「バイアラン」を編集中
この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。
最新版 | 編集中の文章 | ||
1行目: | 1行目: | ||
{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Byalant]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}} | *{{登場作品 (メカ)|機動戦士Ζガンダム}} | ||
32行目: | 33行目: | ||
[[ティターンズ]]が[[キリマンジャロ]]基地にて開発した試作型[[モビルスーツ]]。[[変形]]やサブ・フライト・システムに頼らず、人型のまま地上を飛行することを目的として開発された機体。 | [[ティターンズ]]が[[キリマンジャロ]]基地にて開発した試作型[[モビルスーツ]]。[[変形]]やサブ・フライト・システムに頼らず、人型のまま地上を飛行することを目的として開発された機体。 | ||
− | サブ・フライト・システムなしで[[飛行]] | + | サブ・フライト・システムなしで[[飛行]]可能なことが最大の特徴。ただし、大推力のジェットエンジンで強引に飛行させていることから飛行可能時間は短く、防御力や汎用性の低下を招き、武装も僅かしか装備していないため、UC87時代のモビルスーツにしては平凡な性能。 |
換装を行う事で[[宇宙]]でも使用可能で、その場合は大推力を制限なく活かすことが可能となり、ウェイブライダー形態の加速に追い縋るほどの機動力を発揮するなど、皮肉なことに宇宙での運用こそ本領と言ってもいい。 | 換装を行う事で[[宇宙]]でも使用可能で、その場合は大推力を制限なく活かすことが可能となり、ウェイブライダー形態の加速に追い縋るほどの機動力を発揮するなど、皮肉なことに宇宙での運用こそ本領と言ってもいい。 | ||
39行目: | 40行目: | ||
[[キリマンジャロ]]攻防戦で[[ジェリド・メサ]]が搭乗し、[[カミーユ・ビダン]]の[[Ζガンダム]]と交戦するが、途中でカミーユを庇った[[フォウ・ムラサメ]]の[[サイコガンダム]]を撃破している。その後、[[ダカール]]や[[ゼダンの門]]での戦闘に投入され、[[アポリー・ベイ]]の[[リック・ディアス]]を撃墜している。その直後に損傷し、ジェリドは[[バウンド・ドック]]に乗り換えた。なお、少数が生産されたのかジェリド搭乗機以外にも[[パラス・アテネ]]の取り巻きの二機が確認されている。 | [[キリマンジャロ]]攻防戦で[[ジェリド・メサ]]が搭乗し、[[カミーユ・ビダン]]の[[Ζガンダム]]と交戦するが、途中でカミーユを庇った[[フォウ・ムラサメ]]の[[サイコガンダム]]を撃破している。その後、[[ダカール]]や[[ゼダンの門]]での戦闘に投入され、[[アポリー・ベイ]]の[[リック・ディアス]]を撃墜している。その直後に損傷し、ジェリドは[[バウンド・ドック]]に乗り換えた。なお、少数が生産されたのかジェリド搭乗機以外にも[[パラス・アテネ]]の取り巻きの二機が確認されている。 | ||
− | + | == 登場作品と操縦者 == | |
− | |||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦]] |
− | : | + | :[[ジェリド・メサ]]のほか、[[ライラ・ミラ・ライラ]]も搭乗する。シナリオ「マリオネット・フォウ」で初登場。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦]] |
:中盤から登場する。珍しくネームドパイロットが搭乗しない。 | :中盤から登場する。珍しくネームドパイロットが搭乗しない。 | ||
− | ; | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] |
− | :主に[[ティターンズ]] | + | :主に[[ティターンズ]]の戦力として登場。他にも[[ノイエDC]]もわずかに使用してくる。 |
− | :序盤の友軍時の[[ティターンズ]]では、ジェリド、[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]に加えて「恋人いる」ルートを通った場合の副主人公が乗っている。味方[[NPC]]として他の敵をどんどん倒して[[経験値]]と[[資金]] | + | :序盤の友軍時の[[ティターンズ]]では、ジェリド、[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]に加えて「恋人いる」ルートを通った場合の副主人公が乗っている。味方[[NPC]]として他の敵をどんどん倒して[[経験値]]と[[資金]]を横取りしていくので要注意。幸い火力は非常に低い。 |
− | :後に敵として登場する副主人公を[[説得]]すれば同時に入手できる。最初から2段階[[改造]] | + | :後に敵として登場する副主人公を[[説得]]すれば同時に入手できる。最初から2段階[[改造]]されており、飛行可能なので使い勝手がよい場面もある。空中と地上どちらでも戦えるが、空の地形適応のほうが高い。 |
:敵としては性能は並だが、ネームドキャラが乗っていることが多く、飛行しているため地形に影響されずに強襲してくることもあり厄介。 | :敵としては性能は並だが、ネームドキャラが乗っていることが多く、飛行しているため地形に影響されずに強襲してくることもあり厄介。 | ||
− | :; | + | :;[[第4次スーパーロボット大戦S]] |
::基本的には『第4次』と同じだが、本作の仕様で仲間にすると武器の改造が初期化される。武器が無改造だと火力が低く使い勝手がよくない。 | ::基本的には『第4次』と同じだが、本作の仕様で仲間にすると武器の改造が初期化される。武器が無改造だと火力が低く使い勝手がよくない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F]] |
− | :ティターンズの機体だが、本作品の時点ではティターンズはまだ敵ではないので、ジェリド、ライラ、カクリコンが乗り、味方[[NPC]]として戦闘に加わる。そこそこ程度の性能だが、敵が弱い[[オーラバトラー]]なのでどんどん敵を倒してしまって資金や経験値を奪っていく。それでいて[[ウィル・ウィプス]]に対しては[[オーラバリア|効きもしない]] | + | :ティターンズの機体だが、本作品の時点ではティターンズはまだ敵ではないので、ジェリド、ライラ、カクリコンが乗り、味方[[NPC]]として戦闘に加わる。そこそこ程度の性能だが、敵が弱い[[オーラバトラー]]なのでどんどん敵を倒してしまって資金や経験値を奪っていく。それでいて[[ウィル・ウィプス]]に対しては[[オーラバリア|効きもしない]]メガ粒子砲を連発していくので出遅れると迷惑千万である。他にも[[ゲスト]]・[[ポセイダル軍|ポセイダル]]連合軍から基地を取り戻したあとにティターンズがおいしい所を持っていく演出時にも登場(戦闘はなし)する。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
:[[ティターンズ]]の戦力として登場。[[運動性]]が155と同勢力の[[MS]]の中でも特に高く、その華奢な見た目の割に[[HP]]は1万弱、[[装甲]]も登場時期の並ぶ[[アッシマー]]等と同等。改造されて出てくる事が多く、ジェリドや[[ゲーツ・キャパ|ゲーツ]]等多くのネームドも乗る為、その高い性能には常に拍車がかかる。中盤の間は、[[NT]]でも[[精神コマンド|精神]]無しでの完全回避は難しい。この強さで獲得資金は'''たったの1400'''という、ティターンズ側MSのケチ臭さを象徴する存在。最大[[射程]]が標準程度しかないのが弱点となる為、特にネームド機に対しては[[切り払い]]を避ける為にも積極的に射程外攻撃を仕掛けて行きたい。[[ジャブロー]]基地内の無人機はパイロット能力の低い[[人工知能改]]搭載だが、改造値が特に高く運動性が'''200'''もあるので、やはり侮れない。 | :[[ティターンズ]]の戦力として登場。[[運動性]]が155と同勢力の[[MS]]の中でも特に高く、その華奢な見た目の割に[[HP]]は1万弱、[[装甲]]も登場時期の並ぶ[[アッシマー]]等と同等。改造されて出てくる事が多く、ジェリドや[[ゲーツ・キャパ|ゲーツ]]等多くのネームドも乗る為、その高い性能には常に拍車がかかる。中盤の間は、[[NT]]でも[[精神コマンド|精神]]無しでの完全回避は難しい。この強さで獲得資金は'''たったの1400'''という、ティターンズ側MSのケチ臭さを象徴する存在。最大[[射程]]が標準程度しかないのが弱点となる為、特にネームド機に対しては[[切り払い]]を避ける為にも積極的に射程外攻撃を仕掛けて行きたい。[[ジャブロー]]基地内の無人機はパイロット能力の低い[[人工知能改]]搭載だが、改造値が特に高く運動性が'''200'''もあるので、やはり侮れない。 | ||
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦α]] |
− | : | + | :主にジェリドや[[カクリコン・カクーラー|カクリコン]]が搭乗し、一般兵も乗ってくる。[[マラサイ]]よりは強いが大した敵ではない。 |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | |
− | ; | + | :ジェリド等、比較的名有りのパイロットが搭乗してくる。1話の[[ゲットマシン]]や3話の[[バトルマシン]]では相手をするのに流石にきついが、必中持ちのスーパー系や[[集中]]持ちのリアル系ならば十分に相手に出来る。 |
− | : | ||
− | |||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | :ジェリドや[[マウアー・ファラオ|マウアー]] | + | :ジェリドや[[マウアー・ファラオ|マウアー]]が乗っている。そこそこ強い方か。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
:[[アイム・ライアード|アイム]]によってUCWから持ち込まれ、彼に協力している[[リボンズ・アルマーク]]が製作し、[[モビルドール]]として運用されている。 | :[[アイム・ライアード|アイム]]によってUCWから持ち込まれ、彼に協力している[[リボンズ・アルマーク]]が製作し、[[モビルドール]]として運用されている。 | ||
:他のモビルドール運用機と比べて取り立てて秀でた所が無く、モビルドール運用機の中では[[トーラス]]と並ぶロースペック機だが、本作はモビルドールそのものの能力がかなり高いため油断は禁物である。 | :他のモビルドール運用機と比べて取り立てて秀でた所が無く、モビルドール運用機の中では[[トーラス]]と並ぶロースペック機だが、本作はモビルドールそのものの能力がかなり高いため油断は禁物である。 | ||
=== Scramble Commanderシリーズ === | === Scramble Commanderシリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]] |
:一般兵用だが雑魚MSにしては硬い方で接近戦が強め。登場ステージでは制限時間内に大量に湧く敵機を落とさなくてはいけないため、倒すのに時間のかかるコイツはなるべく無視した方が得。 | :一般兵用だが雑魚MSにしては硬い方で接近戦が強め。登場ステージでは制限時間内に大量に湧く敵機を落とさなくてはいけないため、倒すのに時間のかかるコイツはなるべく無視した方が得。 | ||
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦64]] |
: | : | ||
85行目: | 83行目: | ||
=== 武装・[[必殺武器]] === | === 武装・[[必殺武器]] === | ||
;メガ粒子砲 | ;メガ粒子砲 | ||
− | : | + | :両腕部に内蔵されている高出力ビーム砲。武装が貧弱と評される本機体であるが、出力が4.7MWあり、この時代のMSが装備する[[ビームライフル]]と比較しても決して低威力ではない。 |
;ビームサーベル | ;ビームサーベル | ||
:両腕部に格納。3本の指でつかめるように柄の形が三角形になっている。 | :両腕部に格納。3本の指でつかめるように柄の形が三角形になっている。 | ||
109行目: | 107行目: | ||
;[[バイアラン・カスタム]] | ;[[バイアラン・カスタム]] | ||
:『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場するバイアランの改修機。 | :『[[機動戦士ガンダムUC]]』に登場するバイアランの改修機。 | ||
− | ;[[ | + | ;バイアラン“イゾルデ” |
− | : | + | :『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』(SRW未参戦)に登場するバイアランの改修機。[[ガンダムタイプ]]のようなツインアイとなっている。 |
+ | :余談であるが、『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]] DUST』(SRW未参戦)にも、ガンダムヘッドに換装したバイアラン(正式名称不明)が登場している。 | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
*後の[[宇宙世紀]]における単独飛行できるモビルスーツは、0105年に開発された[[ミノフスキークラフト]]搭載型の[[Ξガンダム]]、[[ペーネロペー]]の両機(改造機[[バイアラン・カスタム]]から9年後)まで待たねばならず、量産機までになるとさらに50年後の[[ザンスカール帝国]]が開発した「ビームローター」や、[[Vガンダム]]の「ミノフスキーフライト・システム」と年月を費やしている。尤もな理由としてバイアラン開発以後は地上戦の減少(戦乱の減少)傾向があり、然して開発要素として取り上げれなかったと思われる。 | *後の[[宇宙世紀]]における単独飛行できるモビルスーツは、0105年に開発された[[ミノフスキークラフト]]搭載型の[[Ξガンダム]]、[[ペーネロペー]]の両機(改造機[[バイアラン・カスタム]]から9年後)まで待たねばならず、量産機までになるとさらに50年後の[[ザンスカール帝国]]が開発した「ビームローター」や、[[Vガンダム]]の「ミノフスキーフライト・システム」と年月を費やしている。尤もな理由としてバイアラン開発以後は地上戦の減少(戦乱の減少)傾向があり、然して開発要素として取り上げれなかったと思われる。 | ||
− | * | + | *『Ζガンダム』放映当時から多くのガンダムファンに「虫っぽい」と散々言われてきた機体だが、『SDガンダム』のカードダスでは'''「『ゴキブリじゃないぞ!』バイアランは怒っている」'''というキャプションが付けられ、『[[SDガンダム外伝]]』に至っては'''そのまんまゴキブリのモンスターにされてしまった'''。いくらなんでもあんまりである。 |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
== 商品情報 == | == 商品情報 == |