「ハザル・ゴッツォ」を編集中

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{{登場人物概要
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== ハザル・ゴッツォ(Hazal Gozzo) ==
| 外国語表記 = [[外国語表記::Hazal Gozzo]]<br>[[外国語表記::Hazar Gozzo]]
+
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]
+
**[[第3次スーパーロボット大戦α]]
*{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
+
*[[声優]]:吉野裕行
| 声優 = {{声優|吉野裕行|SRW=Y}}
+
*種族:バルマー星人([[ハイブリッド・ヒューマン]]・タイプPD)
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}
+
*性別:男
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
+
*[[年齢]]:20歳前後
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
+
*所属:[[ゼ・バルマリィ帝国]]
}}
+
*役職:霊帝近衛軍将軍 兼 ゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍総司令([[ゴラー・ゴレム隊]]総司令)
 +
*キャラクターデザイン:河野さち子
  
{{登場人物概要
+
[[第3次スーパーロボット大戦α]]』において再度[[地球]]への侵攻を開始した[[ゼ・バルマリィ帝国]]の総司令官。父以外の全ての者に対しては見下したような尊大な態度を取る。それは武術の師であるバラン、幼少からの遊び相手であったルリア、更には(シヴァーの影響及びその真の目的も影響してのことだが)バルマーの支配者である霊帝ルアフにすら及び、唯我独尊極まりない性格をしている。
| タイトル = プロフィール
 
| 種族 = バルマー星人([[ハイブリッド・ヒューマン]]・タイプPD)
 
| 性別 = 男
 
| 年齢 = 20歳前後
 
| 所属 = [[ゼ・バルマリィ帝国]]
 
| 役職 = 霊帝近衛軍将軍<br/>ゼ・バルマリィ帝国辺境銀河方面監察軍総司令([[ゴラー・ゴレム隊]]総司令)
 
}}
 
'''ハザル・ゴッツォ'''は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』の登場人物。
 
== 概要 ==
 
[[ゼ・バルマリィ帝国]]の総司令官。
 
  
父[[シヴァー・ゴッツォ]]以外の全ての者に対しては見下したような尊大な態度を取る。それは武術の師である[[バラン・ドバン]]、幼少からの遊び相手であった[[ルリア・カイツ]]、更には(シヴァーの影響及びその真の目的も影響してのことだが)バルマーの支配者である霊帝ルアフにすら及び、唯我独尊極まりない性格をしている。
+
父[[シヴァー・ゴッツォ]]の命を受けて、直属の部隊[[ゴラー・ゴレム隊]]と帝国監察軍第1艦隊を率いた。その目的は[[イルイ・ガンエデン]]の捕獲と、[[αナンバーズ]]を銀河の戦場に引きずり出すことであり、父シヴァーの期待に応えるべく目的を忠実に遂行しようとする。
  
シヴァーの命を受けて、直属の部隊[[ゴラー・ゴレム隊]]と帝国監察軍第1艦隊を率いた。その目的は[[イルイ・ガンエデン]]の捕獲と、[[αナンバーズ]]を銀河の戦場に引きずり出すことであり、父シヴァーの期待に応えるべく目的を忠実に遂行しようとする。
+
[[サイコドライバー]]としての能力を持ち、その能力に対しては絶対の自信を持つ。反面、指揮官としては無能であり、[[エイス・ゴッツォ]]を始めとする[[ゴラー・ゴレム隊]]の影での暗躍に全然気付かなかったり、自身よりも指揮能力の高い[[エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ|エペソ]]の忠告を聞き入れず、彼を人形と貶す等、親の威光を笠に着ただけの小物的な印象が目立ち、当然ながら人望も無かった。
  
