「グラドス軍」を編集中
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== 概要 == | == 概要 == | ||
− | ブルドリア太陽系にある惑星「グラドス」の軍隊。[[SPT]]や[[マルチフォーム|MF]]を主力とし、地球人を遥かに上回る技術力を有している。地球で資本主義国と社会主義国が対立していることを知る<ref>なお、現実の歴史ではグラドスが火星に到達した1996年から遡る事5年前、『レイズナー』放送終了から5年後の1991年にソ連は崩壊し、冷戦は一応の終結となっている。</ref>と、互いの冷戦状態を刺激し、共倒れさせようと目論んだ。作中では[[火星]]、[[月]]を壊滅させた後に[[地球]] | + | ブルドリア太陽系にある惑星「グラドス」の軍隊。[[SPT]]や[[マルチフォーム|MF]]を主力とし、地球人を遥かに上回る技術力を有している。地球で資本主義国と社会主義国が対立していることを知る<ref>なお、現実の歴史ではグラドスが火星に到達した1996年から遡る事5年前、『レイズナー』放送終了から5年後の1991年にソ連は崩壊し、冷戦は一応の終結となっている。</ref>と、互いの冷戦状態を刺激し、共倒れさせようと目論んだ。作中では[[火星]]、[[月]]を壊滅させた後に[[地球]]へ侵攻、第1部ラストの後に'''地球を完全に占領'''して地球の文化を破壊して圧政を行い、第2部ではレジスタンスがグラドス占領軍の圧政に対抗するというストーリーとなる。 |
− | + | 第1部の頃は近未来的なリアル系の敵キャラクターといった感じだが、第2部になると全体的な作中の雰囲気もあるが、当時流行っていた漫画『北斗の拳』に出ても充分違和感のないキャラばかりとなる(SRWではないが『サンライズ英雄譚』シリーズの[[アンソロジーコミック|アンソロジー漫画]]で「'''世紀末救世主菌'''に冒された」とネタにされた事も)。 | |
== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
;[[スーパーロボット大戦J]] | ;[[スーパーロボット大戦J]] | ||
− | :原作通りに単独の軍だが、[[木連]]と同盟を結ぶ。[[ボアザン星人|ボアザン]]と交戦したこともあるが、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]達には完全に見下されている。今回も当初はエイジ達の設定に準じて第1部であるが、途中からル・カインらの2部のキャラクターが登場。また今回は『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]が寝返ってくる。 | + | :原作通りに単独の軍だが、[[木連]]と同盟を結ぶ。[[ボアザン星人|ボアザン]]と交戦したこともあるが、[[プリンス・ハイネル|ハイネル]]達には完全に見下されている。今回も当初はエイジ達の設定に準じて第1部であるが、途中からル・カインらの2部のキャラクターが登場。また今回は『[[超獣機神ダンクーガ]]』の[[シャピロ・キーツ|シャピロ]]が寝返ってくる。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
16行目: | 16行目: | ||
:バルマー帝国内では優遇されており、辺境方面軍第8艦隊の要職に就くグラドス人もいる。 | :バルマー帝国内では優遇されており、辺境方面軍第8艦隊の要職に就くグラドス人もいる。 | ||
;[[スーパーロボット大戦64]] | ;[[スーパーロボット大戦64]] | ||
− | :[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]の配下であるが、あとは第2部に準じて[[地球]] | + | :[[ムゲ・ゾルバドス帝国]]の配下であるが、あとは第2部に準じて[[地球]]を支配している。 |
;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ;[[スーパーロボット大戦GC]]([[スーパーロボット大戦XO|XO]]) | ||
:第2部準拠。[[星間連合]]を成す勢力の一つとして登場。主人公らが[[ガンドール]]で外宇宙に出ている間に地球侵略を完了してしまう(ただし[[南北アメリカ]]大陸のみ)。[[XO]]では[[コズモレンジャーJ9|J9]]がある程度その動きを察知している。[[ル・カイン]]との決着がついた後もグラドス本国の軍が登場する。 | :第2部準拠。[[星間連合]]を成す勢力の一つとして登場。主人公らが[[ガンドール]]で外宇宙に出ている間に地球侵略を完了してしまう(ただし[[南北アメリカ]]大陸のみ)。[[XO]]では[[コズモレンジャーJ9|J9]]がある程度その動きを察知している。[[ル・カイン]]との決着がついた後もグラドス本国の軍が登場する。 | ||
27行目: | 27行目: | ||
:なお、同イベントで[[ラクス・クライン]]がエイジに「脅威とは、グラドス帝国の事ですね」と質問し、エイジが「そうです」と特に否定もしなかったことから、本作でのグラドスは帝政と思われる。 | :なお、同イベントで[[ラクス・クライン]]がエイジに「脅威とは、グラドス帝国の事ですね」と質問し、エイジが「そうです」と特に否定もしなかったことから、本作でのグラドスは帝政と思われる。 | ||
;[[スーパーロボット大戦DD]] | ;[[スーパーロボット大戦DD]] | ||
− | :本作ではギルガメス、バララントそれぞれと不可侵条約を結んでいると[[キリコ・キュービィー]] | + | :本作ではギルガメス、バララントそれぞれと不可侵条約を結んでいると[[キリコ・キュービィー]]が話す場面が存在する。 |
