「カルヴィナ・クーランジュ」を編集中

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
1行目: 1行目:
{{登場人物概要
+
== カルヴィナ・クーランジュ(Calvina Coulange) ==
| 外国語表記 = [[外国語表記::Calvina Coulange]]
+
*[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]][[OGシリーズ]]
+
**[[スーパーロボット大戦J]]
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
+
**[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
| 声優 = {{声優|浅野真澄|SRW=Y}}<ref>浅野氏がカルヴィナを担当する事は『第2次OG』制作中に音響担当から寺田プロデューサーに提案があって決まったとの事。</ref>
+
*種族:地球人
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|糸井美帆}}
+
*性別:女
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦J}}
+
*[[年齢]]:22歳
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
+
*所属:
}}
+
**連合宇宙軍→[[アシュアリー・クロイツェル社]]→[[ナデシコ]]→[[特務分艦隊]](J)
 +
*[[軍階級|階級]]:元少尉
 +
*キャラクターデザイン:糸井美帆
  
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| 異名 = [[異名::ホワイト・リンクス]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 性別 = [[性別::女]]
 
| 年齢 = [[年齢::22]]歳
 
| 所属 =
 
;J
 
:[[連合宇宙軍]]→{{所属 (人物)|アシュアリー・クロイツェル}}社→[[ナデシコ]]→{{所属 (人物)|特務分艦隊}}
 
;OGシリーズ
 
:{{所属 (人物)|地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍}}→アシュアリー・クロイツェル社→地球連邦軍{{所属 (人物)|鋼龍戦隊}}
 
| 階級 =
 
;J
 
:元少尉
 
;OGシリーズ
 
:少尉→(退役<ref>[[L5戦役]]後に軍から退役。</ref>)→[[階級::少尉]]
 
| コールサイン = [[コールサイン::ホワイト・リンクス]](『OGMD』<ref>L5戦役までのコールサインについては不明。</ref>)
 
}}
 
'''カルヴィナ・クーランジュ'''は『[[スーパーロボット大戦J]]』の女[[主人公]]。
 
 
== 概要 ==
 
 
=== [[スーパーロボット大戦J]] ===
 
=== [[スーパーロボット大戦J]] ===
「ホワイト・リンクス」の異名を持つ。人型機動兵器の操縦に天性の才を持っており、養成校時代には戦技科教官を相手に全勝記録を築いたという。
+
もうひとりの[[主人公]]。“ホワイト・リンクス”の異名を持つ。人型起動兵器の操縦に天性の才を持っており、養成校時代には戦技科教官を相手に全勝記録を築いたという。
 +
表向きには冷静で落ち着いた性格をした大人の女性だが、その実、攻撃的かつ激情的であったりする。時折垣間見せる刺々しい言動から、人付き合いはさほど得意ではなく、
 +
協調性にも欠けるため将官から忌避され、優秀な成績を修めたにも関わらず火星に配属された。
  
表向きには冷静で落ち着いた[[性格]]をした大人の女性だが、内実は攻撃的かつ激情家である。人付き合いはさほど得意ではなく、時折垣間見せる刺々しい言動から協調性の欠如を問題視され、優秀な成績を修めたにも関わらず[[火星]]に配属された。
+
しばらくして、火星で人類初の[[木星蜥蜴]]と遭遇戦に参加。生還を果たすも負傷し、地球圏に戻ったのち軍を退役する。
 +
その後はアシュアリー・クロイツェル社(AK社)の月面支社で契約社員として、新型機の評価と[[テストパイロット]]の指導を務めていた。
  
しばらくして、火星で人類初の[[木星蜥蜴]]と遭遇戦に参加。生還を果たすも負傷し、地球圏に戻ったのち軍を退役する。その後はアシュアリー・クロイツェル社(AK社)の月面支社で契約社員として、新型機の評価と[[テストパイロット]]の指導を務めていた。
+
気心の知れた仲間のほかアルという理解の深い恋人を得るなど順風満帆な日々を過ごすも、幸せな時は長く続かず、
 +
フューリーが証拠隠滅のために起こした月面テロに巻き込まれ、職場と仲間に恋人を喪失。
 +
たった一人生き残り、その際にパイロットとしてはリハビリが必要となるまでの重傷と、深刻な心的外傷を負ってしまう。
 +
2か月後、ネルガル重工の[[プロスペクター]]に戦艦ナデシコのクルーとしてスカウト<ref>ちなみに、本来は[[ゴート・ホーリー]]のポジションであり、そのため彼はJでは登場していない。</ref>され、戦闘アドバイザーとして乗艦するところから彼女の『J』は始まる。
  
気心の知れた仲間のほかアル=ヴァンという理解の深い恋人を得るなど順風満帆な日々を過ごすも、幸せな時は長く続かず、[[フューリー]]が証拠隠滅のために起こした月面テロに巻き込まれ、職場と仲間に加えて恋人を喪失。
+
ナデシコ艦橋で指揮を執った月面脱出時に遭遇したカティア、フェステニア、メルアと名乗る三人の少女が駆る謎の人型起動兵器にただ一人適性<ref>統夜と違いカルヴィナは地球人だが、月支社において長期間サイトロンを浴び続けたために、サイトロン・コントロールに対する適性が生じ、サブパイロットのサポートを受けることでフューリー製メカの操縦が可能となっていた。</ref>を示したことから、
たった一人生き残り、その際にパイロットとしてはリハビリが必要となるまでの重傷と、深刻な心的外傷を負ってしまう。
+
意にそぐわぬ形でパイロットとして復帰。やがて敵中に死別したはずの恋人アル=ヴァンの姿を見出し戦場で再会を果たすことになるとは、夢にも思わないのであった……。
  
2か月後、ネルガル重工の[[プロスペクター]]に戦艦ナデシコのクルーとしてスカウト<ref>ちなみに、本来は[[ゴート・ホーリー]]のポジションであり、そのため彼はJでは登場していない。</ref>され、戦闘アドバイザーとして乗艦するところから彼女の『J』は始まる。
+
序盤のみ「グッドラック」という口癖を多用する。
  
ナデシコ艦橋で指揮を執った月面脱出時に遭遇した三人の少女を乗せた謎の人型機動兵器にただ一人適性を示した<ref>統夜と違いカルヴィナは地球人だが、月支社において長期間サイトロンを浴び続けたために、サイトロン・コントロールに対する適性が生じ、サブパイロットのサポートを受けることでフューリー製メカの操縦が可能となっていた。</ref>ことから、意にそぐわぬ形でパイロットとして復帰。やがて敵中に死別したはずの恋人アル=ヴァンの姿を見出し戦場で再会を果たすことになるとは、夢にも思わないのであった……。
+
=== 「ヤンデレ」という評価について ===
 +
「復讐者の女主人公」という点では、Jの直前に発売された[[第3次α]]の[[セレーナ・レシタール]]と同類である。しかし、セレーナの場合はダークヒーロー路線の明快な復讐物語であるのに対し、カルヴィナの場合はJのシナリオの完成度がいまいちで、本来この手の愛憎が絡むシナリオで最も重要であるはずの彼女の感情の推移がプレイヤー側から理解しづらいきらいがあった。加えて後述の「'''愛しているから殺す'''」という発言に象徴されるような、愛憎の情をむき出しにしたオリジナルキャラクターはスパロボ史上でも彼女だけであろう。そういった姿や復縁後の様子から、ヤンデレと見なされることが多くなった。
  
=== [[OGシリーズ]] ===
+
ところで、[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC Wikipediaの「ヤンデレ」の項目]には、その定義についてこのように記されている。<blockquote>広義には、精神的に病んだ状態にありつつ他のキャラクターに愛情を表現する様子を指す。その一方、狭義では好意を持ったキャラクター(「デレ」)が、その好意が強すぎるあまり、次第に精神的に病んだ状態になることを指す。</blockquote>
地球連邦軍に所属していた頃は[[DC戦争]]や[[L5戦役]]において多大な戦果をあげており、“ホワイト・リンクス”と呼ばれるほどのエースであったが、後に軍を退役、アシュアリー・クロイツェル社のテストパイロットに転職していた。
 
  
しかし同社の月支社はフューリーの襲撃により自身とテニア、そして搭乗していたテスト機の[[ベルゼルート]]を残して壊滅、仇を討つために戦いに身を投じることになる。支社が壊滅した際の戦闘こそ正当防衛として認められたものの、それ以降は民間企業のテストパイロットが軍用兵器を使用して戦闘を行うことには法に触れる問題があったため、ベルゼルートを襲撃者を炙り出す囮として使うことを思いついた[[ギャスパル・ギラン]]元帥直々の指示で少尉に復任。PTXチーム預かりとなる。
+
ときおりカルヴィナが見せた激しい怒りや攻撃性の背景には、同僚を皆殺しにされた苛烈な経験だけではなく、アル=ヴァンへの愛が裏切られたという感情が存在しているのは間違いない。また、「愛しているから殺す」という例の発言に注目するなら、広義のヤンデレに該当するといえるかもしれない。
  
復任後は上官の指示に一応は従うが、復讐のみを目的とするカルヴィナは、内心では軍の任務を煩わしく感じていた。そして、壊滅した月支社で目撃した[[ラフトクランズ]]のパイロットがアル=ヴァンだった事を知り激高、彼が仲間の仇と誤解したまま執拗に狙いだす。<ref>この誤解は、パートナーの三人娘も同様に持ってしまい、カティアに至っては「彼の話に耳を貸す必要は無い」とまで言い切っている。</ref>
+
28話の[[ネリー・キム]]との会話を見る限り、彼女の心情の核心は、許せない相手であるアル=ヴァンを心の奥底ではまだ愛してしまっていて、その矛盾の重さに彼女自身が耐えられないという点にあり、この二つの感情の相克がカルヴィナ編の主題と言える。だが実際のところ、シナリオの中ではこの点が丁寧に描かれたとはいえず、同僚を殺された無念や怒りと、最後にアル=ヴァンを許し彼への愛を語るその姿との間にいまいち整合性を提供できていないため、とりあえずヤンデレとして理解するのが手っ取り早いと思われたのであろうと推測できる。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦J}}
+
;[[スーパーロボット大戦J]]
:初登場作品。女主人公として登場。[[指揮官]]技能を持つ異例のタイプ。被弾すると[[気力]]が下がる性格であるため、[[グランティード]]には完璧に不向き。相性を考えるなら[[ベルゼルート]]なのだが、本作ではリアル系が弱くスーパー系が強いため悩みどころ。
+
:女主人公として登場。[[指揮官]]技能を持つ異例のタイプ。被弾すると気力が下がる性格であるため、[[グランティード]]には完璧に不向き。相性を考えるなら[[ベルゼルート]]なのだが、本作ではリアル系が弱くスーパー系が強いため悩みどころ。
:序盤は戦火のなかで遭遇した三人の少女やクルーとの交流を通じ、心身にまとった厭世観や喪失感から立ち直ろうとする女性として……。死別したはずの[[アル=ヴァン・ランクス]]と再会し、彼の正体(支社を襲撃した宇宙人『[[フューリー]]』の[[騎士]])を知った中盤からは、愛憎に揺れる復讐鬼として行動するようになる。
+
:序盤は戦火のなかで遭遇した三人の少女やクルーとの交流を通じ、心身にまとった厭世観や喪失感から立ち直ろうとする女性として……。死別したはずの[[アル=ヴァン・ランクス]]と再会し、彼の正体([[フューリー]][[騎士]]として支社を襲撃した宇宙人)を知った中盤からは、愛憎に揺れる復讐鬼として行動するようになる。
:敵勢力の幹部アル=ヴァンの元恋人という重要な設定はあるのだが、もう一人の主人公である[[紫雲統夜]]がフューリーとのハーフという物語の根幹に関わる設定を有しているために、やや影が薄い印象がある。
+
:敵勢力の幹部アル=ヴァンの元恋人という重要な設定はあるのだが、もう一人の主人公である[[紫雲統夜]]がフューリーとのハーフという設定を有しているために、やや影が薄い印象がある。
:戦後、[[サイトロン]]の導きのもと復縁した恋人アル=ヴァンの力となるため、フューリー移民のオブザーバーとなる道を選択する。
+
:戦後、[[サイトロン]]の導きのもと復縁した恋人アルの力となるため、フューリー移民のオブザーバーとなる道を選択する。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ}}
+
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]
:音声初収録。専用搭乗機は[[ベルゼルート]]。服装を一部刷新(ストッキング着用)。担当声優の浅野真澄氏は当作品でスパロボ初参加。PV1のナレーションも担当した。
+
:第一報のインタビューにて登場が確定されている。既にグランティードがトーヤ専用機となることが発表されているため、残りの機体からいずれかになるものと思われる。
:本作ではアシュアリー・クロイツェル社襲撃には居合わせておらず、ベルゼルートのテスト飛行から帰還し壊滅した施設に佇むラフトクランズを目撃した所から彼女の物語が始まる。その為彼女自身は外傷等の被害はなく、明確に敵と定められる目標を目撃している事等から、Jと違い厭世的な雰囲気は微塵もなく、序盤はただただ怒りに任せて仇を追い求める描写が目立つ。
 
:また、戦術アドバイザーとしての設定が消滅した為、指揮官技能を失っている。先述した通り、Jと違って負傷しているわけではないので設定上は通常の[[パーソナルトルーパー|PT]]や[[アーマードモジュール|AM]]も乗れるはずなのだが、ゲーム上は乗り換え不可能。ベストパートナーは防御の補強能力をもつメルアか防御系の精神コマンドを複数習得するカティア。
 
:キャラ設定にピッタリのはずだが、[[リベンジ]]は修得していない。後付けで養成すれば印象・実益双方でオススメ。
 
  
== パイロットステータス ==
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
+
リアル系とスーパー系で能力が変化する。[[紫雲統夜|統夜]]と比較すると[[防御]]では劣るが[[技量]]で勝る。性格が「冷静」であるため被弾すると気力が低下するので、回避重視のリアル系で使用するのが妥当。
:リアル系とスーパー系で能力が変化する。[[紫雲統夜|統夜]]と比較すると[[防御]]では劣るが[[技量]]で勝る。
 
;OGシリーズ
 
:高機動高火力のパイロット。「不屈+閃き(直感)」の二重コマンドをとれないところがボス戦闘においてネックとなる。
 
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
:
+
:;[[ベルゼルート]]、[[クストウェル]]選択時
:;デフォルト
+
::[[集中]]、[[狙撃]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[覚醒]]
::'''[[集中]]、[[狙撃]]、[[ひらめき]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[覚醒]]'''
 
::
 
 
:;[[グランティード]]、[[ヴォルレント]]選択時
 
:;[[グランティード]]、[[ヴォルレント]]選択時
::'''[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[愛]]'''
+
::[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[愛]]
::
 
:
 
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
 
:'''[[集中]]、[[狙撃]]、[[必中]]、[[熱血]]、[[愛]]、[[連撃]](ツイン)'''
 
:良好なラインナップだが、ひらめきや不屈が無く防御面に欠ける面があるのは否めない。
 
:カティアかメルアをサブに据えるか、或いは運動性を最優先で補強して集中のみで敵の攻撃を振り切るかはプレイヤー次第。
 
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
 
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
:'''[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[指揮]]、[[コンボ]]'''
+
:;乗機がベルゼルート、クストウェルの場合
:※'''[[カウンター]]、[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[指揮]]、[[コンボ]]'''(乗機がグランティード、ヴォルレントの場合)
+
::[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[指揮]]、[[コンボ]]
;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ|OGMD]]
+
:;乗機がグランティード、ヴォルレントの場合
:'''[[ヒット&アウェイ]]、[[底力|底力L6]]、[[見切り]]'''
+
::[[カウンター]]、[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[指揮]]、[[コンボ]]
:上記の通り、設定変更を受けて指揮官技能は修得していない。
 
:彼女の性格やシナリオの都合から[[リベンジ]]を養成すると印象面でも実益面でも恩恵を受けやすい。
 
  
=== [[エースボーナス]] ===
+
== パイロット[[BGM]] ==
;自機の全パイロットの最大SP+5、[[フューリー]]の機体に対して、与える最終ダメージ+10%
 
:補助系と攻撃力アップ系のラインナップ。自身とパートナーのSPの底上げが出来るので、そこそこ使える。なお、トーヤとは一部ボーナスの内容が被っている。
 
:フューリーに対して与える最終ダメージが上がるのは前期BGM「Revenger」にかけたものと思われる。
 
 
 
== パイロットBGM ==
 
 
;「Revenger」
 
;「Revenger」
:前半主人公機[[BGM]]。タイトルが「復讐者」という直球ど真ん中。
+
:前半主人公機BGM。タイトルが「復讐者」という直球ど真ん中。
 
;「Guardian Angel」
 
;「Guardian Angel」
 
:後半主人公機BGM。今度は「守護天使」。ちょうどアル=ヴァンとの決着を終えた後なのでタイミング的にはばっちりである。前半曲「Revenger」のアレンジでありながら爽やかな曲調が、復讐に区切りをつけたカルヴィナの心情を的確に表現している。
 
:後半主人公機BGM。今度は「守護天使」。ちょうどアル=ヴァンとの決着を終えた後なのでタイミング的にはばっちりである。前半曲「Revenger」のアレンジでありながら爽やかな曲調が、復讐に区切りをつけたカルヴィナの心情を的確に表現している。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
=== [[フューリー]] ===
 
 
;[[アル=ヴァン・ランクス]]
 
;[[アル=ヴァン・ランクス]]
:恋仲にあったフューリーの騎士。アシュアリー・クロイツェル社を壊滅させた彼を憎みながらも、心の奥底ではなおも一途に想い続けており、オーブでの決闘の敗者となった彼が死亡したと思い込んだ際にはショックで部屋に閉じこもるなど、愛情を完全に捨て切れてはいない。
+
:恋仲にあったフューリーの騎士。心の奥底ではなおも一途に想い続けており、オーブの決闘で彼が死亡したと思われた際はショックで部屋に閉じこもるなど愛情を捨て切れてはいない。
:宇宙軍時代の上官でもあったらしく、アシュアリー・クロイツェル社のプロジェクトにカルヴィナを勧誘したのもアル=ヴァンである。AK社で行われた最初の模擬戦でアル=ヴァンの前に一方的な敗北を喫している(とはいえ、操縦に慣れて来るとすぐに互角以上の動きを見せていたらしいが)。
+
:宇宙軍時代には上官だったらしく、アシュアリー・クロイツェル社のプロジェクトに誘ったのも彼。AK社での最初の模擬戦ではアル=ヴァンが一方的に勝ったために当時のカルヴィナは悔しがったらしい。過去付き合っていた頃の設定画が存在している。
:『OGMD』では互いに「カリン」「アリー」と愛称で呼び合うほどの仲であったが、序盤は誤解から彼を憎むようになってしまう(『J』と違い、アシュアリー壊滅の首謀者ではないので誤解が解けてからはスムーズによりを戻している)。
+
;[[カティア・グリニャール]]
 +
:パートナーその1。カルヴィナを呼ぶ時の「ミストレス」とは「マスター」の女性形。
 +
;[[フェステニア・ミューズ]]
 +
:パートナーその2。
 +
;[[メルア・メルナ・メイア]]
 +
:パートナーその3。サブパイロット3人は当初“クーランジュ”と呼ぶのだが、第34話を境になぜか“カルヴィナ”と呼ぶようになる。
 
;[[ジュア=ム・ダルービ]]
 
;[[ジュア=ム・ダルービ]]
:素性を隠してアシュアリー・クロイツェル社に潜り込んでいたフューリーの準騎士。カルヴィナの元教え子でもある。内心では地球人の彼女を見下しており、「カルヴィナ教官」と呼びつつも侮蔑を隠さない。
+
:フューリーの準騎士。アシュアリー・クロイツェル社時代にはカルヴィナの元教え子だった。が、内心では地球人の彼女を見下しており、序盤で再会したときにはジュア=ムが生きていたことに驚きを隠せなかった彼女に対して、「カルヴィナ教官」と呼びつつも侮蔑したような態度をとっていた。
:『OGMD』ではカルヴィナの襲撃を回避するために思わず[[ラースエイレム]]を使ってしまったことで騎士の称号を剥奪され、騎士団を除名されたことも相まって、『J』以上に憎まれている。
 
;[[エ=セルダ・シューン]]
 
:『OGMD』では、同じ会社に勤務していたので彼の(地球人としての)名前は知ってはいたが、あまり交流はなかったようだ。
 
;[[ソ=デス・ズォー]]
 
:『OGMD』でのアシュアリー・クロイツェル社襲撃の実行犯であり、カルヴィナにとっての真の仇。因縁の相手の筈だが、[[ベルゼルート・ブリガンディ]]の初陣で彼からアシュアリー襲撃の真相を聞かされた直後に怒りと焦りに任せて撃墜してしまい、単なる噛ませ犬に終わった。
 
 
 
=== 地球人 ===
 
;[[カティア・グリニャール]]、[[メルア・メルナ・メイア]]
 
:パートナーたち。カティアがカルヴィナを呼ぶ時に使う「ミストレス」とは「マスター」の女性形を指す<ref>メルアもカティアもフェステニアも第34話を境にして唐突に“カルヴィナ”と呼ぶようになる(カルヴィナが名前を呼ばれることを嫌うため、それまではクーランジュと呼んでいた)。『OGMD』ではこの設定は無くなり、最初から普通に“カルヴィナ”と呼ぶ。</ref>。
 
;[[フェステニア・ミューズ]]
 
:パートナーの一人。『OGMD』では初登場時のパートナーは彼女で固定となる。
 
 
;[[紫雲統夜]]
 
;[[紫雲統夜]]
:『OGMD』にて共演。当初は性格や戦う理由の違いもあってか反りが合わない様子だったが、徐々に態度を軟化させていく。
+
:MDで初共演予定。どのような関係となるのか注目される。
;[[フランツ・ツェッペリン]]
+
;フランツ・ツェッペリン
:アシュアリー・クロイツェル社に勤務する開発者。『J』の物語開始時にはすでに敵方に殺害されており、生前の彼にプログラムされた電子空間内に存在する疑似人格として登場する。
+
:アシュアリー・クロイツェル社の開発者。物語開始時にはすでに死亡しており、生前の彼にプログラムされた疑似人格としてのみ登場する。エ=セルダ・シューン(統夜の父)やアル=ヴァンとは友人関係にあり、彼らがフューリーであることに気づいていたどころか、フューリーに誘拐されていた三人娘によるとフューリーの施設で見たことがあるという。エ=セルダの手引きである可能性が最も高そうだが、ゲーム内ではとくに説明はない。
:[[エ=セルダ・シューン]](統夜の父)やアル=ヴァンとは友人関係にあり、彼らが太陽系外の来訪者であることを察していた。誘拐されていた三人の少女はフューリーの施設内で生前のフランツの姿を目撃したことがあるという。エ=セルダの手引きである可能性が最も高そうだが、ゲーム内では特に説明されることはない。
 
:『OGMD』では生存しているため、[[ベルゼルート・ブリガンディ]]の開発者として直接顔を合わせる。
 
  
=== OGシリーズ ===
+
== 他作品との人間関係 ==
;[[イルムガルト・カザハラ]]
 
:L5戦役時代のカルヴィナについて知っていた。<ref>[[リオ・メイロン|リオ]]の見立てでは美人だからよく覚えていたとの事。</ref>
 
:カルヴィナが[[鋼龍戦隊]]に所属するようになってからも、受け入れたチームのリーダーとして何かと面倒を見ている。
 
;[[ライディース・F・ブランシュタイン]]
 
:フューリーを一人でも追おうとするカルヴィナに対して、[[アーチボルド・グリムズ|自身の経験]]から「個人で出来ることに限界がある」と諭す。
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
 
:アル=ヴァンがフューリー側の人間と知った事で荒れるカルヴィナを「[[イングラム・プリスケン|辛い経験をしたのは貴方だけではない]]」と諭す。
 
;[[ジョシュア・ラドクリフ]]
 
:トーヤ共々、何かと気をかけられている。カルヴィナを落ち着ける際、[[クリアーナ・リムスカヤ|リム]]が入れた濃い目のココアを差し出されるのがパターンとなっている。
 
;[[グラキエース]]
 
:自身の経験から、アル=ヴァンとの対話を諦めるなと諭す。
 
 
 
== 版権作品との人間関係 ==
 
 
=== ガンダムシリーズ ===
 
=== ガンダムシリーズ ===
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
;[[ムウ・ラ・フラガ]]
 
:ともに経験豊富なパイロットで会話も多い。出会った当初は呼び名に関して、アル=ヴァン以外からは名前を呼ばれたくないと拒否反応を示していた。
 
:ともに経験豊富なパイロットで会話も多い。出会った当初は呼び名に関して、アル=ヴァン以外からは名前を呼ばれたくないと拒否反応を示していた。
 
;[[マリュー・ラミアス]]
 
;[[マリュー・ラミアス]]
:アル=ヴァンとの再会後に情緒不安定になった彼女を案じ、戦いを続けられるかどうか見極めようとする。なお、彼女はカルヴィナに対する呼び方の変遷が激しく、第20話では名字、第50話では名前、第52話ではさん付けで呼んでいるが、これは制作側のミスと思われる。
+
:アル=ヴァンとの再会後に情緒不安定になった彼女を案じ、戦いを続けられるかどうか見極めようとする。なお、彼女はカルヴィナに対する呼び方の変遷が激しく、20話では名字、50話では名前、52話ではさん付けで呼んでいるが、これは制作側のミスと思われる。
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
;[[カガリ・ユラ・アスハ]]
 
:後述のイベントでパートナー達に掴みかかっていた場面で彼女に非難されてしまう。
 
:後述のイベントでパートナー達に掴みかかっていた場面で彼女に非難されてしまう。
161行目: 105行目:
 
;[[プロスペクター]]
 
;[[プロスペクター]]
 
:ヘッドハントに現れたネルガルのスタッフ。カルヴィナの現状をプレイヤーに説明する役割も持っている。トラウマを掘り返された事から、苦手としている。
 
:ヘッドハントに現れたネルガルのスタッフ。カルヴィナの現状をプレイヤーに説明する役割も持っている。トラウマを掘り返された事から、苦手としている。
;[[ゴート・ホーリー]]
 
:直接的な関わりは一切ないどころかゴートは『J』に参戦してすらいないが、カルヴィナはナデシコに本来はゴートが担当する戦術アドバイザー(戦闘指揮官)という立ち位置で乗船している。
 
 
;[[相良宗介]]
 
;[[相良宗介]]
:「元少尉殿」などと堅苦しく、なおかつ妙な呼び方をするため少々彼女を辟易させる(最終的には「クーランジュ殿」で妥協した模様。ちなみに彼女を敬称で呼ぶ際は「退役少尉殿」が妥当な呼び方ではある)。カルヴィナが神経を尖らせていたときには、彼なりに励ましの言葉をかけていた。
+
:「元少尉殿」などと堅苦しく、なおかつ妙な呼び方をするため少々彼女を辟易させる(最終的には『クーランジュ殿』で妥協した模様。ちなみに彼女を敬称で呼ぶ際は『退役少尉殿』が妥当な呼び方ではある)。カルヴィナが神経を尖らせていたときには、彼なりに励ましの言葉をかけていた。
 
;[[メリッサ・マオ]]
 
;[[メリッサ・マオ]]
 
:カルヴィナ以上の戦歴をもつベテランパイロットであり、対等に話せる相手。アル=ヴァンと再会したイベントの直後、尋問同然でパートナーに掴みかかっていたカルヴィナを殴り倒し叱責することもあった。その後も思いつめないように度々忠告を行う。
 
:カルヴィナ以上の戦歴をもつベテランパイロットであり、対等に話せる相手。アル=ヴァンと再会したイベントの直後、尋問同然でパートナーに掴みかかっていたカルヴィナを殴り倒し叱責することもあった。その後も思いつめないように度々忠告を行う。
176行目: 118行目:
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
=== [[スーパーロボット大戦J]] ===
 
=== [[スーパーロボット大戦J]] ===
;「グッドラック」
 
:序盤のみ多用する口癖。
 
 
;「…別に、どうでもいいわ。やれというならやってもいい」
 
;「…別に、どうでもいいわ。やれというならやってもいい」
 
:第2話「vs地球連合軍」より。主人公機のパイロットになることが決まった時のもの。序盤はこういうドライとも投げやりとも取れる態度が目立つ。
 
:第2話「vs地球連合軍」より。主人公機のパイロットになることが決まった時のもの。序盤はこういうドライとも投げやりとも取れる態度が目立つ。
184行目: 124行目:
 
;「…みんな死んだんだ。子供が生まれるってはしゃいでたジャッキー。木星トカゲを倒す兵器をつくることで恋人の敵が討てると信じてたアリス。ようやく休暇がとれたから家族に会いにいくと言っていたマツザキ。外宇宙への探査船団に参加するのが夢だったヴォルグ。婚約したばかりだった技術部のキャシーと医療班のレン。あたしの大切な仲間や友人たちは誰も…誰も助からなかったんだ! なのに、あたしだけが生き残って…それが全部あいつがやったことだったなんて!」
 
;「…みんな死んだんだ。子供が生まれるってはしゃいでたジャッキー。木星トカゲを倒す兵器をつくることで恋人の敵が討てると信じてたアリス。ようやく休暇がとれたから家族に会いにいくと言っていたマツザキ。外宇宙への探査船団に参加するのが夢だったヴォルグ。婚約したばかりだった技術部のキャシーと医療班のレン。あたしの大切な仲間や友人たちは誰も…誰も助からなかったんだ! なのに、あたしだけが生き残って…それが全部あいつがやったことだったなんて!」
 
:同上。アル=ヴァンに裏切られた事を知り、殺された社の同僚を思い出しながら、憤りを露にする。シリアスなシーンではあるが、よく見ると同僚達皆が盛大に[[死亡フラグ]]を立てている。<br>ちなみに、同僚が殺されたことに対するアル=ヴァンへのこの怒りは、後のシナリオの中では未消化ぎみになっているため、カルヴィナは最終的に殺された同僚の無念を晴らすよりも彼への愛を優先したと見ることも可能である。
 
:同上。アル=ヴァンに裏切られた事を知り、殺された社の同僚を思い出しながら、憤りを露にする。シリアスなシーンではあるが、よく見ると同僚達皆が盛大に[[死亡フラグ]]を立てている。<br>ちなみに、同僚が殺されたことに対するアル=ヴァンへのこの怒りは、後のシナリオの中では未消化ぎみになっているため、カルヴィナは最終的に殺された同僚の無念を晴らすよりも彼への愛を優先したと見ることも可能である。
:『OGMD』でも差異はあるが、やはり同僚達はフラグを立てていた。
 
 
;カルヴィナ「…世話になったわね。いろいろありがとう。ほんの数日だったけどここで過ごせてよかったんだと思う。たぶんね。ずいぶん気が休まったわ」<br>ネリー「あなたにはそれが必要だったのね。だからここにきたのよ。憎しみに凝り固まった心を解きほぐすため」<br>カルヴィナ「…あんな話をあんたにまですることになるとは思わなかった。きっとこの場所と、あんたのせいね。でも戦いに戻れば…あいつと会えば、あたしはきっとここへくる前と同じに戻るでしょう」<br>ネリー「そうでなければ戦えないからでしょう? 憎しみを抱かなくては、怒りにすがらなくては、心が砕けてしまうから…」
 
;カルヴィナ「…世話になったわね。いろいろありがとう。ほんの数日だったけどここで過ごせてよかったんだと思う。たぶんね。ずいぶん気が休まったわ」<br>ネリー「あなたにはそれが必要だったのね。だからここにきたのよ。憎しみに凝り固まった心を解きほぐすため」<br>カルヴィナ「…あんな話をあんたにまですることになるとは思わなかった。きっとこの場所と、あんたのせいね。でも戦いに戻れば…あいつと会えば、あたしはきっとここへくる前と同じに戻るでしょう」<br>ネリー「そうでなければ戦えないからでしょう? 憎しみを抱かなくては、怒りにすがらなくては、心が砕けてしまうから…」
 
:第28話「カーテンの向こうで」冒頭の会話。伊佐未勇ともどもネリーの世話になるカルヴィナ。ネリーの最後の言葉はカルヴィナの戦う動機の核心、苦しみの根源をついている。
 
:第28話「カーテンの向こうで」冒頭の会話。伊佐未勇ともどもネリーの世話になるカルヴィナ。ネリーの最後の言葉はカルヴィナの戦う動機の核心、苦しみの根源をついている。
208行目: 147行目:
 
:カルヴィナの説得にも耳を貸さないアル=ヴァンに、カルヴィナは最期まで共にいる事を望む。結局、カルヴィナのこの決断がアル=ヴァンが生きて罪を償う事を選択するきっかけとなった。
 
:カルヴィナの説得にも耳を貸さないアル=ヴァンに、カルヴィナは最期まで共にいる事を望む。結局、カルヴィナのこの決断がアル=ヴァンが生きて罪を償う事を選択するきっかけとなった。
 
:…地味にこの場面、カルヴィナはアル=ヴァンと心中しようとしていた事になるので、物凄く穿った見方をすればこれもヤンデレ展開と言えなくはない。
 
:…地味にこの場面、カルヴィナはアル=ヴァンと心中しようとしていた事になるので、物凄く穿った見方をすればこれもヤンデレ展開と言えなくはない。
 
=== [[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] ===
 
;「お前がアシュアリーのみんなを殺した! 絶対に許さない!」
 
:PVでのアル=ヴァン戦の戦闘台詞。当初の設定ではプロローグで戦わせる予定だったのだろうが、本編ではこの展開はなくなっている。
 
;「あたしが何故、リンクス……大山猫と呼ばれていたか、その理由を教えてあげるわ」
 
:宇宙ルート第3話「災い、かの地より」より。ちなみにオオヤマネコは観察力の鋭い者の譬えとして使われるほか、明敏や明智を表すものとしても扱われるが、彼女の場合はこの例は当てはまらないだろう。
 
;カルヴィナ「テニア、サイトロン・システムを使えると言っても、邪魔だけはしないで」<br/>テニア「そんな言い方…あたしだって!」<br/>カルヴィナ「あんたは単なる鍵よ、この機体を動かすためのね。戦闘はあたしに任せなさい」
 
:同話戦闘マップ。[[ラフトクランズ・ファウネア|緑色のソーン]]と相対して。
 
;(これでいい。ベルゼルートのパーツは揃った)<br/>(後は…戦い続けるだけ)
 
:同話のシナリオエンドデモにて。テニアがベルゼルートに乗る意思を示したことを受けての独白。上のセリフからも読み取れるが、序盤のカルヴィナは精神的に余裕がないこともあり、テニアをベルゼルートの起動パーツとしてしか見ていないことが分かる。
 
;(やれやれ、冗談のつもりだったんだけど)
 
:[[ダークブレイン]]の事で冗談半分で全宇宙の支配が目的か聞いたら、その通りの答えがかえってきた事に呆れる。
 
;「……悲劇の主人公にでもなったつもり?」<br/>「あたしは大勢の仲間を失ったわ。知りたい知りたいで他人に詰め寄ってくるような子供に、鬱陶しいことを言われたくないわね」
 
:第7話(共通シナリオ)にて、トーヤと対面した際に。復讐復讐で周囲に刺々しく接しているカルヴィナに言えたことではなく、単なる八つ当たりである。
 
;「博士、空いているパーソナルトルーパーやアーマードモジュールはないの!?」
 
:地上ルート第8話「光るグランティード」より。ゲーム上では反映されていないが、少なくとも乗ろうと思えば乗れるようである。
 
;「……みんな死んだわ。子供が生まれるとはしゃいでたジャッキー……休暇が取れたから帰省すると言っていたアリス……家を買ったばかりのヴォルグ……メアリーにプロポーズする気だったゴードン……」
 
:第16話「忘れたはずの呼び名」より。J同様死亡フラグを立てていた同僚達。ジャッキーとアリスはJでも同じだっただけに、新しく登場した「[[クォヴレー・ゴードン|ゴードン]]」という名に意味深なものを感じてしまう。
 
;「あたしの仲間が死んで当然だっただと!?ふざけるな!(パートナーの少女)!リミッターを切れ!」<br>「ジュアァァァ=ム!あたしの怒りを思い知れ!!」
 
:26話でジュア=ムにアシュアリーの人間は死んで当然と詰られて激昂、気力MAX+[[熱血]]の最強武器を叩き込んで撃墜寸前まで追い込むが・・・
 
;「まずい!!」<br>(やられる……っ!!)<br>「ここで終われるかぁぁぁ!!」
 
:第29話でソ=デスに[[ラースエイレム]]を起動された事に焦り、全力のオルゴン・バスター・キャノンを叩き込んでしまう。
 
:結果的には起動は不発に終わり撃墜することになったが、第46話にてグ=ランドンの自爆を止める為に統夜が[[ラースエイレム]]を起動している中、無言とはいえ意識のある状態で彼らのやり取りを目撃しているかのような描写がある。一方で第30話ではジュア=ムの起動した[[ラースエイレム]]には影響を受けており、Jとは別の何らかの条件下で発動するキャンセラーが存在するのかもしれない。
 
 
== 迷台詞 ==
 
;「(パートナーの名前)・・・中身は、あのサガラ軍曹よ・・・」
 
:『J』でのボン太くんへの援護台詞の一幕。
 
  
 
== 搭乗機体 ==
 
== 搭乗機体 ==
 
プレイ開始時にどれか一つを選択。
 
プレイ開始時にどれか一つを選択。
*[[搭乗機::ベルゼルート]]→[[搭乗機::ベルゼルート・ブリガンディ]](B・ブリガンディ):『OGMD』では専用機体。
+
;[[ベルゼルート]]→[[ベルゼルート・ブリガンディ]](B・ブリガンディ)
*[[搭乗機::クストウェル]]→[[搭乗機::クストウェル・ブラキウム]]
+
:
*[[搭乗機::グランティード]]→[[搭乗機::グランティード・ドラコデウス]](G・ドラコデウス)
+
;[[クストウェル]]→[[クストウェル・ブラキウム]]
*[[搭乗機::ヴォルレント]]→[[搭乗機::ラフトクランズ]](他の主人公機を全て選択した後)
+
:
 +
;[[グランティード]]→[[グランティード・ドラコデウス]](G・ドラコデウス)
 +
:
 +
;[[ヴォルレント]]→[[ラフトクランズ]](他の主人公機を全て選択した後)
 +
:
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
;「ヤンデレ」という評価について
+
*アンソロ漫画において、彼女の機体の武器名を変更し、セクハラ発言を言わせる、というネタがあった。(例『巨乳でドカーン』『彼氏募集中』)
:「復讐者の女主人公」という点では、『J』の直前に発売された『[[第3次α]]』の[[セレーナ・レシタール]]と同類である。しかし、セレーナの物語がダークヒーロー路線の明快な復讐譚であるのに対し、カルヴィナの物語は脚本の完成度がいまいちで、本来この手の愛憎が絡むシナリオで最も重要であるはずの彼女の感情の推移がプレイヤー側から理解しづらいきらいがあった。加えて作中の「'''愛しているから殺す'''」という発言に象徴されるような、愛憎の情をむき出しにしたオリジナルキャラクターはスパロボ史上でも彼女だけであろう。そういった姿や復縁後の様子から、ヤンデレと見なされることが多くなった。
+
*スパロボJのイメージソングとして『CASTAWAY』(歌・玉置成実)が制作されCMで流されたが、その歌詞の内容は直接的ではないものの、カルヴィナを想起させうるものとなっている(castawayという言葉は'''「捨てられた」「見捨てられた人」'''といった意味)。
:ところで、[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC Wikipediaの「ヤンデレ」の項目]には、その定義についてこのように記されている。<blockquote>広義には、精神的に病んだ状態にありつつ他のキャラクターに愛情を表現する様子を指す。その一方、狭義では好意を持ったキャラクター(「デレ」)が、その好意が強すぎるあまり、次第に精神的に病んだ状態になることを指す。</blockquote>
 
:ときおりカルヴィナが見せた激しい怒りや攻撃性の背景には、同僚を皆殺しにされた苛烈な経験だけではなく、アル=ヴァンへの愛が裏切られたという感情が存在しているのは間違いない。また、「愛しているから殺す」という例の発言に注目するなら、広義のヤンデレに該当するといえるかもしれない。
 
:第28話の[[ネリー・キム]]との会話を見る限り、彼女の心情の核心は、許せない相手であるアル=ヴァンを心の奥底ではまだ愛してしまっていて、その矛盾の重さに彼女自身が耐えられないという点にあり、この二つの感情の相克がカルヴィナ編の主題と言える。だが実際のところ、シナリオの中ではこの点が丁寧に描かれたとはいえず、同僚を殺された無念や怒りと、最後にアル=ヴァンを許し彼への愛を語るその姿との間にいまいち整合性を提供できていないため、とりあえずヤンデレとして理解するのが手っ取り早いと思われたのであろうと推測できる。
 
:『OGMD』においては、アル=ヴァンとの関係が「誤解」に変わるなど大きく設定が変わった結果、描写不足の問題は無くなり、ヤンデレっぷりもほとんど無くなった。ただ、それは「説明しにくい所をバッサリと改変した」と言う事なので、上記した『感情の相克』などの、独特のテーマも無くなってしまったと言える。
 
*K-×6氏による[[アンソロジーコミック|4コマ]]において、彼女の機体の武器名を変更し、セクハラ発言(例「恋人大募集」「巨乳でドカーン」)を言わせる、というネタがあった<ref>一迅社『スーパーロボット大戦J 4コマKINGS』8頁。</ref>。
 
*『J』のイメージソングとして『CASTAWAY』(歌・玉置成実)が制作されCMで流されたが、その歌詞の内容は直接的ではないものの、カルヴィナを想起させうるものとなっている(castawayという言葉は'''「捨てられた」「見捨てられた人」'''といった意味)。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references/>  
 
<references/>  
 +
 +
== 商品情報 ==
 +
<amazon>B000B84OVM</amazon>
  
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}
261行目: 174行目:
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]
 
[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物か行]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦J]]
 
[[Category:スーパーロボット大戦J]]
[[Category:OGシリーズの登場人物]]
 

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)