||
::キャラクターとしては歌つながりで『[[マクロスF]]』とよく絡む。[[宇宙]]ルートでは「[[歌]]」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤では[[シェリル・ノーム|シェリル]]から、[[マオ・ノーム|マオ]]が探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。 | ::キャラクターとしては歌つながりで『[[マクロスF]]』とよく絡む。[[宇宙]]ルートでは「[[歌]]」で[[バジュラ]]を撤退させる見せ場も。その他、[[ELS]]などの敵に対して「音」や「声」を聴きとるなどそちらの方面への感性が高い模様。終盤では[[シェリル・ノーム|シェリル]]から、[[マオ・ノーム|マオ]]が探していた風や海、空にさえ心を通わせる歌姫「ハート・オブ・ディーヴァ」であることが示唆されている。 | ||
− | :: | + | ::バーチャロイドであるためサイズは可変であり、発見当初は「等身大の少女型ロボット」と言われ、ユニットとしてはMサイズ。言及はされていないが普段は等身大、戦闘中は本来のサイズに変化していると思われる。 |
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[ | + | [[射撃]]・[[格闘]]・[[命中]]・[[回避]]に優れる典型的なスピード型。突っ込んで特殊武器で反撃しまくるのが常道だが、連続ターゲット補正と[[EN]]切れには注意。また、メイン攻撃が射撃属性なのでそちらを鍛えるのが鉄板。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
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:リアル系の典型。「突撃」があるので、移動後にエモーショナル・アタックが撃てるのが地味に大きい。フェイ・イェンの宿命なのかしっかり「脱力」持ち。 | :リアル系の典型。「突撃」があるので、移動後にエモーショナル・アタックが撃てるのが地味に大きい。フェイ・イェンの宿命なのかしっかり「脱力」持ち。 | ||
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
:'''[[歌 #特殊スキル「歌姫」|歌姫]]L9、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[全体攻撃]]L1''' | :'''[[歌 #特殊スキル「歌姫」|歌姫]]L9、[[援護攻撃]]L1、[[援護防御]]L1、[[カウンター]]、[[全体攻撃]]L1''' | ||
− | : | + | :能力や性能と合わせ、まさに「やられる前にやれ」の典型。専用技能の「歌姫」は特殊効果武器の効果を強化するという地味に凶悪なもので、エモーショナル・ウェーブも連動して強化される。カウンターがあるが技量は並なので、テコ入れするか、[[森次玲二|森次]]あたりを戦術指揮に据えてフォローすべし。 |
:[[ガンファイト]]や[[ヒット&アウェイ]]、可能なら[[連続行動]]まで入れられれば、エモーショナル・ウェーブによる強化と次ターンの援護攻撃の位置取りを同時に出来る。 | :[[ガンファイト]]や[[ヒット&アウェイ]]、可能なら[[連続行動]]まで入れられれば、エモーショナル・ウェーブによる強化と次ターンの援護攻撃の位置取りを同時に出来る。 | ||
=== [[戦術指揮|応援]] === | === [[戦術指揮|応援]] === | ||
;精神耐性、スペック低下無効、HP10%回復 | ;精神耐性、スペック低下無効、HP10%回復 | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | + | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で採用。中盤以降増え始める特殊効果をまとめてブロック出来る強力なボーナス。特に最終話における[[リヴァルナ]]の猛攻をしのぐのに一役買ってくれる。 |
:なお、バーチャロン枠の登場キャラがフェイしかいない関係上、掛け合う(まともに作戦を指示してくれる)相手がいないので、どんな状況でも彼女が作戦を説明する事になってしまう。 | :なお、バーチャロン枠の登場キャラがフェイしかいない関係上、掛け合う(まともに作戦を指示してくれる)相手がいないので、どんな状況でも彼女が作戦を説明する事になってしまう。 | ||
