「ザイデル・ラッソ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Zaidel Rasso]] | ||
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | | 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]] | ||
*{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}} | *{{登場作品 (人物)|機動新世紀ガンダムX}} | ||
| 声優 = {{声優|岸野一彦}} | | 声優 = {{声優|岸野一彦}} | ||
− | | 初登場SRW = | + | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦R]] |
| SRWでの分類 = [[パイロット]] | | SRWでの分類 = [[パイロット]] | ||
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'''ザイデル・ラッソ'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。 | '''ザイデル・ラッソ'''は『[[機動新世紀ガンダムX]]』の登場人物。 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[宇宙革命軍]]総統。[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]を中心に据えたニュータイプ主義を宇宙革命軍の思想とし、地球の[[オールドタイプ]]を徹底的に見下している。 | [[宇宙革命軍]]総統。[[ニュータイプ (X)|ニュータイプ]]を中心に据えたニュータイプ主義を宇宙革命軍の思想とし、地球の[[オールドタイプ]]を徹底的に見下している。 | ||
− | + | しかし、ザイデルにとってニュータイプ主義は自らの権力独占と選民思想の正当化の為のお題目に過ぎず、本当の意味でのニュータイプの力を理解していなければ、興味すら示していなかった。それどころか、かつてニュータイプであった[[ランスロー・ダーウェル]]を飾り物的な英雄にしたり、本物のニュータイプ能力者である[[ティファ・アディール]]が現れた際には、彼女が地球出身のニュータイプであるという理由から、むしろ異質な存在であるかのように危険視し、排除しようとまで考えており、ランスローや腹心であったニコラの反感や失望を買っている。 | |
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− | + | 15年前に失敗に終わった地球の攻略を再び実行せんと、[[コロニーレーザー]]で地球を撃つ「ダリア作戦」を発動するも、[[ガロード・ラン]]達によってティファを奪還された上に、[[ガンダムダブルエックス]]でコロニーレーザーを破壊されてしまうという、無残な失敗に終わった。その後、ニコラから地球との和平を提案されるも、なおも地球への攻撃を諦めようとしないザイデルは、彼を反逆者として処刑。この結果、かえってランスローの失望を買い、彼が宇宙革命軍を離反する決定的な要因を作ってしまった。 | |
− | 切り札であったコロニーレーザーを失ってしまったザイデルは地球圏の覇権を握る鍵とされる「[[D.O.M.E.]] | + | 切り札であったコロニーレーザーを失ってしまったザイデルは地球圏の覇権を握る鍵とされる「[[D.O.M.E.]]」に接触して、自らがニュータイプになろうと目論むが、「D.O.M.E.」からは、射出された[[Gビット]]による抵抗で拒絶され、同じくを目指す新連邦軍との間で戦闘状態となり、激戦を繰り広げる。その後、「D.O.M.E.」への潜入に成功しても、政敵となる[[フィクス・ブラッドマン]]と醜い言い争いを繰り広げ、「D.O.M.E.」からも、ニュータイプ主義に陥っている限り、スペースノイドに未来はないと突き放された。 |
− | 「D.O.M.E. | + | 「D.O.M.E.」が機能を停止するに及んで、なおもニュータイプ主義にこだわり戦闘を続行しようとしたが、最後はその醜態から[[フロスト兄弟]]の怒りを買い、[[ガンダムヴァサーゴチェストブレイク]]と[[ガンダムアシュタロンハーミットクラブ]]のサテライトランチャーによって乗艦ごと消滅させられた。 |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦Z]] |
− | : | + | :原作での醜い言い争いも、その最期もしっかり再現されている。 |
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
− | :初登場作品。[[ネオ・ジオン]] | + | :初登場作品。[[ネオ・ジオン]]に所属している。シナリオ「戦士、再び…」で[[サダラーン]]に乗る。この作品では死亡せず、[[デキム・バートン|デキム]]共々地球で裁きを受けることとなった。 |
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− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
− | === [[特殊技能]] === | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[スーパーロボット大戦R|R]] | ;[[スーパーロボット大戦R|R]] | ||
:'''[[指揮官|指揮]]L2''' | :'''[[指揮官|指揮]]L2''' | ||
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:同じ穴のムジナであり、権力欲の権化同士で醜く言い争った。 | :同じ穴のムジナであり、権力欲の権化同士で醜く言い争った。 | ||
:また、『Z』では、15年前の大戦から、自分の元にランスロー以外でニュータイプに覚醒した者がいないという事実を突き付けられた。 | :また、『Z』では、15年前の大戦から、自分の元にランスロー以外でニュータイプに覚醒した者がいないという事実を突き付けられた。 | ||
− | ;[[フロスト兄弟]] | + | ;[[フロスト兄弟]]([[シャギア・フロスト]]&[[オルバ・フロスト]]) |
− | : | + | :ブラッドマンと共に戦闘を続行した事で彼らの怒りの買い、サテライトランチャーで殺害された。 |
;[[D.O.M.E.]] | ;[[D.O.M.E.]] | ||
:彼に対してだけは崇拝の念を抱いていたようだが、彼からも自分のニュータイプ主義を否定されてしまう。 | :彼に対してだけは崇拝の念を抱いていたようだが、彼からも自分のニュータイプ主義を否定されてしまう。 | ||
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== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | ;「神の言葉に従いて、大洪水から逃れたノアは、大地の様子を探らんと鳥を放った」 | + | ;「神の言葉に従いて、大洪水から逃れたノアは、大地の様子を探らんと鳥を放った」 |
+ | ;「一度目のカラスは踊らず、二度目の白き鳩は四葉をクローバーを咥えて戻った。ノアは大地の復活を確信し、方舟を新天地へ向けた」 | ||
:32話「あれはGファルコン!」より、初登場する場面にて。 | :32話「あれはGファルコン!」より、初登場する場面にて。 | ||
:自身をノア、宇宙革命軍のコロニーを方舟、先の戦争を大洪水と例えている模様だが、その'''大洪水は彼自身が引き起こしたもの'''である。 | :自身をノア、宇宙革命軍のコロニーを方舟、先の戦争を大洪水と例えている模様だが、その'''大洪水は彼自身が引き起こしたもの'''である。 | ||
:彼が放った鳥というスパイの情報を纏め上げ、時期が来たと確信し、戦争準備に取り掛かっている。 | :彼が放った鳥というスパイの情報を纏め上げ、時期が来たと確信し、戦争準備に取り掛かっている。 | ||
− | ;「そうだろうな、君は力こそあるがニュータイプとは呼べない。ニュータイプとはこの宇宙が人間を変革させて、初めて成立するもの」 | + | ;「そうだろうな、君は力こそあるがニュータイプとは呼べない。ニュータイプとはこの宇宙が人間を変革させて、初めて成立するもの」 |
+ | ;「高度な認識力と洞察力、宇宙で生きることで初めて露呈される人の本質。地球で発生した君を私は突然変異と認識している」 | ||
:34話「月が見えた!」より。ザイデルなりにティファの能力を評して。 | :34話「月が見えた!」より。ザイデルなりにティファの能力を評して。 | ||
:自らのニュータイプ主義と照らし合わせた結果、地球生まれのニュータイプであるティファを変異種と見做している。 | :自らのニュータイプ主義と照らし合わせた結果、地球生まれのニュータイプであるティファを変異種と見做している。 | ||
− | ;「だからこそッ! 私はこの少女を認める訳にはいかんのだッ!」 | + | ;「だからこそッ! 私はこの少女を認める訳にはいかんのだッ!」 |
+ | ;「我々スペースノイドが信じるニュータイプこそ真のニュータイプ。例えどんなに力があろうとも、我々が認めねば、それはニュータイプではない」 | ||
+ | ;「そして、私こそニュータイプを正しく定義する者なのだ」 | ||
:34話「月が見えた!」より。ニコラから「確かな力があり、これほどまでに人の革新を具現化されている例はない」と反論された際に。 | :34話「月が見えた!」より。ニコラから「確かな力があり、これほどまでに人の革新を具現化されている例はない」と反論された際に。 | ||
:自身にとって都合の良いニュータイプこそが真のニュータイプと言わんばかりの言い草であり、所詮ニュータイプを統制のための道具としか思っていないことを顕にしている。 | :自身にとって都合の良いニュータイプこそが真のニュータイプと言わんばかりの言い草であり、所詮ニュータイプを統制のための道具としか思っていないことを顕にしている。 | ||
;副官「ティファ・アディールをダリア作戦に同行させるのですか?」 | ;副官「ティファ・アディールをダリア作戦に同行させるのですか?」 | ||
− | ;「そうだ、我が軍の力を見せて、自己批判を求める」 | + | ;「そうだ、我が軍の力を見せて、自己批判を求める」 |
+ | ;副官「自己批判を拒んだ場合は?」 | ||
+ | ;「その時は……」 | ||
:34話「月が見えた!」より。上記のお茶会の後にティファをコロニーレーザーに連れて行き、自身の過ちを認めるように強要しようとする。自己批判を拒否した場合は殺害する心積りだった。 | :34話「月が見えた!」より。上記のお茶会の後にティファをコロニーレーザーに連れて行き、自身の過ちを認めるように強要しようとする。自己批判を拒否した場合は殺害する心積りだった。 | ||
− | : | + | :この動きはランスローやニコラにも勘付かれており、失望されている。特にニコラはニュータイプの力を目の当たりにしながらも拒絶されるとは思っていなかったらしく、「彼女を連れてきたのは間違いだった」と後悔している。 |
;「ガ、ガンダムめッ!」 | ;「ガ、ガンダムめッ!」 | ||
:34話「月が見えた!」より。[[コロニーレーザー]]を[[ガンダムダブルエックス]]に破壊された際に。 | :34話「月が見えた!」より。[[コロニーレーザー]]を[[ガンダムダブルエックス]]に破壊された際に。 | ||
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=== SRWでの搭乗機体 === | === SRWでの搭乗機体 === | ||
;[[サダラーン]] | ;[[サダラーン]] | ||
− | : | + | :[[R]] |
;[[ナスカ級]] | ;[[ナスカ級]] | ||
− | : | + | :[[Z]] |
{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} |