「エルチ・カーゴ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Elchi Cargo]] | ||
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|戦闘メカ ザブングル}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|戦闘メカ ザブングル}} | ||
| 声優 = {{声優|横尾まり|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|横尾まり|SRW=Y}} | ||
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| タイトル = プロフィール | | タイトル = プロフィール | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 地球人([[シビリアン]]) |
− | | 性別 = | + | | 性別 = 女 |
− | | 年齢 = | + | | 年齢 = 16歳 |
| 所属 = カーゴ一家⇒[[イノセント]]⇒ソルト | | 所属 = カーゴ一家⇒[[イノセント]]⇒ソルト | ||
}} | }} | ||
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『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ヒロイン]]格。大物運び屋であるキャリング・カーゴの娘。[[イノセント]]とその文化に憧れており、文化の擁護者たるべく自前の劇団を持っているがかなりセンスがズレている。 | 『[[戦闘メカ ザブングル]]』の[[ヒロイン]]格。大物運び屋であるキャリング・カーゴの娘。[[イノセント]]とその文化に憧れており、文化の擁護者たるべく自前の劇団を持っているがかなりセンスがズレている。 | ||
− | 先天的な女王体質で人使いが荒く、がさつ、悪口、強欲、浮気性、癇癪持ちとおよそヒロインとは思えぬ強烈な個性の持ち主。その直接的な被害のほとんどはジロンと[[コトセット・メムマ|コトセット]] | + | 先天的な女王体質で人使いが荒く、がさつ、悪口、強欲、浮気性、癇癪持ちとおよそヒロインとは思えぬ強烈な個性の持ち主。その直接的な被害のほとんどはジロンと[[コトセット・メムマ|コトセット]]が請け負う。またインテリ好きの面食いでビエルやアーサーにすっかり熱を上げる反面、ジロンを[[ラグ・ウラロ|ラグ]]と奪い合うシーンも。生身の戦闘能力も高く、投げナイフを得意としている。 |
− | グロッキー一家の襲撃による父の死後、[[キッド・ホーラ]] | + | グロッキー一家の襲撃による父の死後、[[キッド・ホーラ]]らブレーカーたちの離反が相次ぐ中、なし崩しに[[ジロン・アモス|ジロン]]とサンドラットの面々を部下に加えてカーゴ一家を見事に建て直した。ジロンとは次第に惹かれあっていき、恋敵となったラグと火花を散らすが、途中でイノセントに拉致されビエル失脚後はその計画を受け継いだ[[ドクター・マネ]]により洗脳されてしまい、その際は洗脳時は黒のビッタリしたインナーにピンクのハイレグの水着のコスチュームになった。これによりシビリアン軍隊の中でシビリアンのリーダーとして敵対するようになってしまい、以降エルチを取り戻す事が物語後半のジロン達の目的の一つになっていく。 |
何度もジロン達と対立していく事になるがジロン達に幾度と敗れる事となり、またその強力な洗脳故に対ジロンに拘り過ぎるあまり上官の[[ビラム・キイ]]と次第に対立することが増えていき、満足に補給を行えなくなる事を繰り返す程に追い込まれてしまう。結果的に不死の谷の戦いで[[キャリング]]は大破しジロンらの活躍によりイノセントから奪還される事になる。 | 何度もジロン達と対立していく事になるがジロン達に幾度と敗れる事となり、またその強力な洗脳故に対ジロンに拘り過ぎるあまり上官の[[ビラム・キイ]]と次第に対立することが増えていき、満足に補給を行えなくなる事を繰り返す程に追い込まれてしまう。結果的に不死の谷の戦いで[[キャリング]]は大破しジロンらの活躍によりイノセントから奪還される事になる。 | ||
− | + | 終盤[[アーサー・ランク]]の身を犠牲にした行動により洗脳を解かれ、正気を取り戻す。最終決戦では[[ドクター・マネ]]と決着を付け全ての元凶の[[カシム・キング]]を倒す戦闘に再び参加するが、最終話でカシムによるICBMの暴発の閃光及びザブングルのキャノピーの破片が目に直撃したことにより失明、決戦終結後に[[ファットマン・ビッグ|ファットマン]]が死んだ(と思われていた)ショックと失明や今までの言動の贖罪として荒野に独りザブングルを駆り飛び出すが、迎えに来たジロンの呼びかけに応え、仲間と共に生きていくことを決意する。 劇場版『ザブングル・グラフティ』では、復活した[[アーサー・ランク]]によって視力を回復することが示唆される。 | |
ザブングルの作風でそこまで深刻には感じないものの、'''父親やコンドルなど思い人を失い敵側に洗脳され主人公たちと長い間敵対し最後には失明してしまう'''という富野作品のヒロイン内でも死ぬ以外の流れでは中々ハードな境遇であり作中内で最も波乱万丈を体現しているキャラ。劇場版での改変も富野氏が「誰も死なない作品にしたのにTV版でのアーサーの死とエルチの失明が作品全体のムードに対して、後味の悪い物として、心に引っかかっていたため」と思ったためである。 | ザブングルの作風でそこまで深刻には感じないものの、'''父親やコンドルなど思い人を失い敵側に洗脳され主人公たちと長い間敵対し最後には失明してしまう'''という富野作品のヒロイン内でも死ぬ以外の流れでは中々ハードな境遇であり作中内で最も波乱万丈を体現しているキャラ。劇場版での改変も富野氏が「誰も死なない作品にしたのにTV版でのアーサーの死とエルチの失明が作品全体のムードに対して、後味の悪い物として、心に引っかかっていたため」と思ったためである。 | ||
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=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}} | ||
− | : | + | :初登場作品。WMパイロットとしてスポット参戦→非戦闘キャラ→敵キャラ→WMパイロットとして再びスポット参戦→[[アイアン・ギアー]]サブパイロットと、物語が進むにつれ立ち位置が大きく変わる。[[隠し要素/α外伝|隠し要素]]を満たせばサブパイロットとしてではなく、[[ブラッカリィ]]と共にWMパイロットとして復帰する。 |
− | :WMパイロットとしては可もなく不可もない程度の能力だが、[[底力]]のほかに珍しく指揮官1を持ち援護も3まで上がる上に、[[加速]]、[[覚醒]]を覚えるため耐久力を上げれば前線での支援、援護役として非常に優秀。また、[[ジロン・アモス|ジロン]] | + | :WMパイロットとしては可もなく不可もない程度の能力だが、[[底力]]のほかに珍しく指揮官1を持ち援護も3まで上がる上に、[[加速]]、[[覚醒]]を覚えるため耐久力を上げれば前線での支援、援護役として非常に優秀。また、[[ジロン・アモス|ジロン]]との信頼補正もある。敵になった際も能力は変わらないため敵の中ではそれ程能力は高くないが、搭乗機がランドシップなので底力が厄介。 |
:イノセントとの最終決戦でマップ上にいる([[搭載]]は不可)場合、[[カシム・キング]]を削った際に[[ドクター・マネ]]追撃イベント、クリア時には視力を失うイベントが発生するが、ムーンレィスの医療技術で視力を回復する。 | :イノセントとの最終決戦でマップ上にいる([[搭載]]は不可)場合、[[カシム・キング]]を削った際に[[ドクター・マネ]]追撃イベント、クリア時には視力を失うイベントが発生するが、ムーンレィスの医療技術で視力を回復する。 | ||
:隠し要素の成立とは直接関係は無いが、選択ルートの関係上[[コン・バトラーV]]と[[ボルテスV]]だけで一時的に戦わなければならないステージを通ることになるので、エルチのWMパイロット復帰を狙うならこの両機は使っていなくても多少育てておいたほうが楽になる。 | :隠し要素の成立とは直接関係は無いが、選択ルートの関係上[[コン・バトラーV]]と[[ボルテスV]]だけで一時的に戦わなければならないステージを通ることになるので、エルチのWMパイロット復帰を狙うならこの両機は使っていなくても多少育てておいたほうが楽になる。 | ||
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}} | ||
:原作終了後で参戦。今回はグラフィティ版ということで視力も回復しており、最後まで[[アイアン・ギアー]]のメインパイロットを務める。 | :原作終了後で参戦。今回はグラフィティ版ということで視力も回復しており、最後まで[[アイアン・ギアー]]のメインパイロットを務める。 | ||
− | :アイアン・ギアーが出撃できない[[宇宙]]ステージなどでは[[ファットマン・ビッグ|ファットマン]]と共に一時的にWMパイロットとしても使用できる。パイロット能力は専属の[[ブルメ]]達よりも高いがファットマンには及ばない。[[性格]]は超強気で[[戦艦]]というより巨大[[変形]] | + | :アイアン・ギアーが出撃できない[[宇宙]]ステージなどでは[[ファットマン・ビッグ|ファットマン]]と共に一時的にWMパイロットとしても使用できる。パイロット能力は専属の[[ブルメ]]達よりも高いがファットマンには及ばない。[[性格]]は超強気で[[戦艦]]というより巨大[[変形]]ロボといえるアイアンギアの戦闘的運用に必要な[[精神コマンド]]を[[コトセット・メムマ|コトセット]]、ファットマンと分け合っており完全攻撃タイプ。唯一の例外が「[[補給]]」。 |
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]/[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]/[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) | ||
:ヒロインなので今回も参戦。しかし、アイアン・ギアーは登場せず[[ザブングル]]のパイロット固定。エースボーナスが資金稼ぎに強力だが、能力は平凡な上何よりザブングルが一人乗りとなり(『再世篇』ではサブパイロットにファットマンが入る)、今までのようにサブパイロットで精神コマンドを補填するということが出来なくなったので無理は禁物。 | :ヒロインなので今回も参戦。しかし、アイアン・ギアーは登場せず[[ザブングル]]のパイロット固定。エースボーナスが資金稼ぎに強力だが、能力は平凡な上何よりザブングルが一人乗りとなり(『再世篇』ではサブパイロットにファットマンが入る)、今までのようにサブパイロットで精神コマンドを補填するということが出来なくなったので無理は禁物。 | ||
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艦長職とパイロットを兼任している為、運用状況に応じて変化する能力が有る事に注意。 | 艦長職とパイロットを兼任している為、運用状況に応じて変化する能力が有る事に注意。 | ||
− | 『α外伝』での終盤は、ルートやフラグにより、パイロットor(艦長名義の)[[アイアン・ギアー]] | + | 『α外伝』での終盤は、ルートやフラグにより、パイロットor(艦長名義の)[[アイアン・ギアー]]専用サブパイロットのどちらかになるかを選べるが、他の隠し要素との兼ね合いに注意。また射撃系格闘重視型(パイロット)、射撃系防御重視型(専用サブ)と成長タイプが変化し能力が変動するものの、サブパイロットの能力はSP以外戦闘とは無関係なので気にしなくてもいい。 |
『Z』ではプレイスタイルに関係なく、艦長→パイロット→艦長と固定されているので『α外伝』と比べると汎用性にかけるのが残念。 | 『Z』ではプレイスタイルに関係なく、艦長→パイロット→艦長と固定されているので『α外伝』と比べると汎用性にかけるのが残念。 | ||
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:指揮官を持ちながら、高い援護Lを所持している味方側でも珍しいパイロット。彼女の能力を活かすなら、乗ってきた[[ブラッカリィ]]に乗せて運用してもいい。 | :指揮官を持ちながら、高い援護Lを所持している味方側でも珍しいパイロット。彼女の能力を活かすなら、乗ってきた[[ブラッカリィ]]に乗せて運用してもいい。 | ||
− | === [[小隊長能力 | + | === [[小隊長能力]](隊長効果) === |
;隣接する味方の獲得資金+20% | ;隣接する味方の獲得資金+20% | ||
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。艦長時の能力。 | :『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。艦長時の能力。 | ||
145行目: | 146行目: | ||
:洗脳されたエルチの治療を担う。 | :洗脳されたエルチの治療を担う。 | ||
;エル・コンドル | ;エル・コンドル | ||
− | : | + | :SRW未登場。18話で家出をしながらも窮地に陥ったエルチを助けた男。男気のある美形で、文化的な面もあったことでエルチは即座に惚れる。しかし、実は反イノセントとして戦い続けたコンドル家の最後の生き残りと言う背景があり、最後はコンドル家が代々守り続けていた領地を守るという誇りの為、ホーラと戦い死亡した。 |
== 他作品との人間関係 == | == 他作品との人間関係 == | ||
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;「嫌いなわけないでしょ・・」「嫌いなわけないじゃない!」 | ;「嫌いなわけないでしょ・・」「嫌いなわけないじゃない!」 | ||
:最終話ラストで失明と迷惑をかけたことにより、仲間の元を飛び出した件でジロンに自分や仲間たちの事が嫌いな事を質問されての返答。 | :最終話ラストで失明と迷惑をかけたことにより、仲間の元を飛び出した件でジロンに自分や仲間たちの事が嫌いな事を質問されての返答。 | ||
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== スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | == スパロボシリーズの名(迷)台詞 == | ||
;「それに、ノリが何となく豹馬や健一達と似てるわね…」 | ;「それに、ノリが何となく豹馬や健一達と似てるわね…」 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
*「癖の強い性格で最初味方側だったが敵側になり対立し最終的に失明してしまう女性キャラクター」という点は同じ富野監督作品の『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[カテジナ・ルース]]と共通点が多い。しかしカテジナはあくまで(小説版では強化人間という設定があるものの)自分の意思で敵対したのに対しエルチは完全に被害者サイドであり上記の劇場版の改変等の経緯などその違いが大きく表れている。 | *「癖の強い性格で最初味方側だったが敵側になり対立し最終的に失明してしまう女性キャラクター」という点は同じ富野監督作品の『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[カテジナ・ルース]]と共通点が多い。しかしカテジナはあくまで(小説版では強化人間という設定があるものの)自分の意思で敵対したのに対しエルチは完全に被害者サイドであり上記の劇場版の改変等の経緯などその違いが大きく表れている。 | ||
− | * | + | *声優の横尾氏はインタビューなどで、オーディションはチル役を受けに行き、ついでに受けたエルチ役で合格したことを明らかにしている。 |
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{{DEFAULTSORT:えるち かあこ}} | {{DEFAULTSORT:えるち かあこ}} | ||
[[Category:登場人物あ行]] | [[Category:登場人物あ行]] | ||
[[Category:戦闘メカ ザブングル]] | [[Category:戦闘メカ ザブングル]] |