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=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
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;ハンドショットver.HD | ;ハンドショットver.HD | ||
:右手からハート型のビームを放つ。[[フェイ・イェン・ザ・ナイト|ザ・ナイト]]の「ファンシー・ブラスト」と同じ。 | :右手からハート型のビームを放つ。[[フェイ・イェン・ザ・ナイト|ザ・ナイト]]の「ファンシー・ブラスト」と同じ。 | ||
;ジェイド・フォーキー | ;ジェイド・フォーキー | ||
:接近戦用の小剣。後発機の「愚者の慈愛」に相当する武器だが、コラボ先に合わせて形状はネギ。なので斬撃というより打撃武器2本であり、柄頭で連結してダブルソードにすることも可能。単体武器では登場せず、エクササイズの[[トドメ演出]]で登場。 | :接近戦用の小剣。後発機の「愚者の慈愛」に相当する武器だが、コラボ先に合わせて形状はネギ。なので斬撃というより打撃武器2本であり、柄頭で連結してダブルソードにすることも可能。単体武器では登場せず、エクササイズの[[トドメ演出]]で登場。 | ||
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;HDエクササイズ | ;HDエクササイズ | ||
:接近攻撃。飛び蹴りの後相手を捕まえて引っ叩き、続けてヒップアタックで吹っ飛ばす。トドメ演出ではフォーキー二刀流で連撃を加えた後、連結状態で叩き落して〆。 | :接近攻撃。飛び蹴りの後相手を捕まえて引っ叩き、続けてヒップアタックで吹っ飛ばす。トドメ演出ではフォーキー二刀流で連撃を加えた後、連結状態で叩き落して〆。 | ||
− | :ちなみに気力低下の[[特殊効果]] | + | :ちなみに気力低下の[[特殊効果]]つき。ヒットの度にハートマークや♪が乱舞するのがらしいというか、なんというか。 |
;エモーショナル・アタック | ;エモーショナル・アタック | ||
− | :フェイ・イェン系VR共通のオーバーブースト「エモーショナル・モード」を起動し、全開出力でビームを放つ。ただしHDの場合、[[歌]] | + | :フェイ・イェン系VR共通のオーバーブースト「エモーショナル・モード」を起動し、全開出力でビームを放つ。ただしHDの場合、[[歌]]に合わせて三つも種類がある。さらに言うと武器扱いの二つには[[初音ミク]]の[[カットイン]]が入るが、エモーショナル・ウェーブ追加まではシルエット。ただし、入りがあまりに自然なので気づかないことも。 |
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:;LOVE♥14 ver.HD | :;LOVE♥14 ver.HD | ||
::ヨーロッパルート第17話「ハート・オブ・ディーヴァ」から追加。ハートマーク型のエネルギーを放って攻撃する。ちなみにこれを使用すると「LOVE♥14 ver.HD」の歌詞つきver.が流れる。 | ::ヨーロッパルート第17話「ハート・オブ・ディーヴァ」から追加。ハートマーク型のエネルギーを放って攻撃する。ちなみにこれを使用すると「LOVE♥14 ver.HD」の歌詞つきver.が流れる。 | ||
− | :: | + | ::命中・回避ダウンつき。何気に[[ビーム兵器]]なので[[グラン・ネイドル]]には撃たないように。 |
:;Believe ver.HD | :;Believe ver.HD | ||
− | ::第31話「Final | + | ::第31話「Final count」で追加される攻撃。エモーショナル・モードを起動してビームを放つ。こちらで流れるBGMも歌詞付き。格闘・射撃ダウンの効果がある。これもビーム系なので[[グラン・ネイドル]]には無力。 |
::[[トドメ演出]]はウェーブの炸裂をバックにポーズをキメるフェイの姿だが、よく見ると後ろのウェーブがミクのシルエットを象っている。 | ::[[トドメ演出]]はウェーブの炸裂をバックにポーズをキメるフェイの姿だが、よく見ると後ろのウェーブがミクのシルエットを象っている。 | ||
: | : | ||
;エモーショナル・ウェーブ IBS | ;エモーショナル・ウェーブ IBS | ||
:第39話「蒼穹-そら-」で追加される。特殊コマンド「E・ウェーブ」が使用可能になる。オリジナル・モードを起動してウェーブを全方位に照射する。なお、カットイン前に背景を流れるライブ映像は、「Project DIVA」のオープニング映像の切り取り。 | :第39話「蒼穹-そら-」で追加される。特殊コマンド「E・ウェーブ」が使用可能になる。オリジナル・モードを起動してウェーブを全方位に照射する。なお、カットイン前に背景を流れるライブ映像は、「Project DIVA」のオープニング映像の切り取り。 | ||
