「ビアン・ゾルダーク」を編集中
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− | + | == ビアン・ゾルダーク(Bian Zoldark) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] | |
− | * | + | *[[声優]]:飯塚昭三 |
− | + | *種族:地球人 | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *[[年齢]]:44歳 | |
− | + | *所属:[[ディバイン・クルセイダーズ]] | |
+ | **[[テスラ・ライヒ研究所]]→[[EOTI機関]]→[[ディバイン・クルセイダーズ]](OGシリーズ) | ||
+ | *階級:総帥、総裁、博士 | ||
+ | *好きなもの:ロボットアニメ、娘 | ||
− | + | == 共通 == | |
− | + | [[ディバイン・クルセイダーズ]](通称[[DC]])の総帥。初出は[[第2次スーパーロボット大戦]]で、バンプレストオリジナルキャラクターにおけるボスキャラクターの元祖とも言える人物。 | |
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− | [[ディバイン・クルセイダーズ]](通称[[DC]] | ||
− | + | 彼は希代の[[天才|天才科学者]]であり、究極ロボ「[[ヴァルシオン]]」を初め、多くの個性溢れる傑作機を独力で開発している。また組織の長としても、自身の信念を曲げない芯の強さ、曲者揃いの部下をまとめあげる強烈なカリスマ性、組織運営の手腕…等を兼ね備えており、更にはパイロットとしての操縦技量も超一流と、あらゆる面で非の打ちどころのない能力を有している。[[シュウ・シラカワ|シュウ]]と並んで歴代のバンプレストオリジナルキャラクターの中でも際立った完璧さを持つ、超人的な存在と言っても過言ではない男である。 | |
その超人的な才覚により、いずれの作品でも[[異星人]]の存在と地球への侵攻可能性をいち早く察知した彼は、外宇宙の脅威から地球を防衛すべくDCを設立。組織としての急進性から主人公サイドとは敵対することになってしまう場合が多いが、その裏では自身の敗北やDCの瓦解も織り込んで立ち回り地球圏に防衛戦力を蓄えさせることに腐心するなど優れた先見の明を発揮し、主人公サイドとは形こそ違えど地球圏の防衛に大きな貢献を果たしている。 | その超人的な才覚により、いずれの作品でも[[異星人]]の存在と地球への侵攻可能性をいち早く察知した彼は、外宇宙の脅威から地球を防衛すべくDCを設立。組織としての急進性から主人公サイドとは敵対することになってしまう場合が多いが、その裏では自身の敗北やDCの瓦解も織り込んで立ち回り地球圏に防衛戦力を蓄えさせることに腐心するなど優れた先見の明を発揮し、主人公サイドとは形こそ違えど地球圏の防衛に大きな貢献を果たしている。 | ||
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その無骨で強面な外見に似合わず、ロボットアニメ(特にスーパーロボット系)が好きで、一人娘の[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]には幼い頃からスーパーロボットの搭乗者とするべく厳しい訓練を課していたらしい。しかし、娘を乗せるはずであったヴァルシオンのデザインを彼女が気に入らなかった為、すぐさま娘の気にいる外見の2号機・[[ヴァルシオーネ]]を開発するなど、重度の親バカでもある。また、時代劇好きという設定もあり、趣味の分野では勧善懲悪のさっぱりした作品が好みのようである。ちなみに、ヴァルシオーネの造型は彼が担当したらしく、彼の容姿との壮絶なギャップを生んでいる。また、時代劇が好きという趣味は娘のリューネにも受け継がれており、似たもの親子であることが窺えるエピソードとなっている。 | その無骨で強面な外見に似合わず、ロボットアニメ(特にスーパーロボット系)が好きで、一人娘の[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]には幼い頃からスーパーロボットの搭乗者とするべく厳しい訓練を課していたらしい。しかし、娘を乗せるはずであったヴァルシオンのデザインを彼女が気に入らなかった為、すぐさま娘の気にいる外見の2号機・[[ヴァルシオーネ]]を開発するなど、重度の親バカでもある。また、時代劇好きという設定もあり、趣味の分野では勧善懲悪のさっぱりした作品が好みのようである。ちなみに、ヴァルシオーネの造型は彼が担当したらしく、彼の容姿との壮絶なギャップを生んでいる。また、時代劇が好きという趣味は娘のリューネにも受け継がれており、似たもの親子であることが窺えるエピソードとなっている。 | ||
− | === [[第2次スーパーロボット大戦|第2次]] | + | === 旧シリーズ([[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]、[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]])=== |
異星人の侵略にいち早く気付き、それに対抗するためには人類の力を一つに結集するしかないと判断。国際連合に対し、全世界の国家を統一してこれに立ち向かうよう進言するも拒否され、自身の手による世界統一を目指してディバイン・クルセイダーズを結成。乗機ヴァルシオンを始めとする圧倒的な戦力で瞬く間に全世界の8割近くを制圧した。 | 異星人の侵略にいち早く気付き、それに対抗するためには人類の力を一つに結集するしかないと判断。国際連合に対し、全世界の国家を統一してこれに立ち向かうよう進言するも拒否され、自身の手による世界統一を目指してディバイン・クルセイダーズを結成。乗機ヴァルシオンを始めとする圧倒的な戦力で瞬く間に全世界の8割近くを制圧した。 | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | + | 本作でも旧シリーズ同様に異星人の侵略に気付き、「人類に逃げ場なし」のキーワードで地球の危機を訴え、地球の総力を結集しての防衛準備を提案。今シリーズでは旧シリーズと打って変わってビアンの主義主張が連邦側に受け入れられたため、地球連邦の下部組織としてDCを立ち上げ、数々の研究機関のトップを招いて「EOT会議」を主催したりもした。その後は娘と共に[[木星]]へと向かうが、恐らくは[[ジュピトリアン]]との接触の過程でのトラブルにより消息不明となる。 | |
そのままαシリーズでは未登場に終わるかと思われたが、[[第3次スーパーロボット大戦α]]終盤において、銀河中心殴り込み艦隊の出撃時に[[イカロス基地]]にその姿を現し、[[ソフィア・ネート]]と共に自軍を見送った。ゲーム内では多くは語られないが、裏方としていろいろと活躍していたのはまず間違いないと思われ、[[ダイゼンガー]]や[[アウセンザイター]]の設計にも絡んだのだろう。ちなみに、αシリーズだけは敵対する事も死亡する事も無い。 | そのままαシリーズでは未登場に終わるかと思われたが、[[第3次スーパーロボット大戦α]]終盤において、銀河中心殴り込み艦隊の出撃時に[[イカロス基地]]にその姿を現し、[[ソフィア・ネート]]と共に自軍を見送った。ゲーム内では多くは語られないが、裏方としていろいろと活躍していたのはまず間違いないと思われ、[[ダイゼンガー]]や[[アウセンザイター]]の設計にも絡んだのだろう。ちなみに、αシリーズだけは敵対する事も死亡する事も無い。 | ||
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | + | 設定はほぼ旧シリーズを踏襲しており、保身を優先して異星人への降伏を秘密裏に進めていたEOT特別審議会のメンバーに絶望し、異星人の存在が明るみに出た[[南極事件]]を契機にDCを率いて決起する。その行動過程は[[第2次スーパーロボット大戦|第2次]]とほぼ同じで、最期はハガネ隊に敗れた。因みに止めを刺したのは[[マサキ・アンドー|マサキ]]という事になっており、シリーズ全体を通しての公式設定となっている(DWでも同様。ちなみに最初にそれが語られたのは「魔装機神」。もっとも、第2次でビアンと対峙した人物は、同作においてはマサキしか登場しないのであるが)。 | |
== 科学者として == | == 科学者として == | ||
− | + | 前述の通り彼は希代の[[天才|天才科学者]]という設定であり、彼の開発した兵器はことごとく凄まじい性能を有している。 | |
また、一見するだけでは実用性が疑問視されるような、視覚的に非常に強いインパクトを与える機体が多いのも特徴。この点についてはロボットアニメ好きという彼の趣味が少なからず影響していることは間違いなく、必ずしもスペック上の効率を追求しない点は科学者として異端であるとも言える。しかし、搭乗者との相性までも勘案して最適な機体を設計してしまう彼は、やはり科学者として非凡極まりない才を有しているといって間違いないだろう。 | また、一見するだけでは実用性が疑問視されるような、視覚的に非常に強いインパクトを与える機体が多いのも特徴。この点についてはロボットアニメ好きという彼の趣味が少なからず影響していることは間違いなく、必ずしもスペック上の効率を追求しない点は科学者として異端であるとも言える。しかし、搭乗者との相性までも勘案して最適な機体を設計してしまう彼は、やはり科学者として非凡極まりない才を有しているといって間違いないだろう。 | ||
