「アンジェリカ・シャルティール」を編集中
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− | + | *外国語表記:[[外国語表記::Angelica Sharutiru]] | |
− | + | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] | |
− | * | + | **[[スーパーロボット大戦K]] |
− | + | *[[声優]]:-- | |
− | + | *種族:[[異星人]]([[惑星アトリーム]]) | |
+ | *性別:女 | ||
+ | *[[年齢]]:20歳 | ||
+ | <!-- *身長:---cm --> | ||
+ | <!-- *体重:---kg --> | ||
+ | *髪の色:緑 | ||
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== 概要 == | == 概要 == | ||
[[ミスト・レックス]]の幼なじみ。ミストと同じく[[惑星アトリーム]]の防衛隊員だったが、[[イディクス]]によってアトリームを滅ぼされ、漂流の末に[[地球]]に漂着する。 | [[ミスト・レックス]]の幼なじみ。ミストと同じく[[惑星アトリーム]]の防衛隊員だったが、[[イディクス]]によってアトリームを滅ぼされ、漂流の末に[[地球]]に漂着する。 | ||
− | + | 正義感は防衛隊隊長である父親譲りで操縦技術も卓越しているが、土壇場には弱く、肝心な時にミスをしてしまう事もしばしば。アトリーム時代より、持ち前の世話焼きな性格で公私ともにミストをサポートしてきた。 | |
ちなみに、[[レヴリアス]]と[[セリウス]]の合体攻撃である「'''チェイサー・コンビネーション'''」は、入隊間もない彼女がエルリック班に提出された課題で発案した戦法であり、その有効性からのちにエルリック班の必修項目となった。 | ちなみに、[[レヴリアス]]と[[セリウス]]の合体攻撃である「'''チェイサー・コンビネーション'''」は、入隊間もない彼女がエルリック班に提出された課題で発案した戦法であり、その有効性からのちにエルリック班の必修項目となった。 | ||
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隊長でもあった父はアトリームをイディクスに滅ぼされた際に消息不明となっており、序盤で仲間になった直後のシェルディアから父が消息不明になった真相を聞かされたときには、そのことを黙っていたミストに平手打ちをして怒りを露わにしていた。 | 隊長でもあった父はアトリームをイディクスに滅ぼされた際に消息不明となっており、序盤で仲間になった直後のシェルディアから父が消息不明になった真相を聞かされたときには、そのことを黙っていたミストに平手打ちをして怒りを露わにしていた。 | ||
− | + | 普段は明るく気さくで、冷静な態度で振る舞っている為、一見すると知性的なメガネっ娘に思われがちだが、実際は非常に嫉妬深く陰険な一面も併せ持っており、ヒステリックとも言えるほど感情の起伏が激しい性格をしている。普段は一人で暴走してしまいがちなミストに対するブレーキ役を担っているのだが、アンジェリカが一度ヒステリーを起こしてしまうと、見事にミストと役割が逆転してしまう場面もある。また、後述にもあるシェルディア優柔不断EDでは、ミストを自分のものにする為に手段を選ばず、父親のエルリックと共謀してシェルディアをミストから引き離そうとするなど、ミストがドン引きするほどエゴイスティック且つ強引極まりない一面を見せている。 | |
尚、後述にある通り、話の中で[[地球]]で覚えたと思われることわざを度々持ち出すが、大半は間違って覚えている。 | 尚、後述にある通り、話の中で[[地球]]で覚えたと思われることわざを度々持ち出すが、大半は間違って覚えている。 | ||
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+ | ちなみにミストと並んで記憶喪失の振りをした[[バンプレストオリジナル]]キャラでもある。彼女がどの程度記憶喪失を装い通せたのかは不明だが、傍から見てバレバレもいいところなミストよりは流石にマシだったと思われる。 | ||
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦K]] |
− | : | + | :ヒロイン候補。[[地球]]に飛ばされた後、[[ビルドベース]]に拾われてオペレーターとなっていた。本作唯一の[[乳揺れ]]メンバーだが、過去シリーズと比べてもかなり控えめである。幼なじみで生まれ故郷では同じ部隊で戦っていた仲なのに、ルートによっては後から登場するシェルディアに彼を奪われる損な役回りな事も。 |
:ヒット&アウェイをデフォルトで習得しており、能力、技能、精神が優秀なためミストより格段に使いやすい。合体攻撃があるのもポイント。しかし最大の問題として性格が「普通」のため、非常に気力が上がりにくい。 | :ヒット&アウェイをデフォルトで習得しており、能力、技能、精神が優秀なためミストより格段に使いやすい。合体攻撃があるのもポイント。しかし最大の問題として性格が「普通」のため、非常に気力が上がりにくい。 | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | + | 総合的な能力はKのオリキャラ3人中最も高い。そのため、ソルヴリアスのメインパイロットに出来ない仕様に不満を漏らす声は多い。尤も、性格が「普通」のせいで意識して戦闘に参加させないと気力が上がらないという最大の問題を抱えており、'''能力に反して実際の使い勝手は悪い'''。セリウスの装甲が厚い上にシールドもあるので、被弾で気力を上げるのが基本になるが、回避してしまって気力が上がらない事もしばしば。このため、合体攻撃の相方役などの運用を考えると使い勝手はシェルディアの方が上である。彼女の真価が発揮されるのは[[セルケリウス]]に乗り換えてから。 | |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