− | :味方の能力強化と敵の能力ダウンを行う。[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]の「トランザムバースト」の強化版のような効果だが、弱体化効果の方は案の定[[オールキャンセラー]]を抜けない。消費[[EN]] | + | :味方の能力強化と敵の能力ダウンを行う。[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型|ダブルオーライザー]]の「トランザムバースト」の強化版のような効果だが、弱体化効果の方は案の定[[オールキャンセラー]]を抜けない。消費[[EN]]が70と大きいため、乱発は厳禁。効果こそ[[ダブルオークアンタ]]の「クアンタムバースト」に劣るが、それでもこれが強力な理由はP属性付、つまり移動後に使えるという一点にある……と言いたくなるところだが、'''歌姫L9で効果がクアンタムバーストと並ぶ'''ため、消費ENと必要気力が低い分こちらの方が圧倒的に使い勝手がいい。さらに追加がクアンタより圧倒的に早い。能力優秀なダブルオークアンタの行動をクアンタムバーストで潰す事自体がそもそもデメリットと言えなくもないので、こちらが同じ効果でぶっ放せる事も利点である。 |
− | + | :これでかかる曲はずばり「In the Blue Sky ver.HD」。バーチャロンの代名詞とも言えるほど有名な曲であり、同時に「蒼穹」というステージ名に合致した曲名でもある。さらに言えば、追加されるのは上述の通り第「'''39'''」話である。 | |
− | : | ||
=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
;[[陸]] | ;[[陸]] | ||
− | : | + | :バーチャロイドなので[[空]]は飛べない。『UX』は[[海]]や面倒な地形で戦闘することが多いのでパートナーボーナスでフォローしよう。PUを組むなら、[[アパレシオン]]あたりの長射程で空を飛べる機体がおすすめ。 |
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=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === | ||
;M | ;M | ||
− | : | + | : |
=== 機体ボーナス === | === 機体ボーナス === | ||
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:他ユニットと比べて効果の高いボーナスを多く得られる。雑魚戦での囮やボス戦でのサポートが仕事なので、運動性やENのボーナスはありがたい。 | :他ユニットと比べて効果の高いボーナスを多く得られる。雑魚戦での囮やボス戦でのサポートが仕事なので、運動性やENのボーナスはありがたい。 | ||
− | == 機体BGM == | + | == [[BGM|機体BGM]] == |
;「LOVE♥14 ver.HD(インスト)」 | ;「LOVE♥14 ver.HD(インスト)」 | ||
− | :デフォルト戦闘曲。元々は[[ドラマCD]]「CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON CyberNet Rhapsody Episode # | + | :デフォルト戦闘曲。元々は[[ドラマCD]]「CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON CyberNet Rhapsody Episode #14」に収録されたフェイ・イェンのキャラクターソング。インストバージョンなのでボーカルはなし。 |
;「LOVE♥14 ver.HD(ボーカル)」 | ;「LOVE♥14 ver.HD(ボーカル)」 | ||
− | : | + | :同名武装で攻撃したときの戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。歌詞は元楽曲のままでなく、瓦重朗氏がスパロボ参戦のために書き下ろしたものとなっている。 |
:ちなみに、非公式ながら原曲をミクに歌わせた人は存在する。[http://www.nicovideo.jp/watch/sm3219758 詳しくはこちら]。UXでの編曲者はいろんなジャンルに定評があるsamfree氏。 | :ちなみに、非公式ながら原曲をミクに歌わせた人は存在する。[http://www.nicovideo.jp/watch/sm3219758 詳しくはこちら]。UXでの編曲者はいろんなジャンルに定評があるsamfree氏。 | ||
;「Believe ver.HD」 | ;「Believe ver.HD」 | ||
− | :同名武装で攻撃したときの戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。歌詞は新規書き下ろし。この曲もドラマCD「CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON CyberNet Rhapsody Episode # | + | :同名武装で攻撃したときの戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。歌詞は新規書き下ろし。この曲もドラマCD「CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON CyberNet Rhapsody Episode #14」が初出。こちらの編曲者は、「FREELY TOMORROW」で有名なMitchie M氏。ちなみに、第12回MMD杯参加作品として本楽曲のMVがファンの手によって作成され、[http://www.youtube.com/watch?v=SRam9zcijao 後にMitchie M氏公認になっている]。 |
− | ; | + | ;「in the Blue Sky ver.HD」 |
− | : | + | :エモーショナル・ウェーブ使用時の戦闘曲で、初音ミクのボーカルつき。元楽曲は初代バーチャロンの第1ステージにかかるBGMで、バーチャロンがシリーズ化されてからはテムジン系列VRのテーマ曲となった。今までのスパロボシリーズでもテムジン系列の操縦者である[[チーフ]]や[[クリアリア・バイアステン|クリアリア]]のデフォルト戦闘BGMとして必ず収録されていた(シリーズの初出は[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]。クリアリアはアレンジ版の「'01」が使われた)が、フェイのみしか参戦していないUXでさえその伝統は受け継がれたこととなった。ボーカル曲としてアレンジされるのはUXが初。こちらの編曲者はsamfree氏。 |
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:余談だが、解禁されるのが'''蒼穹作戦の最中'''でステージ名も「'''蒼穹-そら-'''」という完璧なコラボレーションを実現している。さらに第'''39'''話というおまけ付き。 | :余談だが、解禁されるのが'''蒼穹作戦の最中'''でステージ名も「'''蒼穹-そら-'''」という完璧なコラボレーションを実現している。さらに第'''39'''話というおまけ付き。 | ||
− | == | + | == 対決・名場面など == |
;電脳の歌姫、風の導き手 | ;電脳の歌姫、風の導き手 | ||
:『UX』ヨーロッパルート第17話「ハート・オブ・ディーヴァ」より。[[プラント]]で開催された[[シェリル・ノーム|シェリル]]のコンサートを警備する[[マクロス・クォーター]]部隊の前に[[バジュラ]]が現れる。何かに引き寄せられるように次から次へと現れるバジュラの大群に、自軍部隊は劣勢を強いられる。 | :『UX』ヨーロッパルート第17話「ハート・オブ・ディーヴァ」より。[[プラント]]で開催された[[シェリル・ノーム|シェリル]]のコンサートを警備する[[マクロス・クォーター]]部隊の前に[[バジュラ]]が現れる。何かに引き寄せられるように次から次へと現れるバジュラの大群に、自軍部隊は劣勢を強いられる。 | ||
149行目: | 130行目: | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[初音ミク]] | ;[[初音ミク]] | ||
− | : | + | :コラボ先のボーカロイド。『UX』の世界にフェイを呼び込んだ。フェイ自身は彼女を「あの子」と呼び、ステージ上では一人称を複数形にすることで彼女の存在を示唆している。 |
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
165行目: | 143行目: | ||
:『UX』では彼女らの本拠「[[八稜郭]]」に「眠り姫」として伝わっていた。 | :『UX』では彼女らの本拠「[[八稜郭]]」に「眠り姫」として伝わっていた。 | ||
;[[ジョウ・マヤ]]、[[マイク・コイル]] | ;[[ジョウ・マヤ]]、[[マイク・コイル]] | ||
− | : | + | :『UX』第11話で、彼らのやり取りを見て妙な誤解をしてしまう。 |
;[[由木翼]] | ;[[由木翼]] | ||
:『UX』第17話「ハート・オブ・ディーヴァ」において由木は悩むフェイに助言を送る。その事もあって、フェイはハート・オブ・ディーヴァに覚醒した。 | :『UX』第17話「ハート・オブ・ディーヴァ」において由木は悩むフェイに助言を送る。その事もあって、フェイはハート・オブ・ディーヴァに覚醒した。 | ||
− | : | + | :ついでに彼女を「翼」と名前で呼んだのは原作を含めても彼女が初めて。 |
− | ;[[ | + | ;[[ネロ (デモンベイン)|ネロ]] |
:『UX』ではクトゥルー内での戦闘前台詞によると、どうも彼女はフェイの中の「あの子」の事を知っていたようである。 | :『UX』ではクトゥルー内での戦闘前台詞によると、どうも彼女はフェイの中の「あの子」の事を知っていたようである。 | ||
;[[ハザード・パシャ]] | ;[[ハザード・パシャ]] | ||
177行目: | 155行目: | ||
== スパロボシリーズでの名台詞 == | == スパロボシリーズでの名台詞 == | ||
− | + | ;「… シ テ」<br/>「ハ … 」<br/>「ハ ジ メ マ シ テ …」<br/>「ハ ジメて… のお と、…が、きこえます。こえ、が… ことばガ…」<br/>「きこえマス。 みえます み んな、のこえ…?」<br/>「は…じめまして」<br/>「わ たし… わたし、は…誰で しょう…?」 | |
− | ; | + | :『UX』第10話「神謀、大地を駆ける」にて初めて目覚めた時の第一声。malo氏作のミクオリジナル曲「ハジメテノオト」にかけている。 |
− | : | + | ;「ジョウ、は…マイクの、こと…が好き?」<br/>「好き、で …息、がつまりそう?」 |
− | ;「ジョウ、は…マイクの、こと…が好き?」<br/> | + | :『UX』第11話「招かれざるもの」より。[[ジョウ・マヤ|ジョウ]]が[[マイク・コイル|マイク]]に練習台として口説かせようとした時のセリフ。この後、ジョウはチャムにこっぴどく怒られた。何気にryo氏作の「メルト」にかかっている。 |
− | : | + | ;「よく覚えてない けど……こっちにくるまえ、わたし、ひとりぼっちで……」<br/>「そのとき、とおくの方でなんだかすごく 楽しい……気持ち? みたいなもの、をみつけて……」<br/>「わたし、あんまり 後先 かんがえないから そのままそっちに とんでって」<br/>「……そしたら、その楽しいなにかとくっついちゃった? みたいな感じ」 |
− | ; | + | :『UX』「ハート・オブ・ディーヴァ」のIMにて、[[由木翼|由木]]との会話で話した『UX』の世界に来るまでの経緯。「ファイユーヴ」として電脳世界を放浪する中で、『UX』の電脳世界にいた[[初音ミク|ミク]]の[[歌]]を聴きつけ、そちらに跳んだところ彼女とデータが[[同化]]、そのままの状態で定位リバース・コンバートを起こして[[奇械島]]に実体化。その反動で機能が停止し、以来[[アンノウン・エクストライカーズ]]がやって来るまで眠りっぱなしだったらしい。 |
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:ちなみにこれを見る限り、本作のフェイは再起動の影響なのか「ファイユーヴ」としての記憶はほとんど消失している模様。 | :ちなみにこれを見る限り、本作のフェイは再起動の影響なのか「ファイユーヴ」としての記憶はほとんど消失している模様。 | ||
− | ;「うまく説明できないんだけどわたしの頭の中って……すーっごく、キラキラしててね」<br/>「いろんな思い、想い、願いとか……ほんとに いっつも、たくさんあって」<br/> | + | ;「うまく説明できないんだけどわたしの頭の中って……すーっごく、キラキラしててね」<br/>「いろんな思い、想い、願いとか……ほんとに いっつも、たくさんあって」<br/>「それが、メロディーや……リズム? みたいなものに聞こえたり感じたりして……」<br/>「でも なんでだろう なんか どれもバラバラなんだよね……」 |
− | : | + | :その続き。この「キラキラ」は動画投稿サイトなどの初音ミク動画の数々を指したものか。 |
