「白兵戦」を編集中
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− | '''白兵戦''' | + | '''白兵戦'''の元来の定義は「刀剣や長柄武器などの白刃(白刃:はくじん)の付いた武装を用いる近接戦闘」であり「弓や銃器を使って行う射撃戦や銃撃戦の対義語」かつ「殴打や組付き、関節極めなど徒手空拳格闘との対義語」である<ref>SRW内において人型兵器類が各種白兵武装を使った戦闘を「格闘」属性としているのはゲームシステム上の都合に過ぎない。</ref>。 |
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+ | ただし本項目では主にロボットアニメで使われる「搭乗型兵器<ref>ロボットや戦闘機・戦車に限らず、戦艦や基地の銃座等も含む。一方で(等身大の)パワードスーツは含まない事が多い。</ref>を使わない生身での戦闘(=銃撃戦も含む)」を指すものとする。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | ロボット同士の戦いではなく、[[戦艦]]内や基地内で生身での激闘や銃撃戦となるシナリオ開始前や開始後のイベント展開(生身でも1対1の決闘は別とする)。ロボットアニメ・ゲームにおいては主力商品たるロボットが目立てないシーンということになるのであまり多く扱われることはない。 | |
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− | + | 原作アニメで例えるなら『[[機動戦士ガンダム]]』でいう[[ランバ・ラル隊]]による[[ホワイトベース]]に対してのゲリラ攻撃や[[ア・バオア・クー]]での[[ジオン公国軍]]との銃撃戦<ref>そもそも「白兵戦=生身での戦闘」の意味となった事自体がガンダム由来である。</ref>、あるいは『[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版エヴァンゲリオン]]』の[[自衛隊|戦略自衛隊]]による[[ネルフ]]攻撃などが相当する。 | |
− | + | 作品によってメンバーが違ってくるとはいえ、総じて生身での戦闘でも強いメンバーが常に揃っている。逆にそういうメンバーばかりが揃う作品では白兵戦は見られない。ただし今川作品(『[[機動武闘伝Gガンダム]]』や『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』)は例外で白兵戦をやる事が多い。 | |
− | + | 具体的にはGガンダム陣営や十傑衆といった今川作品群の他に、戦闘訓練を受けたスカルチームや徹也、格闘技経験者であるカミーユや竜崎一矢が担当する。 | |
白兵戦におけるやり取りでは『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]と[[ジン・ジャハナム]]のやり取りが印象的。壮絶な白兵戦を前にして、口元に笑みを浮かべ、力を抜いたやり取りをしている。 | 白兵戦におけるやり取りでは『[[機動戦士Vガンダム]]』の[[ロベルト・ゴメス|ゴメス]]と[[ジン・ジャハナム]]のやり取りが印象的。壮絶な白兵戦を前にして、口元に笑みを浮かべ、力を抜いたやり取りをしている。 | ||
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== 登場作品 == | == 登場作品 == | ||
=== [[旧シリーズ]] === | === [[旧シリーズ]] === | ||
;[[スーパーロボット大戦F]] | ;[[スーパーロボット大戦F]] | ||
− | :[[ロンデニオン]]で[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]が人質を取って奇襲を企んだ。武術の心得がある[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]、[[司馬亮|亮]]、[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[マサキ・アンドー|マサキ]]、[[ダバ・マイロード|ダバ]]、[[主人公]]の選抜メンバーが先行出撃する……が、[[マシュマー・セロ|マシュマー]]が人質を解放してくれたので結局ドンパチはやらない。おかげで[[ダンクーガ]] | + | :[[ロンデニオン]]で[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]が人質を取って奇襲を企んだ。武術の心得がある[[カミーユ・ビダン|カミーユ]]、[[ドモン・カッシュ|ドモン]]、[[司馬亮|亮]]、[[ショウ・ザマ|ショウ]]、[[マサキ・アンドー|マサキ]]、[[ダバ・マイロード|ダバ]]、[[主人公]]の選抜メンバーが先行出撃する……が、[[マシュマー・セロ|マシュマー]]が人質を解放してくれたので結局ドンパチはやらない。おかげで[[ダンクーガ]]が分離した状態になるが[[ロンド・ベル]]本隊が来る頃には大体終わっている。 |
=== [[αシリーズ]] === | === [[αシリーズ]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ||
:[[アイビス・ダグラス|アイビス]]を[[主人公]]に選んだ場合、序盤において[[木星帝国兵]]と白兵戦を行う場面がある。その際、武術の心得がある[[竜崎一矢|一矢]]や[[夕月京四郎|京四郎]]が活躍していた。 | :[[アイビス・ダグラス|アイビス]]を[[主人公]]に選んだ場合、序盤において[[木星帝国兵]]と白兵戦を行う場面がある。その際、武術の心得がある[[竜崎一矢|一矢]]や[[夕月京四郎|京四郎]]が活躍していた。 | ||
− | ;[[第3次スーパーロボット大戦α | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α]] |
:[[オービットベース]]による[[機界原種|原種]]の襲撃で、重火器で応戦。[[浪花十三]]の特技である射撃の腕が遺憾なく発揮された場面でもある。流石に素手で立ち向かったのは[[サイボーグ]]の[[獅子王凱]]ぐらいだが、[[セレーナ・レシタール]]のように、格闘武器による接近戦を挑んで圧倒した者もいる。 | :[[オービットベース]]による[[機界原種|原種]]の襲撃で、重火器で応戦。[[浪花十三]]の特技である射撃の腕が遺憾なく発揮された場面でもある。流石に素手で立ち向かったのは[[サイボーグ]]の[[獅子王凱]]ぐらいだが、[[セレーナ・レシタール]]のように、格闘武器による接近戦を挑んで圧倒した者もいる。 | ||
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:また、テキストだけだが35話では[[ガミアQ]]4体を竜馬たちがスクラップにした。 | :また、テキストだけだが35話では[[ガミアQ]]4体を竜馬たちがスクラップにした。 | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | ||
− | :[[アッシュフォード学園]] | + | :[[アッシュフォード学園]]を襲撃したテロリストを[[兜甲児 (真マジンガー)|甲児]]、[[明神タケル|タケル]]、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]、[[クロウ・ブルースト|クロウ]]、[[シリウス・ド・アリシア|シリウス]]、[[ヒューズ・ガウリ|ガウリ]]、[[天空侍斗牙|斗牙]]、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]、[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]らが撃退。その後テロリストの機動部隊との交戦が始まる。この時の白兵戦は前作のような派手な大立ち回りこそ無いが、打撃音に加えシリウスらのものと思われる斬撃の音やタケルの超能力による衝撃波の音が聴こえるため、やはりそれなりに暴れている模様。 |
:この時すぐ近くにいた[[枢木スザク|スザク]]は[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が記憶を取り戻しているかを確かめるため、[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]を見殺しにしようとし、直後に罪悪感に苛まれる。 | :この時すぐ近くにいた[[枢木スザク|スザク]]は[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]が記憶を取り戻しているかを確かめるため、[[シャーリー・フェネット|シャーリー]]を見殺しにしようとし、直後に罪悪感に苛まれる。 | ||
− | :第46話では[[エウレカ]] | + | :第46話では[[エウレカ]]とエスターの救出のためにパレス・インサラウム内部での白兵戦が展開され、そこでは突入部隊が隊長の星刻にクロウ、マルグリット、アレルヤ、アスラン、竜馬、甲児、シモン、ヴィラル、タケル、斗牙、レントン、後方からの火器管制によるバックアップがゲイン、ヨーコ、ロックオン、ミシェル、ヒイロ、トロワ、万丈、外部からの陽動役がエレメント、サンドラット、ガウリ隊、くろがね5人衆、兵員輸送がキリコと黒の騎士団と細かく役割分担が行われた。 |
:第48話でもタケルや[[獣戦機隊]]が敵に占領された施設へ乗り込んだり[[大塚茂|大塚長官]]が[[イザベル・クロンカイト (ダンクーガノヴァ)|イザベル]]を襲おうとした[[シルバー兵士]]をいとも容易く撃破しゲイナーやワッ太を驚愕させた。 | :第48話でもタケルや[[獣戦機隊]]が敵に占領された施設へ乗り込んだり[[大塚茂|大塚長官]]が[[イザベル・クロンカイト (ダンクーガノヴァ)|イザベル]]を襲おうとした[[シルバー兵士]]をいとも容易く撃破しゲイナーやワッ太を驚愕させた。 | ||
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ||
− | :大規模な白兵戦はないが、個人レベルの小競り合いはそこそこで見られ、第2話ではヒビキと宗介が早速やり合っている。印象的なのは「やりすぎのウォークライ」クリア時、襲ってきた[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]] | + | :大規模な白兵戦はないが、個人レベルの小競り合いはそこそこで見られ、第2話ではヒビキと宗介が早速やり合っている。印象的なのは「やりすぎのウォークライ」クリア時、襲ってきた[[ブロッケン伯爵|ブロッケン]]&鉄仮面軍団を宗介の特訓で「出来上がった」ラグビー部の面々が蹴散らした場面。 |
:33話「Roger The Negotiator」では[[ガドライト・メオンサム]]を捕獲すべく部隊全員が総出で襲い掛かる(一人対部隊の白兵戦要員全員)という状況が発生したが、「いがみ合う双子」のスフィア・アクトを食らって止められている。 | :33話「Roger The Negotiator」では[[ガドライト・メオンサム]]を捕獲すべく部隊全員が総出で襲い掛かる(一人対部隊の白兵戦要員全員)という状況が発生したが、「いがみ合う双子」のスフィア・アクトを食らって止められている。 | ||
− | :第42話「女神の来日」では温泉を覗きに向かう面々+事情を知らないヒビキと、護衛に入っていた[[プリベンター]] | + | :第42話「女神の来日」では温泉を覗きに向かう面々+事情を知らないヒビキと、護衛に入っていた[[プリベンター]]の面々が大立ち回りを繰り広げた。また反対のルートの「仁義無きファンシーZ」ではヤクザの対立に巻き込まれたボランティア部の面々とくろがね五人衆が本物の白兵戦を展開(五人衆は手加減抜きで実弾・爆弾も使用)。 |
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] | ||
:第14話にてサイデリアルに囚われたシェリルとランカを救出するために、ミスリルSRTメンバーやエコーズ、キリコ、ハレルヤ、甲児、竜馬が大立ち回りを繰り広げ自身の策に自信を持っていたギルターをたちまち凍りつかせた他、宇宙ルート第40話にて袖付きに占拠されたソレスタルビーイング号内部にて白兵戦が繰り広げられた。 | :第14話にてサイデリアルに囚われたシェリルとランカを救出するために、ミスリルSRTメンバーやエコーズ、キリコ、ハレルヤ、甲児、竜馬が大立ち回りを繰り広げ自身の策に自信を持っていたギルターをたちまち凍りつかせた他、宇宙ルート第40話にて袖付きに占拠されたソレスタルビーイング号内部にて白兵戦が繰り広げられた。 | ||
:宗介救出ルート第19話にてクラマに捕まったナミを救出し、宗介を援護する為、スザク、キリコ、ヒイロ、ミスリルメンバーらが狙撃からの銃撃戦を展開する。なお、原作では死亡するはずのナミを、ブーストアップしたヒビキが狙撃と同時に接近して救出するというif展開でもある。これもある意味、[[スパロボ補正]]といえよう。 | :宗介救出ルート第19話にてクラマに捕まったナミを救出し、宗介を援護する為、スザク、キリコ、ヒイロ、ミスリルメンバーらが狙撃からの銃撃戦を展開する。なお、原作では死亡するはずのナミを、ブーストアップしたヒビキが狙撃と同時に接近して救出するというif展開でもある。これもある意味、[[スパロボ補正]]といえよう。 | ||
− | : | + | :原作に比べると相当省略されているが、宗介とカリーニンのナイフによる最終決戦も再現されている。 |
=== COMPACTシリーズ === | === COMPACTシリーズ === | ||
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=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;[[スーパーロボット大戦64]] | ;[[スーパーロボット大戦64]] | ||
− | :1対1の決闘ではご存知、[[衝撃のアルベルト]]と[[東方不敗マスター・アジア]] | + | :1対1の決闘ではご存知、[[衝撃のアルベルト]]と[[東方不敗マスター・アジア]]のライバル対決兼[[声優ネタ]]がある。[[ドモン・カッシュ|ドモン]]のイベントも有る。 |
− | :さらに[[レディ・アン]]率いる[[ドーリアン外務次官]] | + | :さらに[[レディ・アン]]率いる[[ドーリアン外務次官]]暗殺部隊と、それを阻止できず娘の[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]のみの救出に留まった[[アラン・イゴール]]率いる[[カラバ]]の部隊との銃撃戦。DG細胞に侵されたチボデー、ジョルジュ、サイ・サイシー、アルゴを迎撃するドモン、[[トロワ・バートン|トロワ]]、[[張五飛|五飛]]、[[銀鈴]]。[[獣戦機隊基地]]に侵入したアルベルトを迎撃する[[ロス・イゴール|イゴール長官]]とシュバルツと、参戦作品と世界観の兼ね合いで集団戦も意外と多い。 |
;[[スーパーロボット大戦MX]] | ;[[スーパーロボット大戦MX]] | ||
:[[百鬼帝国]]との決戦で[[ドモン・カッシュ|ドモン]]と[[ロム・ストール|ロム]]、[[神隼人|隼人]]が大暴れする。 | :[[百鬼帝国]]との決戦で[[ドモン・カッシュ|ドモン]]と[[ロム・ストール|ロム]]、[[神隼人|隼人]]が大暴れする。 | ||
;[[スーパーロボット大戦NEO]] | ;[[スーパーロボット大戦NEO]] | ||
:[[新早乙女研究所]]に[[鬼]]が来襲した際、原作同様に[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]達が駆除したり、ドモンが鬼を退治したりする。なお竜馬の白兵戦の描写は多く、[[アースティア]]で[[月心]]と共に鬼を退治したり、[[ドラゴナイト]]を打ちのめしたりする。 | :[[新早乙女研究所]]に[[鬼]]が来襲した際、原作同様に[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]達が駆除したり、ドモンが鬼を退治したりする。なお竜馬の白兵戦の描写は多く、[[アースティア]]で[[月心]]と共に鬼を退治したり、[[ドラゴナイト]]を打ちのめしたりする。 | ||
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=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
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== 原作における白兵戦 == | == 原作における白兵戦 == | ||
=== ダイナミック企画 === | === ダイナミック企画 === | ||
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;[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] | ;[[マジンガーZ (TV)|マジンガーZ]] | ||
− | : | + | :永井豪の漫画版において、[[ボス]]と[[ムチャ]]が[[ブロッケン伯爵]]率いる鉄十字軍団相手に「フットボール作戦」と称し、ブロッケンの首の争奪戦を繰り広げた。この戦いは『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』でも再現されている。 |
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:その他[[ガミアQ]]など白兵戦に特化した戦力もある(アニメでは登場しなかったが)。 | :その他[[ガミアQ]]など白兵戦に特化した戦力もある(アニメでは登場しなかったが)。 | ||
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;[[ゲッターロボ]]([[ゲッターロボG|G]]) | ;[[ゲッターロボ]]([[ゲッターロボG|G]]) | ||
− | : | + | :ゲッターチームの3人はいずれも格闘技の達人であり、アニメ、漫画共に[[恐竜帝国]]や[[百鬼帝国]]の兵士相手に白兵戦を行う機会が少なくなかった。基本的には[[早乙女研究所|早乙女]][[新早乙女研究所|研究所]]に敵が来るが、こちらから敵の陣地に攻め込む場合もある。 |
;[[ゲッターロボ號]](漫画版) | ;[[ゲッターロボ號]](漫画版) | ||
− | :[[ | + | :嘗て[[神隼人|隼人]]が蛇牙城(ベガゾーン)を単独で破壊工作を行った事が劇中語られている。また終盤、廃墟となった新早乙女研究所を恐竜帝国が襲撃した際には[[一文字號|號]]や[[大道剴|剴]]が白兵戦を行っている。 |
;[[真ゲッターロボ 世界最後の日]] | ;[[真ゲッターロボ 世界最後の日]] | ||
:物語を通して[[インベーダー]]相手に銃撃戦を繰り広げる事が多かった。なお本作はそうでもないが、OVA版のゲッターは基本的に怪物を素手で倒してしまう事も多い。 | :物語を通して[[インベーダー]]相手に銃撃戦を繰り広げる事が多かった。なお本作はそうでもないが、OVA版のゲッターは基本的に怪物を素手で倒してしまう事も多い。 | ||
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;[[新ゲッターロボ]] | ;[[新ゲッターロボ]] | ||