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彼の代表作である[[ヴァルシオン]]は恐怖と威圧感を与える外観をしており、典型的な[[特機]]としての風格を醸し出しているが、その設計は量産性や拡張性に優れており、[[パーソナルトルーパー]]・[[ゲシュペンスト]]の設計思想に通じるものがある。 | 彼の代表作である[[ヴァルシオン]]は恐怖と威圧感を与える外観をしており、典型的な[[特機]]としての風格を醸し出しているが、その設計は量産性や拡張性に優れており、[[パーソナルトルーパー]]・[[ゲシュペンスト]]の設計思想に通じるものがある。 | ||
− | また、愛娘の[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]に与えた[[ヴァルシオーネ]]はおよそロボットという枠を逸脱した、人間の美少女に限りなく近いフォルムで、一見すると、開発したビアンが変人に見られがちな機体であるが、駆動系(及び人間的な柔らかな表情の実現)に用いられている人工筋肉は高い追従性を発揮する優れた素材であり、後の[[ダイゼンガー]] | + | また、愛娘の[[リューネ・ゾルダーク|リューネ]]に与えた[[ヴァルシオーネ]]はおよそロボットという枠を逸脱した、人間の美少女に限りなく近いフォルムで、一見すると、開発したビアンが変人に見られがちな機体であるが、駆動系(及び人間的な柔らかな表情の実現)に用いられている人工筋肉は高い追従性を発揮する優れた素材であり、後の[[ダイゼンガー]]の『ダイレクト・モーション・リンク』にも採用されている。 |
− | + | 更に、近年ビアンの開発である事が明らかになった[[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]]シリーズに関しては、[[ゼンガー・ゾンボルト|ゼンガー]]用の[[ダイゼンガー]]、[[エルザム・V・ブランシュタイン|エルザム]]([[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]])用の[[アウセンザイター]]、共に彼らの趣味や得意分野を看破した上で、この両機による連携攻撃を主体とした機能を盛り込んでいる。特にアウセンザイターには実用性に乏しい馬への[[変形]]機構を組み込んでいるが、彼らはそれを活かす形で強力な連携攻撃を生み出しており、また「馬上の鎧武者」というフォルムは彼の作品の中でも視覚的効果という点では傑出している。 | |
− | 他の分野では、[[サイバスター]] | + | 他の分野では、[[サイバスター]]の「サイフラッシュ」のデータを参考にして「サイコブラスター」という敵味方識別型大量広域先制攻撃兵器を開発した逸話がある。当時の脚本の出鱈目さもあって、「ビアンは該当兵器を見ただけでその原理の理解に成功。短期間で完全模倣を実現させた」などと誇張してまわるユーザーが急増した。それに対してスタッフ陣が反省したのかはわからないが、漫画『DW Reord of ATX』の3巻(2010年)でビアンが「サイコブラスター」を開発できた理由を補足しており、娘であるリューネに「(マサキの)[[シュウ・シラカワ|関係者]]が情報を出したんじゃないのか」という推測を披露させている。 |
− | + | 「サイフラッシュ」に関しては、ビアンは単なる模倣者に過ぎない。ただ、「理屈と概念が分かればあの親父ならモノにする」と娘が弁護したように、「練金学」の分野でもオリジナルの開発者にあたる[[ウェンディ・ラスム・イクナート]]に迫る天性を秘めていた事は間違いない。ちなみに、「サイフラッシュ」が完成したのは新暦4957年頃、[[OGシリーズ]]の[[新西暦]]でなら185年の末か186年初頭の出来事と思われる。OG世界のビアンが短期間で「サイコブラスター」を完成出来たといえるかどうかは微妙。 | |
− | 『魔装機神III』で補足されたサイフラッシュの識別原理は、「機体の識別信号で区別する方式」と「悪意の感知システム」による2方式の使い分け。機械的な処理で進行可能と思われる「識別信号の審査」はともかく、魔術制御機構のない[[ヴァルシオーネ]] | + | 『魔装機神III』で補足されたサイフラッシュの識別原理は、「機体の識別信号で区別する方式」と「悪意の感知システム」による2方式の使い分け。機械的な処理で進行可能と思われる「識別信号の審査」はともかく、魔術制御機構のない[[ヴァルシオーネ]]でどのようにして「悪意の感知システム」あるいはそれに対応するシステムを再現したかは公式の説明がないため、今なお不明のまま。ヴァルシオーネのブラスターに「悪意の感知システム」を用意することが出来なかった可能性はある(地底世界の練金学で改修された[[ヴァルシオーネR]]は別)。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