− | ; | + | ;フェイ「……? きこえる……? きこえてくる……?」<br/>「この感じ……すごく なつかしい おぼえてる……教わった最初の音……もらった言葉、旋律……」<br/>[[初音ミク|???]]「♪~……」<br/>フェイ「ああ、これって……歌、なんだ。わたしの……歌なんだ」<br/>???「……」<br/>フェイ「ありがとう、呼んでくれたんだね……あなたは…… わたし? それとも私があなたなの?」<br/>???「♪~……」 |
:戦闘中イベントにて、心象世界での初音ミクとのコンタクト。実は、この場面のためだけに彼女のグラフィックが用意されている(当然ながらこのステージ限定)。 | :戦闘中イベントにて、心象世界での初音ミクとのコンタクト。実は、この場面のためだけに彼女のグラフィックが用意されている(当然ながらこのステージ限定)。 | ||
− | :このイベント以降フェイの台詞回しが変わり、[[フェイ・イェン]] | + | :このイベント以降フェイの台詞回しが変わり、[[フェイ・イェン]]系VR特有のテンションの高さが垣間見られるようになる。 |
− | ;「あの子はね……すっごくいっぱい、たくさんの人達のすてきな思いを受けて、輝いてて……」<br/> | + | ;「あの子はね……すっごくいっぱい、たくさんの人達のすてきな思いを受けて、輝いてて……」<br/>「わたしはその光に惹かれて、近づいて そしたら、あの子の心が手を差し伸べてくれて……」<br/>「だからあの子は私、私はあの子なんだよ!」 |
− | : | + | :エンドデモにおける初音ミク評。ちなみに本作の世界観にはボーカロイドは本来存在しないらしく、彼女がどこからフェイを呼んだのかは最後まで不明。 |
− | : | + | :これについては、同ステージのIMにおけるフェイの台詞と、第31話での[[リチャード・クルーガー|リチャード]]の発言に初音ミクの存在を絡めると見えてくる。 |
;「みんなが元気になるなら、わたしもいっぱい歌う!」 | ;「みんなが元気になるなら、わたしもいっぱい歌う!」 | ||
− | : | + | :『UX』第2部第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」シナリオエンドデモより。泥酔した[[覇道瑠璃|瑠璃]]がその勢いで[[戦術指揮]]を取る際に[[チャム・ファウ|チャム]]や[[エレボス]]に続いてそれに参加した。 |
:そして(巻き込まれた[[エイーダ・ロッサ|二]][[リナ・デイヴィス|人]]を含めて)チャムとエレボスと一緒に'''「戦術指揮/応援」を担当することができた'''。 | :そして(巻き込まれた[[エイーダ・ロッサ|二]][[リナ・デイヴィス|人]]を含めて)チャムとエレボスと一緒に'''「戦術指揮/応援」を担当することができた'''。 | ||
;「………」<br/>「…あなたたちもやっとわかったんだね」<br/>「生きることの痛みを」<br/>「伝わるよ、その想い…怖いんだよね」<br/>「でも、目をそらしちゃだめなんだよ、いま、自分自身の中にあるものを!」 | ;「………」<br/>「…あなたたちもやっとわかったんだね」<br/>「生きることの痛みを」<br/>「伝わるよ、その想い…怖いんだよね」<br/>「でも、目をそらしちゃだめなんだよ、いま、自分自身の中にあるものを!」 | ||
− | : | + | :『UX』で、蒼穹作戦にて[[イドゥン]]が「痛み」を理解してしまい苦しんでいる様子を見て、フェイは危険も承知で[[マークニヒト]]のもとに近き、いまにも理解してしまいそうな何かと向き合うことを[[フェストゥム]]に呼びかけた。「痛み」と「感情」を否定しようとするイドゥンに攻撃を受けるが、彼女はそれでも屈しはしなかった。そして…。 |
;(…あなたたちも感じる? 空の青…すてきな色だったよね。 忘れたことが綺麗に甦って…)<br/>(わたしの声、あの子の声…そして…うん、みんなの声が輝くよ!) | ;(…あなたたちも感じる? 空の青…すてきな色だったよね。 忘れたことが綺麗に甦って…)<br/>(わたしの声、あの子の声…そして…うん、みんなの声が輝くよ!) | ||
− | : | + | :『UX』。完全に覚醒した電脳の歌姫は、母なる歌声をフェストゥム、[[アルティメット・クロス]]の前で披露した。それを聞いたイドゥンは否定しようとする「感情」を理解してしまい一層苦しみ、自軍部隊を奮い立たせる事が出来た。 |
− | : | + | :そしてその歌声はいなくなることに耐えられなかった乙姫を島の[[ミール]]と一体化することを決心させる描写が書かれるなど、感動するイベントとなっている。…尤も、[[ハザード・パシャ|空気を読まない誰かさん]]のせいで'''台無しにされてしまう'''のだが。 |
− | + | ;「聞こえるよ、みんなの歌!誇りと愛が共鳴して…奏でてる、メロディー!」<br/>シェリル「翼は、風に乗って…!」<br/>ランカ「大空に祈る、鳥の歌…!」 | |