:とにかく白兵戦が多く、[[鬼]]の襲来で[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]内部で戦闘を行い研究社員は食い殺されたり、鬼にされる。[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]、[[神隼人 (OVA)|隼人]]、[[武蔵坊弁慶|弁慶]]が戦闘を行い排除したりする。ちなみに隼人が最初に登場したシーンはゲリラ戦に近い戦闘をしている(正しくはテロ行為)。 | :とにかく白兵戦が多く、[[鬼]]の襲来で[[新早乙女研究所|早乙女研究所]]内部で戦闘を行い研究社員は食い殺されたり、鬼にされる。[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]、[[神隼人 (OVA)|隼人]]、[[武蔵坊弁慶|弁慶]]が戦闘を行い排除したりする。ちなみに隼人が最初に登場したシーンはゲリラ戦に近い戦闘をしている(正しくはテロ行為)。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]] |
− | : | + | :[[海動剣|地獄]][[真上遼|コンビ]]と[[由木翼|由木]]の三人が[[キバの輩]]と交戦。また、海動は一人でガラン軍の本拠地に乗り込み、[[ガラン軍兵士]]相手に大暴れしていた。 |
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=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
;[[機動戦士ガンダム]] | ;[[機動戦士ガンダム]] | ||
− | :[[ランバ・ラル隊]]による[[ホワイトベース]]へのゲリラ攻撃と、[[ア・バオア・クー]]での[[ジオン軍]] | + | :[[ランバ・ラル隊]]による[[ホワイトベース]]へのゲリラ攻撃と、[[ア・バオア・クー]]での[[ジオン軍]]との銃撃戦が知られる。 |
:しかしながら作中で最も有名な白兵戦は、[[ガンダム]]と[[ジオング]]が相討ちに終わった後に行われた[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[シャア・アズナブル|シャア]]とのレイピアでの決闘であろう。ちなみに決闘の結果、アムロは右肩を貫かれて負傷し、シャアは額に突きを受けるが、ヘルメットによってレイピアが途中で折れ、多少傷を負った程度で済んでいる(シャア曰く'''「ヘルメットがなければ即死だった」''')。 | :しかしながら作中で最も有名な白兵戦は、[[ガンダム]]と[[ジオング]]が相討ちに終わった後に行われた[[アムロ・レイ|アムロ]]と[[シャア・アズナブル|シャア]]とのレイピアでの決闘であろう。ちなみに決闘の結果、アムロは右肩を貫かれて負傷し、シャアは額に突きを受けるが、ヘルメットによってレイピアが途中で折れ、多少傷を負った程度で済んでいる(シャア曰く'''「ヘルメットがなければ即死だった」''')。 | ||
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;[[機動戦士Ζガンダム]] | ;[[機動戦士Ζガンダム]] | ||
− | : | + | :グラナダに入港している[[ティターンズ]]の巡洋艦を強奪するために、連邦軍と連携して白兵戦を仕掛けた。 |
;[[機動戦士ガンダムΖΖ]] | ;[[機動戦士ガンダムΖΖ]] | ||
:[[ゴットン・ゴー|ゴットン]]が拿捕したランチを囮にして、捕虜となっていた[[キャラ・スーン|キャラ]]の奪還とアーガマ鹵獲を目論んで殴り込みをかけた。 | :[[ゴットン・ゴー|ゴットン]]が拿捕したランチを囮にして、捕虜となっていた[[キャラ・スーン|キャラ]]の奪還とアーガマ鹵獲を目論んで殴り込みをかけた。 | ||
+ | ;[[機動戦士Vガンダム]] | ||
+ | :[[カイラスギリー]]攻防戦にて、[[リガ・ミリティア]]は虎の子の戦艦2隻を捨て駒にして[[スクイード|敵旗艦]]に接舷し、白兵戦にてこれを[[リーンホースJr.|制圧・奪取]]した。上述のやりとりはその際のもの。 | ||
;[[機動戦士ガンダムUC]] | ;[[機動戦士ガンダムUC]] | ||
:MS対MSだけでなく人対人や人対MS戦にまで長けている「エコーズ」が登場するだけあり、他のガンダム作品より比較的白兵戦描写が多い。作中冒頭の「インダストリアル7」における袖付きとエコーズ、そしてビスト財団による三つ巴の戦いは有名。 | :MS対MSだけでなく人対人や人対MS戦にまで長けている「エコーズ」が登場するだけあり、他のガンダム作品より比較的白兵戦描写が多い。作中冒頭の「インダストリアル7」における袖付きとエコーズ、そしてビスト財団による三つ巴の戦いは有名。 | ||
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;[[機動武闘伝Gガンダム]] | ;[[機動武闘伝Gガンダム]] | ||
− | :作品の特性上、'''本来の意味での''' | + | :作品の特性上、'''本来の意味での'''白兵戦のシーンが多い。また、人対MSのシーンなどは[[生身ユニット]]という形でスパロボでの再現があることも。 |
;[[新機動戦記ガンダムW]] | ;[[新機動戦記ガンダムW]] | ||
− | : | + | :[[張五飛]]と[[トレーズ・クシュリナーダ]]、[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]と[[ドロシー・カタロニア]]、それぞれが剣を用いた白兵戦を行った。 |
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;[[機動新世紀ガンダムX]] | ;[[機動新世紀ガンダムX]] | ||
− | :[[ゾンダーエプタ]] | + | :[[ゾンダーエプタ]]において、政府再建委員会とフリーデン一行の戦いが描かれた。 |
;[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]] | ;[[∀ガンダム (TV)|∀ガンダム]] | ||
:最終決戦において[[モビルスーツ]]戦で相討ちとなった[[ロラン・セアック|ロラン]]と[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が刀を用いての一騎討ちを行う。ロランに刀を折られてもなお食い下がろうとするギンガナムを、ナノマシンが捕らえることによって終結。 | :最終決戦において[[モビルスーツ]]戦で相討ちとなった[[ロラン・セアック|ロラン]]と[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]が刀を用いての一騎討ちを行う。ロランに刀を折られてもなお食い下がろうとするギンガナムを、ナノマシンが捕らえることによって終結。 | ||