[[サイコドライバー]]としての能力を持ち、その能力に対しては絶対の自信を持つ。反面、指揮官としては無能であり、[[エイス・ゴッツォ]]を始めとする[[ゴラー・ゴレム隊]]の影での暗躍に全然気付かなかったり、自身よりも指揮能力の高い[[エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ]]の忠告を聞き入れず、彼を人形と貶す等、親の威光を笠に着ただけの小物的な印象が目立ち、当然ながら人望も無かった。
+
そんな彼の自惚れと傲慢さが徒となり、一度は破壊した[[SRX]]の発展機・[[バンプレイオス]]に搭乗し復活を遂げたリュウセイ及び[[主人公]]の前に敗退。さらに自身の副官であったエイスにまで裏切られてしまう。その際にエイスにより語られた真実は、ハザルの正体はシヴァーの開発した人工生命体[[ハイブリッド・ヒューマン]]のタイプPD(人工サイコドライバー)で、銀河中から集めた素養のある念動力者に比べても「[[サイコドライバー]]として最も優れた作品」というものであった。能力に覚醒できれば、[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]][[クスハ・ミズハ|クスハ]][[イルイ・ガンエデン|イルイ]]らには及ばない使い捨てレベルではあるもののアカシックレコードにアクセスできるサイコドライバーになれると目されていた。また、その際に明らかになったエイスの正体もハザルと瓜二つで、ハザルが人間らしい感情を、エイスは機械的な任務処理能力を、それぞれ植え付けられて育てられた対存在であった。彼からは激情にかられ任務遂行能力に問題のある失敗作と断じられ、最期は彼の念により精神を崩壊させられ死亡する。
  
そんな彼の自惚れと傲慢さが徒となり、一度は破壊した[[SRX]]の発展機・[[バンプレイオス]]に搭乗し復活を遂げたリュウセイ及び[[主人公]]の前に敗退。さらに自身の副官であったエイスにまで裏切られてしまう。その際にエイスにより語られた真実は、ハザルの正体はシヴァーの開発した人工生命体[[ハイブリッド・ヒューマン]]のタイプPD(人工サイコドライバー)で、銀河中から集めた素養のある念動力者に比べても「[[サイコドライバー]]として最も優れた作品」というものであった。能力に覚醒できれば、[[リュウセイ・ダテ]]、[[クスハ・ミズハ]]、イルイらには及ばない使い捨てレベルではあるもののアカシックレコードにアクセスできるサイコドライバーになれると目されていた。また、その際に明らかになったエイスの正体もハザルと瓜二つで、ハザルが人間らしい感情を、エイスは機械的な任務処理能力を、それぞれ植え付けられて育てられた対存在であった。彼からは激情にかられ任務遂行能力に問題のある失敗作と断じられ、最期は彼の念により精神を崩壊させられ死亡する。
+
傲岸不遜で誰からも嫌われた彼ではあったが、敗れ去ったハザルには最早味方になる人物は一人もおらず、全てを失い死亡するという末路は戦った者にも哀れみを抱かせた。
  
傲岸不遜で誰からも嫌われた彼ではあったが、敗れ去ったハザルには最早味方になる人物は一人もおらず、全てを失い死亡するという末路は戦った者にも哀れみを抱かせた。
+
[[裏死海文書]]や[[地球]]について徹底的に調べながらも、一番興味を持ったのが[[スーパーロボット]]の[[合体]]機構であるなど、どこかロボットオタクな面が見受けられる。[[サイコドライバー]]能力を持つ事も含めて、その辺りは宿敵である[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]に色々と共通する点がある。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:初登場作品。バルマーの総司令官だが、その性格から小物扱いされる不運の存在。[[ヴァイクラン]]単体で対峙する場合にはそれほど脅威にはならないが、[[ディバリウム]]との[[合体攻撃]]「アルス・マグナ・フルヴァン」は[[全体攻撃]]なので、[[集束攻撃]]を持つハザルとは相性抜群である。ちなみに彼との決戦時には二度撃破でき、パーツの二度取りが可能。HP60%以下で全回復と条件は厳しいが、入手できるのが「[[ハロ]]」なので、多少無理をしても狙う価値はある。担当声優の吉野氏はこの作品がスパロボ初参加。
+
:バルマーの総司令官だが、その性格から小物扱いされる不運の存在。[[ヴァイクラン]]単体で対峙する場合にはそれほど脅威にはならないが、[[ディバリウム]]との[[合体攻撃]]「アルス・マグナ・フルヴァン」は[[全体攻撃]]なので、[[集束攻撃]]を持つハザルとは相性抜群である。ちなみに彼との決戦時には二度撃破でき、パーツの二度取りが可能。HP60%以下で全回復と条件は厳しいが、入手できるのが「[[ハロ]]」なので、多少無理をしても狙う価値はある。担当声優の吉野氏はこの作品がスパロボ初参加。
  
== パイロットステータス ==
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
基礎能力は高い。特に[[技量]]値は190台である。
 
基礎能力は高い。特に[[技量]]値は190台である。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]
+
;[[気迫]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[魂]]
:'''[[気迫]]、[[熱血]]、[[ド根性]]、[[直感]]、[[直撃]]、[[魂]]'''
+
:見るからに激しい気性が伺える構成だが、最初の精神コマンドが気迫な辺りが、それを更に誇張している。なお、魂のコストはαナンバーズ内最小値より更に安い(味方加入しないので意味は無いのだが)。
:見るからに激しい気性がうかがえる構成だが、最初の精神コマンドが気迫な辺りが、それを更に誇張している。なお、魂のコストはαナンバーズ内最小値より更に安い(味方加入しないので意味は無いのだが)。
 
  
=== [[特殊技能]] ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]
+
;[[念動力|念動力L9]][[底力|底力L8]][[気力+ (命中)]]、[[闘争心]]、[[精神耐性]]、[[集束攻撃]]
:'''[[念動力]]L9、[[底力]]L8、[[気力+系技能|気力+(命中)]]、[[闘争心]]、[[精神耐性]]、[[集束攻撃]]'''
 
 
:人工とはいえサイコドライバーだけあり、念動力は最大まで伸びる。集束攻撃のせいでアルス・マグナ・フルヴァンが怖い。
 
:人工とはいえサイコドライバーだけあり、念動力は最大まで伸びる。集束攻撃のせいでアルス・マグナ・フルヴァンが怖い。
  
=== [[小隊長能力]] ===
+
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
;[[命中]]率+20%、[[クリティカル]]率+20%
+
;[[命中]]率+20%」 「[[クリティカル]]率+20%」
: 『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。念動力補正と合わせてとにかく当てて来る。防御には精神コマンドをフル活用すべし。
+
:念動力補正と合わせてとにかく当てて来る。防御には精神コマンドをフル活用すべし。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[エイス・ゴッツォ]]
 
;[[エイス・ゴッツォ]]
 
:副官であり、幼い頃より共に生活してきた。その正体はハザルと同一の存在で、内心感情に流されてばかりいるハザルを軽蔑していた。
 
:副官であり、幼い頃より共に生活してきた。その正体はハザルと同一の存在で、内心感情に流されてばかりいるハザルを軽蔑していた。
 +
;[[エペソ・ジュデッカ・ゴッツォ]]
 +
:帝国監察軍第1艦隊司令。
 
;[[キャリコ・マクレディ]]
 
;[[キャリコ・マクレディ]]
 
:人形と見下している。散々見下されている為、キャリコもハザルに対して憎悪を抱いていた。
 
:人形と見下している。散々見下されている為、キャリコもハザルに対して憎悪を抱いていた。
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;[[イルイ・ガンエデン]]
 
;[[イルイ・ガンエデン]]
 
:[[ゴラー・ゴレム隊]]の目的は彼女の捕縛であり、彼女を追って地球圏全土で暗躍する。
 
:[[ゴラー・ゴレム隊]]の目的は彼女の捕縛であり、彼女を追って地球圏全土で暗躍する。
;[[クォヴレー・ゴードン]]
 
:ゴラー・ゴレム隊の元隊員。ハザルはクォヴレーを終始人形呼ばわりしていた。
 
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
 
;[[リュウセイ・ダテ]]
:宿敵。彼の存在を認めず一度は完膚なきまでの敗北に追い込むが、最後には彼に引導を渡されることとなる(止めを刺したのはエイスだが)。彼とは色々と似ている所もある。ハザルはリュウセイを終始フルネームで呼んでいた。
+
:宿敵。彼の存在を認めず一度は完膚なきまでの敗北に追い込むが、最後には彼に引導を渡されることとなる(止めを刺したのはエイスだが)。彼とは色々と似ている所もある。
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
 
:クロスゲート近海での戦いでSRXを破壊した際に彼女を捕獲する。
 
:クロスゲート近海での戦いでSRXを破壊した際に彼女を捕獲する。
 
;[[クスハ・ミズハ]]
 
;[[クスハ・ミズハ]]
:クスハを[[主人公]]に選んだ場合、リュウセイと同じ[[念動力]]者である彼女にも敵意を向ける。
+
:クスハを[[主人公]]に選んだ場合、リュウセイと同じ[[念動力]]者である彼女にも敵愾心を向ける。
  
== 版権作品との人間関係 ==
+
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]
 
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]
 
:「ガドル・ヴァイクラン」は[[地球]]の[[スーパーロボット]]の[[合体]]を手本にしたとの事だが、本家の[[ゲッターチーム]]からは「[[合体]]」の真の意味を叩き込まれた。
 
:「ガドル・ヴァイクラン」は[[地球]]の[[スーパーロボット]]の[[合体]]を手本にしたとの事だが、本家の[[ゲッターチーム]]からは「[[合体]]」の真の意味を叩き込まれた。
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=== 戦闘台詞 ===
 
=== 戦闘台詞 ===
 
;「リュウセイ・ダテ、お前も生贄にしてやるよ!」
 
;「リュウセイ・ダテ、お前も生贄にしてやるよ!」
:リュウセイとの戦闘時の[[特殊戦闘台詞]]。序盤でこの台詞と共に[[SRX]]を撃破するというイベントがあったために印象深い台詞。この他にもリュウセイに対しての特殊戦闘台詞が多く、強い因縁を感じさせる。
+
:リュウセイとの戦闘時の[[特殊戦闘台詞]]。序盤でこの台詞と共に[[SRX]]を撃破するというイベントがあったために印象深い台詞。
;「消え失せろ、人形」<br>「思い上がるなよ、人形めが!」<br>「フッフッフ…人形の分際で、この俺に楯突くとはな」<br>「人形め…この俺が直々に処分してやる!!」
 
:クォヴレーとの戦闘時の[[特殊戦闘台詞]]。クォヴレーのことを人形呼ばわりして見下している。
 
 
;「ガドル・ヴァイクラン!」
 
;「ガドル・ヴァイクラン!」
:[[ヴァイクラン]]の文字通りの「[[合体]]」攻撃である「アルス・マグナ・フルヴァン」発動時の台詞。特異な[[合体]]シークエンスの為、プレイヤーの度肝を抜いた。一部のファンによると、空耳で「'''俺のヴァイクラン!'''」と叫んでいるようにも聞こえるらしく、ネタキャラ扱いされる要因の一つにもなった。'''最後に機体名を声高に叫ぶ'''辺り、確かに地球の機動兵器を良く研究している。
+
:[[ヴァイクラン]]の文字通りの「[[合体]]」攻撃である「アルス・マグナ・フルヴァン」発動時の台詞。特異な[[合体]]シークエンスの為、プレイヤーの度肝を抜いた。
;「噂の斬艦刀とやらも、この程度か!」<br>「くっ!これが斬艦刀の切れ味か! 」<br>「恐るべし、斬艦刀…! 恐るべし、[[ゼンガー・ゾンボルト]]…! 」
+
:'''そして最後に機体名を声高に叫ぶ'''辺り、確かに地球の機動兵器を良く研究している。
:第44話限定台詞。ここで[[合体攻撃]]「[[斬艦刀|斬艦刀・逸騎刀閃]]」が初披露(サブシナリオ以外で)できるので、ハザルに見舞うのもありだろう。
 
 
 
 
=== シナリオ ===
 
=== シナリオ ===
 
;「フン…あの男は父上の掌の上で踊らされていただけに過ぎん。その上、我らに対して謀反を企むなど…辺境の地で朽ち果てたのは当然の報いだ」
 
;「フン…あの男は父上の掌の上で踊らされていただけに過ぎん。その上、我らに対して謀反を企むなど…辺境の地で朽ち果てたのは当然の報いだ」
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;(フン、人形ごときが…ゴッツォの名を名乗るでないわ)
 
;(フン、人形ごときが…ゴッツォの名を名乗るでないわ)
 
:第14話「オペレーション・ハルパー」より。「ゴッツォ家の名に懸けて」という言葉を用いて、任務に就くエペソへの侮蔑感情。ハザルの正体を思うと、物凄く皮肉な台詞である。
 
:第14話「オペレーション・ハルパー」より。「ゴッツォ家の名に懸けて」という言葉を用いて、任務に就くエペソへの侮蔑感情。ハザルの正体を思うと、物凄く皮肉な台詞である。
;「それは俺達のことかな? リュウセイ・ダテ…」<br>「銀河消滅の危機を救ったのは見事だったぞ、αナンバーズ。その褒美だ。俺が直々に相手をしてやろう」<br>「誰も知らない空間で朽ち果てていくよりも、ひと思いに生命を絶たれる方がマシだろう?もうすぐ幕が開く…。そう、絶望の宴の幕がな…」
+
;「誰も知らない空間で朽ち果てていくよりも、ひと思いに生命を絶たれる方がマシだろう? もうすぐ幕が開く…。そう、絶望の宴の幕がな…」
 
:第42話「超勇者黙示録」より。宇宙収縮現象を阻止した褒美と嘯き、上から目線全開で[[αナンバーズ]]に叩き付けた挑戦状。因みに、この台詞を発している時のキャラ表記は「???」扱い。
 
:第42話「超勇者黙示録」より。宇宙収縮現象を阻止した褒美と嘯き、上から目線全開で[[αナンバーズ]]に叩き付けた挑戦状。因みに、この台詞を発している時のキャラ表記は「???」扱い。
;「奴は幼い頃事故に遭い、顔に傷を負った。素顔は俺も知らん。」<br>「そうだ。エイスはゴッツォの血筋に連なる出であり、従者として昔から俺の傍にいる」
+
;「…黙って聞いていればこの俺にナメた口を利いてくれる! 寝起きのガラクタを倒したぐらいでいい気になるなよ! 地球人ごときが! 俺の申し出を蹴った罰だ! お前達はここで消滅させてやる! チリひとつ残さずにな!」
:第35話「THE GUN OF DIS」より。エイスと共に暮らしてきたハザルはエイスの顔を一度も見たことがない。
+
:第43話より。[[αナンバーズ]]の面々から徹底的に糾弾された事で、それまで漂わせていた余裕を失い激情を剥き出しにした際の台詞。だが、この直後に地球人類の虐殺を宣言した事で、逆に見下していたリュウセイから渾身の一撃を浴びる羽目に。
;「…黙って聞いていればこの俺にナメた口を利いてくれる!寝起きのガラクタを倒したぐらいでいい気になるなよ!地球人ごときが!俺の申し出を蹴った罰だ!お前達はここで消滅させてやる!チリひとつ残さずにな!」<br>「お前たちを片付けたら、次は地球だ!地球に住む全ての人間を消してやる!虫ケラのようにな!」
+
:ちなみにこのイベントバトルでリュウセイにブレード・トンファーで攻撃されるが、この時のダメージは14210と、5桁に達している。更に後述の合体攻撃発動前にもリュウセイとのイベントバトルがあるが、ここではよりにもよって'''念動力を使えない状態のリュウセイに破壊寸前まで追い込まれ'''、エイスを呼んで2人掛かりで漸くアルブレードに致命撃を与えている。…こんなだからハザル「坊」なんて呼ばれるのではないだろうか。
:第43話より。[[αナンバーズ]]の面々から徹底的に糾弾された事で、それまで漂わせていた余裕を失い激情を剥き出しにした際の台詞。だが、この直後に地球人類の虐殺を宣言した事で、逆に見下していたリュウセイから渾身の一撃を浴びる羽目に<ref>このイベントバトルでリュウセイにブレード・トンファーで攻撃されるが、この時のダメージは14210と、5桁に達している。</ref>。
+
;「俺はハザル・ゴッツォ! シヴァー・ゴッツォの息子! 父上の銀河制覇の力となるサイコドライバーだ!!」
;「俺は父上からお前のことを何度も聞かされてきた…。銀河の辺境にサイコドライバーとして覚醒しつつある男がいるとな。だから、決めたのだ。俺はお前を抹殺することをな!」<br>「そうすれば父上は俺を一番だと認めてくれる…!俺だけを必要としてくれるからな!」
+
:第44話より。父から期待され、奮起するハザルであったが…。
:第44話より。リュウセイへの尋常ならざる敵意が、[[サイコドライバー]]繋がり故の同族嫌悪に起因している事を曝し、父・シヴァーの愛情を独占したいが為の幼稚な行動原理を声高に叫ぶ。そのドス黒く悲しい情念は、[[アムロ・レイ|アムロ]]達[[ニュータイプ]]や[[念動力]]者の[[ひびき洸|洸]]をも戦慄させた。
+
;「そうすれば父上は俺を一番だと認めてくれる…! 俺だけを必要としてくれるからな!」
;「地球人ごときが俺に意見するなど片腹痛いわ!お前達は俺達に使役される者…家畜同然であることを教えてやる!力という絶対真理でな!」
+
:同上。リュウセイへの尋常ならざる敵意が、[[サイコドライバー]]繋がり故の同族嫌悪に起因している事を曝し、父・シヴァーの愛情を独占したいが為の幼稚な行動原理を声高に叫ぶ。そのドス黒く悲しい情念は、[[アムロ・レイ|アムロ]]達[[ニュータイプ]]や[[念動力]]者の[[ひびき洸|洸]]をも戦慄させた。
:同話における[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]との[[戦闘前会話]]より。「お前の心の中に痛みを感じる部分があるのなら戦いをやめろ!」と説得されても耳を傾けずに一蹴した。力に溺れたハザルにカミーユは「こいつ…!どこまで力に支配された奴なんだ!」と返すしかなかった。
+
;「それがあるのだ! 俺とお前達の生命を天秤にかければ、天秤が俺に傾くは絶対!」
;「それがあるのだ!俺とお前達の生命を天秤にかければ、天秤が俺に傾くは絶対!」
+
:同上。[[キラ・ヤマト|キラ]]との[[戦闘前会話]]より。「あなたに生命を奪う権利は無い!」と批難するキラへの妄言。数ある版権キャラとの戦闘前会話の中でもトップクラスの傲慢さを誇り、余りの自己中ぶりにキラも定番の「あなたという人は!」を返すのがやっとの有様。
:同話における[[キラ・ヤマト|キラ]]との[[戦闘前会話]]より。「あなたに生命を奪う権利は無い!」と批難するキラへの妄言。数ある版権キャラとの戦闘前会話の中でもトップクラスの傲慢さを誇り、余りの自己中ぶりにキラも定番の「あなたという人は!」を返すのがやっとの有様。
+
;「エイス! 戻って戦え、エイス!!」
;「ヴァイクランの合体システムに比べれば、地球の合体メカなど赤子のオモチャに等しいわ!」
 
:同話における[[流竜馬|竜馬]]との戦闘前会話。合体の本当の意味を叩き込まれることになる。
 
;「かまうものか!父上の大願のためなら、この身体…惜しくはないわ!」
 
:同話における[[ひびき洸|洸]]との戦闘前会話。大事な者のために命を捨てて戦う姿を見て「母さんと同じだ…」と評される。
 
;「お前達の機体もガドル・ヴァイクランの完成の役に立ったそうだ」<br>「黙れ、下郎が!ならば、お前を消して、俺のヴァイクランこそが宇宙最強であることを証明してやる!」
 
:同話における[[葵豹馬|豹馬]]との戦闘前会話。[[コン・バトラーV]]のデータがガドル・ヴァイクランの完成の役に立ったことをを偉そうに話すが「猿真似野郎」と言われてすぐに逆上する。
 
;「それでも構わん!俺とガドル・ヴァイクランの生む業火が貴様らを焼き尽くす!」
 
:同話における[[破嵐万丈|万丈]]との戦闘前会話。「ここで魂を燃やし尽くすつもりか!」と問う万丈に対する返答。αナンバーズの打倒のためならここで命を捨てても構わないと考えている。
 
;「お前達のその余裕ヅラを見ているとイラついてくる…!俺とガドル・ヴァイクランがお前達の存在を消してやる!」
 
:同話における[[北条真吾|真吾]]との戦闘前会話。余裕を失ったハザルは[[グッドサンダーチーム]]にも怒りを爆発させる。
 
;「勇気の次は奇跡か…。そんな不確かなものなどなくても俺には力がある!」<br>「ならば、俺は貴様の勇気を砕きこの宇宙を統べる力を持つ者が誰かを教えてやる!!」
 
:同話における[[獅子王凱|凱]]との戦闘前会話。勇気を不確かなものと決めつけ、力でねじ伏せようとする。
 
;「黙れ、サイボーグめ!二度と飛べない身体にしてやる!!」
 
:同話における[[ソルダートJ|J]]との戦闘前会話。空を愛するJの心までも打ち砕こうとする。
 
;「カトンボめ!俺の意にそぐわないのならこの場で地獄に叩き落してやるぞ!」
 
:同話における[[一条輝|輝]]との戦闘前会話。バルキリー乗りである輝をカトンボ呼ばわりしている。
 
;「地球人の分際でこの俺を愚弄するとは…!許さんぞ、貴様!!」
 
:同話における[[イサム・ダイソン|イサム]]との戦闘前会話。「小さい器」と指摘されて激昂する。
 
;「黙れ、道化が!お前ごときに俺の何がわかるという!」
 
:同話における[[熱気バサラ|バサラ]]との戦闘前会話。命を捨てて戦うハザルにバサラの歌は通用しない。
 
;「黙れ、カトンボが!一兵士の分際で、この俺に向かってくる愚を思い知れ!」
 
:同話における[[ガムリン木崎|ガムリン]]との戦闘前会話。ガムリンに対してもカトンボ呼ばわりしている。
 
;「エイス!戻って戦え、エイス!!」
 
 
:同話に於けるエイス撃墜時の台詞。この時点でエイスがハザルを見限っていることが分かる。
 
:同話に於けるエイス撃墜時の台詞。この時点でエイスがハザルを見限っていることが分かる。
;「俺は負けない…!負けることは許されない…!そのための力を父上にもらったのだ!!」
+
;「嘘だ! この俺が人工生命体で…人形などであってたまるものか! 俺はハザル・ゴッツォ! 帝国宰相のシヴァー・ゴッツォの息子だ!」<br/>「嘘だ! 俺は父上の息子……ハザル・ゴッツォなんだ!」
:同話に於けるエイス撃墜後の台詞。エイスに見限られたハザルは後戻りできない状況に追い込まれる。
 
;「馬鹿な…!こんな馬鹿なことがあってたまるか!俺はハザル・ゴッツォだ!選ばれたサイコドライバーがこんなところで…!」
 
:同上。αナンバーズにヴァイクランを撃墜され、敗北したハザルは戦いをやめようとしない。
 
;「な…何を…する…エイ…ス…!?」<br>「お前…その声は…!?」<br>「ギメル、ダレット!何を…している…!エイスは…俺を攻撃したのだぞ!奴を…取り押さえろ…!」<br>「何っ…!?」<br>「な…!?」
 
:同上。抹殺の指令を受けたエイスに攻撃され、片言に喋る演技をやめて流暢に話すエイスの様子に動揺する。そしてエイスの素顔を見たハザルは自分と同じ顔であることに驚愕する。44話のクォヴレー編ではキャリコとスペクトラにエイスの拘束命令を出すも拒否され、自身が失敗作であることを告げられる。
 
;「嘘だ!この俺が人工生命体で…人形などであってたまるものか!俺はハザル・ゴッツォ!帝国宰相のシヴァー・ゴッツォの息子だ!」<br>「嘘だ…嘘だ…!」<br>「嘘だっ!俺は父上の子供…ハザル・ゴッツォなんだっ!!」
 
 
:同上。エイスの正体と、自分の存在の真実を明かされる。自身の正体が今まで見下していた人形と同じものに過ぎなかった事を知り、ハザルは信じられずに動揺する。
 
:同上。エイスの正体と、自分の存在の真実を明かされる。自身の正体が今まで見下していた人形と同じものに過ぎなかった事を知り、ハザルは信じられずに動揺する。
 
;「ぎゃああああああっ!!」
 
;「ぎゃああああああっ!!」
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*ファンからはバランが劇中で呼称していた『'''ハザル坊'''』の愛称で親しまれる事も多い。
 
*ファンからはバランが劇中で呼称していた『'''ハザル坊'''』の愛称で親しまれる事も多い。
*父親への執着が行動理念に大きく影響されているという共通点を持つキャラに[[インファレンス]]がいるが、彼と異なりその想いは最後まで報われることはなかった。版権作品で言うならば[[次大帝プロイスト]]と近しい境遇の持ち主だが、誕生や破滅への経緯はいささか異なる。
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*父親への執着が行動理念に大きく影響されているという共通点を持つキャラに[[インファレンス]]がいるが、彼と異なりその想いは最後まで報われることはなかった。
*ハザル(chzr)はヘブライ語の「帰る」の意。ウルトラマンは、ウルトラマン→セブン→帰マン→エースの順。『帰ってきたウルトラマン』は、シヴァーと対応する『ウルトラセブン』の後であり、エイスと対応すると思われる『ウルトラマンエース』の前であるという位置付け。
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*ハザル(chzr)はヘブライ語の「帰る」の意。<br />ウルトラマンは、ウルトラマン→セブン→帰マン→エースの順。『帰ってきたウルトラマン』は、シヴァーと対応する『ウルトラセブン』の後であり、エイスと対応すると思われる『ウルトラマンエース』の前であるという位置付け。
*後年のウルトラシリーズでは'''ウルトラセブンの息子であるウルトラマンゼロが登場した。'''そして「ウルトラマンゼロ」はハザルの名前の元ネタである「帰マン」との共通点が多く存在する(ブレスレットを所持、共通の投げ技を取得等々)。
 
*第3次αでは[[裏死海文書]]や[[地球]]について徹底的に調べながらも、一番興味を持ったのが[[スーパーロボット]]の[[合体]]機構であるなど、どこかロボットオタクな面が見受けられる。[[サイコドライバー]]能力を持つ事も含めて、その辺りは宿敵である[[リュウセイ・ダテ|リュウセイ]]に色々と共通する点がある。
 
 
 
== 脚注 ==
 
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