「ケイサル・エフェス (人物)」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = ケイサル・エフェス | | タイトル = ケイサル・エフェス | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Keysar Ephes]] | ||
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | ||
− | *{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} | + | *{{登場作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}} |
| 声優 = {{声優|水木一郎|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|水木一郎|SRW=Y}} | ||
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| 種族 = 詳細不明 | | 種族 = 詳細不明 | ||
| 性別 = 男 | | 性別 = 男 | ||
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| 所属 = [[ゼ・バルマリィ帝国]] | | 所属 = [[ゼ・バルマリィ帝国]] | ||
| 役職 = 霊帝 | | 役職 = 霊帝 | ||
+ | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|河野さち子}}(仮の姿)<br />{{キャラクターデザイン|金子一馬}}(本当の姿) | ||
}} | }} | ||
− | '''ケイサル・エフェス'''は『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』の登場人物。 | + | '''ケイサル・エフェス'''は『[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』の登場人物。 |
− | |||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[ゼ・バルマリィ帝国]]の創世神「[[ズフィルード]]」とも呼ばれる[[神]] | + | [[ゼ・バルマリィ帝国]]の創世神「[[ズフィルード]]」とも呼ばれる[[神]]であり、真の霊帝。『[[第3次スーパーロボット大戦α]]』、ひいては[[αシリーズ]]における黒幕にして[[ラストボス|最終ボス]]である。 |
− | + | 元々は[[ゲベル・ガンエデン]]の中枢であった[[サイコドライバー]]能力者の「ゲベル」であった男が「正の[[無限力]]([[イデ]])」と対する「負の無限力」を身に付け、ケイサル・エフェスとして生まれ変わった姿。[[ゲベル・ガンエデン]]に代わる[[ケイサル・エフェス|台座]]に身を置き、地下聖堂玉座の裏にある巨大な台座に卵の状態で眠りについた。そして自分の代わりとして代々の霊帝に[[サイコドライバー]]能力の資質を持つ少年へと据え置いた。 | |
− | |||
− | 正の無限力から運命を奪い取り、宇宙の[[因果律]] | + | 正の無限力から運命を奪い取り、宇宙の[[因果律]]を支配する存在、真の神、あるいは悪魔になろうとしている。肉体・生命を失っても自身と共にあれば存在しているのと同じであるという思想を持っており、生命から肉体を捨てさせ(つまりは皆殺しにし)、霊達の世界を生み出し、その全てを支配しようとしている。 |
− | + | 明確に動きを見せたのは[[銀河大戦]]の終盤におけるバルマー星崩壊時だが、実際には『[[スーパーヒーロー作戦]]』において[[ユーゼス・ゴッツォ]]が作り出した「虚構の世界」から既に動き始めていた。具体的に自身の存在を察知したユーゼスの行動を利用してαの宇宙を([[ラ・ギアス]]含め)統括する因果律に干渉を行い、その流れを歪めることで力ある者達を一所にまとめ、強大な戦力へと変えることから始まった。これは、集った力がいずれ正の無限力と合流し、審判を乗り越える=運命([[アポカリュプシス]])に打ち勝つことを狙ったため。その後に彼らを討つことで、自らの手に全ての運命を握ることが最後の目的であった。これによって生じた歴史の「歪み」により、本来起きるべき事象が起きず、出るべき犠牲が出なくなるなどの現象(つまり、原作の展開が起こらなくなる)があちこちで、しかもごく自然に発生していた(メタなことを言えばスパロボ展開が)。 | |
− | + | この「歪み」についてはα世界の事件の当事者である[[ユーゼス・ゴッツォ]]、[[イングラム・プリスケン]]、[[パプテマス・シロッコ]]、[[渚カヲル]]、[[シュウ・シラカワ]]などがおり、シュウは己の死と天秤を掛けることでロンド・ベルを消滅させることでその目論見を潰そうと考えていた。そして、[[宇宙怪獣]]を打倒し、アポカリュプシスを阻止した[[αナンバーズ]]の前に姿を現し、正の無限力を持つ彼らを抹殺すべく牙をむく。 | |