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:前作同様に第1話から白兵戦によるガンダム強奪から始まるが、前作は[[ザフト]]側によるものだったのに対し、今作は[[地球連合軍]]側が行った。第13話では[[ラクス・クライン]]の[[暗殺]]を目論む者たちとキラ・ヤマト達が交戦。修羅場を潜った[[アンドリュー・バルトフェルド|バルドフェルド]]や、地の利があるキラの敵ではなかった。さらに、マリューも何人か暗殺者を撃退しており、彼女が[[ナチュラル]]ということを考えると驚異的な実力という他はない。 | :前作同様に第1話から白兵戦によるガンダム強奪から始まるが、前作は[[ザフト]]側によるものだったのに対し、今作は[[地球連合軍]]側が行った。第13話では[[ラクス・クライン]]の[[暗殺]]を目論む者たちとキラ・ヤマト達が交戦。修羅場を潜った[[アンドリュー・バルトフェルド|バルドフェルド]]や、地の利があるキラの敵ではなかった。さらに、マリューも何人か暗殺者を撃退しており、彼女が[[ナチュラル]]ということを考えると驚異的な実力という他はない。 | ||
;[[機動戦士ガンダム00]] | ;[[機動戦士ガンダム00]] | ||
− | :2ndシーズン1話では[[刹那・F・セイエイ|刹那]] | + | :2ndシーズン1話では[[刹那・F・セイエイ|刹那]]がアロウズの基地で白兵戦を行い、強制連行されていた[[沙慈・クロスロード|沙慈]]と再会を果たす。 |
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;[[SDガンダム外伝]] | ;[[SDガンダム外伝]] | ||
:登場キャラの一部はロボットの外観だが設定としては[[生身ユニット|生きた種族]]であるため、『ジークジオン編』と『円卓の騎士』までの作中の戦闘は全て白兵戦である(『聖機兵物語』以降は機兵の登場により巨大ロボット戦が発生するようになる)。なお、後述の『三国伝』とは違い、普通の人間も存在するどころか、騎士アムロに至っては'''最終的に生身で機兵を倒せるようになる'''。 | :登場キャラの一部はロボットの外観だが設定としては[[生身ユニット|生きた種族]]であるため、『ジークジオン編』と『円卓の騎士』までの作中の戦闘は全て白兵戦である(『聖機兵物語』以降は機兵の登場により巨大ロボット戦が発生するようになる)。なお、後述の『三国伝』とは違い、普通の人間も存在するどころか、騎士アムロに至っては'''最終的に生身で機兵を倒せるようになる'''。 | ||
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=== スーパー系 === | === スーパー系 === | ||
;[[大空魔竜ガイキング]] | ;[[大空魔竜ガイキング]] | ||
− | : | + | :主に暗黒鳥人相手に行われ、大空魔竜の面々はそれぞれの得意技で戦っていた。 |
;[[ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU]] | ;[[ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU]] | ||
− | : | + | :ダリウス軍のドルイド兵やエルカゲス(量産型)相手に、[[キャプテン・ガリス]]や[[フジヤマ・シズカ|シズカ]]、[[リー・ジェンシン|リー]]らが応戦するシーンがあるほか、最終章では[[ノーザ]]と[[次大帝プロイスト]]が天蓋都市内部で一騎打ちを行っている。 |
;[[超電磁ロボ コン・バトラーV]] | ;[[超電磁ロボ コン・バトラーV]] | ||
:主人公である[[葵豹馬]]が、前半のライバル[[ガルーダ]]や後半のライバル[[ダンゲル将軍]]と一騎打ちをする。[[浪花十三]]の射撃による活躍も多い。 | :主人公である[[葵豹馬]]が、前半のライバル[[ガルーダ]]や後半のライバル[[ダンゲル将軍]]と一騎打ちをする。[[浪花十三]]の射撃による活躍も多い。 | ||
186行目: | 153行目: | ||
:ボルテスチームがそれぞれ武術に練達しているのもあって地球防衛軍本部や[[ビッグファルコン]]等で[[ボアザン帝国|ボアザン軍]]との白兵戦が何度か行われている。 | :ボルテスチームがそれぞれ武術に練達しているのもあって地球防衛軍本部や[[ビッグファルコン]]等で[[ボアザン帝国|ボアザン軍]]との白兵戦が何度か行われている。 | ||
;[[宇宙大帝ゴッドシグマ]] | ;[[宇宙大帝ゴッドシグマ]] | ||
− | :トリニティエネルギーを巡ってトリニティシティ内部でしばしば[[エルダー軍]] | + | :トリニティエネルギーを巡ってトリニティシティ内部でしばしば[[エルダー軍]]の一般兵とトリニティシティ側との銃撃戦が行なわれ、イオでもイオの住民とエルダー軍との戦いが何度も発生している。最終回では子供である翔太やミチに非戦闘員ポジだったミナコまで苛烈な銃撃戦に参加している。 |
;[[無敵超人ザンボット3]] | ;[[無敵超人ザンボット3]] | ||
− | :主人公たちは子供なので戦うとしても地球人同士でのケンカくらいだが、[[神北兵左衛門|兵左衛門]]と[[神源五郎|源五郎]]が[[バンドック]]に乗り込み[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]] | + | :主人公たちは子供なので戦うとしても地球人同士でのケンカくらいだが、[[神北兵左衛門|兵左衛門]]と[[神源五郎|源五郎]]が[[バンドック]]に乗り込み[[キラー・ザ・ブッチャー|ブッチャー]]の手下たちと銃撃戦を行った。 |
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;[[無敵鋼人ダイターン3]] | ;[[無敵鋼人ダイターン3]] | ||
:生身での[[破嵐万丈]]のアクションにも力が入れられており、[[ソルジャー (ダイターン)|ソルジャー]]や[[コマンダー (ダイターン)|コマンダー]]相手の銃撃戦や立ち回りも多い。 | :生身での[[破嵐万丈]]のアクションにも力が入れられており、[[ソルジャー (ダイターン)|ソルジャー]]や[[コマンダー (ダイターン)|コマンダー]]相手の銃撃戦や立ち回りも多い。 | ||
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;[[伝説巨神イデオン]] | ;[[伝説巨神イデオン]] | ||
:劇場版・発動編で、[[ハルル・アジバ]]隊による白兵戦闘で、男女子供問わず大多数の犠牲者を出した。 | :劇場版・発動編で、[[ハルル・アジバ]]隊による白兵戦闘で、男女子供問わず大多数の犠牲者を出した。 | ||
:小説版では、[[バッフ・クラン]]にとって白兵戦は「過去の遺物」扱いで、申しわけ程度の訓練しか組まれていないことが語られている。そのため「地球人と白兵戦を展開せよ」と命令されても、多くの将兵が'''「ハクヘイって何だ?」と首をかしげる'''エピソードがあり、実際に白兵戦命令に即応できたのは、勤勉者と時代劇マニアだけであった。ただし、白兵戦用の小型メカ「ジョング」の開発が行われるなど、全く軽視していた訳ではない。 | :小説版では、[[バッフ・クラン]]にとって白兵戦は「過去の遺物」扱いで、申しわけ程度の訓練しか組まれていないことが語られている。そのため「地球人と白兵戦を展開せよ」と命令されても、多くの将兵が'''「ハクヘイって何だ?」と首をかしげる'''エピソードがあり、実際に白兵戦命令に即応できたのは、勤勉者と時代劇マニアだけであった。ただし、白兵戦用の小型メカ「ジョング」の開発が行われるなど、全く軽視していた訳ではない。 | ||
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;[[勇者王ガオガイガー]]、[[勇者王ガオガイガーFINAL]] | ;[[勇者王ガオガイガー]]、[[勇者王ガオガイガーFINAL]] | ||
:[[獅子王凱]]がサイボーグ→エヴォリュダーであることから、等身大の敵と白兵戦を行うこともあった。 | :[[獅子王凱]]がサイボーグ→エヴォリュダーであることから、等身大の敵と白兵戦を行うこともあった。 | ||
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;[[NG騎士ラムネ&40]] | ;[[NG騎士ラムネ&40]] | ||
:物語序盤では[[ドン・ハルマゲ]]の配下や[[ダ・サイダー]]相手に[[勇者ラムネス|ラムネス]]がアストロゴマによる白兵戦を行う。なお、ダ・サイダーの武器は主に刀であり、自前の銃は殆ど使用しない。 | :物語序盤では[[ドン・ハルマゲ]]の配下や[[ダ・サイダー]]相手に[[勇者ラムネス|ラムネス]]がアストロゴマによる白兵戦を行う。なお、ダ・サイダーの武器は主に刀であり、自前の銃は殆ど使用しない。 | ||
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;[[覇王大系リューナイト]] | ;[[覇王大系リューナイト]] | ||
:メインキャラの[[リュー]]使いたちは武技・魔法・[[忍者|忍術]]・銃などに通じており生身の戦闘能力にも秀でている。前哨戦的に生身で戦い、山場でリュー同士の戦闘というパターンも見られる。 | :メインキャラの[[リュー]]使いたちは武技・魔法・[[忍者|忍術]]・銃などに通じており生身の戦闘能力にも秀でている。前哨戦的に生身で戦い、山場でリュー同士の戦闘というパターンも見られる。 | ||
;[[魔神英雄伝ワタル]] | ;[[魔神英雄伝ワタル]] | ||
:[[創界山]]の人々に猛威を振るう[[ブリキントン]]相手に[[戦部ワタル]]一行がそれぞれの武器・術で戦う。なお、ワタルは基本へん玉レッドを使用するが、敵とプロレス勝負を行ったり、『真魔神英雄伝ワタル』では現世界から駆けつけ徒手空拳でブリキントンを倒したこともある。 | :[[創界山]]の人々に猛威を振るう[[ブリキントン]]相手に[[戦部ワタル]]一行がそれぞれの武器・術で戦う。なお、ワタルは基本へん玉レッドを使用するが、敵とプロレス勝負を行ったり、『真魔神英雄伝ワタル』では現世界から駆けつけ徒手空拳でブリキントンを倒したこともある。 | ||
+ | :『魔神英雄伝ワタル 終わりなき時の物語』では、[[魔神 (ワタル)|魔神]]が一切登場しない白兵戦のみとなっている。 | ||
;[[GEAR戦士電童 (TV)|GEAR戦士電童]] | ;[[GEAR戦士電童 (TV)|GEAR戦士電童]] | ||
− | :流石に主人公コンビは小学生なので白兵戦の描写は無い(洗脳された[[草薙北斗|北斗]]と[[出雲銀河|銀河]] | + | :流石に主人公コンビは小学生なので白兵戦の描写は無い(洗脳された[[草薙北斗|北斗]]と[[出雲銀河|銀河]]が殴り合ったくらい)が、反面ヒロインである[[ベガ]]はことあるごとに巨大な敵相手にベーゴマ爆弾等の武器で果敢に立ち向かっており、[[アルテア]]や[[ゼロ (電童)|ゼロ]]など[[機械帝国ガルファ]]の刺客とも交戦している。スパロボにおいても、武装バイク[[ワルキューレ]]と共に生身で参戦し[[東方不敗]]ばりの活躍を見せてくれる。 |
;[[J9シリーズ]]3部作 | ;[[J9シリーズ]]3部作 | ||
:[[コズモレンジャーJ9]]は白兵戦で直接ターゲットを仕留めるという展開になる事が多く、[[カーメン・カーメン]]との最終決戦時においてもその例に漏れず[[カーメン・カーメン旗艦|旗艦]]内部に乗り込んでいた。[[銀河烈風隊]]も原作序盤では[[バクシンガー]]以外に戦闘ロボを持っていないこともあり、一般隊員はバイクを乗り回しての白兵戦に臨む事が多かった。[[JJ9]]も各地のならず者やブラディ・シンジケートの追手との銃撃戦を数多く行っている。 | :[[コズモレンジャーJ9]]は白兵戦で直接ターゲットを仕留めるという展開になる事が多く、[[カーメン・カーメン]]との最終決戦時においてもその例に漏れず[[カーメン・カーメン旗艦|旗艦]]内部に乗り込んでいた。[[銀河烈風隊]]も原作序盤では[[バクシンガー]]以外に戦闘ロボを持っていないこともあり、一般隊員はバイクを乗り回しての白兵戦に臨む事が多かった。[[JJ9]]も各地のならず者やブラディ・シンジケートの追手との銃撃戦を数多く行っている。 | ||
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:[[シルバー兵士]]などと[[チームD]]が銃撃戦を行った。特に[[館華くらら|くらら]]は4人の中で唯一の戦闘経験者(麻薬捜査官)なので、生身でダンクーガから飛び出して敵ロボットの弱点を狙撃するなどしている。 | :[[シルバー兵士]]などと[[チームD]]が銃撃戦を行った。特に[[館華くらら|くらら]]は4人の中で唯一の戦闘経験者(麻薬捜査官)なので、生身でダンクーガから飛び出して敵ロボットの弱点を狙撃するなどしている。 | ||
