「バラン・ドバン」を編集中
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| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | ||
− | *{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α | + | *{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α}} |
| 声優 = {{声優|宮澤正|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|宮澤正|SRW=Y}} | ||
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| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
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| 称号 = [[称号::ドバン家当主]] | | 称号 = [[称号::ドバン家当主]] | ||
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− | '''バラン・ドバン'''は『[[第3次スーパーロボット大戦α | + | '''バラン・ドバン'''は『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』の登場人物。 |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)の支配を司る十二支族の1つ、武門を任されているドバン家の当主。堅物な性格や年代物の搭乗機「[[ベミドバン]]」等から、彼を古臭いと言ってバカにする者も少なくないが、多くの者から信頼される根っからの武人であり、その実力は熟達そのもの。同じく十二支族・ゴッツォ家の長である[[シヴァー・ゴッツォ]]とは、若き頃よりの盟友である。 | [[ゼ・バルマリィ帝国]](以下、バルマー)の支配を司る十二支族の1つ、武門を任されているドバン家の当主。堅物な性格や年代物の搭乗機「[[ベミドバン]]」等から、彼を古臭いと言ってバカにする者も少なくないが、多くの者から信頼される根っからの武人であり、その実力は熟達そのもの。同じく十二支族・ゴッツォ家の長である[[シヴァー・ゴッツォ]]とは、若き頃よりの盟友である。 | ||
− | [[ガンエデン]]の巫女である[[アルマナ・ティクヴァー]]の[[地球]]に赴きたいという願いを受けてその護衛を勤め、同時に地球圏で活動を展開していた[[ゴラー・ゴレム隊]]の司令官、[[ハザル・ゴッツォ]]の指揮下で地球人と戦いを繰り広げた。しかし彼は、[[ゴラー・ゴレム隊]]が地球圏への武力侵攻ではなく独自の目的を持って行動していることに次第に気付く。それでも幼少期から指南役として育て上げたハザルを信じ、最後まで行動を共にしていたが、最終的には[[ゴラー・ゴレム隊]]がシヴァーの野望のための道具であり、ハザルすらその駒でしかなかった事実を知る事となる。この事に憤慨した彼はシヴァーに真意を質そうとし、逆に返り討ちにあって精神操作を受けるが、[[αナンバーズ]] | + | [[ガンエデン]]の巫女である[[アルマナ・ティクヴァー]]の[[地球]]に赴きたいという願いを受けてその護衛を勤め、同時に地球圏で活動を展開していた[[ゴラー・ゴレム隊]]の司令官、[[ハザル・ゴッツォ]]の指揮下で地球人と戦いを繰り広げた。しかし彼は、[[ゴラー・ゴレム隊]]が地球圏への武力侵攻ではなく独自の目的を持って行動していることに次第に気付く。それでも幼少期から指南役として育て上げたハザルを信じ、最後まで行動を共にしていたが、最終的には[[ゴラー・ゴレム隊]]がシヴァーの野望のための道具であり、ハザルすらその駒でしかなかった事実を知る事となる。この事に憤慨した彼はシヴァーに真意を質そうとし、逆に返り討ちにあって精神操作を受けるが、[[αナンバーズ]]のと戦いで己を取り戻し、アルマナと共に[[αナンバーズ]]に対して協力体制を取るようになった。 |
その後、バルマーの支配者・霊帝[[ルアフ・ガンエデン]]が民の事を一切省みないエゴの固まりであった事、そしてかつての盟友シヴァーがそのルアフに取って代わってバルマーの支配を目論んでいた事、等、バルマーがそれら個人のエゴにより支配されてきた事実を目の当たりにする。実直な彼はこのことに強い苦しみを覚えたが、歪んだバルマーの秩序を自ら破壊することで己の職責を全うした(しかしシヴァーはいち早くルアフの本質を見抜いており、純粋にバルマーの民の為にルアフを討つ事を望んでいたのであり、最期の時には彼と[[αナンバーズ]]にバルマーの未来を託した)。全てが終わった後にはアルマナに終生の忠誠を捧げ、バルマーのみならず全宇宙の平和の為に尽力する事を誓った。 | その後、バルマーの支配者・霊帝[[ルアフ・ガンエデン]]が民の事を一切省みないエゴの固まりであった事、そしてかつての盟友シヴァーがそのルアフに取って代わってバルマーの支配を目論んでいた事、等、バルマーがそれら個人のエゴにより支配されてきた事実を目の当たりにする。実直な彼はこのことに強い苦しみを覚えたが、歪んだバルマーの秩序を自ら破壊することで己の職責を全うした(しかしシヴァーはいち早くルアフの本質を見抜いており、純粋にバルマーの民の為にルアフを討つ事を望んでいたのであり、最期の時には彼と[[αナンバーズ]]にバルマーの未来を託した)。全てが終わった後にはアルマナに終生の忠誠を捧げ、バルマーのみならず全宇宙の平和の為に尽力する事を誓った。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :敵として数回戦った後、終盤で自軍に加わる。敵としても味方としても、堅牢な守りと高い攻撃力を持ち、やや低い命中と、典型的なスーパー系。兎にも角にもテーマ曲が印象に残る。充分な戦力にはなるが、愛機ベミドバンの性能上、小隊員としては全く役に立たないため、命中と防御を養成したうえで小隊長前提での起用となる。 |
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[鉄壁]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[直撃]]''' | :'''[[鉄壁]]、[[不屈]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[直撃]]''' | ||
:頑固一徹、というキャラクター性をよく現したラインナップ。データ的にみるとベミドバンとの相性はピッタリで、「鉄壁」「必中」で文字通り殴り込むべし。終盤の敵は総じて[[フルブロック]]持ちのため、「直撃」がありがたい。 | :頑固一徹、というキャラクター性をよく現したラインナップ。データ的にみるとベミドバンとの相性はピッタリで、「鉄壁」「必中」で文字通り殴り込むべし。終盤の敵は総じて[[フルブロック]]持ちのため、「直撃」がありがたい。 | ||
=== [[特殊技能]] === | === [[特殊技能]] === | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[底力]]L9、[[ガード]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[精神耐性]]、[[戦意高揚]]''' | :'''[[底力]]L9、[[ガード]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[精神耐性]]、[[戦意高揚]]''' | ||
:これでもかというほど防御よりの構成。味方になってからは必然的に小隊長になるはずなので、[[援護攻撃]]を習得すべし。 | :これでもかというほど防御よりの構成。味方になってからは必然的に小隊長になるはずなので、[[援護攻撃]]を習得すべし。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:彼とは親友であるが、バルマーを守る手段はお互い行き違いであった。 | :彼とは親友であるが、バルマーを守る手段はお互い行き違いであった。 | ||
;[[ハザル・ゴッツォ]] | ;[[ハザル・ゴッツォ]] | ||
− | : | + | :少年時代から武門を教えるが、その心まで育てられなかった事を、彼の死の間際まで悔いる事となる。幼き日の彼のことを「ハザル坊」と呼んだのは若き日のバラン自身である。 |
;[[ルアフ・ガンエデン]] | ;[[ルアフ・ガンエデン]] | ||
:バルマーの支配者。忠誠を誓っていたが、彼の本性を知り、反旗を翻す。 | :バルマーの支配者。忠誠を誓っていたが、彼の本性を知り、反旗を翻す。 | ||
79行目: | 72行目: | ||
:とどめを刺すときに言う台詞。掛け声自体は示現流だが、バラン自身は示現流とは無関係。 | :とどめを刺すときに言う台詞。掛け声自体は示現流だが、バラン自身は示現流とは無関係。 | ||
=== 戦闘セリフ === | === 戦闘セリフ === | ||
− | ; | + | ;「大・粉・砕!」 |
:ドバン・インパクト使用時の台詞。 | :ドバン・インパクト使用時の台詞。 | ||
;「怨霊! 退散!」 | ;「怨霊! 退散!」 | ||
87行目: | 80行目: | ||
;「霊帝の呪縛から解き放たれる時が来たのだ」 | ;「霊帝の呪縛から解き放たれる時が来たのだ」 | ||
:ラスボスへの戦闘前台詞。 | :ラスボスへの戦闘前台詞。 | ||
− | |||
=== シナリオ・インターミッション === | === シナリオ・インターミッション === | ||
;「やあやあ、遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ! 我こそはドバン家当主、バラン・ドバンなりぃぃぃっ!!」 | ;「やあやあ、遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ! 我こそはドバン家当主、バラン・ドバンなりぃぃぃっ!!」 | ||
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;「どうやら鉄球の扱いに長けた男のようであるな! 動きも洗練されている…!」 | ;「どうやら鉄球の扱いに長けた男のようであるな! 動きも洗練されている…!」 | ||
:『第3次α』クォヴレー編第35話「THE GUN OF DIS」orセレーナ編第34話「ベトレイヤー」に於ける[[アムロ・レイ|アムロ]]との戦闘前会話。[[αナンバーズ]]にはハンマー装備のMSが存在しないことから彼の操縦センスと、「懐に入ればそのハンマーは使えないはず」という台詞から看破した模様。 | :『第3次α』クォヴレー編第35話「THE GUN OF DIS」orセレーナ編第34話「ベトレイヤー」に於ける[[アムロ・レイ|アムロ]]との戦闘前会話。[[αナンバーズ]]にはハンマー装備のMSが存在しないことから彼の操縦センスと、「懐に入ればそのハンマーは使えないはず」という台詞から看破した模様。 | ||
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;「…奴は神などではなかった…。それどころか全ての元凶だった…」 | ;「…奴は神などではなかった…。それどころか全ての元凶だった…」 | ||
− | : | + | :『第3次α』第35話「まつろわぬ神」より。本性を露わにしたルアフがαナンバーズに敗北して、地下聖堂に逃亡した際の台詞。それまで心から忠誠を誓ってきた主君の醜悪な本性を目の当たりにしての、怒りと失望が籠められた台詞である。 |
;「斜めに構えて他人を見下ろすお主は、血を流す事を恐れているに過ぎん!」 | ;「斜めに構えて他人を見下ろすお主は、血を流す事を恐れているに過ぎん!」 | ||
:『第3次α』最終話より。[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]の「弱虫」発言に同意し、爆死寸前の[[孫光龍]]へ厳しく叩き付けた批難。 | :『第3次α』最終話より。[[レーツェル・ファインシュメッカー|レーツェル]]の「弱虫」発言に同意し、爆死寸前の[[孫光龍]]へ厳しく叩き付けた批難。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *彼の容貌は後に発売されたコーエーの『戦国無双シリーズ』の登場人物の一人・島津義弘と非常に似ている(ちなみに義弘の初出作品となった『戦国無双2』は第3次αが発売してから後の時期に発売された)。武器もバランは鉄球、義弘は鉄鎚という違いはあれど『'''ハンマー'''』であり、鎧のデザインもそっくりである。違うところといえば、バランは熱くハイテンションだが義弘は賭け事と戦を好む渋く落ち着いた性格なところぐらいか。 |
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{{バンプレストオリジナル}} | {{バンプレストオリジナル}} |