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:機体がリアル系なのにバリバリスーパー系精神なミストと違い、加速や集中など使いやすい精神が揃っている。…というか、精神コマンド的にも能力的にも'''ミストよりよっぽどレヴリアスに噛み合っているのでは'''と思ってしまうが、正直なところ、'''気力が上がらなくなるので集中もひらめきもできれば使いたくない'''(性格:普通は'''回避で気力が上がらない''')。 | :機体がリアル系なのにバリバリスーパー系精神なミストと違い、加速や集中など使いやすい精神が揃っている。…というか、精神コマンド的にも能力的にも'''ミストよりよっぽどレヴリアスに噛み合っているのでは'''と思ってしまうが、正直なところ、'''気力が上がらなくなるので集中もひらめきもできれば使いたくない'''(性格:普通は'''回避で気力が上がらない''')。 | ||
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[スーパーロボット大戦K|K]] | ;[[スーパーロボット大戦K|K]] | ||
:'''[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]L5、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ|アタックコンボ]]L2''' | :'''[[ヒット&アウェイ]]、[[底力]]L5、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ|アタックコンボ]]L2''' | ||
70行目: | 68行目: | ||
:シェルディアとの関係を面白がって見ていた。 | :シェルディアとの関係を面白がって見ていた。 | ||
− | == | + | == 名台詞 == |
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
;「1年前とは違う…私はもう負けたりしない!」 | ;「1年前とは違う…私はもう負けたりしない!」 | ||
86行目: | 84行目: | ||
;「ちょっとミスト! 特攻って…倒せなかったってどういう事?」<br />「そんな事、ひと言も言わなかったじゃない!」<br />「ミストの嘘つき!」<br />「もうあなたなんか信じられない! 顔も見たくない!」 | ;「ちょっとミスト! 特攻って…倒せなかったってどういう事?」<br />「そんな事、ひと言も言わなかったじゃない!」<br />「ミストの嘘つき!」<br />「もうあなたなんか信じられない! 顔も見たくない!」 | ||
:第10話「黒き炎の将軍」より。シェルディアが仲間になった後、父エルリックが生死不明になった真相をシェルディアがベラベラと喋ってしまい、そのことを黙っていたミストに激怒して、平手打ちを食らわせてしまう。特攻と言う、エルリックがするはずがないと考えていた行動をとったことにショックを受けていた。 | :第10話「黒き炎の将軍」より。シェルディアが仲間になった後、父エルリックが生死不明になった真相をシェルディアがベラベラと喋ってしまい、そのことを黙っていたミストに激怒して、平手打ちを食らわせてしまう。特攻と言う、エルリックがするはずがないと考えていた行動をとったことにショックを受けていた。 | ||
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;(同じ地球人を化け物呼ばわりですって…?今回の件はミストが敏感すぎるような気もしたけど…宇宙の化け物だなんて言われたら私も悪口を言われてるみたいじゃない…何か別の意味で腹が立つわ…!) | ;(同じ地球人を化け物呼ばわりですって…?今回の件はミストが敏感すぎるような気もしたけど…宇宙の化け物だなんて言われたら私も悪口を言われてるみたいじゃない…何か別の意味で腹が立つわ…!) | ||
:第19話「星の扉、運命の扉・前編」より。[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]が通信でブルーコスモス的な発言をした際、近くで聞いていたアンジェリカは自分が異星人である故に怒りを露わにしていた。流石に状況が状況なので場を混乱させてはいけないと判断できていたようで、アンジェリカは内心で毒づくだけに留めた。 | :第19話「星の扉、運命の扉・前編」より。[[ヘスター・ギャロップ|ヘスター]]が通信でブルーコスモス的な発言をした際、近くで聞いていたアンジェリカは自分が異星人である故に怒りを露わにしていた。流石に状況が状況なので場を混乱させてはいけないと判断できていたようで、アンジェリカは内心で毒づくだけに留めた。 | ||
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;「確かに、今のまま殺し合いを続け、滅びの道を歩むようなら…」 <br />「私が仮に神様だとしたら、地球人を守る価値なんてないと判断するわ…」<br />「でも、ロゴスとデュランダル議長が倒れた今、地球は立ち直るチャンスなのよ!」 | ;「確かに、今のまま殺し合いを続け、滅びの道を歩むようなら…」 <br />「私が仮に神様だとしたら、地球人を守る価値なんてないと判断するわ…」<br />「でも、ロゴスとデュランダル議長が倒れた今、地球は立ち直るチャンスなのよ!」 | ||
− | : | + | :上記と同じく第20話におけるミストを諌める台詞の一文だが、言葉の節々に明らかに地球を見下す意識が滲み出ており、地球に対する認識はミストもアンジェリカも大して差が無いことが垣間見える。 |
;「ミストは私が絶対守ってみせる!この命に代えても…!」 | ;「ミストは私が絶対守ってみせる!この命に代えても…!」 | ||
110行目: | 106行目: | ||
=== シェルディアルート === | === シェルディアルート === | ||
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;「…………みんなひどいわね。あんなに薄情者だとは思わなかったわ」<br />「そんなの頭じゃわかってる。でも、陰口の一つくらいは叩かせて…!」 | ;「…………みんなひどいわね。あんなに薄情者だとは思わなかったわ」<br />「そんなの頭じゃわかってる。でも、陰口の一つくらいは叩かせて…!」 | ||
− | :第32話「リセットされる世界・後編」における[[ガズム]] | + | :第32話「リセットされる世界・後編」における[[ガズム]]との決戦を前にして、部隊の面々がガズムの打倒に意気込む中、その際にガズムに憑依された父の救出を叫ばなかった仲間達に対して不信感を覚え、大空魔竜の通路でミストに対して陰口をこぼす一幕の台詞。物語前半、度々地球人や仲間への悪意を露にしていたミストを諌め、彼に地球人や仲間達を信じることを促してきたアンジェリカだったが、皮肉な事にこの場面では「仲間への悪意を露にするアンジェリカと、それを諌めるミスト」という構図になっており、見事に二人の関係がそれまでとは真逆になってしまっている。納得はできないが頭では理解できていることはアンジェリカ当人も自覚していた。 |
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;「…ごめんね、ミスト。お父さんに言われたの」<br />「多少強引な手を使っても、あなたを私のモノにしろって…」 | ;「…ごめんね、ミスト。お父さんに言われたの」<br />「多少強引な手を使っても、あなたを私のモノにしろって…」 | ||
− | : | + | :シェルディアルート優柔不断ENDにて。エルリックがシェルディアに対してダンナーベースの訓練学校への入学・通学を命じ、シェルディアに代わるミストの新たなパートナーとしてアンジェリカを任命する中、ミストに対して漏らした「事の真意」。当然、事の真意を知ったシェルディアは激怒し…… |
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;「シェルディア。これからが本当の勝負よ…」<br />「あなたの手から、ミストを奪い返してみせるわ…!」 | ;「シェルディア。これからが本当の勝負よ…」<br />「あなたの手から、ミストを奪い返してみせるわ…!」 | ||
− | : | + | :上記の台詞の後の、シャルティール親子の真意を知りそのやり方に激怒するシェルディアに対して一笑に付するような態度で宣戦布告を突きつけて。しかし、アンジェリカのこのやり方(父の権力を利用してシェルディアを無理矢理ミストから引き離し、自分はミストのパートナーの座に強引に収まり、彼女の居場所を奪い取る)は「恋愛の勝負」としても明らかにフェアな手段ではなく、利己的で卑怯な手段としか言いようがない、モラルの欠けた大いに問題のあるものである。これまでのSRWシリーズにおいても[[三角関係|一人の男性を巡る二人の女性の争い]]は何度も描かれているが、味方サイドの登場人物でヒロインがもう一方のライバルヒロインをここまで露骨なやり口で排除しようとする展開は殆ど無い。このエンディングの場合これが彼女の最後の台詞であり、そのやり口もあり後味も心証も非常に悪いラストシーンといわざるを得ない。 |
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== 間違ったことわざ == | == 間違ったことわざ == | ||
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;「もう一回言ってあげる! 馬鹿! 大馬鹿! 観察力ゼロ!! 疑心暗器!!」 | ;「もう一回言ってあげる! 馬鹿! 大馬鹿! 観察力ゼロ!! 疑心暗器!!」 | ||
:第19話「星の扉、運命の扉・前編」より。元の言葉は『疑心暗'''鬼'''』。彼女が言うには疑う心を持つ者は、暗器の使い手を雇う事となり闇の世界へと堕ちる…あるいは人の事を信じない人はそれなりの道を歩む事になると言う。ミストからは間違って覚えているんじゃないかと突っ込まれたが、本を読んで覚えたらしい。……一体何を読んだのか、気になるところである。 | :第19話「星の扉、運命の扉・前編」より。元の言葉は『疑心暗'''鬼'''』。彼女が言うには疑う心を持つ者は、暗器の使い手を雇う事となり闇の世界へと堕ちる…あるいは人の事を信じない人はそれなりの道を歩む事になると言う。ミストからは間違って覚えているんじゃないかと突っ込まれたが、本を読んで覚えたらしい。……一体何を読んだのか、気になるところである。 | ||
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