− | ; | + | :『UX』第43話ユニオンルート「THE RETURN OF THE SORCERER」にて、神気取りの[[アウグストゥス]]に対し、自分の中の「神」をも超える可能性を思い出し、[[ダンクーガノヴァ・マックスゴッド]]への合体を成功させた[[チームD]]の姿を見て。実は「鳥の歌」の歌詞ネタ。 |
− | + | ;「……止める止めない以前の問題だよ。知力も武力も……人を好き勝手に使うためのものじゃない」<br/>「そうやって上から目線のつもりかもだけど、つまんない野望だね!」 | |
− | + | :『UX』第49話での対[[ハザード・パシャ|ハザード]]。どこまでも自分の保身と欲望の事しか頭に思い浮かばない男を前に、電脳の歌姫はその野望を「つまらない」と一蹴する。 | |
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:ちなみにハザードに限らず、本作のフェイはこの手のキャラに対しては正面からバッサリ切り捨てている。 | :ちなみにハザードに限らず、本作のフェイはこの手のキャラに対しては正面からバッサリ切り捨てている。 | ||
− | ; | + | ;「絶望……? 甘えないで! 私が本気を出したら、あなただって希望で輝いちゃうんだよ!!」 |
− | : | + | :『UX』第51話での対[[マスターテリオン]]。絶望と憎悪の化身に対してここまで言ってのけるあたりはさすがだが、本当に出来そうなのがなんとも。 |
;カリ・ユガ「今、可能性を閉じなければ、すべての可能性が『消失』してしまう…。その意味は、あなたならわかるはずです」 <br/>「閉じられた運命は、輪廻の理の中で再生するのです…!」<br/>「あなたたちの作る、新たなユガなどでは…!」<br/>フェイ「……暴走の果てに終わる世界って感じだね。でも、ハッキリ言っておくよ」<br>「可能性として観測されたものを無理に制御しようとする時点で、あなた自身が無限ループにはまってるの!」<br/>「そういうエラーが危機を呼ぶわけで……しょうがない。もう一度、フェイ・イェンHD、本気で行きます!」 | ;カリ・ユガ「今、可能性を閉じなければ、すべての可能性が『消失』してしまう…。その意味は、あなたならわかるはずです」 <br/>「閉じられた運命は、輪廻の理の中で再生するのです…!」<br/>「あなたたちの作る、新たなユガなどでは…!」<br/>フェイ「……暴走の果てに終わる世界って感じだね。でも、ハッキリ言っておくよ」<br>「可能性として観測されたものを無理に制御しようとする時点で、あなた自身が無限ループにはまってるの!」<br/>「そういうエラーが危機を呼ぶわけで……しょうがない。もう一度、フェイ・イェンHD、本気で行きます!」 | ||
− | : | + | :[[カリ・ユガ]]との戦闘前会話。可能性を閉じねば全てが終わるという神に対して痛烈な一撃で切り返し、電脳の歌姫は最後のセッションに臨む。cosMo(暴走P)氏作の「初音ミクの'''消失'''」の歌詞、「'''暴走の果てに'''見える '''終わる世界'''」にかかっている。 |
:ちなみにこの台詞、見方を変えると'''[[ユーゼス・ゴッツォ|この人]]にもそっくり当てはまってしまう'''。 | :ちなみにこの台詞、見方を変えると'''[[ユーゼス・ゴッツォ|この人]]にもそっくり当てはまってしまう'''。 | ||
;「あっ……そうか。お別れなんだね。そろそろかなと思ってたけど、やっぱり突然だなぁ……」<br/>「寂しいけど……でも、わたし楽しかった。たくさんの強さと優しさをもらえたし……何より歌えたし!」<br/>「さようなら。時空を遠く離れても、みんなのこと、忘れない。ありがとう……いつかまた逢いたいな!」 | ;「あっ……そうか。お別れなんだね。そろそろかなと思ってたけど、やっぱり突然だなぁ……」<br/>「寂しいけど……でも、わたし楽しかった。たくさんの強さと優しさをもらえたし……何より歌えたし!」<br/>「さようなら。時空を遠く離れても、みんなのこと、忘れない。ありがとう……いつかまた逢いたいな!」 | ||
− | :最終決戦後。[[春日井甲洋|甲洋]]や[[皆城乙姫|乙姫]] | + | :最終決戦後。[[春日井甲洋|甲洋]]や[[皆城乙姫|乙姫]]らと共にUXを元の世界へ、すべての可能性が集った場所へと送り届ける。 |
− | : | + | :そして、二人の電脳の歌姫は、長きに渡るセッションをようやく終え、UXというステージを去る。彼女らはどこから来て、そしてどこへ行ったのか? それは多分、誰も知らない。 |
