「ダイ・ガード」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Dai Guard]] | ||
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|地球防衛企業ダイ・ガード}} | | 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|地球防衛企業ダイ・ガード}} | ||
| デザイン = {{メカニックデザイン|大塚健}} | | デザイン = {{メカニックデザイン|大塚健}} | ||
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その後建造されてから10年近くは、21世紀警備保障のマスコットとして広報活動に使われるのがせいぜいで、金食い虫として会社からも疎まれる存在だった。だが、10年以上の月日を経て[[十字型ヘテロダイン|ヘテロダイン]]が再度出現した事で状況が一変し、本来の用途へと使用される事になっていく。警備保障会社なので、顧客の物件に被害が及ぶと多額の違約金を払わなければいけなくなる為、これらを守らなければならない。 | その後建造されてから10年近くは、21世紀警備保障のマスコットとして広報活動に使われるのがせいぜいで、金食い虫として会社からも疎まれる存在だった。だが、10年以上の月日を経て[[十字型ヘテロダイン|ヘテロダイン]]が再度出現した事で状況が一変し、本来の用途へと使用される事になっていく。警備保障会社なので、顧客の物件に被害が及ぶと多額の違約金を払わなければいけなくなる為、これらを守らなければならない。 | ||
− | 本機と言えば''' | + | 本機と言えば'''「掴まれただけでベコベコに凹む装甲」「耐久性が低く腕がもげる」「凄まじく鈍重」「パワーが無い」「エネルギーが直ぐ切れる」「移動に輸送機と組み立て人員が必要」「(歩く広告塔なので)中身がスッカスカな状態」'''といった、主人公メカにあるまじき凄まじい低スペック(下手をすれば'''[[ボスボロット]]以下'''の性能)が話題に上る事が多い。 |
これは上記の金食い虫へ落ちぶれる折、装甲やパワーに関する性能をデチューンされた結果で、第3話以降は装甲が換装されて大分マシになっている。その他の機能についても毎話強化が図られており、物語開始時点では歩くのがやっとであったが、最終的にはコクピットの内装が初期とは別物になり、分離・合体も可能となっている。この成長過程も本機の見所の一つであると言えよう。 | これは上記の金食い虫へ落ちぶれる折、装甲やパワーに関する性能をデチューンされた結果で、第3話以降は装甲が換装されて大分マシになっている。その他の機能についても毎話強化が図られており、物語開始時点では歩くのがやっとであったが、最終的にはコクピットの内装が初期とは別物になり、分離・合体も可能となっている。この成長過程も本機の見所の一つであると言えよう。 | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}} | ||
:再びパッケージイラストに登場。『第2次Z』の時とは違い、常時グレートノットパニッシャーが換装された状態となっている。但し、相変わらず地形適応がボロボロのままでしかも'''最大射程3'''であり(『第2次Z』でも'''最大射程4'''であるが…)、前述の仕様変更の影響でEN消費武器が中心となっている為、『第2次Z』までの運用方法は通用しないので注意。 | :再びパッケージイラストに登場。『第2次Z』の時とは違い、常時グレートノットパニッシャーが換装された状態となっている。但し、相変わらず地形適応がボロボロのままでしかも'''最大射程3'''であり(『第2次Z』でも'''最大射程4'''であるが…)、前述の仕様変更の影響でEN消費武器が中心となっている為、『第2次Z』までの運用方法は通用しないので注意。 | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} | ;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}} | ||
:参戦は共通ルート第15話。新たに振動地雷が武装に追加されたものの、相変わらずのズタボロな地形適応と射程なのでフォローは必須。[[アマタ・ソラ|アマタ]]がエースなら[[アクエリオンEVOL]]と組ませても良い。 | :参戦は共通ルート第15話。新たに振動地雷が武装に追加されたものの、相変わらずのズタボロな地形適応と射程なのでフォローは必須。[[アマタ・ソラ|アマタ]]がエースなら[[アクエリオンEVOL]]と組ませても良い。 | ||
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:ダイ・ガードの格闘攻撃。ややぎこちない動きで正拳を3発放つ。パンチ1発を放つだけでもバランサー、各部モーターの制御が必要になり、パーツが衝撃で疲労する。『第2次Z』では、特筆すべき点が無く威力も大した事が無い武器なのにENを15も消費する。同作は全体的に燃費が悪めだが、それでも多い部類。原作の燃費の悪さを再現したものと思われる。『第3次Z』では後述のフライホイールに取って代わられる形で削除された。 | :ダイ・ガードの格闘攻撃。ややぎこちない動きで正拳を3発放つ。パンチ1発を放つだけでもバランサー、各部モーターの制御が必要になり、パーツが衝撃で疲労する。『第2次Z』では、特筆すべき点が無く威力も大した事が無い武器なのにENを15も消費する。同作は全体的に燃費が悪めだが、それでも多い部類。原作の燃費の悪さを再現したものと思われる。『第3次Z』では後述のフライホイールに取って代わられる形で削除された。 | ||
;投擲 | ;投擲 | ||
− | : | + | :乗用車や脱出用パラシュート等、その辺にあったさまざまな物を投げつける、ダイ・ガードの貴重な遠距離攻撃手段。 |
:当たり前だが、使うたびに大量の始末書を要求される。 | :当たり前だが、使うたびに大量の始末書を要求される。 | ||
:SRWでは未実装。 | :SRWでは未実装。 | ||
:;ロケットパンチ | :;ロケットパンチ | ||
− | ::第3話において、[[赤木駿介|赤木]] | + | ::第3話において、[[赤木駿介|赤木]]の思いつきで生まれた技。腕を引きちぎり、それを投げつけるという捨て身の攻撃。3話に登場した飛行ヘテロダインを撃破した(当然始末書を書く羽目に遭う)。妙に軽い音がするのがポイントで、持った時に明らかに中身が入って無い事が分かる。 |
::『第2次Z』では『破界篇』OPムービー及びドリルアームの地対空演出内で使用される。 | ::『第2次Z』では『破界篇』OPムービー及びドリルアームの地対空演出内で使用される。 | ||
::余談だが、右腕で左腕を引きちぎって投げているのに作画ミスで投げられた腕が右腕になっており、律儀なことに『第2次Z』の戦闘アニメでも再現されている。 | ::余談だが、右腕で左腕を引きちぎって投げているのに作画ミスで投げられた腕が右腕になっており、律儀なことに『第2次Z』の戦闘アニメでも再現されている。 | ||
78行目: | 78行目: | ||
==== 武装 ==== | ==== 武装 ==== | ||
;ドリルアーム | ;ドリルアーム | ||
− | : | + | :その名の通り巨大なドリルの付いた腕。当初は回転によるトルクを抑えきれずまともに武器として機能していなかったが、ダイ・ガード本体が強化されたためか後の戦闘では問題なく使用している。 |
− | : | + | :第1話、第2話に登場したヘテロダインを「フラクタルノット」という概念が判明する前にだが偶然撃退した。第19話では両手に装備して使用した。 |
:『第2次Z』では地対空時に上記のロケットパンチで相手を地面に叩き落としてから攻撃するという、整備班泣かせの演出が入る。『第3次Z』では両腕をドリルアームに換装したダブルドリラー仕様。有射程武器(1~2)となり、燃費や気力制限も緩和されている。 | :『第2次Z』では地対空時に上記のロケットパンチで相手を地面に叩き落としてから攻撃するという、整備班泣かせの演出が入る。『第3次Z』では両腕をドリルアームに換装したダブルドリラー仕様。有射程武器(1~2)となり、燃費や気力制限も緩和されている。 | ||
;フィンガーネットアーム | ;フィンガーネットアーム | ||
− | : | + | :指に収納されたネットを発射する。1発限りの使いきりで、4話に登場した[[グローブ]](ボールヘテロダイン)の足止めに使用した。 |
:運動性ダウンの効果つき。『第3次Z』では後述のガード・アタックへ組み込まれる形で削除。 | :運動性ダウンの効果つき。『第3次Z』では後述のガード・アタックへ組み込まれる形で削除。 | ||
;振動地雷 | ;振動地雷 | ||
− | : | + | :本来は高周波振動で地盤を液状化させ、敵戦車等の足止めに使用する安保軍の兵装なのだが、何度か手に持ってヘテロダインに突き刺す形で使用していた。 |
− | : | + | :第2次Zにてダイ・ガード最大出力のトドメ演出で再現されている。『第3次Z』ではダイ・ガード最大出力が削除され、代わりに後述のガード・アタックで2つ使用。『天獄篇』では単独武装となり、その演出は横沢達の乗ったトラックが現れて(恐ろしいことに、このトラックは'''宇宙でも問題なく走行している''')振動地雷を大量に設置、そこへ敵を投げ込んで最後の一つを叩きつける、というもの。 |
;ノットバスター | ;ノットバスター | ||
:[[ヘテロダイン]]の核であるフラクタルノットを破壊する為の炸薬式巨大杭打機。第9話で登場し、風船ヘテロダインを撃退。ダイ・ガードを勝利へと導く切り札として活躍していく…はずだったが、何の契約もせず下請けに製造させ、支払いで揉めていた所を安保軍が正式に契約、支払いも現金で済ませてしまう。 | :[[ヘテロダイン]]の核であるフラクタルノットを破壊する為の炸薬式巨大杭打機。第9話で登場し、風船ヘテロダインを撃退。ダイ・ガードを勝利へと導く切り札として活躍していく…はずだったが、何の契約もせず下請けに製造させ、支払いで揉めていた所を安保軍が正式に契約、支払いも現金で済ませてしまう。 | ||
93行目: | 93行目: | ||
;ノットパニッシャー | ;ノットパニッシャー | ||
:ノットバスターの改良型のモーター式巨大杭打機。ノットバスターより大型化しており、左手のフライホイールを右手に撃ち込む事で杭を射出する。この事から、使用回数が緩和されたが電力は消費する。左手のフライホイールは武器としても使える。 | :ノットバスターの改良型のモーター式巨大杭打機。ノットバスターより大型化しており、左手のフライホイールを右手に撃ち込む事で杭を射出する。この事から、使用回数が緩和されたが電力は消費する。左手のフライホイールは武器としても使える。 | ||
− | : | + | :原作では[[インセクト-R]]との戦闘で破壊され、以降登場していない。 |
:;フライホイール | :;フライホイール | ||
::上述の通り、ノットパニッシャーを射出する為の装置。また、回転させたまま敵にぶつける事で接近戦用の攻撃手段としても使用可能である。 | ::上述の通り、ノットパニッシャーを射出する為の装置。また、回転させたまま敵にぶつける事で接近戦用の攻撃手段としても使用可能である。 | ||
101行目: | 101行目: | ||
:ノットパニッシャーにマニピュレーターを追加したもの。要するに装着したまま作業が出来るように手が付いただけ。 | :ノットパニッシャーにマニピュレーターを追加したもの。要するに装着したまま作業が出来るように手が付いただけ。 | ||
:『再世篇』では続投作品のお約束として終盤まで封印されるのだが、その理由はオーバーホール待ちやパーツ不足ではなく『'''コストが高いので上層部が許可を渋っていた'''』とリアルな事情である。 | :『再世篇』では続投作品のお約束として終盤まで封印されるのだが、その理由はオーバーホール待ちやパーツ不足ではなく『'''コストが高いので上層部が許可を渋っていた'''』とリアルな事情である。 | ||
− | :『第2次Z』では、右手パンチからのフライホイールで攻撃を行った後に打ち込む。[[トドメ演出]] | + | :『第2次Z』では、右手パンチからのフライホイールで攻撃を行った後に打ち込む。[[トドメ演出]]ではまるで求人広告のような構図で赤木達3人のカットインが入る。 |
:第3次Zでは最初から装備している状態で使用可能。天獄編中盤でガバールニウムによってバンカー部分が打ち直されている。 | :第3次Zでは最初から装備している状態で使用可能。天獄編中盤でガバールニウムによってバンカー部分が打ち直されている。 | ||
;アサルト・ノットパニッシャー | ;アサルト・ノットパニッシャー | ||
122行目: | 122行目: | ||
;[[陸]] | ;[[陸]] | ||
:序盤は満足に坂を登る事すらできない。ゲーム本編には関係ないが、『第2次Z破界篇』のOPムービーでは再現されている。加えて移動力がかなり低いため、青山の[[加速]]の使用や移動力関係の[[強化パーツ]]装備、パイロットである赤木の[[ダッシュ]]の取得といった改善策は必須である。 | :序盤は満足に坂を登る事すらできない。ゲーム本編には関係ないが、『第2次Z破界篇』のOPムービーでは再現されている。加えて移動力がかなり低いため、青山の[[加速]]の使用や移動力関係の[[強化パーツ]]装備、パイロットである赤木の[[ダッシュ]]の取得といった改善策は必須である。 | ||
− | :ちなみにフライトモジュール装備時や[[宇宙]] | + | :ちなみにフライトモジュール装備時や[[宇宙]]では背中のスラスターで移動する。使用されたのは番組後半になってからだが、意外なことに初期から存在する機能である。 |
=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === |