「テュッティ・ノールバック」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
− | | 外国語表記 = | + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Tyitti Norrback]] |
− | | 登場作品 = [[ | + | | 登場作品 = [[魔装機神シリーズ]]([[バンプレストオリジナル]]) |
− | *{{登場作品 (人物)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}} | + | *初登場:{{登場作品 (人物)|魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL}} |
− | + | *[[旧シリーズ]] | |
− | + | **初登場:{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦EX}} | |
− | + | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}} | |
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− | + | | 声優 = {{声優|井上喜久子}} | |
− | {{ | + | | 種族 = [[種族::地球人]](フィンランド出身) |
− | | | ||
− | | 種族 = [[種族::地球人]] | ||
| 性別 = [[性別::女]] | | 性別 = [[性別::女]] | ||
− | | 年齢 = 20歳(第一章) | + | | 年齢 = 20歳(第一章) → 23歳(『魔装機神F』) |
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| 身長 = [[身長::170 cm]] | | 身長 = [[身長::170 cm]] | ||
| 体重 = [[体重::49 kg]] | | 体重 = [[体重::49 kg]] | ||
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| 所属 = [[神聖ラングラン王国]]→[[アンティラス隊]] | | 所属 = [[神聖ラングラン王国]]→[[アンティラス隊]] | ||
| 役職 = [[魔装機神]]操者 | | 役職 = [[魔装機神]]操者 | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}(リファイン) | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
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芯の強いしっかりとした女性。趣味は「サウナ浴」と「料理」<ref>特に好んでいるものがサウナで、最低でも一日二回は利用。設計したサウナルームは男女問わず好評。</ref>。特技は「運転」<ref>運転免許ではA級ライセンスまで取得済。1996年に発売されたサントラのブックレットにこっそり「レーサーに誘われるほど」と言及されている。資産家の出ということを暗示する意図があったのではないか。</ref>に「スキー」、短編小説によれば近接格闘の心得もある。地底世界では現地の魔術(魔法)についての理解を深めており、腕前は大神官に次ぐほど。 | 芯の強いしっかりとした女性。趣味は「サウナ浴」と「料理」<ref>特に好んでいるものがサウナで、最低でも一日二回は利用。設計したサウナルームは男女問わず好評。</ref>。特技は「運転」<ref>運転免許ではA級ライセンスまで取得済。1996年に発売されたサントラのブックレットにこっそり「レーサーに誘われるほど」と言及されている。資産家の出ということを暗示する意図があったのではないか。</ref>に「スキー」、短編小説によれば近接格闘の心得もある。地底世界では現地の魔術(魔法)についての理解を深めており、腕前は大神官に次ぐほど。 | ||
− | 短所もそれなりに豊富で、致命的な欠点として'''カナヅチ'''<ref>湖の多いフィンランド出身で泳げないというのは確かに致命的といえなくもない。もっとも、泳ぎが不得手でもガッドとの「[[精霊憑依|ポゼッション]]」は可能であったため、これはこれで意味のない個性のひとつとなりつつある。</ref>と'''甘党'''(紅茶に砂糖を5杯入れてもまだ足りない)などが挙げられている。趣味の料理に関しては、味見をするたびに甘くなっていくため矯正はかなり困難。1枚'''600キロカロリー''' | + | 短所もそれなりに豊富で、致命的な欠点として'''カナヅチ'''<ref>湖の多いフィンランド出身で泳げないというのは確かに致命的といえなくもない。もっとも、泳ぎが不得手でもガッドとの「[[精霊憑依|ポゼッション]]」は可能であったため、これはこれで意味のない個性のひとつとなりつつある。</ref>と'''甘党'''(紅茶に砂糖を5杯入れてもまだ足りない)などが挙げられている。趣味の料理に関しては、味見をするたびに甘くなっていくため矯正はかなり困難。1枚'''600キロカロリー'''というクッキーを製作したことがあり、IIの用語録で「彼女の料理をフルコースメニュー制覇した者はいない」とまで書かれた。 |
その人となりについて、公式に「涙もろく、素直」と記される。その時々の感情に左右された繊細な言動をみせることもあってか、良くも悪くも器は小さく大物感とは無縁。本質は水のように刺激に敏感で繊細な女性。ただ、[[シモーヌ・キュリアン|シモーヌ]]と違って愛した男と己の置かれた立場の板挟みで自身を見失ったことは一度もない<ref>逆説的にシモーヌが魔装機神操者となれなかったことを証明するかたちとなった。</ref>。 | その人となりについて、公式に「涙もろく、素直」と記される。その時々の感情に左右された繊細な言動をみせることもあってか、良くも悪くも器は小さく大物感とは無縁。本質は水のように刺激に敏感で繊細な女性。ただ、[[シモーヌ・キュリアン|シモーヌ]]と違って愛した男と己の置かれた立場の板挟みで自身を見失ったことは一度もない<ref>逆説的にシモーヌが魔装機神操者となれなかったことを証明するかたちとなった。</ref>。 | ||
後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。 | 後に[[魔装機神]]操者に選ばれることになった地上人の若者達と違い、兄と両親の庇護に包まれた幸せな少女時代を過ごしていたことが間接的に明示されている。その家族は、本編開始の1年前(新暦にして4955年頃、新西暦にして184年頃)に[[ルビッカ・ハッキネン|裏社会の人間]]の手にかかってこの世を去った。召喚の半年前までは大学に通い続けていたが、ルビッカ捜索のために休学届を提出し、以後そのままである。第二の人生の主発点となった引金が愛する家族との死別であったことから、表面には出さないまでも「大事な人との喪失」に対して強い怯えや恐れの感情を持っている。 | ||
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+ | 彼女の愛した人間が死に直面、または生命を脅かされやすいことから、ゲームのシステム内の解説欄で「'''不幸を呼ぶ女'''」と紹介されたことがある。しかし……果たして本当に「不幸を呼ぶ女」といえるかは少々疑問が残るところ<ref>[[リカルド・シルベイラ]]は、僚友を犠牲にして生き延びた負い目を引きずるあまり生存欲求に乏しく死に逃避しがちという欠点があり、[[フェイルロード・グラン・ビルセイア|フェイルロード]]は己の夢(野望)と責任を果たすために過度の訓練を課して肉体的健康を損なってしまった人間である。単に自己犠牲の精神が強すぎる不幸な男にテュッティが魅かれやすいだけという見方も成り立つ。</ref>。そもそもの出発点を思えば、彼女に不幸を呼び込む種を植え付けた諸悪の根源はルビッカにあるのではないだろうか? テュッティを愛した家族を奪い、テュッティを愛した男を殺し、テュッティが憧れた王子の故国を侵略する側に積極的加担……数え役満どころではない<ref>テュッティが愛した6名の人間中4名をルビッカ一人が手にかけているのだ。これを疫病神といわず何と呼ぶのか?</ref>。逆方面で彼女にぞっこん惚れ込んだ男も死んでいるという説もあるが、こちらもこちらで単に彼らの星の巡り合せが悪かった(精神コマンドに「[[幸運]]」がない)に過ぎないのではないか。 | ||
+ | |||
+ | ちなみに、レオナと髪型や容姿がよく似ているため、ファンアート等でレオナとテュッティが間違えられることがあるらしい。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦EX]] |
− | + | :初出演作品。マサキの章における主力の一人で、会話中でも部隊の参謀的な役割を務める。SFC版の彼女の顔グラフィックはロングヘアであることが分かりにくい。余談だが、本作では彼女はオリハルコニウムのペンダントを所持している(ミオにオリハルコニウムの説明で見せている)。『LOE』で明かされた設定を考えると、誰かからの貰いものである可能性もあるが……。 | |
− | + | ;[[第4次スーパーロボット大戦]] | |
− | : | + | :勝手に地上に出たマサキを追って地上に出るが、ヤンロンが地上への干渉を嫌ったためにロンド・ベルに合流するのは地上で出会ってから数シナリオ後になる。またシュウ一行が仲間に加わると、それを嫌い仲間から外れるリューネやヤンロンを追って彼女も仲間から外れてしまう。 |
− | : | + | :;[[第4次スーパーロボット大戦S]] |
− | : | + | ::音声が付いたキャラクターの1人。SFC版『第4次』と異なり、ロンド・ベルと出会った際にそのまま合流するようになり、活躍させる機会が増えた。またシュウを仲間にしても仲間から外れないようになった。 |
: | : | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦F完結編]] |
− | + | :終盤に合流するが、乗機の宇宙適応がBなので戦闘での活躍は難しく、また出番にも乏しい。ただしSS版の場合、テーマ曲「水と沼の国から」が必聴の出来なので、SS版でプレイしているなら是非聴くべし(尤もこれは彼女の曲に限った話ではないが)。 | |
− | + | ;[[スーパーロボット大戦コンプリートボックス]] | |
:『EX』シナリオに登場。 | :『EX』シナリオに登場。 | ||
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=== [[魔装機神シリーズ]] === | === [[魔装機神シリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] |
:専用BGMがついた。ハードはSFCだが「ケルヴィンブリザード」を使うと喋る。 | :専用BGMがついた。ハードはSFCだが「ケルヴィンブリザード」を使うと喋る。 | ||
:召喚されて間もない主人公[[マサキ・アンドー|マサキ]]の案内人として登場。当初は魔装機[[ファルク]]を愛機としていたが、王宮で開催された審査で水の精霊王ガッドに認められてからは魔装機神ガッデスの操者となる。同じ魔装機神操者リカルドとの交際は順調で心を通わせていたが、第一章終盤に因縁深き男[[ルビッカ・ハッキネン]]にリカルドを殺されてしまう。第二章からは魔装機神隊の中核として活躍する。大量の砂糖を紅茶に投入し、その光景を目の当たりにしたマサキの食欲を失わせたり、料理当番の日にはプレシアに警戒されて手伝いを申し出られ、ヤンロンにも「(テュッティの味付けは)万人向けとは言い難い」と言われている。他の作品では彼女の戦闘は「ケルヴィンブリザード」頼りになりがちだが、本作では他の武器の性能も向上しているので活躍できる。しかしながらアタッカーとしては「熱血」を持っていないのが大きなネックであり、逆に支援系の優秀な精神コマンドには非常に恵まれている。機体の改造が十分ならば前線に出てもいいが、改造が不十分ならば支援に回った方がいい。必殺技の「フェンリルクラッシュ」を修得している場合は、後半の炎属性の敵に対しては圧倒的な強さが発揮できる。「気合」を覚えるため「激励」いらず。 | :召喚されて間もない主人公[[マサキ・アンドー|マサキ]]の案内人として登場。当初は魔装機[[ファルク]]を愛機としていたが、王宮で開催された審査で水の精霊王ガッドに認められてからは魔装機神ガッデスの操者となる。同じ魔装機神操者リカルドとの交際は順調で心を通わせていたが、第一章終盤に因縁深き男[[ルビッカ・ハッキネン]]にリカルドを殺されてしまう。第二章からは魔装機神隊の中核として活躍する。大量の砂糖を紅茶に投入し、その光景を目の当たりにしたマサキの食欲を失わせたり、料理当番の日にはプレシアに警戒されて手伝いを申し出られ、ヤンロンにも「(テュッティの味付けは)万人向けとは言い難い」と言われている。他の作品では彼女の戦闘は「ケルヴィンブリザード」頼りになりがちだが、本作では他の武器の性能も向上しているので活躍できる。しかしながらアタッカーとしては「熱血」を持っていないのが大きなネックであり、逆に支援系の優秀な精神コマンドには非常に恵まれている。機体の改造が十分ならば前線に出てもいいが、改造が不十分ならば支援に回った方がいい。必殺技の「フェンリルクラッシュ」を修得している場合は、後半の炎属性の敵に対しては圧倒的な強さが発揮できる。「気合」を覚えるため「激励」いらず。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神II REVELATION OF EVIL GOD]] |
:「アンティラス隊」最高の射撃力と命中力を併せ持った最強の操者。攻撃面では他の追随を許さない。さらに精神コマンドの自由枠を「熱血」か「魂」で埋めてしまうとますます手が付けられなくなる。ただ、前作で習得した「気合」がオミットされてしまったため、合体攻撃など高い気力を要求する攻撃を使うには「激励」を必要とすることになってしまった。唯一の欠点は低い回避力だが、回避より防御、「やられる前にやれ!」が基本なこのシリーズでは回避が低くても直接的な欠点にはなりえないだろう。 | :「アンティラス隊」最高の射撃力と命中力を併せ持った最強の操者。攻撃面では他の追随を許さない。さらに精神コマンドの自由枠を「熱血」か「魂」で埋めてしまうとますます手が付けられなくなる。ただ、前作で習得した「気合」がオミットされてしまったため、合体攻撃など高い気力を要求する攻撃を使うには「激励」を必要とすることになってしまった。唯一の欠点は低い回避力だが、回避より防御、「やられる前にやれ!」が基本なこのシリーズでは回避が低くても直接的な欠点にはなりえないだろう。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神III PRIDE OF JUSTICE]] |
:シュテドニアス内戦の戦禍が癒えぬナザン大陸に[[フリングホルニ]]の航路を向けることで、テュッティとレミアの新たな物語が幕を開ける。 | :シュテドニアス内戦の戦禍が癒えぬナザン大陸に[[フリングホルニ]]の航路を向けることで、テュッティとレミアの新たな物語が幕を開ける。 | ||
:このルートの序盤で新キャラクター「ヅボルバ」に求婚されるのだが…。なお、レミア曰く、ラングランの近衛騎士団内で「'''砂糖漬けの死神'''」などと陰口を叩かれているらしい。戦場における無類の強さも含めて、残念ながら微塵も否定できない。おまけに今回はマイハチミツを持参している有様である。前作同様、能力値とスキルの両面で射撃については追随を許さない。ガッデスも殆どの武装が射撃武器の上、移動後の射程が長く威力も高い。破壊力を強めるためにも、最後の精神コマンドの選択は「魂」か「勇気」のどちらかにしたい。シュテドニアスルートの場合はポゼッションを終盤体得し、ストーリー的にも主役級の扱い。更にはEDの格言ではジンクスを振り切ったことを示唆され、歴代で一番幸せかもしれない。 | :このルートの序盤で新キャラクター「ヅボルバ」に求婚されるのだが…。なお、レミア曰く、ラングランの近衛騎士団内で「'''砂糖漬けの死神'''」などと陰口を叩かれているらしい。戦場における無類の強さも含めて、残念ながら微塵も否定できない。おまけに今回はマイハチミツを持参している有様である。前作同様、能力値とスキルの両面で射撃については追随を許さない。ガッデスも殆どの武装が射撃武器の上、移動後の射程が長く威力も高い。破壊力を強めるためにも、最後の精神コマンドの選択は「魂」か「勇気」のどちらかにしたい。シュテドニアスルートの場合はポゼッションを終盤体得し、ストーリー的にも主役級の扱い。更にはEDの格言ではジンクスを振り切ったことを示唆され、歴代で一番幸せかもしれない。 | ||
− | : | + | :<s>何より非常に重要なことに、</s>どうでもよいことだが、とうとう胸が揺れるようになった(ポゼッション必殺技限定)。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神F COFFIN OF THE END]] |
− | :魔装機神操者の中で唯一ラングランを覆った結界から逃れている。アルメラ国との外交のためにアンティラス隊から離れていて、ガッデスの持込はアルメラ国から拒否された。その最中にマグゥーキの発生が起こり、ガッデスと離れ離れに。その後野盗に襲われていたところをアルメラ国のエリシアたちに助けられ、シュウたちと合流して共闘関係になる。ゲーム中盤までは[[リジェリオールAR]]で戦闘に加わる。中盤を前に他の魔装機神メンバー同様に捕らえられて一時離脱はするものの、復帰後はガッデス共々大暴れが可能。エピローグではヅボルバの話題も出るが、お互い復興に忙しいのでそちらを優先したいというテュッティの意向でツボルバの出番は無し。 | + | :魔装機神操者の中で唯一ラングランを覆った結界から逃れている。アルメラ国との外交のためにアンティラス隊から離れていて、ガッデスの持込はアルメラ国から拒否された。その最中にマグゥーキの発生が起こり、ガッデスと離れ離れに。その後野盗に襲われていたところをアルメラ国のエリシアたちに助けられ、シュウたちと合流して共闘関係になる。ゲーム中盤までは[[リジェリオールAR]]で戦闘に加わる。中盤を前に他の魔装機神メンバー同様に捕らえられて一時離脱はするものの、復帰後はガッデス共々大暴れが可能。エピローグではヅボルバの話題も出るが、お互い復興に忙しいのでそちらを優先したいというテュッティの意向でツボルバの出番は無し。<s>そのまま自然消滅してしまえばいいのにと思うテュッティファンもいるとかいないとか。</s> |
+ | |||
+ | === [[αシリーズ]] === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ||
+ | :セニアやミオと共に地上に出るが、そのまま未来世界に飛ばされてしまう。本作に限った話ではないが、地上に出た際の彼女の影は全体的に薄い。基本的にラ・ギアスでの彼女は部隊の参謀的な役割を担っているのだが、版権作品に優秀な指揮官の多い通常のスパロボではそのような仕事をする必要がないからかもしれない。さらには魔装機神操者の中でも唯一台詞の新規収録もないため、余計に影が薄い。 | ||
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
:[[地上人召喚事件]]で、[[ラ・ギアス]]に召喚された[[ハガネ]]と行動を共にする。甘党な所は相変わらずで、紅茶に砂糖を8杯も入れてユウキを絶句させた。 | :[[地上人召喚事件]]で、[[ラ・ギアス]]に召喚された[[ハガネ]]と行動を共にする。甘党な所は相変わらずで、紅茶に砂糖を8杯も入れてユウキを絶句させた。 | ||
:リカルドに関する発言が増えている。PP消費の重い集中力を初期習得しているため、周回を重ねるごとに強さを増していく操者と言える。 | :リカルドに関する発言が増えている。PP消費の重い集中力を初期習得しているため、周回を重ねるごとに強さを増していく操者と言える。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ダークプリズン]] |
:シナリオデモのみの登場。 | :シナリオデモのみの登場。 | ||
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:'''[[信頼]]、[[激励]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[愛]]''' | :'''[[信頼]]、[[激励]]、[[ひらめき]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[愛]]''' | ||
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
− | :'''[[ | + | :'''[[ド根性]]、[[必中]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[幸運]]、[[魂]]''' |
− | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|OG2nd]] | |
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− | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG| | ||
:'''[[信頼]]、[[気合]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[大激励]]''' | :'''[[信頼]]、[[気合]]、[[集中]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[大激励]]''' | ||
;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] | ;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] | ||
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=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
+ | ;[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]] | ||
+ | :'''気配察知、斬り返し、再攻撃、2回行動''' | ||
;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | ;[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]] | ||
:'''[[切り払い]](L7) | :'''[[切り払い]](L7) | ||
;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]] | ||
:'''[[切り払い]](L2)、[[援護]](L2)''' | :'''[[切り払い]](L2)、[[援護]](L2)''' | ||
− | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG| | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|OG2nd]] |
:'''[[援護防御]](L2)、[[集中力]]、連続攻撃(L1)''' | :'''[[援護防御]](L2)、[[集中力]]、連続攻撃(L1)''' | ||
− | |||
− | |||
=== [[エースボーナス]] === | === [[エースボーナス]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|OG2nd]] |
− | + | :'''マップ兵器及び射程1以外の武器の射程+1''' | |
+ | :[[高性能レーダー]]とおなじ効果。 | ||
== パイロットBGM == | == パイロットBGM == | ||
126行目: | 119行目: | ||
:マサキ・アンドーおよび、サイバスターのテーマ。参戦当初は本曲。 | :マサキ・アンドーおよび、サイバスターのテーマ。参戦当初は本曲。 | ||
;「水と沼の国から」 | ;「水と沼の国から」 | ||
− | : | + | :『魔装機神I』からの専用曲。 |
;「決意の大海」 | ;「決意の大海」 | ||
:[[精霊憑依|ポゼッション]]時の専用曲。 | :[[精霊憑依|ポゼッション]]時の専用曲。 | ||
169行目: | 162行目: | ||
:惚れ込まれてしまう。勿論最期は…。 | :惚れ込まれてしまう。勿論最期は…。 | ||
;[[ロドニー・ジェスハ]] | ;[[ロドニー・ジェスハ]] | ||
− | : | + | :連合国議会上院議員に転身した軍人。妻となったエリス共々アンティラス隊とは深い縁を持つ。面食いなところがあるためテュッティに非常に好意的である。 |
;[[アクレイド・バロム]] | ;[[アクレイド・バロム]] | ||
:破天荒なテュッティの家庭料理に心の氷を溶かされた男性。その惚れ込み様は尋常ではなかったが、奥手さが災いして告白することすら出来ていない。それどころか、電話のメルアドも番号も聞き出せていない為、友人にすらなれていない('''おかげで死亡フラグを回避したとも言えるが''')。 | :破天荒なテュッティの家庭料理に心の氷を溶かされた男性。その惚れ込み様は尋常ではなかったが、奥手さが災いして告白することすら出来ていない。それどころか、電話のメルアドも番号も聞き出せていない為、友人にすらなれていない('''おかげで死亡フラグを回避したとも言えるが''')。 | ||
;[[シエーナ・ルドランティス]] | ;[[シエーナ・ルドランティス]] | ||
− | : | + | :シュテドニアスの練金学士。究理開明団に襲われていた彼女を救ったことがきっかけとなり交流を持つことになる。ガッデスに妙な装置をつけられるなどテュッティは少し迷惑なようである。 |
=== [[ラーダット王国]] === | === [[ラーダット王国]] === | ||
236行目: | 229行目: | ||
;「いいじゃない、かわいいんだから。あ~あ、私も猫にしたらよかったかも」 | ;「いいじゃない、かわいいんだから。あ~あ、私も猫にしたらよかったかも」 | ||