− | + | 普段見せている老人の姿は偽りで、本当の姿は台座の「白き祭壇」から出現。黒い人型に頭二本の角、三つの目、腕が六本という異形な姿。その負の無限力は圧倒的で、悪意から形成したゼ・バルマリィ帝国の機動兵器を底無しに出現させたばかりか、ゲベル・ガンエデンをも召喚するなど、その威圧感で人々を恐怖に落としいれ戦意を奪った。打つ手のないαナンバーズであったが、数多くの仲間たちと、戦いで散った多くの英霊たちから勇気をもらい、[[熱気バサラ]]が作った曲「[[GONG]]」により負の無限力は無力化。そして力添えした[[イルイ・ガンエデン]]と共に、正義の[[スーパーロボット]]軍団はケイサル・エフェスに打ち勝ち、この宇宙から消滅させた。しかし、最後に「因果の鎖が断たれない限り、無限力とともに再び現れる」と言い残しており、再登場の可能性は残っている。 | |
− | + | 名前は[[ヘブライ語]]で意味は「ケイサル」=「皇帝」、「エフェス」=「零」「無」「終焉」。肉あるものと対比して霊たる自分を「我は零にして無」と言っていることから、同音同義で「零(れい)⇒霊(れい)」であり、霊帝を意味するネーミングとなっている。「終焉」はタイトルにも掛かっている。 | |
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦α]] | ;[[スーパーロボット大戦α]] | ||
− | : | + | :ゼ・バルマリィ帝国の指導者「霊帝」というフレーズで存在を示唆される(「愚帝」とは[[ルアフ・ガンエデン]])。直接登場してはいないものの、ストーリー終了後、SDFのメンバーの前から姿を消していたイングラム・プリスケンによって自らの存在を突き止められ、[[アストラナガン]]で戦いを挑まれていた模様。しかし、イングラムは返り討ちにあってしまった上に肉体を喪い、意識体のみとなったイングラムは、せめてケイサル・エフェスの存在を伝えようと、半壊したアストラナガンで地球圏に帰還しようとするも、未来世界にて[[アンセスター]]に鹵獲されて[[アウルゲルミル]]のコアとして利用されてしまう事になった。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
− | : | + | :[[αシリーズ]]の真の[[ラストボス|最終ボス]]。本人の能力はラストボスだけあり、全能力は回避を除き最強。「[[極]]」と「[[底力]]」により命中率が高く、[[精神コマンド]]の[[集中]]と[[かく乱]]を使っても、50%を僅かに下回るほど。 |
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− | === | + | === その他 === |
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;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]] | ;[[アイドルマスター シンデレラガールズ]] | ||
:2017年12月に開催された[[OGシリーズ]]とのコラボイベント『スーパーロボット大戦CG -奏鳴の銀河へ-』にて登場。ルアフ同様'''OGコラボにも関わらず、OGシリーズに未だ出ていない(存在の示唆すらない)のに登場した'''。 | :2017年12月に開催された[[OGシリーズ]]とのコラボイベント『スーパーロボット大戦CG -奏鳴の銀河へ-』にて登場。ルアフ同様'''OGコラボにも関わらず、OGシリーズに未だ出ていない(存在の示唆すらない)のに登場した'''。 | ||
− | :原作同様劇中でもラスボスの役回りを務め、最終話では本来の姿の方の顔グラフィックも見せる。最期は[[熱気バサラ]]ポジションであるアイコ艦長の歌が秘める'''ゆるふわ無限力'''に端を発した'''銀河全体の歌声''' | + | :原作同様劇中でもラスボスの役回りを務め、最終話では本来の姿の方の顔グラフィックも見せる。最期は[[熱気バサラ]]ポジションであるアイコ艦長の歌が秘める'''ゆるふわ無限力'''に端を発した'''銀河全体の歌声'''で流れを失い、トキコによる縮退砲やタマミとアヤメによる竜巻斬艦刀を受け敗北した。経緯からネタで「藍子担当P(プロデューサー)になった」などとプレイヤーからは言われることも。 |
− | : | + | :サイドストーリーでは平行世界からやってきたアイドルが元の世界でもケイサル・エフェスを撃破してきた旨の発言をしているが、これについては詳しく書かれていない。 |
:本作がギャグ寄りの作風なため本編の格に比してシュールさを感じさせる結末ではあるが、「強大なラスボスを歌の力で倒す」と言う点はαシリーズの流れを踏襲している。全体を通しての立ち位置としては、[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]にも近い。 | :本作がギャグ寄りの作風なため本編の格に比してシュールさを感じさせる結末ではあるが、「強大なラスボスを歌の力で倒す」と言う点はαシリーズの流れを踏襲している。全体を通しての立ち位置としては、[[イワーノ・ゲペルニッチ|ゲペルニッチ]]にも近い。 | ||
− | :なお、今回のイベントは、アイマス世界ではあくまで「アイドルたちが演じる劇中劇」という扱いなのだが、その劇が終わった後のEDで'''ケイサル・エフェスが「アイドルに希望を見出したかのような」メッセージ'''をアイドルたちに向けており、''' | + | :なお、今回のイベントは、アイマス世界ではあくまで「アイドルたちが演じる劇中劇」という扱いなのだが、その劇が終わった後のEDで'''ケイサル・エフェスが「アイドルに希望を見出したかのような」メッセージ'''をアイドルたちに向けており、'''果たしてこれが本当に劇中劇と言うだけだったのか、実際にどこかの平行世界で行われた戦いだったのか、どちらとも取れる'''終わり方となっている。下記の「名(迷)台詞」項も参照。 |
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | 能力値は全てのスパロボ内でも最強クラスで、[[ | + | 能力値は全てのスパロボ内でも最強クラスで、[[格闘]]、[[射撃]]、[[技量]]が共に初期値200と非常に高く、[[命中]]は221もある為、全パイロットの中で唯一ドーピング無しでレベル99までに命中が400に達する。SPも命中同様221とふざけた高さ。[[回避]]だけは低いが。ちなみに、撃墜数は0。自身で動いたのが最終決戦だけなのである種当然か。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[直感]]、[[感応]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | :'''[[直感]]、[[感応]]、[[熱血]]、[[気迫]]、[[覚醒]]、[[魂]]''' | ||
:球体の時の[[直撃]]が覚醒に変化している。習得している精神の消費SPが全て10と超低コスト。霊帝を名乗るだけの事はある。 | :球体の時の[[直撃]]が覚醒に変化している。習得している精神の消費SPが全て10と超低コスト。霊帝を名乗るだけの事はある。 | ||
=== [[特殊技能]](特殊スキル) === | === [[特殊技能]](特殊スキル) === | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
:'''[[念動力|念動力L9]]、[[底力|底力L9]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[極]]、[[戦意高揚]]、[[2回行動]]''' | :'''[[念動力|念動力L9]]、[[底力|底力L9]]、[[気力+ (ダメージ)]]、[[極]]、[[戦意高揚]]、[[2回行動]]''' | ||
:防御力もさることながら命中率が桁外れに高く、底力も発動すると[[かく乱]]ですら50%以下にするのも難しくなる。たとえ自身の攻撃の命中率が0%になろうとも極で最終命中率を補強しているので隙が無い。[[ジャミング機能]]、[[見切り]]、[[小隊長能力]]を駆使してしのぎ切ろう。複数のユニットを囮にして攻撃を凌ぎ、射程の外からイデオンガンを連発するのが最善手。気力+ (ダメージ)、戦意高揚が死に技能になりやすいのが救い。防御面は前作のイルイと違って、[[ガード]]を所持していないため軟らかい部類に入り、本作では[[サイズ差補正無視]]が追加されたのでサイズ差によるダメージ低下も気にする必要が無い。問題は、取り巻きの[[クストース]]を含めた5連攻撃が確実に待っているということだが。 | :防御力もさることながら命中率が桁外れに高く、底力も発動すると[[かく乱]]ですら50%以下にするのも難しくなる。たとえ自身の攻撃の命中率が0%になろうとも極で最終命中率を補強しているので隙が無い。[[ジャミング機能]]、[[見切り]]、[[小隊長能力]]を駆使してしのぎ切ろう。複数のユニットを囮にして攻撃を凌ぎ、射程の外からイデオンガンを連発するのが最善手。気力+ (ダメージ)、戦意高揚が死に技能になりやすいのが救い。防御面は前作のイルイと違って、[[ガード]]を所持していないため軟らかい部類に入り、本作では[[サイズ差補正無視]]が追加されたのでサイズ差によるダメージ低下も気にする必要が無い。問題は、取り巻きの[[クストース]]を含めた5連攻撃が確実に待っているということだが。 | ||
=== [[小隊長能力]](隊長効果) === | === [[小隊長能力]](隊長効果) === | ||
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]] |
− | + | :'''小隊全機の地形適応「空陸海」をAにする''' | |
+ | :イルイと同じ能力。機体=本人の地形適応が全て「S」のため当然死に能力。版権作品の大ボスクラスがよく所持している攻撃力・命中系の補正でない事に付け入る隙がある。 | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[イルイ・ガンエデン]] | ;[[イルイ・ガンエデン]] | ||
− | :[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]の意識に入り込んでいる[[ナシム・ガンエデン|ナシム]]とは同一の存在。[[ナシム・ガンエデン|ナシム]] | + | :[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]の意識に入り込んでいる[[ナシム・ガンエデン|ナシム]]とは同一の存在。[[ナシム・ガンエデン|ナシム]]はゲベルを説得しようとするも、力を追い求めるゲベルは拒否した。そして…。 |
;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | ;[[ユーゼス・ゴッツォ]] | ||
:ケイサル・エフェスの存在を突き止めており、その意を受けた事もあり、イングラムを自らの支配下に置いた。 | :ケイサル・エフェスの存在を突き止めており、その意を受けた事もあり、イングラムを自らの支配下に置いた。 | ||
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:不快な追従に苛立ち、一撃で消滅させてしまった。 | :不快な追従に苛立ち、一撃で消滅させてしまった。 | ||
;[[孫光龍]] | ;[[孫光龍]] | ||
− | : | + | :最終的にはケイサル・エフェスに従ったが…。 |
;[[イングラム・プリスケン]] | ;[[イングラム・プリスケン]] | ||
− | : | + | :因果律を歪める存在であるケイサル・エフェスの存在を突き止めていたが、彼の意を受けたユーゼスによって肉体を支配下に置かれ、魂のみの存在となってしまった。 |
;[[クォヴレー・ゴードン]] | ;[[クォヴレー・ゴードン]] | ||
:彼の機体「[[ディス・アストラナガン]]」の「[[ディス・レヴ]]」に興味を持ち、その力を欲しさにクォヴレーに軍門に下るよう告げたが一蹴される。どうもOGシリーズでは彼に倒されたことが正史らしく、だとすれば全ての並行世界(他のスパロボ世界)から既に消滅している可能性がある。 | :彼の機体「[[ディス・アストラナガン]]」の「[[ディス・レヴ]]」に興味を持ち、その力を欲しさにクォヴレーに軍門に下るよう告げたが一蹴される。どうもOGシリーズでは彼に倒されたことが正史らしく、だとすれば全ての並行世界(他のスパロボ世界)から既に消滅している可能性がある。 | ||
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:彼女の憎悪を利用しようとしたが、下衆と断じられる。 | :彼女の憎悪を利用しようとしたが、下衆と断じられる。 | ||
;[[クスハ・ミズハ]] | ;[[クスハ・ミズハ]] | ||
− | :彼女の[[サイコドライバー]] | + | :彼女の[[サイコドライバー]]能力欲しさに軍門に下るよう説得したが…。 |
;[[トウマ・カノウ]] | ;[[トウマ・カノウ]] | ||
:彼の闘志に興味を持ち、その力を利用しようとするも一蹴される。ルート次第では'''一撃で倒される展開も'''。 | :彼の闘志に興味を持ち、その力を利用しようとするも一蹴される。ルート次第では'''一撃で倒される展開も'''。 | ||
105行目: | 90行目: | ||
;[[イデ]] | ;[[イデ]] | ||
:正の[[無限力]]の象徴であり、[[イデ]]とその申し子である[[メシア]]はケイサル・エフェスとは対極の存在。故に、まだ[[カララ・アジバ|カララ]]の胎内に居る状態の[[メシア]]へ牙を剥く。 | :正の[[無限力]]の象徴であり、[[イデ]]とその申し子である[[メシア]]はケイサル・エフェスとは対極の存在。故に、まだ[[カララ・アジバ|カララ]]の胎内に居る状態の[[メシア]]へ牙を剥く。 | ||
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
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== 名(迷)台詞 == | == 名(迷)台詞 == | ||
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
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;「古の白き祭壇、今ここに…」 | ;「古の白き祭壇、今ここに…」 | ||
:ケイサル・エフェス本人が台座から出現する場面。 | :ケイサル・エフェス本人が台座から出現する場面。 | ||
;「天よ聞け! 地よ耳を傾けよ!」 | ;「天よ聞け! 地よ耳を傾けよ!」 | ||
:「霊帝の福音」使用時。同様のセリフはルアフも使っている。旧約聖書のイザヤ書より。 | :「霊帝の福音」使用時。同様のセリフはルアフも使っている。旧約聖書のイザヤ書より。 | ||
+ | ;「ふふふ… 我こそは虚空にそびえる黒き城なり」 | ||
+ | :被弾時の台詞より。「虚空」は「そら」と読む。元ネタは言わずもがな、「[[マジンガーZ]]」のOPテーマから。<br />余談の項にもある通り、水木一郎氏の持ち歌にちなんだ[[声優ネタ]]の一つである。 | ||