== スパロボシリーズでの迷台詞 == | == スパロボシリーズでの迷台詞 == | ||
− | + | ;「あ、非モテ系の皆さん」 | |
− | ; | + | :[[キバの輩]]との戦闘時の台詞。何気に酷い。 |
− | :[[キバの輩]] | + | ;「か…加齢臭!」 |
− | ; | + | :ハザードとの[[特殊戦闘台詞]]。ストレートすぎる。 |
− | :[[ | ||
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
;[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]、[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]] | ;[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]、[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]] | ||
− | : | + | :VRとしてはこれらの系列の機体に当たるが、当人からはデザインがかなり不評。ただし本作ではこれらに関する記憶は綺麗に欠け落ちている。 |
;[[マジンカイザーSKL]] | ;[[マジンカイザーSKL]] | ||
:[[奇械島]]で眠っていた際には、この機体の存在が目覚めのきっかけになると予言されていた。 | :[[奇械島]]で眠っていた際には、この機体の存在が目覚めのきっかけになると予言されていた。 | ||
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***なお、「はちゅねミク」自体がこのネギ動画から生まれた存在である。この後、他のVOCALOIDにも歌手のイメージとはかけ離れた持ち物を持たせるのが定番化した。 | ***なお、「はちゅねミク」自体がこのネギ動画から生まれた存在である。この後、他のVOCALOIDにも歌手のイメージとはかけ離れた持ち物を持たせるのが定番化した。 | ||
*この機体には、初音ミクの楽曲(ミクの性質故に「歌わせたもの」というのが正しいだろうが)の[[世界観]]をモチーフにしたバリエーションも存在する。 | *この機体には、初音ミクの楽曲(ミクの性質故に「歌わせたもの」というのが正しいだろうが)の[[世界観]]をモチーフにしたバリエーションも存在する。 | ||
− | * | + | *3DSのソフトで初音ミクが登場するのは、『初音ミクProject mirai』から約1年ぶりの事となる。 |
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== 商品情報 == | == 商品情報 == | ||
<amazon>B005IVZO2K</amazon><amazon>B00EV507UI</amazon>←Believe(ver.HD)収録 | <amazon>B005IVZO2K</amazon><amazon>B00EV507UI</amazon>←Believe(ver.HD)収録 | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
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*[http://tamashii.jp/special/compositeverka/index09.html COMPOSITE Ver.Ka 「VR-014/HD フェイ・イェンHD」] | *[http://tamashii.jp/special/compositeverka/index09.html COMPOSITE Ver.Ka 「VR-014/HD フェイ・イェンHD」] | ||
*[http://piapro.jp/license/pcl/summary ピアプロ・キャラクター・ライセンス] (戦闘NG説の根拠となる規約) | *[http://piapro.jp/license/pcl/summary ピアプロ・キャラクター・ライセンス] (戦闘NG説の根拠となる規約) | ||
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{{DEFAULTSORT:ふえい いえんHD}} | {{DEFAULTSORT:ふえい いえんHD}} | ||
[[Category:登場メカは行]] | [[Category:登場メカは行]] | ||
[[Category:バーチャロンシリーズ]] | [[Category:バーチャロンシリーズ]] |