「シャナ=ミア・エテルナ・フューラ」を編集中
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− | + | *外国語表記:[[外国語表記::Shana-Mia Eterna Fura]] | |
− | + | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] | |
− | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}} | |
− | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}} | + | **{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}} |
− | + | *声優:{{声優|早見沙織}} | |
− | + | *種族:[[種族::フューリー]] | |
− | + | *性別:[[性別::女]] | |
− | | | + | *[[年齢]]:17歳前後?(恐らくは統夜と同年代<ref>『J』ではフューリーが約40億年もの眠りから目覚めてから生まれた、最初の世代である為見た目通りの年齢だが、『OGMD』では数千年前に地球に到来し「[[ファブラ・フォレース|ジグ=ゲイズ・ヴォーデュ]]」の建設中に生まれたとあるので、[[デビッド・ラザフォード|デビッド]]の言を借りれば'''最低でも1000歳以上'''という事になる(人工冬眠によって、実際に生きた歳月はトーヤ達と変わりはないだろうが)。</ref>) |
− | }} | + | *所属:{{所属 (人物)|フューリー}} |
− | + | *地位:皇族 | |
− | + | *キャラクターデザイン:{{キャラクターデザイン|糸井美帆}} | |
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[フューリー]]の皇女。現在目覚めの状態にある者の中では名目上の最高位にあると思われる。 | [[フューリー]]の皇女。現在目覚めの状態にある者の中では名目上の最高位にあると思われる。 | ||
− | + | 地球人に対して好戦的な他のフューリーの面々([[アル=ヴァン・ランクス]]やエ=セルダを除く)と比べると友好的で、地球人を殲滅して[[地球]]に移住しようとするフューリーの現状を悲しんでいる。しかしオープニングにおけるアル=ヴァンとの会話(両者とも名前は伏せられているが)を見る限り、当初はシャナ=ミアも皇女としての責任からフューリー再興という大義を否定できず、地球人殲滅計画を是認していたと思われる。シャナ=ミアは本心と立場の間に板挟みとなり、最終盤になるまで具体的な行動をとることができなかった。 | |
− | + | 戦争終結後にはフューラの姓が消えており、前後の台詞からすると帝制ではなくなったようである。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦J]] |
− | : | + | :初登場作品。地球人に対して好戦的な他のフューリーの面々と比べると友好的で、地球人を殲滅して[[地球]]に移住しようとするフューリーの現状を悲しんでいる。しかしオープニングにおけるアル=ヴァンとの会話を見る限り、当初はシャナ=ミアも皇女としての責任からフューリー再興という大義を否定できず、地球人殲滅計画を是認していたと思われる。 |
+ | :戦争終結後にはフューラの姓が消えており、前後の台詞からすると帝制ではなくなったようである。 | ||
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] |
− | : | + | :Jとは状況が変わり、本作ではフューリーの地球への敵対は[[グ=ランドン・ゴーツ|グ=ランドン]]らの独断となっており、彼女はそのことを知らされてもいなかった。 |
− | :中盤にいったん捕らえられたトーヤが脱走する際に捕虜という体で自ら同行し、[[グランティード・ドラコデウス]] | + | :中盤にいったん捕らえられたトーヤが脱走する際に捕虜という体で自ら同行し、[[グランティード・ドラコデウス]]と共に自軍に加わが、サブパイロットに昇格するのはもう少し後。精神コマンドも支援系特化で唯一単独で『絆』を使うことができる他、今回参戦しない[[モニカ・グラニア・ビルセイア|モニカ]]に代わりシングル低コストの[[祈り]]も担当する。 |
:自軍への合流後にフューリーの地球への侵攻の現状を聞き、その後はフューリーの未来を案じつつも逆に現在の状況を止めるべく、一貫して自軍に協力する。 | :自軍への合流後にフューリーの地球への侵攻の現状を聞き、その後はフューリーの未来を案じつつも逆に現在の状況を止めるべく、一貫して自軍に協力する。 | ||
+ | :本作ではメインヒロインの一人なだけでなく、終盤にはトーヤと並ぶキーパーソンにもなっている等色々と影が薄かった『J』とは比べ物にならない程出番が多く、優遇されている。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
トーヤ専属のサブパイロットであり、戦闘用のパラメータは当然ながら無し。 | トーヤ専属のサブパイロットであり、戦闘用のパラメータは当然ながら無し。 | ||
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;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]] | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]] | ||
:'''[[信頼]]、[[感応]]、[[友情]]、[[祈り]]、[[絆]]''' | :'''[[信頼]]、[[感応]]、[[友情]]、[[祈り]]、[[絆]]''' | ||
− | : | + | :彼女の人柄を見事なまでに表現している、回復特化型の構成。最後に修得するのが[[愛]]ではなく絆なのは残念と言うか微笑ましいというか。 |
− | + | :ツイン精神を一人で二種類も持つという豪華編成であり、共に終盤戦の攻撃に対抗するためには有効な一手となるだろう。 | |
− | : | + | :それ以外にも感応が重要であり、命中に難を抱えるトーヤの救いの主となるだろう。必中は彼女の感応で代用し、トーヤ自身のSPは[[熱血]]に特化させたい。 |
− | : | + | <!-- ;作品名 --> |
+ | <!-- :コマンド名 --> | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
− | + | ;[[紫雲統夜]]/トーヤ・シウン | |
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− | ;[[紫雲統夜]] | ||
:幼馴染らしいのだが、統夜はそのことを全く覚えていなかった。『OGMD』では彼の事をフューリーとしての名前である「トウ=ヤ」と呼んでおり、彼が覚えてもいないほど幼い頃に一度会ったことがあるのみ、と設定が改変された。当初はトーヤをフューリー側に引き込もうとしていたが、逆にトーヤによってガウ=ラ・フューリアから連れ出される。それ以降、エ=セルダに代わって自らを支え護ろうとする彼に対し多大な信頼を寄せるようになり、また異性として意識している描写もある(後述)。 | :幼馴染らしいのだが、統夜はそのことを全く覚えていなかった。『OGMD』では彼の事をフューリーとしての名前である「トウ=ヤ」と呼んでおり、彼が覚えてもいないほど幼い頃に一度会ったことがあるのみ、と設定が改変された。当初はトーヤをフューリー側に引き込もうとしていたが、逆にトーヤによってガウ=ラ・フューリアから連れ出される。それ以降、エ=セルダに代わって自らを支え護ろうとする彼に対し多大な信頼を寄せるようになり、また異性として意識している描写もある(後述)。 | ||
;[[カルヴィナ・クーランジュ]] | ;[[カルヴィナ・クーランジュ]] | ||
− | :終盤に、[[サイトロン]] | + | :終盤に、[[サイトロン]]を使い三人娘を通じてカルヴィナとコンタクトをとる。OGMDではほとんど関わりが無い。 |
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;[[アル=ヴァン・ランクス]] | ;[[アル=ヴァン・ランクス]] | ||
− | : | + | :従兄妹。アル=ヴァンが皇族と呼ばれることはないので、外戚と思われる。統夜編で三人娘とのイベントを起こさずにシャナ=ミアと共にガウ=ラ最深部へ赴くと、アル=ヴァンへの想いを告白するシーンとなる。カルヴィナ編で同様のフラグ運びをしても何も言わないのは、カルヴィナの手前なのか、懸想の念自体を持っていなかったためなのかは不明。 |
− | : | + | :OGMDでは従兄妹設定が無くなっているが、グランティード確保の任務遂行者として直々に指名する等、彼に対する信頼は厚い事が窺い知れる。 |
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;[[エ=セルダ・シューン]] | ;[[エ=セルダ・シューン]] | ||
− | : | + | :フューリーにおける英雄で、統夜の父。シャナ=ミアは彼とともに、密かに地球人殲滅計画に抵抗しようとしていた。 |
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
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;「許して…どうか許してください…もうわたしには止めることができない。わたしには止められないのです。滅びるべきはわたしたち、立ち去るべきはわたしたち。この世界はあなたがた子供たちのものなのに。待ち続けた永き刻のその暗闇の冷たさがすべてを狂わせてしまった。どうか…力なきわたしを許してください」 | ;「許して…どうか許してください…もうわたしには止めることができない。わたしには止められないのです。滅びるべきはわたしたち、立ち去るべきはわたしたち。この世界はあなたがた子供たちのものなのに。待ち続けた永き刻のその暗闇の冷たさがすべてを狂わせてしまった。どうか…力なきわたしを許してください」 | ||
:統夜ルートのプロローグで統夜が見た夢の中で彼女が語りかけた会話。 | :統夜ルートのプロローグで統夜が見た夢の中で彼女が語りかけた会話。 | ||
− | ; | + | ;「・・・愚かなのは私達フューリーですね。時間を制御する術を手に入れてから、限りある生命という物が見えなくなっていた。戦で文明を失い、そのうえ何も学んでいなかったのですから…」 |
:第51話「冷たい世界 前編」より。主人公らと合流した際の会話。ラースエイレムを使用した際のジュア=ムの様子を見る限り、さもありなんという感じである。 | :第51話「冷たい世界 前編」より。主人公らと合流した際の会話。ラースエイレムを使用した際のジュア=ムの様子を見る限り、さもありなんという感じである。 | ||
;「フー=ルー・ムールー、ジュア=ム・ダルービ! 剣を納めなさい!」<br>「グ=ランドンの計画は、既に潰えました。おわかりでしょう? もう戦うのは止めて下さい!」 | ;「フー=ルー・ムールー、ジュア=ム・ダルービ! 剣を納めなさい!」<br>「グ=ランドンの計画は、既に潰えました。おわかりでしょう? もう戦うのは止めて下さい!」 | ||
:同上。ジュア=ムとフー=ルーを説得しようとした時の台詞。 | :同上。ジュア=ムとフー=ルーを説得しようとした時の台詞。 | ||
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=== [[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] === | === [[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] === | ||
;「許して……どうか許して下さい……私達は、再び[[クロスゲート|禁忌]]に触れてしまった……災いを、この世界にもたらしてしまった……たとえ、それが定められた運命であったとしても、私達に咎がある……鍵となるのは、[[グランティード|皇家の剣]]……あなたに、重荷を背負わせてしまうかも知れない私を……力なき私を……許して下さい……」 | ;「許して……どうか許して下さい……私達は、再び[[クロスゲート|禁忌]]に触れてしまった……災いを、この世界にもたらしてしまった……たとえ、それが定められた運命であったとしても、私達に咎がある……鍵となるのは、[[グランティード|皇家の剣]]……あなたに、重荷を背負わせてしまうかも知れない私を……力なき私を……許して下さい……」 | ||
− | : | + | :序盤、地上ルートを選んだ時に語られた、統夜が見た夢の中で彼女が語りかけた会話。ここで「あなたに重荷を背負わせてしまうかもしれない」と言っている辺り、彼女はエ=セルダの死を予感していたのであろうか……。 |
;「それが、玉座機に宿ると言われるフューレイムの意思でありましょう」<br/>「フューレイムに選ばれた者しか玉座機を御せぬのです。私達はその事実を認めねばなりません。いえ、彼の者がこの世に生を受けた時点で、皆が受け入れなければならなかったのです。私達は非常に近しい存在なのだということを」 | ;「それが、玉座機に宿ると言われるフューレイムの意思でありましょう」<br/>「フューレイムに選ばれた者しか玉座機を御せぬのです。私達はその事実を認めねばなりません。いえ、彼の者がこの世に生を受けた時点で、皆が受け入れなければならなかったのです。私達は非常に近しい存在なのだということを」 | ||
− | : | + | :第29話[「希望の行方」シナリオエンドデモにて「エ=セルダの息子を玉座機の馭者として認めるのか」という問いに対して。遠回しにフューリーと地球人は共存が可能だと語るが、それに対して[[グ=ランドン・ゴーツ|家]][[ダ=ニーア・ゲルト|臣]][[カロ=ラン・ヴイ|達]]は内心で散々に悪罵を並べ立てていた。各部門のトップが揃いも揃ってこの有様では、彼女がエ=セルダと共に同化計画を(半ば強引に)推進したのも已む無しといった所だろう。 |
;「トウ=ヤ……どうかあなたの力を貸して下さい。刻旅の杜で眠る我が民と、地球人達のために」<br/>「その身体に二つの種族の血が流れるあなたなら……いえ、あなたこそが、フューリーと地球を救える者かも知れないのです……!」 | ;「トウ=ヤ……どうかあなたの力を貸して下さい。刻旅の杜で眠る我が民と、地球人達のために」<br/>「その身体に二つの種族の血が流れるあなたなら……いえ、あなたこそが、フューリーと地球を救える者かも知れないのです……!」 | ||
:第30話月ルート「空間の支配者」にて。トーヤへフューリーの真実を明かし、クロスゲート封印のための助力を乞うた際のやり取り。 | :第30話月ルート「空間の支配者」にて。トーヤへフューリーの真実を明かし、クロスゲート封印のための助力を乞うた際のやり取り。 | ||
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:彼女の視線に気付いたのはこの時に[[カティア・グリニャール|同乗]][[フェステニア・ミューズ|していた]][[メルア・メルナ・メイア|パートナー]]のみで、[[紫雲統夜|彼]]の方は知る由もない。 | :彼女の視線に気付いたのはこの時に[[カティア・グリニャール|同乗]][[フェステニア・ミューズ|していた]][[メルア・メルナ・メイア|パートナー]]のみで、[[紫雲統夜|彼]]の方は知る由もない。 | ||
;「グ=ランドン……あなたの戦争は……終わったのです」 | ;「グ=ランドン……あなたの戦争は……終わったのです」 | ||
− | : | + | :同話のイベント戦闘の〆。追い込まれた末にグ=ランドンが取った行動は同胞を巻き込んでの自爆。グ=ランドンはヴォーダの闇に還る邪魔はさせぬとラースエイレムを発動させるも、それをトーヤや彼女が許す筈も無く、インフィニティ・キャリバーで撃破。グ=ランドンに全てが終わったことを告げた。 |
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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:OGMDでサブパイロットとして搭乗。[[カティア・グリニャール|三]][[フェステニア・ミューズ|人]][[メルア・メルナ・メイア|娘]]の誰かとは違って固定な上、真価を発揮する為には彼女とトーヤの搭乗が必要不可欠になっている。 | :OGMDでサブパイロットとして搭乗。[[カティア・グリニャール|三]][[フェステニア・ミューズ|人]][[メルア・メルナ・メイア|娘]]の誰かとは違って固定な上、真価を発揮する為には彼女とトーヤの搭乗が必要不可欠になっている。 | ||
;[[クストウェル・ブラキウム]] | ;[[クストウェル・ブラキウム]] | ||
− | :OGMD第38話以降、トーヤがこの機体に乗り換えると'''何故か一緒についてくる''' | + | :OGMD第38話以降、トーヤがこの機体に乗り換えると'''何故か一緒についてくる'''。精神コマンドと育成面ではありがたいとはいえ、グランティードと違って皇族が乗る必然性はないはずなのだが…。 |
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | + | 着用しているドレスは実は'''半透明で、しかも下着を身に付けていない'''など、かなり際どい衣装となっている。三人娘より胸が慎ましいので、セクシー路線で勝負するのだろうか? | |
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== 脚注 == | == 脚注 == |