「ガサラキ」を編集中
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=== メインキャラクター === | === メインキャラクター === | ||
;[[豪和ユウシロウ]] | ;[[豪和ユウシロウ]] | ||
− | : | + | :本作の主人公で、豪和家の四男。 |
;[[ミハル]] | ;[[ミハル]] | ||
− | : | + | :本作のヒロイン。 |
=== 豪和一族とその関係者 === | === 豪和一族とその関係者 === | ||
63行目: | 63行目: | ||
:豪和家の長男。タクティカル・アーマーの開発と餓沙羅の鬼の呼び出し実験を指揮している。 | :豪和家の長男。タクティカル・アーマーの開発と餓沙羅の鬼の呼び出し実験を指揮している。 | ||
;豪和清継 | ;豪和清継 | ||
− | : | + | :豪和家の次男。生粋の科学者で、骨嵬の復元やタクティカル・アーマーの開発に心血を注ぐ。 |
;豪和清春 | ;豪和清春 | ||
:豪和家の三男。情報収集能力、事態の分析、手段の選択など的確な判断力で、事務的な活動に辣腕を振るい、一清をサポートする。 | :豪和家の三男。情報収集能力、事態の分析、手段の選択など的確な判断力で、事務的な活動に辣腕を振るい、一清をサポートする。 | ||
93行目: | 93行目: | ||
:タクティカル・アーマー実験中隊B小隊の大尉。高山とコンビでタクティカル・アーマーに搭乗する。豪和一族の人間であるユウシロウに反感を抱いており、何かとユウシロウに食って掛かる。 | :タクティカル・アーマー実験中隊B小隊の大尉。高山とコンビでタクティカル・アーマーに搭乗する。豪和一族の人間であるユウシロウに反感を抱いており、何かとユウシロウに食って掛かる。 | ||
;陶見卓郎 | ;陶見卓郎 | ||
− | : | + | :タクティカル・アーマー実験中隊の中尉。指揮者の管理と、車両に装備された20mmチェインガンの砲撃を担当。 |
=== シンボル === | === シンボル === | ||
;[[ファントム・F・フィーゼラー]] | ;[[ファントム・F・フィーゼラー]] | ||
− | : | + | : |
;ドクター・メス | ;ドクター・メス | ||
:シンボルの評議員。インヴィテーターであるミハルの監督官でもあり、航空事故で親を亡くした彼女の保護者的存在でもある。 | :シンボルの評議員。インヴィテーターであるミハルの監督官でもあり、航空事故で親を亡くした彼女の保護者的存在でもある。 | ||
− | : | + | :それ故に、あくまでもモルモットという扱いを受ける彼女を気にかける一面もあった。最終的に彼女のシンボルからの離脱を黙認し、また美鈴救出作戦時の際、ミハルがユウシロウの援護のためにイシュタルMk-IIを借用することに関しても許可している。 |
;ギュンター | ;ギュンター | ||
:シンボルの科学者であり、ナダ・プロジェクトの研究主任である。ドクター・メスとは対照的に、ミハルの実験に対して積極的な一面を見せている。 | :シンボルの科学者であり、ナダ・プロジェクトの研究主任である。ドクター・メスとは対照的に、ミハルの実験に対して積極的な一面を見せている。 | ||
+ | ;イシュタルのパイロット(本名不明) | ||
+ | :第8話から第10話にかけて登場する、おおよそ女性とは思えない大柄な体躯と風貌<ref>それゆえか、第24話では彼女のアップ場面が米軍のイシュタルパイロットの一人として流用されている。</ref>を持つ、ミハルと共に行動する人物。 | ||
+ | :ミハルと共に、黙々と任務をこなしていくが、最終的に骨嵬・朱天の襲撃によって機体が大破、自爆装置が作動するも、脱出不能になりそのまま機体の爆発に巻き込まれ命を落としている。 | ||
=== クーデター関係者 === | === クーデター関係者 === | ||
;西田啓 | ;西田啓 | ||
− | : | + | : |
;広川顕郎 | ;広川顕郎 | ||
− | : | + | : |
=== 平安編 === | === 平安編 === | ||
128行目: | 131行目: | ||
=== タクティカルアーマー === | === タクティカルアーマー === | ||
;[[壱七式戦術甲冑 雷電]] | ;[[壱七式戦術甲冑 雷電]] | ||
− | : | + | :本作における主役機。 |
;壱七式戦術甲冑改 震電 | ;壱七式戦術甲冑改 震電 | ||
− | : | + | : |
=== メタルフェイク === | === メタルフェイク === | ||
;[[イシュタルMk-II]] | ;[[イシュタルMk-II]] | ||
− | : | + | : |
=== 骨嵬 === | === 骨嵬 === | ||
;[[骨嵬・朱天]] | ;[[骨嵬・朱天]] | ||
− | : | + | : |
;骨嵬・克天 | ;骨嵬・克天 | ||
− | : | + | : |
== 用語 == | == 用語 == | ||
147行目: | 150行目: | ||
:反面、全身に装甲が分散しているので遠距離戦だと戦車が有利、ブースターなどの推進機もなく空中には慣性制御も出来ないので戦闘機と圧倒的なアドバンテージの差がある等、'''既存兵器に正面から正攻法で攻めても勝てない設定になっている'''。 | :反面、全身に装甲が分散しているので遠距離戦だと戦車が有利、ブースターなどの推進機もなく空中には慣性制御も出来ないので戦闘機と圧倒的なアドバンテージの差がある等、'''既存兵器に正面から正攻法で攻めても勝てない設定になっている'''。 | ||
;特務自衛隊(Japan Special Self-Defense Force(JSSDF)) | ;特務自衛隊(Japan Special Self-Defense Force(JSSDF)) | ||
− | : | + | :通称「特自」。PKOに基づく海外派兵を主任務とする、第4の自衛隊である。階級は海外派兵に特化した組織であるためか、米軍と同様のものとなっている。 |
:豪和家の人物が関わっているほか、西田派の人物も関係しているがために、幾度と無く過酷な戦いを強いられることになるが、最終的に西田啓の意向を汲んだ広川参謀によって解散が決定されるものの、その直後に起きた、嵬として覚醒した美鈴を巡る騒動を経て最終的に国連軍のTA部隊という形で吸収消滅する形となった。 | :豪和家の人物が関わっているほか、西田派の人物も関係しているがために、幾度と無く過酷な戦いを強いられることになるが、最終的に西田啓の意向を汲んだ広川参謀によって解散が決定されるものの、その直後に起きた、嵬として覚醒した美鈴を巡る騒動を経て最終的に国連軍のTA部隊という形で吸収消滅する形となった。 | ||
;骨嵬(くがい) | ;骨嵬(くがい) | ||
:豪和本家の蔵に繋がる洞窟に秘匿されている巨大な甲冑で、顔面は般若のような鬼の面が被されている。 | :豪和本家の蔵に繋がる洞窟に秘匿されている巨大な甲冑で、顔面は般若のような鬼の面が被されている。 | ||
− | : | + | :その正体は(恐らくは)地球外の知性体が作り上げた生体ロボットである。生体故か「口を開いて怪しい吐息を吐く」など、生きているかのような素振りも見せる。 |
:類まれなる戦闘能力を有し、ユウシロウが起動させた際は数百年ぶりの稼働であったにも関わらず、最新技術の粋であるメタルフェイクを圧倒した。 | :類まれなる戦闘能力を有し、ユウシロウが起動させた際は数百年ぶりの稼働であったにも関わらず、最新技術の粋であるメタルフェイクを圧倒した。 | ||
:有史以来、それも複数存在することが劇中示唆されており、合戦絵巻に当時の戦況が描写されている。歩兵はもとより騎馬や弓兵すら太刀打ち出来ないため、骨嵬同士での一騎打ちで全軍の勝敗を定めていたとされる。 | :有史以来、それも複数存在することが劇中示唆されており、合戦絵巻に当時の戦況が描写されている。歩兵はもとより騎馬や弓兵すら太刀打ち出来ないため、骨嵬同士での一騎打ちで全軍の勝敗を定めていたとされる。 | ||
169行目: | 172行目: | ||
;マイル1 | ;マイル1 | ||
:タクティカルアーマーに内蔵された駆動ユニット。動作を記憶して単独で複雑な運動を復元する機能を持つ(=反射運動を可能とする)。これによってロボット操縦に必要な複雑な入力を極端にショートカットし、かつ搭乗者に合わせたカスタマイズを自動で行ってくれるため、コンピュータ制御による操縦よりも圧倒的にスムーズな上、開いた分の容量を情報処理に回せるという一石二鳥の代物。 | :タクティカルアーマーに内蔵された駆動ユニット。動作を記憶して単独で複雑な運動を復元する機能を持つ(=反射運動を可能とする)。これによってロボット操縦に必要な複雑な入力を極端にショートカットし、かつ搭乗者に合わせたカスタマイズを自動で行ってくれるため、コンピュータ制御による操縦よりも圧倒的にスムーズな上、開いた分の容量を情報処理に回せるという一石二鳥の代物。 | ||
− | : | + | :その正体は骨嵬の鎧の中に敷き詰められた人工筋肉を培養して精製されたモノで、科学的な機序はほとんど解明されていない未知の存在。開発者ですら'''「オーパーツをただ増やして動くようにしてみせただけで自分達では殆ど何も生み出してない」'''と自虐的な発言をする程。 |
:また、分泌液から生成された「インジェクション」と呼ばれる一種の精神安定剤は、パイロットへの投与によって半日以上TAによる活動が可能なほど集中できるようになるが、過剰に適合した場合は精神に異常をきたし暴走を招く。 | :また、分泌液から生成された「インジェクション」と呼ばれる一種の精神安定剤は、パイロットへの投与によって半日以上TAによる活動が可能なほど集中できるようになるが、過剰に適合した場合は精神に異常をきたし暴走を招く。 | ||
:骨嵬は、こうしたマイル1を始めとしたTA開発と応用技術の起点であり、また発展形の集合体と言ってもいい。最終的にTAの目指すものは「現行技術による骨嵬の再現」に他ならない。 | :骨嵬は、こうしたマイル1を始めとしたTA開発と応用技術の起点であり、また発展形の集合体と言ってもいい。最終的にTAの目指すものは「現行技術による骨嵬の再現」に他ならない。 | ||
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: | : | ||
:; 「MESSAGE #9」 | :; 「MESSAGE #9」 | ||
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:; 「REMIX OF MESSAGE #9:type M」 | :; 「REMIX OF MESSAGE #9:type M」 | ||
− | :: | + | :: |
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: | : | ||
;エンディングテーマ | ;エンディングテーマ | ||
: | : | ||
:;「LOVE SONG」 | :;「LOVE SONG」 | ||
− | :: | + | :: |
== 登場作と扱われ方 == | == 登場作と扱われ方 == | ||
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| 第5話 || 接触 || 鎧われて 確とは見えぬ 君なれど たがいの傷に '''接触'''た感あり || || || | | 第5話 || 接触 || 鎧われて 確とは見えぬ 君なれど たがいの傷に '''接触'''た感あり || || || | ||
|- | |- | ||
− | | 第6話 || 操り人形 || 誘われて 地下迷宮に再会す 想いは踊る '''操り人形''' | + | | 第6話 || 操り人形 || 誘われて 地下迷宮に再会す 想いは踊る '''操り人形'''に似て || || || |
|- | |- | ||
| 第7話 || 帰還 || そはミハル 想い残して'''帰還'''する 心の闇に 棲まう君の名 || || || | | 第7話 || 帰還 || そはミハル 想い残して'''帰還'''する 心の闇に 棲まう君の名 || || || | ||
228行目: | 229行目: | ||
| 第14話 || 同行 || 綾かなる 過去へ向いし 嵬の道 '''同行'''二人 病葉を踏み || || || | | 第14話 || 同行 || 綾かなる 過去へ向いし 嵬の道 '''同行'''二人 病葉を踏み || || || | ||
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− | | 第15話 || 閾 || 嵬と嵬 '''閾'''に入りて 今ぞ見る 我が源の 蒼き哀しみ || 骨嵬・克天 || OP変更 | + | | 第15話 || 閾 || 嵬と嵬 '''閾'''に入りて 今ぞ見る 我が源の 蒼き哀しみ || 骨嵬・克天 || OP変更 || |
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− | | 第16話 || 宿業 || 我を灼く '''宿業'''の火や 古都の空 修羅と染め抜き 夜叉と照り映え || | + | | 第16話 || 宿業 || 我を灼く '''宿業'''の火や 古都の空 修羅と染め抜き 夜叉と照り映え || || || |
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| 第17話 || 混沌 || '''混沌'''の アジア極まる 十字路で 過去と今とを 負いて佇む || || OP変更 || | | 第17話 || 混沌 || '''混沌'''の アジア極まる 十字路で 過去と今とを 負いて佇む || || OP変更 || | ||
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*タクティカルアーマーは「TA」と略されるが、これは高橋監督の代表作『[[装甲騎兵ボトムズ]]』のAT([[アーマード・トルーパー]])のアナグラムとなっている。また、劇中多用されるウィンチやアンカーによる三次元的戦闘演出、また敵味方とで異なる搭乗姿勢<ref>ガサラキにおいては、タクティカルアーマーがバイク型であり、メタルフェイクが後傾型となっている。</ref>など、当時助監督だった谷口悟朗氏が手掛けた[[コードギアスシリーズ]]に置いて、[[ナイトメアフレーム]]が装備するスラッシュハーケンに受け継がれる。 | *タクティカルアーマーは「TA」と略されるが、これは高橋監督の代表作『[[装甲騎兵ボトムズ]]』のAT([[アーマード・トルーパー]])のアナグラムとなっている。また、劇中多用されるウィンチやアンカーによる三次元的戦闘演出、また敵味方とで異なる搭乗姿勢<ref>ガサラキにおいては、タクティカルアーマーがバイク型であり、メタルフェイクが後傾型となっている。</ref>など、当時助監督だった谷口悟朗氏が手掛けた[[コードギアスシリーズ]]に置いて、[[ナイトメアフレーム]]が装備するスラッシュハーケンに受け継がれる。 | ||
*後半より登場するキャラクター・西田啓の登場によって物語の主題が戦争とロボットから政治と経済にシフトし、メカアクションより政治ドラマが主軸となっていくという、高橋監督のロボットアニメ処女作である『[[太陽の牙ダグラム]]』と同様の現象が発生しているが、政治ドラマとしての内容はダグラム同様に非常に作り込まれたものであり、終盤の展開は一見の価値がある。西田の台詞である'''「胸を張って坂を下る所存」'''という理念は、前述の通りコードギアスにおいても受け継がれることとなった。 | *後半より登場するキャラクター・西田啓の登場によって物語の主題が戦争とロボットから政治と経済にシフトし、メカアクションより政治ドラマが主軸となっていくという、高橋監督のロボットアニメ処女作である『[[太陽の牙ダグラム]]』と同様の現象が発生しているが、政治ドラマとしての内容はダグラム同様に非常に作り込まれたものであり、終盤の展開は一見の価値がある。西田の台詞である'''「胸を張って坂を下る所存」'''という理念は、前述の通りコードギアスにおいても受け継がれることとなった。 | ||
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== 脚注 == | == 脚注 == |