;[[破邪大星ダンガイオー]] | ;[[破邪大星ダンガイオー]] | ||
− | :OP及び第1話において主役陣の[[ミア・アリス]]、[[ロール・クラン]]、[[ランバ・ノム]]、[[パイ・サンダー]] | + | :OP及び第1話において主役陣の[[ミア・アリス]]、[[ロール・クラン]]、[[ランバ・ノム]]、[[パイ・サンダー]]の闘いが(キャラ立てやレギュラー紹介も込めて)描かれる。 |
;[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]] | ;[[ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日]] | ||
− | : | + | :作品の特性上、'''本来の意味での'''白兵戦のシーンが多い。また、スパロボに参戦すれば必ず[[生身ユニット]]という形で再現される。 |
;[[魔法騎士レイアース]] | ;[[魔法騎士レイアース]] | ||
− | :物語の都合上、第一章終盤まで武器や[[魔法]]による魔物との戦闘がメインとなっており、第二章でも要所で白兵戦を行っていた。[[魔法騎士]] | + | :物語の都合上、第一章終盤まで武器や[[魔法]]による魔物との戦闘がメインとなっており、第二章でも要所で白兵戦を行っていた。[[魔法騎士]]の3人はそれぞれ剣道、フェンシング、弓道を得意としている。 |
;[[新世紀エヴァンゲリオン]] | ;[[新世紀エヴァンゲリオン]] | ||
− | :[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]の[[ネルフ]]本部を襲撃した[[自衛隊|戦略自衛隊]] | + | :[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]の[[ネルフ]]本部を襲撃した[[自衛隊|戦略自衛隊]]による白兵戦闘では、ネルフ側の職員のほとんどが非戦闘員であり、なおかつ戦略自衛隊が投降する者もすべて皆殺しにするよう命令されていたということで、ネルフ側の大多数の人間が一方的に虐殺された。 |
;[[サクラ大戦]] | ;[[サクラ大戦]] | ||
− | :[[霊子甲冑]]の操作系統の特性の関係で、[[帝国華撃団]]と[[巴里華撃団]] | + | :[[霊子甲冑]]の操作系統の特性の関係で、[[帝国華撃団]]と[[巴里華撃団]]の花組は何らかの戦闘技能を持っている隊員が殆どであり白兵戦も得意。TV版の序盤は光武の扱いに帝都花組が慣れてなかった事もあって、白兵戦の方が戦果が良かった場合もある。『PXZ』シリーズにも参戦しており、他作品にあわせて白兵戦で戦う。 |
;[[機神咆吼デモンベイン]] | ;[[機神咆吼デモンベイン]] | ||
− | : | + | :『UX』でも描写された[[ブラックロッジ]]による覇道邸襲撃以外にも、白兵戦シーンは枚挙に暇がない。原作ゲームからして、主人公である[[大十字九郎]]も敵も[[魔術師]]や怪異という人外の領域で戦うことの多い作品ゆえか。原作アルルートに於けるブラックロッジの作中二回目の覇道邸襲撃の際は戦場は主に覇道財閥が[[アーカムシティ]]に築いたジオフロントだったが、地下に避難していた住人たちは、よりによって[[ティベリウス]]が避難区のシェルターを襲撃したことで多数の人数が陵辱・殺害され、その死体を魔導書「妖蛆の秘密」の力でゾンビとして蘇生し手駒にされた。その際に[[ライカ・クルセイド|ライカ]]も教会の子供たちごと襲撃されたが、居合わせたネス&ストーンの警官コンビやアリスンの奮戦により、愛する人たちに[[メタトロン]]の正体を明かして戦うことを決意する。 |
− | + | :ちなみにアニメ版ではライカはメタトロンにならず、原作でのティベリウス<ref>攻撃に参加せず、別行動をしていた。</ref>が行った襲撃・殺害シーンが凄惨および残酷だったためか襲われなかった。 | |
;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]、[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]、[[デトネイター・オーガン]]、[[戦え!! イクサー1]]、[[冒険! イクサー3]]、[[HEROMAN]]、[[スクライド]]、[[スーパー戦隊シリーズ]]、[[宇宙刑事ギャバン]]、[[牙狼〈GARO〉]]、[[ロボットガールズZ]] | ;[[宇宙の騎士テッカマンブレード]]、[[宇宙の騎士テッカマンブレードII]]、[[デトネイター・オーガン]]、[[戦え!! イクサー1]]、[[冒険! イクサー3]]、[[HEROMAN]]、[[スクライド]]、[[スーパー戦隊シリーズ]]、[[宇宙刑事ギャバン]]、[[牙狼〈GARO〉]]、[[ロボットガールズZ]] | ||
− | :これらの作品はそもそも等身大での戦闘が基本である為、必然的に白兵戦となる。特に[[ギャバン]] | + | :これらの作品はそもそも等身大での戦闘が基本である為、必然的に白兵戦となる。特に[[ギャバン]]に至っては巨大化した敵の怪物を剣一本で両断するという離れ業を見せた。 |
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=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
;[[機甲戦記ドラグナー]] | ;[[機甲戦記ドラグナー]] | ||
− | : | + | :序盤でも銃撃戦などの描写はあるが、路線変更に伴い[[京都]]でギガノスの殺し屋が[[忍者]]のような恰好をして襲い掛かって来たり、[[グン・ジェム|強敵]]の剣術を裁くべく生身で見切りの特訓をしたりするなど、生身でのアクション・白兵戦描写が増えた。 |
;[[装甲騎兵ボトムズ]] | ;[[装甲騎兵ボトムズ]] | ||
− | :そもそもロボットが単なる攻撃手段の一つという世界観なので、必然的に[[キリコ・キュービィー|キリコ]] | + | :そもそもロボットが単なる攻撃手段の一つという世界観なので、必然的に[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を始めとするPS達の白兵戦は多い。他にも本作ではバイクや車に乗っている敵兵を[[スコープドッグ|ロボット]]に乗った主人公が虐殺するという、普通のロボットアニメでは敵がやりそうなことを毎週のように行っている。 |
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;[[機動警察パトレイバー]] | ;[[機動警察パトレイバー]] | ||
− | : | + | :警察の職務上もあり、幾度か白兵戦に近い展開が見られる。決して人死にが表現されない作品ではないのだが、不意打ちの一撃などでない白兵戦による戦死・重体描写は意外と少ない。 |
:作中屈指の規模だったのは、漫画版[[グリフォン]]最終決戦における[[内海]]一派の特車二課襲撃だろう。二課の本拠施設は実質占拠され、確保していた[[バドリナート・ハルチャンド|バド]]を奪還されてグリフォンに搭乗させてしまい、更に[[泉野明|野明]]が乗り込んだ[[零式|AVR-0]]も弱点の専用トレーラーを白兵で無力化されて機能不全に陥り、望みを叶えた内海も逃がすなど、散々な顛末だった。 | :作中屈指の規模だったのは、漫画版[[グリフォン]]最終決戦における[[内海]]一派の特車二課襲撃だろう。二課の本拠施設は実質占拠され、確保していた[[バドリナート・ハルチャンド|バド]]を奪還されてグリフォンに搭乗させてしまい、更に[[泉野明|野明]]が乗り込んだ[[零式|AVR-0]]も弱点の専用トレーラーを白兵で無力化されて機能不全に陥り、望みを叶えた内海も逃がすなど、散々な顛末だった。 | ||
;[[コードギアス 反逆のルルーシュ]] | ;[[コードギアス 反逆のルルーシュ]] | ||
254行目: | 208行目: | ||
:原作11話では[[アルゼナル]]内部に侵入して来た[[ドラゴン]]を迎撃するため、格納庫内にて[[エルシャ]]、[[クリス]]、[[ロザリー]]らを中心として銃撃戦が行われた。続く13話では[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|ジュリオ]]率いる[[神聖ミスルギ皇国|ミスルギ皇国]]の襲撃によって数多くの犠牲者が出た。その報復として[[アンジュ]]はまず戦意を失い、命乞いをする兵士を滅多撃ちにし、[[ヴィルキス]]で艦隊を壊滅させた。 | :原作11話では[[アルゼナル]]内部に侵入して来た[[ドラゴン]]を迎撃するため、格納庫内にて[[エルシャ]]、[[クリス]]、[[ロザリー]]らを中心として銃撃戦が行われた。続く13話では[[ジュリオ・飛鳥・ミスルギ|ジュリオ]]率いる[[神聖ミスルギ皇国|ミスルギ皇国]]の襲撃によって数多くの犠牲者が出た。その報復として[[アンジュ]]はまず戦意を失い、命乞いをする兵士を滅多撃ちにし、[[ヴィルキス]]で艦隊を壊滅させた。 | ||
;[[機動戦艦ナデシコ]] | ;[[機動戦艦ナデシコ]] | ||
− | : | + | :終盤で[[木連]]からの裏切りを受けた[[テンカワ・アキト]]らが銃撃を行っている他、[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-|劇場版]]では生身の戦闘が多かった。 |
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;[[フルメタル・パニック!]] | ;[[フルメタル・パニック!]] | ||
:登場人物の多くが生身の兵士としても優れた技量を備えていることから、全編通じて白兵戦の描写は多い。また、短編のみに登場する[[ボン太くん]]はスパロボではAS等と同様に使用できる一種の[[生身ユニット]]として登場するが、原作では白兵戦以外で使われたことはない(そもそも本編にボン太くんは登場しない)。 | :登場人物の多くが生身の兵士としても優れた技量を備えていることから、全編通じて白兵戦の描写は多い。また、短編のみに登場する[[ボン太くん]]はスパロボではAS等と同様に使用できる一種の[[生身ユニット]]として登場するが、原作では白兵戦以外で使われたことはない(そもそも本編にボン太くんは登場しない)。 | ||
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;[[マクロスF]] | ;[[マクロスF]] | ||
:終盤で一斉に孵化した大量の[[バジュラ]]が[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア]]内に溢れ返り、新統合軍と[[S.M.S]]が銃火器等で応戦。その最中に[[ミハエル・ブラン]]が命を落としてしまう。 | :終盤で一斉に孵化した大量の[[バジュラ]]が[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア]]内に溢れ返り、新統合軍と[[S.M.S]]が銃火器等で応戦。その最中に[[ミハエル・ブラン]]が命を落としてしまう。 | ||
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;[[宇宙戦艦ヤマト2199]]、[[ふしぎの海のナディア]]、[[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]]、[[カウボーイビバップ]] | ;[[宇宙戦艦ヤマト2199]]、[[ふしぎの海のナディア]]、[[わが青春のアルカディア 無限軌道SSX]]、[[カウボーイビバップ]] | ||
:そもそも巨大ロボットが登場しない作品のため必然的に白兵戦が多い。敵・味方共に白兵戦での戦死者も多く出た。 | :そもそも巨大ロボットが登場しない作品のため必然的に白兵戦が多い。敵・味方共に白兵戦での戦死者も多く出た。 | ||
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+ | === その他 === | ||
;[[バトルスピリッツ ブレイヴ]] | ;[[バトルスピリッツ ブレイヴ]] | ||
:巨大ロボットが登場しないどころか、主な戦闘すら直接的な戦闘ではない…はずなのだが、『ブレイヴ』の属する『異界見聞録シリーズ』では当然のように白兵戦が行われている<ref>ホビー作品などの戦闘が間接的な作品において行われる肉弾戦は、俗称で「リアルファイト」と呼ばれる。</ref>。例として第35話で、[[馬神弾]]と[[月光のバローネ]]は互いに互いの背中を預け、剣で白兵戦を行っている。 | :巨大ロボットが登場しないどころか、主な戦闘すら直接的な戦闘ではない…はずなのだが、『ブレイヴ』の属する『異界見聞録シリーズ』では当然のように白兵戦が行われている<ref>ホビー作品などの戦闘が間接的な作品において行われる肉弾戦は、俗称で「リアルファイト」と呼ばれる。</ref>。例として第35話で、[[馬神弾]]と[[月光のバローネ]]は互いに互いの背中を預け、剣で白兵戦を行っている。 | ||
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