− | + | :本作のラスボス。中盤にも一度登場するが、ヴァルシオンがあまりにも強く歯が立たない。 | |
− | :; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦G]] |
− | : | + | :第2次に準拠。[[リガ・ミリティア]]の[[ジン・ジャハナム]]でもあった。前述の通り、自身が敗れた場合のことも考えていたと設定された。この設定は、後に[[OGシリーズ]]にも踏襲される。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] | |
− | ; | + | :飯塚昭三氏の声がついた。第2次の[[中断メッセージ]]にも登場する。いかにも大ボスという貫禄を見せてくれる。 |
− | : | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | + | :長らく名前のみであったが、本作で第53話終了時のインターミッションに登場。映画に於ける大御所の特別出演といった扱いである。 | |
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− | : | ||
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION]] |
− | : | + | :第2次を踏襲する形でDCを立ち上げる。同作最終話に準拠したシナリオ『暁の決戦』にて対峙する。……だが、同時に出て来るシュウ同様底力が無い為、火力のある機体を突っ込ませると呆気ないほど楽に倒せる。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATIONS]] |
:OGに準拠。マサキやリュウセイらと対戦させると、いろいろとセリフを喋ってくれる。 | :OGに準拠。マサキやリュウセイらと対戦させると、いろいろとセリフを喋ってくれる。 | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | ||
:名前のみの登場。最後のトロニウムをシュウに託していたことや、イティイティ島の秘密基地の設計を担当していたことが判明(建設は一度中断していたが、その後はレーツェルが完成させた)。後者についてはロボットアニメ好きなビアンの趣味が反映されているというお茶目ぶりも伺える。 | :名前のみの登場。最後のトロニウムをシュウに託していたことや、イティイティ島の秘密基地の設計を担当していたことが判明(建設は一度中断していたが、その後はレーツェルが完成させた)。後者についてはロボットアニメ好きなビアンの趣味が反映されているというお茶目ぶりも伺える。 | ||
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− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
現状もっとも手に入れやすい、OGシリーズについて記載。 | 現状もっとも手に入れやすい、OGシリーズについて記載。 | ||
− | === | + | === 能力値 === |
DCの元締めだけあってさすがに強い。盟友マイヤーに遜色ない強さを誇り、ヴァルシオンの頑強さも合わせて序盤最強の敵として立ちはだかる。 | DCの元締めだけあってさすがに強い。盟友マイヤーに遜色ない強さを誇り、ヴァルシオンの頑強さも合わせて序盤最強の敵として立ちはだかる。 | ||
− | + | === 精神コマンド === | |
− | === | + | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION|OG]] |
− | ;[[ | + | :[[直感]]、[[ド根性]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[鉄壁]]、[[激励]] |
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− | : | ||
:「熱血」と「気迫」の順番が違うだけで、マイヤーと同じラインナップ。 | :「熱血」と「気迫」の順番が違うだけで、マイヤーと同じラインナップ。 | ||
− | + | === 特殊技能 === | |
− | === | + | ;[[インファイト]]L4、[[指揮官]]L4、[[リベンジ]]、[[天才]] |
− | ; | + | :天才以外は特に強い技能ではない。指揮官もシュウにギリギリ届かない。ヴァルシオンは射撃主体なのだが覚えるのはインファイトである。ただ、能力自体は射撃の方が高いのだが。マイヤーと違い底力がないので、防御面だと若干脆い。が、ヴァルシオンには歪曲フィールドがあり、グルンガストなど一部を除いてはまともにダメージが通せない。 |
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− | : | ||
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=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
;与える最終ダメージ+10%、命中率+10% | ;与える最終ダメージ+10%、命中率+10% | ||
− | : | + | :実はマイヤーと同じボーナス。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
良くも悪くも、直接的にも間接的にも、ビアンが関わった人間達はその後に何かしらの大きな影響を残している。 | 良くも悪くも、直接的にも間接的にも、ビアンが関わった人間達はその後に何かしらの大きな影響を残している。 | ||
;[[リューネ・ゾルダーク]] | ;[[リューネ・ゾルダーク]] | ||
− | :愛娘。乗機のヴァルシオンは娘の為に開発していたのだが、彼女の「ださい」の一言で急遽[[ヴァルシオーネ]] | + | :愛娘。乗機のヴァルシオンは娘の為に開発していたのだが、彼女の「ださい」の一言で急遽[[ヴァルシオーネ]]が開発された。ただ、そのヴァルシオーネも完全に納得のいくものでは無かったらしく、後に[[ヴァルシオーネR]]へと改修される。力で相手を屈服させるという父のやり方に反発して家を飛び出したが、内心は『親心』と『父を慕う気持ち』で繋がっていた。 |
;[[シュウ・シラカワ]] | ;[[シュウ・シラカワ]] | ||
− | : | + | :同志。彼とは研究員時代からの知り合いで、ビアンはシュウが敬意を払っていた数少ない人物。歴代スパロボでも最強の天才タッグである。ビアンの真意には気付いており、マップ『暁の決戦』で共闘する。ちなみに二人そろって大ボス格なのに「底力」がなかったりする。 |
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;[[マサキ・アンドー]] | ;[[マサキ・アンドー]] | ||
:血気盛んな彼と愛機サイバスターを、自分自身とヴァルシオンの圧倒的威圧感で黙らせ、マサキに対してシュウへの私怨を超えた団結を教えた。最期はマサキの一撃でこの世を去ることに。 | :血気盛んな彼と愛機サイバスターを、自分自身とヴァルシオンの圧倒的威圧感で黙らせ、マサキに対してシュウへの私怨を超えた団結を教えた。最期はマサキの一撃でこの世を去ることに。 | ||
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;[[ヴィルヘルム・V・ユルゲン]] | ;[[ヴィルヘルム・V・ユルゲン]] | ||
:元DCの科学者。彼の[[ODEシステム]]が持つ矛盾と危険性を看破しており、採用しなかった。 | :元DCの科学者。彼の[[ODEシステム]]が持つ矛盾と危険性を看破しており、採用しなかった。 | ||
− | + | ;[[バン・バ・チュン]]<br/>[[ロレンツォ・ディ・モンテニャッコ]] | |
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− | ;[[バン・バ・チュン]] | ||
:DC時の部下。戦争終結後、彼らはそれぞれにビアンの意志を継いで行動を開始するが、皮肉にもそれらは悉く内部から踏み躙られることになる。 | :DC時の部下。戦争終結後、彼らはそれぞれにビアンの意志を継いで行動を開始するが、皮肉にもそれらは悉く内部から踏み躙られることになる。 | ||
;[[アードラー・コッホ]] | ;[[アードラー・コッホ]] | ||
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== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
;ジオン・ズム・ダイクン | ;ジオン・ズム・ダイクン | ||
− | : | + | :旧シリーズではかつてビアンの片腕であった設定。ただジオン自身はビアンの武力による地球統一は最後まで反対していた。ジオンの実子であるシャアは第2次では部下であるが、特に二人が関係するイベントは無い。 |
;[[ギレン・ザビ]] | ;[[ギレン・ザビ]] | ||
− | : | + | :第3次ではビアンの意志を継いで後継のDC総帥となるが、結局ザビ家による独裁を目論むギレンらによってビアンの理想は歪められる事になる。 |
;[[パプテマス・シロッコ]] | ;[[パプテマス・シロッコ]] | ||
− | : | + | :旧シリーズの第2次ではDCの宇宙軍司令として重用するが、反乱を図られる。しかし、事前に計画を察知して反乱を失敗に終わらせた。 |
;[[破嵐万丈]] | ;[[破嵐万丈]] | ||
:αシリーズではシリーズ開始前の旧知。 | :αシリーズではシリーズ開始前の旧知。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | |||
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=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
− | ;「クロスマッシャー、発射!」 | + | ;「クロスマッシャー、発射!」 |
:OG1でのヴァルシオン操縦時のセリフだが、搭載武器の名前を使う度に全て叫ぶのは、ビアンのロボットアニメ好きな趣味によるものであろう。共闘できたなら、リュウセイ辺りと気が合いそうである。 | :OG1でのヴァルシオン操縦時のセリフだが、搭載武器の名前を使う度に全て叫ぶのは、ビアンのロボットアニメ好きな趣味によるものであろう。共闘できたなら、リュウセイ辺りと気が合いそうである。 | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
;「始めまして、諸君…いや すでにまみえた事のある人もいるかな? 私がDC総帥ビアン・ゾルダークだ」 | ;「始めまして、諸君…いや すでにまみえた事のある人もいるかな? 私がDC総帥ビアン・ゾルダークだ」 | ||
− | : | + | :第2次での初登場場面でのセリフ。突如として総帥自ら戦場に出てくるなどホワイトベース隊の誰も予想しておらず、(プレイヤーにはマップのタイトルでバレバレ)その威圧感に皆戦慄を覚えていた。実のところは敵対勢力の力量を把握する為に出陣しただけなので早々に撤退する。 |
− | + | ;「だ、だが…これだけは忘れるな…やがて来る脅威に立ち向かうのはお前達の若い力だ…」 | |
− | ; | + | :自らを倒した者に、人類の運命を託す。 |
− | : | + | ;「…リューネよ…我が娘よ…。お前の姿を見れぬのは心残りだ…、フ、フフフ…先に逝くのは…親の宿命…。…ゆ…る…せ……」 |
− | ; | ||
:ビアン最期のセリフ。 | :ビアン最期のセリフ。 | ||
− | ; | + | ;「人類に逃げ場なし」 |
− | : | + | :地球連邦政府に対して、ビアンが発した言葉。ビアン自身が言うよりも他の人間の口から言われることも多かった。[[スーパーロボット大戦α]]のキャッチコピーとしても使われている。 |
− | === | + | === αシリーズ === |
− | ;「何もしないという事は生きる事を放棄する事と同じだ。それは生命体の存在意義に反する」<br /> | + | ;「何もしないという事は生きる事を放棄する事と同じだ。それは生命体の存在意義に反する」<br />「人類に逃げ場なし…だから、選ぶべきは戦いの道…生き残る道だ…」<br />「そして、人類はその道を選んだ。それが無駄な足掻きであろうと、そこには確かに生が有る」<br />「最後まで人間として生きよう。それが、我々の出した答えだ」 |
− | : | + | :[[第3次α]]第53話終了時の[[ソフィア・ネート|ソフィア]]との対話。ビアンの論は「例え全てが無駄であろうとも、戦い、抗い、足掻いてこそ人間足りうる。ゆえに、人間である我々は最後まで足掻くべき」というもので、奇しくも、直前の第52話で[[碇ゲンドウ]]が遺した数々の悲観論と、見事なまでに対を成しているのが興味深い。 |
− | ; | + | ;(若者達よ…その手で未来をつかみとれ…そう、力尽くでだ…) |
:上記の対話終了後、[[ゼ・バルマリィ帝国]]本星へと旅立った[[αナンバーズ]]の若者達に送るメッセージ。「力尽く」という表現を交えるところが、良くも悪くもビアンらしい。 | :上記の対話終了後、[[ゼ・バルマリィ帝国]]本星へと旅立った[[αナンバーズ]]の若者達に送るメッセージ。「力尽く」という表現を交えるところが、良くも悪くもビアンらしい。 | ||
− | + | === OGシリーズ === | |
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;「正義の味方にでもなるつもりか」 | ;「正義の味方にでもなるつもりか」 | ||
:マサキとの交錯の後、彼に向けて挑発するように言い放つ。対するマサキは「なる!」と一言で返し、その意志を明らかにした。 | :マサキとの交錯の後、彼に向けて挑発するように言い放つ。対するマサキは「なる!」と一言で返し、その意志を明らかにした。 | ||
;「私に勝った責任は取ってもらうぞ」<br />「世界を、この星を守ってもらう」 | ;「私に勝った責任は取ってもらうぞ」<br />「世界を、この星を守ってもらう」 | ||
− | :コミカライズ「Record of | + | :コミカライズ「Record of ATX」にてマサキに撃破された際の台詞。 |
− | |||
− | |||
;「――――――何と目覚めるばかりに自然の照り映えている事よ」<br />「何と大地の輝いている事よ」<br />「木々からは花が吹き出て、心からは歓喜が湧き溢れる」<br />「おお太陽よ、黄金成すその美しさよ。お前は祝福する、この香しい大地を」<br />「私はどんなにお前を愛している事だろう、どんなにお前の目に輝いている事だろう」<br />「いつまでも幸せあれ。私がお前を、愛する限り」 | ;「――――――何と目覚めるばかりに自然の照り映えている事よ」<br />「何と大地の輝いている事よ」<br />「木々からは花が吹き出て、心からは歓喜が湧き溢れる」<br />「おお太陽よ、黄金成すその美しさよ。お前は祝福する、この香しい大地を」<br />「私はどんなにお前を愛している事だろう、どんなにお前の目に輝いている事だろう」<br />「いつまでも幸せあれ。私がお前を、愛する限り」 | ||
− | :「Record of | + | :「Record of ATX」における死の間際の台詞(DWでもほぼ同じ事を言っている)。ゲーテの詩「5月の歌」からの引用である。最後の言葉はゲーテの原作とやや異なっているが(本来は「お前が私を愛する限り」)、この場面ではリューネの幻影が描かれており、ビアンが娘の幸せを願っての言葉になっている。 |
− | |||
− | == | + | == 関連機体 == |
;[[ヴァルシオン]] | ;[[ヴァルシオン]] | ||
− | : | + | :自身が搭乗する『究極ロボ』。ボスクラスの機体としては珍しく、量産性と拡張性に優れる。本来の色は赤だが、旧シリーズではこのあたりの混乱が著しい。 |
;[[ヴァルシオーネ]] | ;[[ヴァルシオーネ]] | ||
:娘・リューネの為に開発した機体。先進的な技術の数々を搭載しており、その一部はDGGに受け継がれている。 | :娘・リューネの為に開発した機体。先進的な技術の数々を搭載しており、その一部はDGGに受け継がれている。 | ||
206行目: | 162行目: | ||
:DGG([[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]])の1号機。 | :DGG([[ダイナミック・ゼネラル・ガーディアン]])の1号機。 | ||
;[[アウセンザイター]] | ;[[アウセンザイター]] | ||
− | : | + | :DGGの2号機。『馬』という、一風変わった形態への可変機構を持つ。 |
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+ | <!-- !商品情報 --> | ||
+ | == 話題まとめ == | ||
+ | <!-- !!チャットログ --> | ||
+ | == 資料リンク == | ||
+ | <!-- *[[一覧:ビアン・ゾルダーク]] --> | ||
== リンク == | == リンク == | ||
*[[登場人物]] | *[[登場人物]] | ||
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{{バンプレストオリジナル}} | {{バンプレストオリジナル}} | ||
{{DEFAULTSORT:ひあん そるたあく}} | {{DEFAULTSORT:ひあん そるたあく}} | ||
[[Category:登場人物は行]] | [[Category:登場人物は行]] | ||
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物は行]] | [[Category:バンプレストオリジナルの登場人物は行]] |