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== 人物 == | == 人物 == | ||
39行目: | 38行目: | ||
;[[ゴステロ]] | ;[[ゴステロ]] | ||
:大尉。ゲイルを目の敵にしている残忍で凶暴な極悪人。 | :大尉。ゲイルを目の敵にしている残忍で凶暴な極悪人。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[カルラ・エジール]] |
:少尉。ゲイルの副官。 | :少尉。ゲイルの副官。 | ||
;[[ギウラ]] | ;[[ギウラ]] | ||
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;[[デビルガンダム]] | ;[[デビルガンダム]] | ||
:『新』ではゴステロがデビルガンダムの生体ユニットとして取り込まれてしまい、ゲイルや他の死鬼隊、さらにはル・カインまでも[[ゾンビ兵]]として蘇らせるという展開を見せている。 | :『新』ではゴステロがデビルガンダムの生体ユニットとして取り込まれてしまい、ゲイルや他の死鬼隊、さらにはル・カインまでも[[ゾンビ兵]]として蘇らせるという展開を見せている。 | ||
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;[[ムゲ・ゾルバドス帝国]] | ;[[ムゲ・ゾルバドス帝国]] | ||
:『64』ではムゲの支配下に置かれ、地球占領軍の一角を担っている。『GC』(『XO』)では[[星間連合]]の一員であるため、異次元同盟のムゲ・ゾルバドス帝国とは敵対関係にある。 | :『64』ではムゲの支配下に置かれ、地球占領軍の一角を担っている。『GC』(『XO』)では[[星間連合]]の一員であるため、異次元同盟のムゲ・ゾルバドス帝国とは敵対関係にある。 | ||
;[[シャピロ・キーツ]] | ;[[シャピロ・キーツ]] | ||
− | : | + | :『64』ではル・カインの上司の立場にある。『J』では寝返ってル・カインの参謀となる。 |
;[[ポセイダル軍]]、[[ザール星間帝国]] | ;[[ポセイダル軍]]、[[ザール星間帝国]] | ||
:『GC』(『XO』)では[[星間連合]]を結成するが不可侵条約を結んでいる程度のもので、グラドスやザールは勢力拡大を目的としているが、ポセイダルは内政重視の方針をとるなど、目的は一致していない。 | :『GC』(『XO』)では[[星間連合]]を結成するが不可侵条約を結んでいる程度のもので、グラドスやザールは勢力拡大を目的としているが、ポセイダルは内政重視の方針をとるなど、目的は一致していない。 | ||
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*[[グラドス・トライポッド・キャリア]] | *[[グラドス・トライポッド・キャリア]] | ||
*[[グラドス大型戦艦]] | *[[グラドス大型戦艦]] | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*初期設定では『デウズス星人』という名称であり、アニメ誌や放送開始時に発売された絵本ではそちらの呼称になっている。 | *初期設定では『デウズス星人』という名称であり、アニメ誌や放送開始時に発売された絵本ではそちらの呼称になっている。 | ||
**変更された理由は「'''(発音の難しさから)打ち合わせのたびに舌をかむスタッフが続出したため'''、これ以上犠牲が増えないうちに高橋良輔監督の一声で、第1話のアフレコ当日に変更された」とのこと<ref>アニメディア 1986年8月号第1付録「レイズナー・パーフェクトブック」11頁。</ref>。 | **変更された理由は「'''(発音の難しさから)打ち合わせのたびに舌をかむスタッフが続出したため'''、これ以上犠牲が増えないうちに高橋良輔監督の一声で、第1話のアフレコ当日に変更された」とのこと<ref>アニメディア 1986年8月号第1付録「レイズナー・パーフェクトブック」11頁。</ref>。 | ||
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*スポンサーの問題が無く番組が[[打ち切り]]にならなかった場合、[[グラドスの刻印]]の発動によりグラドス本星から地球占領軍への補給の遮断に成功した地球で逆に始まったグラドス人差別を憂慮したエイジが[[レイズナーMk-II]]を駆ってグラドス本星に戻り、「グラドス人と地球人のルーツが同じである」と言う事の確かな証拠を求めて奔走し、同時にその証拠をもってグラドス本星政府の支配体制から市民を解放するというエピソードが描かれる予定だったという。 | *スポンサーの問題が無く番組が[[打ち切り]]にならなかった場合、[[グラドスの刻印]]の発動によりグラドス本星から地球占領軍への補給の遮断に成功した地球で逆に始まったグラドス人差別を憂慮したエイジが[[レイズナーMk-II]]を駆ってグラドス本星に戻り、「グラドス人と地球人のルーツが同じである」と言う事の確かな証拠を求めて奔走し、同時にその証拠をもってグラドス本星政府の支配体制から市民を解放するというエピソードが描かれる予定だったという。 | ||
**このことからもグラドス本星でも軍国主義社会、あるいは圧政が行われていたと推測される。 | **このことからもグラドス本星でも軍国主義社会、あるいは圧政が行われていたと推測される。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |