「ダークブレイン」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
| 外国語表記 = [[外国語表記::Dark Brain]] | | 外国語表記 = [[外国語表記::Dark Brain]] | ||
− | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
− | *[[コンパチヒーローシリーズ]] | + | *[[コンパチヒーローシリーズ]](初登場:{{登場作品 (人物)|SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団}}) |
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}{{#set:登場作品 (登場メカ)=スーパーロボット大戦OG外伝}} | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG外伝}}{{#set:登場作品 (登場メカ)=スーパーロボット大戦OG外伝}} | ||
− | | 声優 = | + | | 声優 = 不明 |
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| 種族 = 悪の思念体 | | 種族 = 悪の思念体 | ||
| 性別 = 不明 | | 性別 = 不明 | ||
| エネルギー = 負の怨念(負の[[無限力]]) | | エネルギー = 負の怨念(負の[[無限力]]) | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|Mがんぢー}} | ||
}} | }} | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
=== [[コンパチヒーローシリーズ]] === | === [[コンパチヒーローシリーズ]] === | ||
− | + | バンプレストが発売した[[コンパチヒーローシリーズ]]のボスキャラクター。最初の登場作品は『[[SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団]]』。シリーズによって様々な形態を持つ。 | |
配下に「[[スカルナイト]](初期は「ボーンファイター」)」「[[デブデダビデ]]」「[[クリスタルドラグーン]](初期は「クリスタルドラゴン」)」を従える。また、[[戦士ロア|ロア]]や[[エミィ]]を洗脳して悪の手先へと変わらせた。 | 配下に「[[スカルナイト]](初期は「ボーンファイター」)」「[[デブデダビデ]]」「[[クリスタルドラグーン]](初期は「クリスタルドラゴン」)」を従える。また、[[戦士ロア|ロア]]や[[エミィ]]を洗脳して悪の手先へと変わらせた。 | ||
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『バトルドッジボールII』での登場を最後に長らく登場しなかったが『OG外伝』にて設定を大きく変えて再登場した。 | 『バトルドッジボールII』での登場を最後に長らく登場しなかったが『OG外伝』にて設定を大きく変えて再登場した。 | ||
− | === [[ | + | === [[スーパーロボット大戦OG外伝]] === |
別名「闇黒の賢者」。知的生命体の負の思念集積体で、次元の扉を開いては様々な世界を滅ぼしてきた。 | 別名「闇黒の賢者」。知的生命体の負の思念集積体で、次元の扉を開いては様々な世界を滅ぼしてきた。 | ||
− | 元々は古人と呼ばれる者が作り出した自律機動兵器のようだが、詳細は不明。その目で世界を見透かす「暗邪眼」と、自分の脳である超高性能自律型霊子演算装置「開明脳」で、負の無限力を取り込んできた。そのために複数の人格を持ち、時に応じて姿形さえ変えることもある。次元転移は自由自在ではなく条件が重なって行われるもので、自身と次元転移装置と[[オーバーゲートエンジン]]の3種類の力を合わせることで完璧な次元転移の力を得ようとしていた。[[デュミナス]]が取り込んだ人々の怨念と[[ソーディアン]] | + | 元々は古人と呼ばれる者が作り出した自律機動兵器のようだが、詳細は不明。その目で世界を見透かす「暗邪眼」と、自分の脳である超高性能自律型霊子演算装置「開明脳」で、負の無限力を取り込んできた。そのために複数の人格を持ち、時に応じて姿形さえ変えることもある。次元転移は自由自在ではなく条件が重なって行われるもので、自身と次元転移装置と[[オーバーゲートエンジン]]の3種類の力を合わせることで完璧な次元転移の力を得ようとしていた。[[デュミナス]]が取り込んだ人々の怨念と[[ソーディアン]]の次元転移装置の共鳴でその姿を現し、デュミナスを欠陥品として処分した。第2形態になると装甲を展開し、頭部は脳がむき出しになる。しかしダークブレインの本体は開明脳であり、倒しても思念をも取り込んで進化した姿で復活するため、早すぎる進化によって自滅させなければ滅ぼせない。また、コンパチカイザーの捨て身の突撃を受けた影響か機能不全に陥っている。戦士ロアが言うには「ダークブレインの力が完全な状態ならもっと早く戦士ロアを探し出せたはず」らしい。 |
− | [[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]、[[ペルフェクティオ]]、[[カドゥム・ハーカーム]] | + | [[ケイサル・エフェス (人物)|ケイサル・エフェス]]、[[ペルフェクティオ]]、[[カドゥム・ハーカーム]]と同じ負の属性に位置し、負の思念を動力とする[[ディス・レヴ]]を内蔵する[[ディス・アストラナガン]]などのオカルトキャラクターが強いが、出典作を知っている人はスパロボよりバトルドッジボールなど、バンプレストの他作品でのギャグキャラクターのイメージが強い。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== [[コンパチヒーローシリーズ]] === | === [[コンパチヒーローシリーズ]] === | ||
− | ;SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団 | + | ;[[SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団]] |
− | : | + | :悪の帝王を名乗る。全SDキャラクターの生みの親「ガチャポンマシン」とエンジニアの「エミィ」をさらい、悪玉SDキャラだけを作ってこの世界「SDネイション」を悪のSDキャラで埋め尽くそうとした。メカメカしい外見をしている。 |
;グレイトバトルサイバー | ;グレイトバトルサイバー | ||
:SFCの『ザ・グレイトバトルII』より後に発売されたファミコン作品。『SDヒーロー総決戦』で倒されたダークブレインが復活したもので、見た目は大きくリアルに描かれているがデザインも『SDヒーロー総決戦』のもの。目覚めたてで力が不完全だったため、完全に復活していればと言い残して敗れた。一人称は「われ」。 | :SFCの『ザ・グレイトバトルII』より後に発売されたファミコン作品。『SDヒーロー総決戦』で倒されたダークブレインが復活したもので、見た目は大きくリアルに描かれているがデザインも『SDヒーロー総決戦』のもの。目覚めたてで力が不完全だったため、完全に復活していればと言い残して敗れた。一人称は「われ」。 | ||
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;ザ・グレイトバトルIII | ;ザ・グレイトバトルIII | ||
:ファンタジー風の並行世界の魔王で封印されている。『II』のエンディング後の帰還中、宇宙船の事故によりSDネイションの世界から別の並行世界へと迷い込んでしまったロア達は、魔法使いザンエルの魔王復活を企みを知って人々を救うために復活を阻止するために戦う。最終的にザンエルは魔王ダークブレインの復活に成功したが、主として振舞おうとしたところ魔王ダークブレインは何者にも指図は受けぬと吹き飛ばした。ロア達に敗れても死ぬことなく頭部だけの姿で再戦を誓い、崩れる城の中に消えた。 | :ファンタジー風の並行世界の魔王で封印されている。『II』のエンディング後の帰還中、宇宙船の事故によりSDネイションの世界から別の並行世界へと迷い込んでしまったロア達は、魔法使いザンエルの魔王復活を企みを知って人々を救うために復活を阻止するために戦う。最終的にザンエルは魔王ダークブレインの復活に成功したが、主として振舞おうとしたところ魔王ダークブレインは何者にも指図は受けぬと吹き飛ばした。ロア達に敗れても死ぬことなく頭部だけの姿で再戦を誓い、崩れる城の中に消えた。 | ||
− | ;バトルクラッシャー | + | ;[[バトルクラッシャー (ゲーム)|バトルクラッシャー]] |
:『ザ・グレイトバトルII』で死んだため肉体を失い亡霊になっている。エミィに憑依して融合したダークエミィになり、封印されていたデビルクラッシャー「ヘルザーク」を仲間にして、クラッシャー大会を優勝した最強戦士の肉体を乗っ取ることで元の肉体を再生しようと企む。ダークエミィが敗れたことで肉体のない亡霊に戻り消滅した。 | :『ザ・グレイトバトルII』で死んだため肉体を失い亡霊になっている。エミィに憑依して融合したダークエミィになり、封印されていたデビルクラッシャー「ヘルザーク」を仲間にして、クラッシャー大会を優勝した最強戦士の肉体を乗っ取ることで元の肉体を再生しようと企む。ダークエミィが敗れたことで肉体のない亡霊に戻り消滅した。 | ||
;鉄球ファイト! ザ・グレイトバトル外伝 | ;鉄球ファイト! ザ・グレイトバトル外伝 | ||
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;バトルドッジボールII | ;バトルドッジボールII | ||
:ロア、エミィ、ゲシュペンスト(ギリアム)らと同じチーム「ゴッドファクトリー」に所属。このチームは正体不明とされていた、闘球王の遺産(三種の神器)を賞品にした大会の主催者。前作から月日は流れ人々が夢を失ったこの時代で、大会により人々を熱狂させ夢を与えるのが4人の目的。そのために常に夢を与え続けるナンバー1チームとして君臨している。前作のエンディングで善人化したのだと思われる。 | :ロア、エミィ、ゲシュペンスト(ギリアム)らと同じチーム「ゴッドファクトリー」に所属。このチームは正体不明とされていた、闘球王の遺産(三種の神器)を賞品にした大会の主催者。前作から月日は流れ人々が夢を失ったこの時代で、大会により人々を熱狂させ夢を与えるのが4人の目的。そのために常に夢を与え続けるナンバー1チームとして君臨している。前作のエンディングで善人化したのだと思われる。 | ||
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;漫画版『ザ・グレイトバトルIII』『バトルドッジボールII』(ときた洸一) | ;漫画版『ザ・グレイトバトルIII』『バトルドッジボールII』(ときた洸一) | ||
− | : | + | :『バトルドッジボールII』は『ザ・グレイトバトルIII』の続編で、ダークブレインを倒した際に飛び散った脳の一部(ダーク細胞)を浴びたロアはダークロアになってしまい、ダークブレインを復活させるという展開。ロアが元に戻った後、今度はエミィをダークエミィに変えた。 |
+ | |||
+ | === [[OGシリーズ]] === | ||
+ | ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] | ||
+ | :プロフィールは上記参照。第35話「ザ・グレイトバトル」にて対戦。2度の変身と耐久力でプレイヤーを苦しめてくる。[[マップ兵器]]こそないが、攻め方を間違えると確実に詰む。スパロボ初心者ならば事前情報がなければ余計苦しいと思われる。少なくともパイロットに[[SP回復]]がないとまず勝てない。1ターンで倒せるだけの攻撃力と攻撃回数を計算に入れて確実に倒そう。なお、メディアワークスの攻略本には'''EXハードでなおかつSP回復・能力強化なし'''という条件での撃破記録が掲載されている。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
;[[HP回復]](大) | ;[[HP回復]](大) | ||
− | : | + | :第1形態では380000、第2形態では580000。第2形態での回復量は実に'''174000'''。下手なネームド機の[[HP]]全量に匹敵する。 |
;[[EN回復]](大) | ;[[EN回復]](大) | ||
:エネルギーを消費する技はない。移動もしないので実質無意味。ダークブレインを構成しているテクノロジーの凄まじさの表現だろうか? | :エネルギーを消費する技はない。移動もしないので実質無意味。ダークブレインを構成しているテクノロジーの凄まじさの表現だろうか? | ||
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:あらゆる状態異常を無力化。[[直撃]]で貫通可能。 | :あらゆる状態異常を無力化。[[直撃]]で貫通可能。 | ||
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=== 移動タイプ === | === 移動タイプ === | ||
;[[空]]・[[陸]] | ;[[空]]・[[陸]] | ||
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;LL | ;LL | ||
:OGシリーズでの設定。OGシリーズではこれほどのサイズの機動兵器は滅多に無い。サイズ差によるダメージ補正があったら更に恐ろしい事になっていただろう。 | :OGシリーズでの設定。OGシリーズではこれほどのサイズの機動兵器は滅多に無い。サイズ差によるダメージ補正があったら更に恐ろしい事になっていただろう。 | ||
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== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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第1形態の時点で全ての能力値が嫌になるほど高く、初期値が格闘・射撃170、技量190、防御170、回避140、命中220、SP120。回避だけは最低クラスだが、特殊技能と相まってとにかく硬く、しぶとい。 | 第1形態の時点で全ての能力値が嫌になるほど高く、初期値が格闘・射撃170、技量190、防御170、回避140、命中220、SP120。回避だけは最低クラスだが、特殊技能と相まってとにかく硬く、しぶとい。 | ||
− | + | 第2形態になるとバランスブレイカーもいいところの無茶苦茶な高さになり、命中以外の全能力が+2される上、回避に至っては'''初期値200'''というふざけた高さに。 | |
分身がないため回避力では[[アルカイド・ナアシュ|修羅王]]に劣るが、耐久力と攻撃力が凄まじく高いため誤差にすらならない。さらに成長タイプは全能力がまんべんなく伸びる「万能系・標準型」。援護とアーマーブレイカー、「脱力」「補給」をフル活用しないと冗談抜きで詰む。 | 分身がないため回避力では[[アルカイド・ナアシュ|修羅王]]に劣るが、耐久力と攻撃力が凄まじく高いため誤差にすらならない。さらに成長タイプは全能力がまんべんなく伸びる「万能系・標準型」。援護とアーマーブレイカー、「脱力」「補給」をフル活用しないと冗談抜きで詰む。 | ||
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: | : | ||
:;第1形態 | :;第1形態 | ||
− | ::'''[[偵察]]、[[感応]]、[[直撃]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[覚醒]] | + | ::'''[[偵察]]、[[感応]]、[[直撃]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[覚醒]]''' |
::覚醒のみ消費70、習得レベル80と異様に遅いが……。 | ::覚醒のみ消費70、習得レベル80と異様に遅いが……。 | ||
:;第2形態 | :;第2形態 | ||
− | ::'''[[偵察]]、[[感応]]、[[直撃]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[熱血]] | + | ::'''[[偵察]]、[[感応]]、[[直撃]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[熱血]]''' |
::覚醒が熱血に変化し、全コマンドの習得レベル・消費SPが1に。使ってくるわけではないのでありがたいが、もし『[[新スーパーロボット大戦|新]]』のように使ってきたら大惨事である……。知識を活用しての「計算」「予測」を思わせるコマンドが多く「脱力」はエクセレンや他作品のものとは意味合いが違い、魂を取り込んでしまうということの遠まわしな表現だろう。 | ::覚醒が熱血に変化し、全コマンドの習得レベル・消費SPが1に。使ってくるわけではないのでありがたいが、もし『[[新スーパーロボット大戦|新]]』のように使ってきたら大惨事である……。知識を活用しての「計算」「予測」を思わせるコマンドが多く「脱力」はエクセレンや他作品のものとは意味合いが違い、魂を取り込んでしまうということの遠まわしな表現だろう。 | ||
+ | |||
+ | === ツイン精神コマンド === | ||
+ | ;[[予測]] | ||
+ | :「叡智の集合体」にはぴったりのコマンドと言える。 | ||
=== [[特殊技能]] === | === [[特殊技能]] === | ||
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;「最終ダメージ+20%」「最終命中率+15%」「クリティカル率+15%」 | ;「最終ダメージ+20%」「最終命中率+15%」「クリティカル率+15%」 | ||
:第2形態。常時アタッカー&集中状態である。相当な熟練者でなければ(下手をするとそうであっても)確実に詰む。 | :第2形態。常時アタッカー&集中状態である。相当な熟練者でなければ(下手をするとそうであっても)確実に詰む。 | ||
+ | |||
+ | == パイロットBGM == | ||
+ | ;「闇黒の叡智」 | ||
+ | : 第1形態の[[BGM]]。「闇黒」は「あんこく」と読む。 | ||
+ | ;「THE GREAT BATTLE」 | ||
+ | : 第2形態のBGM。「ザ・グレイト・バトル」、これは言うまでもあるまい。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[戦士ロア]] | ;[[戦士ロア]] | ||
:様々な[[平行世界]]で激戦を繰り広げてきた宿敵。『OG外伝』ではロアと同化した[[コウタ・アズマ|コウタ]]と戦うことになる。 | :様々な[[平行世界]]で激戦を繰り広げてきた宿敵。『OG外伝』ではロアと同化した[[コウタ・アズマ|コウタ]]と戦うことになる。 | ||
;[[エミィ]] | ;[[エミィ]] | ||
− | :戦士ロアと本物のエミィにより追い詰められたがエミィが乗っていた[[Gサンダーゲート]] | + | :戦士ロアと本物のエミィにより追い詰められたがエミィが乗っていた[[Gサンダーゲート]]を破壊して逃亡。その後エミィのアーマーとGサンダーゲートを回収して、アーマーを[[ショウコ・アズマ|ショウコ]]に装着・洗脳してエミィに仕立て上げ、ロア抹殺とカイザー回収の使命を与えてデュミナスの下に送り込んだ。 |
− | ;[[ | + | ;[[クリスタルドラグーン]]、[[デブデダビデ]]、[[スカルナイト]] |
− | : | + | :配下の軍団の指揮官たち。「三大幹部」と総称されることが多い。 |
− | + | :『[[OGMD]]』でロアの発言によれば、'''12人の部下の中で生き残った5人'''となっているが、残りの2人の詳細は不明。 | |
;[[ギリアム・イェーガー]] | ;[[ギリアム・イェーガー]] | ||
− | : | + | :彼がかつて「至高天」を目指していたことを語る。 |
+ | ;[[デュミナス]] | ||
+ | :OGシリーズにおけるデュミナスの創造主。このデュミナスは「[[デュナミス|デュナミス3]]」と呼ばれている。 | ||
;[[アイビス・ダグラス]] | ;[[アイビス・ダグラス]] | ||
:『OG外伝』では後述にある通り、彼女に対して暗に「『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』におけるアイビス」を皮肉るような台詞を言い放つ。 | :『OG外伝』では後述にある通り、彼女に対して暗に「『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』におけるアイビス」を皮肉るような台詞を言い放つ。 | ||
− | + | ;[[デスピニス]] | |
+ | :デュミナスを処分した後に彼女も処分しようとするも、[[ラウル・グレーデン|ラウル]]と[[コウタ・アズマ|コウタ]]に阻止された。 | ||
;[[アインスト・アルフィミィ]] | ;[[アインスト・アルフィミィ]] | ||
− | :アルフィミィからは[[ノイ・レジセイア]] | + | :アルフィミィからは[[ノイ・レジセイア]]のようだと形容されたが、ダークブレイン自身もアルフィミィとの会話で'''「そう……あれも我らと同じく……古の……」'''と、ダークブレインを生み出した古人と監視者を生み出した思念体を結び付ける発言を返している。 |
;[[シュウ・シラカワ]] | ;[[シュウ・シラカワ]] | ||
− | : | + | :ダークブレインと対面したことで、疑問がひとつ解決したこと、いずれその力を利用する旨を戦闘前会話、特殊セリフで話している。そして、『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』にてその[[特異点|瞬間と思われる時]]が訪れることになる…。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
208行目: | 153行目: | ||
:『グレイトバトルサイバー』ラストバトル時の発言。いかにも悪の大ボスらしい台詞だが「トローリと甘いな」というフレーズがおちゃめ。 | :『グレイトバトルサイバー』ラストバトル時の発言。いかにも悪の大ボスらしい台詞だが「トローリと甘いな」というフレーズがおちゃめ。 | ||
;「フンッ よくもこのわしをコケにしてくれたな わしもワルやが ワレのようなワルは はじめてみたで! おいSD! さがっときい! ええか おとこの ほんとうのしにざまっちゅうのをみせたる!」 | ;「フンッ よくもこのわしをコケにしてくれたな わしもワルやが ワレのようなワルは はじめてみたで! おいSD! さがっときい! ええか おとこの ほんとうのしにざまっちゅうのをみせたる!」 | ||
− | :『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』のラスボス「[[XN-L|ザンエル]] | + | :『ザ・グレイトバトルII ラストファイターツイン』のラスボス「[[XN-L|ザンエル]]」に自爆を仕掛けた際のセリフ。前半のセリフは、『[[OGMD]]』にて、[[スカルナイト]]の[[XN-L]]への特殊戦闘台詞として使われている。 |
;「ここまでたどりついたことはほめておこう。だが、お前達に闘球王の遺産をくれてやるわけにはいかん。お前達も見たはずだ。人間どものよろこぶ顔を!熱狂した声援を!この大会は人々が見る大きな夢なのだよ。その夢を与えてやるのが我々というわけだ。だから我々がナンバー1でなくてはいかん。最後にここでとびきり素敵な夢を見せてやろう。来い!」 | ;「ここまでたどりついたことはほめておこう。だが、お前達に闘球王の遺産をくれてやるわけにはいかん。お前達も見たはずだ。人間どものよろこぶ顔を!熱狂した声援を!この大会は人々が見る大きな夢なのだよ。その夢を与えてやるのが我々というわけだ。だから我々がナンバー1でなくてはいかん。最後にここでとびきり素敵な夢を見せてやろう。来い!」 | ||
:『バトルドッジボールII』で決勝に勝ち進んできたプレイヤーチームに対して。チームの誰の台詞か不明なので他のメンバー(ロア、ギリアム、エミィ)が言っている可能性もある。 | :『バトルドッジボールII』で決勝に勝ち進んできたプレイヤーチームに対して。チームの誰の台詞か不明なので他のメンバー(ロア、ギリアム、エミィ)が言っている可能性もある。 | ||
221行目: | 166行目: | ||
;「我らは知的生命体の痛み、苦しみ、悲しみ、憎しみ、蔑み、妬み、怒りを糧とし……夢、希望、心、勇気、優しさ、善、想い、信頼、絆、友情、願い、愛を滅ぼす」<br />「そして……闇黒の秩序を作り上げ、我らがその頂点に君臨するのだ」 | ;「我らは知的生命体の痛み、苦しみ、悲しみ、憎しみ、蔑み、妬み、怒りを糧とし……夢、希望、心、勇気、優しさ、善、想い、信頼、絆、友情、願い、愛を滅ぼす」<br />「そして……闇黒の秩序を作り上げ、我らがその頂点に君臨するのだ」 | ||
:目的。あまりにも単純でいっそわかりやすい。ここで言う頂点は他の会話からすると至高天を指すと思われる。 | :目的。あまりにも単純でいっそわかりやすい。ここで言う頂点は他の会話からすると至高天を指すと思われる。 | ||
− | : | + | :レーツェルは、知恵の実を食べて楽園を追放された原初の人間に喩えて、様々な世界の思念をさらに食らうことでどこに至ろうとしているのか推測している。プレイヤーに明かされる情報はレーツェルの戦闘前会話の他わずかしかないため、真の狙いが何なのかは不明。これはつまるところ「何のためにダークブレインが生み出されたのか」という根本的な理由にもかかわっている。なお、一種の機械であるはずのダークブレインが負の感情を力の糧に出来ると言う事は、Zシリーズにおける[[真化]]を思わせる。 |
;「簡単な話だ。光在る所に闇が在り、闇在る所に光が在る。我らは闇……負の存在。故に光を駆逐する」 | ;「簡単な話だ。光在る所に闇が在り、闇在る所に光が在る。我らは闇……負の存在。故に光を駆逐する」 | ||
:世の摂理を感じさせる台詞。ちなみに『バトルドッジボール』ではこの摂理の続きとして「どんな闇にも必ず光が差す」と語られており、闇の化身とも言えるダークブレインにさえ光が差し込んだ。 | :世の摂理を感じさせる台詞。ちなみに『バトルドッジボール』ではこの摂理の続きとして「どんな闇にも必ず光が差す」と語られており、闇の化身とも言えるダークブレインにさえ光が差し込んだ。 | ||
256行目: | 201行目: | ||
;「十二の鍵を統合し、至高天を目指す……」<br />「かつてのお前が、歩もうとした道を……覚えていないのか?」 | ;「十二の鍵を統合し、至高天を目指す……」<br />「かつてのお前が、歩もうとした道を……覚えていないのか?」 | ||
:[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]との戦闘前会話より、ギリアムに目的を問われて。かつて[[呪われし放浪者|平行世界を放浪する宿命]]にあったギリアムが、それから逃れるべく「十二の鍵を統合し、至高天を目指す」ことを選んだというのか。 | :[[ギリアム・イェーガー|ギリアム]]との戦闘前会話より、ギリアムに目的を問われて。かつて[[呪われし放浪者|平行世界を放浪する宿命]]にあったギリアムが、それから逃れるべく「十二の鍵を統合し、至高天を目指す」ことを選んだというのか。 | ||
− | :「並行世界の放浪者」がその運命から逃れるために集める「十二の鍵」といえば[[スフィア]]だが……。実際、スフィアに関しては[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]や[[ガイオウ]]が「12の鍵」と明言している上、『[[第3次Z時獄篇]]』での情報から、[[次元力]]があらゆる事象を制御する力であり、[[太極]]がその極致であることもわかっている。であれば、ダークブレインの目的とは、あらゆる世界を食い尽くすことで、その中に存在するスフィアを全て自らに取り込み、それによって太極の力を手に入れることなのだろうか? | + | :「並行世界の放浪者」がその運命から逃れるために集める「十二の鍵」といえば[[スフィア]]だが……。実際、スフィアに関しては[[アサキム・ドーウィン|アサキム]]や[[ガイオウ]]が「12の鍵」と明言している上、『[[第3次Z時獄篇]]』での情報から、[[次元力]]があらゆる事象を制御する力であり、[[太極]]がその極致であることもわかっている。であれば、ダークブレインの目的とは、あらゆる世界を食い尽くすことで、その中に存在するスフィアを全て自らに取り込み、それによって太極の力を手に入れることなのだろうか? ただし、『第2次OG』ではスフィアとは別の「鍵」と呼ばれる存在が幾つかあることが判明し、Zシリーズ完結作である『[[第3次Z天獄篇]]』においてスフィアは別のもので代用する事が可能な事が判明しているので必ずしもスフィア=12の鍵とは言い切れなくなっている。 |
− | |||
:ちなみに至高天とはダンテの神曲に出てくる天国の最上層であり、神が住まう領域を指す。Zシリーズに出てくる用語である時獄、連獄、天獄もダンテの神曲に出てくる言葉を捩ったものとも取れるため、この辺も関連性をにおわせている。 | :ちなみに至高天とはダンテの神曲に出てくる天国の最上層であり、神が住まう領域を指す。Zシリーズに出てくる用語である時獄、連獄、天獄もダンテの神曲に出てくる言葉を捩ったものとも取れるため、この辺も関連性をにおわせている。 | ||
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
;ダークブレイン「お前達が知る必要はない」<br />エクセレン「……とか言って、あなたもホントは知らないんじゃない?」<br />ダークブレイン「では、二つだけ教えてやろう」 | ;ダークブレイン「お前達が知る必要はない」<br />エクセレン「……とか言って、あなたもホントは知らないんじゃない?」<br />ダークブレイン「では、二つだけ教えてやろう」 | ||
− | : | + | :[[エクセレン・ブロウニング|エクセレン]]の口車に乗って、この世界に転移することになったいくつかの条件について語る。 |
:ちなみに対戦時の問答では答えを言わず、開明脳と同化することで答えを知ることを勧誘してくることが多い。 | :ちなみに対戦時の問答では答えを言わず、開明脳と同化することで答えを知ることを勧誘してくることが多い。 | ||
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*『ザ・グレイトバトルIV』のラスボスは脳の姿をした化け物だが、これはダークブレインではなく「皇帝オーバーロード」。環境管理装置によって悪者を封印していたSDネイションの体制を『II』で得た教訓によりニューコンパチネイションと改称してヒーローたちが各地の惑星で平和維持活動して共存する体制に切り替えた結果、皮肉にも抑えられた凶悪な「悪のエネルギー」が「ゲート」を生成、異次元で軍を率いる強大な悪の存在を呼び込んだ。このゲートの設定は『OG外伝』のダークブレインに取り入れられた物と思われる。 | *『ザ・グレイトバトルIV』のラスボスは脳の姿をした化け物だが、これはダークブレインではなく「皇帝オーバーロード」。環境管理装置によって悪者を封印していたSDネイションの体制を『II』で得た教訓によりニューコンパチネイションと改称してヒーローたちが各地の惑星で平和維持活動して共存する体制に切り替えた結果、皮肉にも抑えられた凶悪な「悪のエネルギー」が「ゲート」を生成、異次元で軍を率いる強大な悪の存在を呼び込んだ。このゲートの設定は『OG外伝』のダークブレインに取り入れられた物と思われる。 | ||
*スパロボでは『OG外伝』で倒されたダークブレインだが、グレイトバトルシリーズで何度も復活しているので今後のシリーズで登場する可能性はあり、実際に『[[OGMD]]』でスカルナイト達はダークブレインを復活させるために[[クロスゲート]]から[[ラマリス]]達を次々と呼び出した。開明脳の代わりとなる新たな憑代の詳細は不明だが、スカルナイト達は既に目星をつけている模様。 | *スパロボでは『OG外伝』で倒されたダークブレインだが、グレイトバトルシリーズで何度も復活しているので今後のシリーズで登場する可能性はあり、実際に『[[OGMD]]』でスカルナイト達はダークブレインを復活させるために[[クロスゲート]]から[[ラマリス]]達を次々と呼び出した。開明脳の代わりとなる新たな憑代の詳細は不明だが、スカルナイト達は既に目星をつけている模様。 | ||
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