:マサキが作ったファミリアを初めて見た時に。フレキとゲリにはたまったもんじゃなく、この発言のせいで[[クロ]]・[[シロ (魔装機神)|シロ]]との仲が悪くなった。 | :マサキが作ったファミリアを初めて見た時に。フレキとゲリにはたまったもんじゃなく、この発言のせいで[[クロ]]・[[シロ (魔装機神)|シロ]]との仲が悪くなった。 | ||
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;「マサキ!! もう……」<br />「心配……心配してたんだから……ホントに……」<br />「あなたに、もしもの事があったらと思うと……私……」 | ;「マサキ!! もう……」<br />「心配……心配してたんだから……ホントに……」<br />「あなたに、もしもの事があったらと思うと……私……」 | ||
:第一章「マサキとリカルド」シナリオエンドデモにて。テュッティと口論の末に飛び出したマサキがリカルドに説得され戻ってきた時に。マサキを見るなり、心配だったあまり泣き出してしまう。何かもうお姉さんというより'''恋人の身を案ずるヒロイン'''のようである。と、ここまでは良かった(?)のだが… | :第一章「マサキとリカルド」シナリオエンドデモにて。テュッティと口論の末に飛び出したマサキがリカルドに説得され戻ってきた時に。マサキを見るなり、心配だったあまり泣き出してしまう。何かもうお姉さんというより'''恋人の身を案ずるヒロイン'''のようである。と、ここまでは良かった(?)のだが… | ||
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:<nowiki>#</nowiki>32「魔装機神の名にかけて」におけるすき焼きパーティーにて。砂糖を入れるというのは確かに正しい。しかし一体どれだけ入れるつもりだったのだろうか。なお[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|リメイク版]]の一枚絵「みんなでスキヤキパーティ」を見る限りでは、ビールの中ジョッキほどのサイズの砂糖壷の中身を全て鍋に入れている。しかもその後で、「砂糖ないの?」と言ってさらにすき焼きにブチ込み、その鍋はテュッティ専用になってしまった(リカルドが「ちょっと甘いくらいだろ」と高をくくって食べたが、'''鼻血を噴いて倒れた''')。 | :<nowiki>#</nowiki>32「魔装機神の名にかけて」におけるすき焼きパーティーにて。砂糖を入れるというのは確かに正しい。しかし一体どれだけ入れるつもりだったのだろうか。なお[[スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL|リメイク版]]の一枚絵「みんなでスキヤキパーティ」を見る限りでは、ビールの中ジョッキほどのサイズの砂糖壷の中身を全て鍋に入れている。しかもその後で、「砂糖ないの?」と言ってさらにすき焼きにブチ込み、その鍋はテュッティ専用になってしまった(リカルドが「ちょっと甘いくらいだろ」と高をくくって食べたが、'''鼻血を噴いて倒れた''')。 | ||
;兵士「魔装機神ガッデスの操者、美しき水の妖精、テッュティ=ノールバック!!」<br />(あ、いかん、私情が入った……)<br />テュッティ「精一杯がんばります。みなさん、ご声援よろしくお願いします」<br />兵士(う~ん……いいなあ……) | ;兵士「魔装機神ガッデスの操者、美しき水の妖精、テッュティ=ノールバック!!」<br />(あ、いかん、私情が入った……)<br />テュッティ「精一杯がんばります。みなさん、ご声援よろしくお願いします」<br />兵士(う~ん……いいなあ……) | ||
− | :第一章「御前試合」にて。出場選手の紹介時。この兵士が[[死亡フラグ|例の法則]]を免れたか否かは定かではないが、「III」にて近衛騎士団内でのアンティラス隊の噂についてテュッティに尋ねられた[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア|レミア]] | + | :第一章「御前試合」にて。出場選手の紹介時。この兵士が[[死亡フラグ|例の法則]]を免れたか否かは定かではないが、「III」にて近衛騎士団内でのアンティラス隊の噂についてテュッティに尋ねられた[[レミア・ザニア・ヴァルハレヴィア|レミア]]が「確か誰かが美しき水の妖精って言ってた」と<s>ごまかす</s>答えるやり取りがある(生存の示唆?)。 |
;「あなたの賞金は、半分は貯金にまわしておいたわ。残りの半分は慈善団体に寄付しておいたから」<br/>「もちろん、マサキは当然そうするつもりだったのよね?」 | ;「あなたの賞金は、半分は貯金にまわしておいたわ。残りの半分は慈善団体に寄付しておいたから」<br/>「もちろん、マサキは当然そうするつもりだったのよね?」 | ||
:第一章「御前試合」にて、マサキが優勝した際に賞金はどうなったかと聞かれて。…慈善団体に寄付したと言えば聞こえはいいが、有体に言うと'''他人の賞金を勝手に受け取った上に使い込んだ'''というとんでもない問題行動である。しかも「当然そうするつもりだったのよね」と言ってヤンロン達を味方につけ、マサキが反論できない状況に追い込んでいる。マサキがあまり金に頓着しないためにうまくまとまったが、[[クロウ・ブルースト|どこぞの100万Gの男]]だったらBGMが変化して絶叫しているところである。<br/>まぁ、うっかりマサキが全額受け取ってそれを全部プレシアに渡していたら魔装機神IIでさらにとんでもない事になっていたかもしれないが。 | :第一章「御前試合」にて、マサキが優勝した際に賞金はどうなったかと聞かれて。…慈善団体に寄付したと言えば聞こえはいいが、有体に言うと'''他人の賞金を勝手に受け取った上に使い込んだ'''というとんでもない問題行動である。しかも「当然そうするつもりだったのよね」と言ってヤンロン達を味方につけ、マサキが反論できない状況に追い込んでいる。マサキがあまり金に頓着しないためにうまくまとまったが、[[クロウ・ブルースト|どこぞの100万Gの男]]だったらBGMが変化して絶叫しているところである。<br/>まぁ、うっかりマサキが全額受け取ってそれを全部プレシアに渡していたら魔装機神IIでさらにとんでもない事になっていたかもしれないが。 | ||
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;「わかってるわよ、そんな事は!!」 | ;「わかってるわよ、そんな事は!!」 | ||
:ルオゾールの作戦に引っ掛かりラングランに戻る途中、フレキに喋りかけられ。感情的になると声を荒げるのは彼女の悪癖と言える。 | :ルオゾールの作戦に引っ掛かりラングランに戻る途中、フレキに喋りかけられ。感情的になると声を荒げるのは彼女の悪癖と言える。 | ||
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;「私だって……私だって信じたくないわよっ!! でも、リカルドの身体が……」<br />「私の腕の中で、どんどん冷たくなって行くのよ……いくら呼んでも返事をしてくれない……」<br />「目を開けてくれないのよっ!!」 | ;「私だって……私だって信じたくないわよっ!! でも、リカルドの身体が……」<br />「私の腕の中で、どんどん冷たくなって行くのよ……いくら呼んでも返事をしてくれない……」<br />「目を開けてくれないのよっ!!」 | ||
:<nowiki>#</nowiki>39「カタストロフ」にて、リカルドを失い絶望に打ちひしがれるテュッティの台詞。 | :<nowiki>#</nowiki>39「カタストロフ」にて、リカルドを失い絶望に打ちひしがれるテュッティの台詞。 | ||
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:『魔装機神F』では最初ガッデスではなくこの機体に乗る。 | :『魔装機神F』では最初ガッデスではなくこの機体に乗る。 | ||
− | == | + | == 備考 == |
− | + | テュッティは[[フレキ]]と[[ゲリ]]の名前に始まり、[[ガッデス]]の武装名、[[フリングホルニ]]など、[[北欧神話]]に由来する名称を多く用いているが、北欧神話とはスウェーデン、ノルウェー、デンマーク、アイスランド等で語り継がれた神話であり、'''フィンランドは含まれない。'''フィンランド共和国の主な構成民族であるフィン人は父系遺伝子がモンゴロイドに由来し、混血が進んだために見た目こそゲルマン系だが、神話体系は天空神ウッコを中心とする独自の物を持っている。一方、『EX』「マサキの章」の「王都への帰還」では、ミオの「ゲルマン系」という推測に対して肯定している。スウェーデンから移住した人々とその子孫を中心としたスウェーデン系フィンランド人に該当するということだろう。 | |
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== 脚注 == | == 脚注 == |