;「滅びよ、無限力…!」 | ;「滅びよ、無限力…!」 | ||
:[[ユウキ・コスモ|コスモ]]との[[特殊戦闘台詞]]。[[イデ|滅ぼすべき宿敵]]が相手のためか、やや調子が強い。 | :[[ユウキ・コスモ|コスモ]]との[[特殊戦闘台詞]]。[[イデ|滅ぼすべき宿敵]]が相手のためか、やや調子が強い。 | ||
;「はおおおおおおお…!!」 | ;「はおおおおおおお…!!」 | ||
:撃墜台詞。水木氏本人の声ではなく、効果音を編集したもの。 | :撃墜台詞。水木氏本人の声ではなく、効果音を編集したもの。 | ||
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=== シナリオデモ === | === シナリオデモ === | ||
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;「ぬおおおっ!!」<br />「我の再生の力が…奪われる…!」<br />「我に流れ込む悪意の波動は無限ではなかったのか…!」<br />「おのれ…おのれえええええ!!」 | ;「ぬおおおっ!!」<br />「我の再生の力が…奪われる…!」<br />「我に流れ込む悪意の波動は無限ではなかったのか…!」<br />「おのれ…おのれえええええ!!」 | ||
:最終話「今遥か遠い彼方……」より。「[[GONG]]」によって負の無限力が掻き消された事で激しく動揺する。 | :最終話「今遥か遠い彼方……」より。「[[GONG]]」によって負の無限力が掻き消された事で激しく動揺する。 | ||
− | ; | + | ;「黙れ、ナシム!無限力による死と再生を乗り越えるのが我らの使命だったはずだ!」<br />「認めぬ…!この宇宙は我の手によって新たに生まれ変わらせる!」<br />「そして、肉を持たぬ者達の世界となるのだ!」 |
:同じく「今遥か遠い彼方……」より、出現したイルイ(ナシム)に対する反駁。[[ガンエデン]]本来の存在意義に言及した台詞である。 | :同じく「今遥か遠い彼方……」より、出現したイルイ(ナシム)に対する反駁。[[ガンエデン]]本来の存在意義に言及した台詞である。 | ||
:ナシムからは「人は自らの力で[[アポカリュプシス]]を乗り越えたのだから、後は彼らに託すべきだ」と諭されるも、尚も妄執と怨念に囚われ続ける彼は聞く耳を持たなかった。 | :ナシムからは「人は自らの力で[[アポカリュプシス]]を乗り越えたのだから、後は彼らに託すべきだ」と諭されるも、尚も妄執と怨念に囚われ続ける彼は聞く耳を持たなかった。 | ||
;「ナシムよ…。アカシック・レコードにへつらい、その無限力を味方につけたか…!」<br />「おのれ…無限力め…!」<br />「肉なるものに我の怨念が理解できようか!」 | ;「ナシムよ…。アカシック・レコードにへつらい、その無限力を味方につけたか…!」<br />「おのれ…無限力め…!」<br />「肉なるものに我の怨念が理解できようか!」 | ||
:もう一つの最終話「終焉の銀河」より。こちらでは説得に現れたイルイ(ナシム)に対し、より明確に無限力への憎しみを剥き出しにして拒絶する。 | :もう一つの最終話「終焉の銀河」より。こちらでは説得に現れたイルイ(ナシム)に対し、より明確に無限力への憎しみを剥き出しにして拒絶する。 | ||
− | :[[無限力#負の無限力|負の無限力]] | + | :[[無限力#負の無限力|負の無限力]]と結び付いてまでアポカリュプシスを乗り越えようとした彼にとって、かつての同胞も「アカシック・レコードにへつらう裏切り者」でしかない。 |
− | ; | + | ;「…我は滅びる…!だが、忘れるな、運命の戦士達よ!」<br />「この宇宙を縛る因果の鎖が断ち切れぬ限り、我はまた現れる!無限力と共に!」 |
− | : | + | :「今遙か遠い彼方……」での死に際の台詞。最後の最後で「因果の鎖」に言及していった霊帝の真実は……。 |
:なお、「運命の戦士たちよ」は「GONG」の歌詞「今こそ立ち上がれ、運命(さだめ)の戦士よ」からであろう。 | :なお、「運命の戦士たちよ」は「GONG」の歌詞「今こそ立ち上がれ、運命(さだめ)の戦士よ」からであろう。 | ||
175行目: | 140行目: | ||
== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
;[[ケイサル・エフェス]] | ;[[ケイサル・エフェス]] | ||
− | : | + | : |
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *ケイサル・エフェスは声を当てた水木一郎を意識した声優ネタが多く、戦闘台詞に[[マジンガーZ]]、[[グレートマジンガー]]、[[コン・バトラーV]]、[[鋼鉄ジーグ]]の歌詞の一部が引用されている。また、「[[アニメソング|アニソン]]の帝王」の[[異名]]を持つ水木氏が演じるケイサルは必ず「[[歌]]によって倒される」展開なのも興味深い。 |
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