「沢渡拓郎」を編集中
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− | + | ==沢渡拓郎(Takurou Sawatari)== | |
− | + | *[[登場作品]]:[[鉄のラインバレル]] | |
− | + | *[[声優]]:稲田徹 | |
− | * | + | *種族:地球人(日本人) |
− | * | + | *性別:男 |
− | + | *[[年齢]]:22歳 | |
− | + | *身長:189cm | |
− | + | *体重:72kg | |
− | + | *血液型:B型 | |
− | + | *所属:[[加藤機関]](⇒某国地下組織⇒独自行動) | |
+ | *役職:加藤機関私設部隊四番隊隊長(⇒離反) | ||
+ | *キャラクターデザイン:下口智裕(原作漫画版)、平井久司(アニメ版) | ||
− | + | [[加藤機関]]の四番隊隊長を務める人物。機動力を強化した[[アルマ]]である[[イダテン]]及びイダテン弐型を駆る。 | |
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− | + | 血気盛んな熱い性格の熱血漢。原作漫画版では[[マット・レズナー|レズナー]]隊の隊員たちに脱出を命じるなど部下思いで好漢な一面を持つが、一般人を見せしめに殺害するなどの残忍な一面も併せ持つ。 | |
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− | + | 原作漫画版では戦場で加藤と出会って加藤機関に入ったようだが、そのきっかけが「偽善者づらした奴らをぶっ飛ばす」コトである。 | |
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− | + | 後に久嵩の戦い方に疑問を覚え、撤退した[[シャングリラ]]で11体目のマキナ「[[ロストバレル]]」を発見、そのファクターとなっている。 | |
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− | + | その後は[[ヒトマキナ]]との戦いには加わらず行方を晦ませ、3年後ではデミトリーの伝手で東欧を拠点とする別組織に厄介になっているらしく、[[JUDA]]と合流した加藤機関と激突する。 | |
− | + | リンカーンとの接触を機に自分なりにヒトマキナと戦うべく動き出し、成り行きで浩一と共闘してレイル・スプリッターと戦うが、ナノマシン攻撃に圧倒されて敗北。帰還した先で、地下組織の人間を皆殺しにして待っていた美海から共闘を持ちかけられるもこれを拒絶、ペインキラーごと木っ端微塵に粉砕して殺害した。 | |
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− | + | そして、最終作戦に打って出た加藤機関とヒトマキナの戦いの場にいきなり現れ、「全てを終わらせる」べくラインバレルを攻撃している。その理由は不明。 | |
− | + | アニメ版では最終的にJUDAと共闘し、テルミノ・クレメンティア終了後は特自に入隊していた。宗美や美海と同じく、媒体で動向が大きく違う人物の一人で、アニメ版では終始原作前半の「粗暴だが仲間意識の強い男」として描かれており、その原作の後半では「自分なりの正義のため、手段を選ばず行動するダークヒーロー」として描写されている。 | |
− | + | 原作でも最終決戦で、加藤機関と合流。「俺なりのケジメ」として、警備用ヒトマキナがたくさん立ちはだかる中、デウスエクスマキナのスペアボディ撃破のために突撃する。 | |
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− | == 登場作品と役柄 == | + | ==登場作品と役柄== |
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦L]] |
− | : | + | :アニメ版設定で参戦。デミトリー同様第1話から登場。搭乗機は射程が短いが、移動力の高さにものを言わせて強引に詰めて来る。味方になった後は移動力強化のサポーターとして猛威を振るう。EDでは他の機関のメンバーや[[森次玲二|森次]]と一緒に[[LOTUS]]参加前の罪により投獄されているが、ゼクス達に共に投獄されている面々と同様に[[プリベンター]]にスカウトされる事に。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦UX]] |
− | : | + | :原作漫画版の設定で参戦。今回は参ノ型・四ノ型には乗り換えず、終始弐ノ型のまま。交戦機会は多いものの、イダテンには[[オールキャンセラー]]が無い為に[[ディスィーブ|ナーブクラック]]で醜態を晒すことになる(原作通りではあるが)。 |
− | + | :本作では終始敵のままで、「ユダ」にて原作通り[[ロストバレル]]のファクターになり、自分を呼び出した[[ノーヴル・ディラン|ノーヴル]]の手引きで旧ロシアにいて「来たるべき時」までにおいて行方を晦ませた。 | |
− | : | + | :自軍の最終決戦後は捕まらないように逃げ続けていた模様……が運悪くEDにてスカルフォースに捕捉され、[[海動剣|海動]]&[[真上遼|真上]]の地獄コンビと対峙する羽目になってしまうがその後の彼の顛末は不明。結局ノーヴルの真意は明かされず、見方によっては[[石神邦生|石神]]の捨て駒にされてしまったといえなくもない。メタ的に考えるとUX発売時点ではこれ以上原作が進行していない上、[[デウスエクスマキナ]]との決戦が原作より一足先に完結したため割を食ったのだと思われる。 |
− | : | ||
:余談ではあるが、撃墜したときに落とす[[スキルパーツ]]が「[[九条美海|スマッシュ・ドールのディスク]]」やら「[[シェリル・ノーム|シェリルのディスク]]」となったりするが、まさかそっちの趣味もあったりするのだろうか。 | :余談ではあるが、撃墜したときに落とす[[スキルパーツ]]が「[[九条美海|スマッシュ・ドールのディスク]]」やら「[[シェリル・ノーム|シェリルのディスク]]」となったりするが、まさかそっちの趣味もあったりするのだろうか。 | ||
− | == | + | ==パイロットステータス設定の傾向== |
− | + | ===[[能力|能力値]]=== | |
− | + | イダテンのイメージに恥じず回避・技量・格闘に優れる。切りこみ役としては最適だが射程のなさが問題。ボーナス込みで最大5は厳しすぎる。UXでは普通の強敵といった感じだが、イダテン弐ノ型が脆いためあまり厄介ではない。 | |
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− | === [[能力|能力値]] === | ||
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− | === | + | ===精神コマンド=== |
;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ||
− | : | + | :[[加速]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[闘志]]、[[熱血]] |
:「加速」の存在意義が非常に大きい。フル改造の機体ボーナスと合わせて移動力+5は強力。 | :「加速」の存在意義が非常に大きい。フル改造の機体ボーナスと合わせて移動力+5は強力。 | ||
− | === [[ | + | ===[[特殊技能]](特殊スキル)=== |
;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ;[[スーパーロボット大戦L|L]] | ||
− | : | + | :[[切り払い|斬り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[カウンター]]、[[指揮官|指揮]]L1、[[底力]]L9、[[コンボ|アタックコンボ]]L3 |
:加藤機関の例に洩れず指揮1レベルを所持。沢渡は自分が切り込むタイプなので、同じく接近戦型のジャックやイクサーズ、ユリアンヌあたりと一緒に使えばいいだろう。 | :加藤機関の例に洩れず指揮1レベルを所持。沢渡は自分が切り込むタイプなので、同じく接近戦型のジャックやイクサーズ、ユリアンヌあたりと一緒に使えばいいだろう。 | ||
;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ;[[スーパーロボット大戦UX|UX]] | ||
− | : | + | :[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L3、[[援護防御]]L3 |
− | :技能レベルはそこそこだが[[見切り]] | + | :技能レベルはそこそこだが[[見切り]]すらないため、自身が自嘲しているように終盤戦ではもはや相手にならない。 |
+ | |||
+ | ==[[BGM|パイロットBGM]]== | ||
+ | ;「鬼帝の剣」 | ||
+ | :主題歌。 | ||
+ | ;「Linebarrel」 | ||
+ | : | ||
− | == 人間関係 == | + | ==人間関係== |
;[[加藤久嵩]] | ;[[加藤久嵩]] | ||
:上官。ただし呼び捨てにするなど態度は対等。原作漫画版ではデミトリーを殺害した兵士を引き入れていたコトを恨んでおり、それが離反の一因になった。 | :上官。ただし呼び捨てにするなど態度は対等。原作漫画版ではデミトリーを殺害した兵士を引き入れていたコトを恨んでおり、それが離反の一因になった。 | ||
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:同僚。あまり信用しておらず、原作漫画版では沢渡自身、アニメ版ではマサキが反旗を翻すことに。 | :同僚。あまり信用しておらず、原作漫画版では沢渡自身、アニメ版ではマサキが反旗を翻すことに。 | ||
;[[デミトリー・マガロフ]] | ;[[デミトリー・マガロフ]] | ||
− | :同僚。かなり親しい戦友であり、彼を「旦那」と呼んで慕っている。それだけに彼の死には激昂し、彼を殺した迅雷に対して強い敵意を抱いている。 | + | :同僚。かなり親しい戦友であり、彼を「旦那」と呼んで慕っている。それだけに彼の死には激昂し、彼を殺した迅雷に対して強い敵意を抱いている。<br/>原作漫画版ではロストバレル奪取後、彼の伝手を使って北欧へ逃亡している。 |
− | |||
;[[ユリアンヌ・フェイスフル]] | ;[[ユリアンヌ・フェイスフル]] | ||
:同僚。何かと組んで行動することが多い。 | :同僚。何かと組んで行動することが多い。 | ||
;[[王政陸]] | ;[[王政陸]] | ||
− | : | + | :同僚。原作漫画版及びUXでは加藤の命令を受けて彼を粛清しているが、アニメ版設定[[L]]では彼の死を悼んでいた。 |
;[[中島宗美]] | ;[[中島宗美]] | ||
− | : | + | :原作漫画版では敵対関係。アニメ版では同僚で、最後は涙を呑んで彼を介錯する事になる。 |
;[[ジャック・スミス]] | ;[[ジャック・スミス]] | ||
:同僚。アニメ版では中盤敵対関係になるが、最終的には再び共闘。 | :同僚。アニメ版では中盤敵対関係になるが、最終的には再び共闘。 | ||
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:最終章では自分の獲物として付け狙うが、時には共闘するコトも。 | :最終章では自分の獲物として付け狙うが、時には共闘するコトも。 | ||
;[[九条美海]] | ;[[九条美海]] | ||
− | : | + | :[[UX]]では彼女を「俺なんかよりも、よっぽどイカれてる」と称した。また、原作では彼女からJUDAとの共闘を説得されるが、それを一蹴。離反してきたパルドとロックで彼女を殺害した。 |
− | == 他作品との人間関係 == | + | ==他作品との人間関係== |
;[[張五飛]] | ;[[張五飛]] | ||
− | : | + | :[[L]]では同僚。当初は彼を新入り扱いし、小馬鹿にする事もあったが、最終的にはよき仲間となっている。彼の事を「おデコ」やら「おデコちゃん」やらのあだ名で呼ぶ場面も。 |
;[[剣]] | ;[[剣]] | ||
− | : | + | :[[L]]ではデミトリーの死に激昂した沢渡の姿に、自身の過去を顧みてか「復讐の鬼と化したか」と評していた。 |
;[[悠凪・グライフ]] | ;[[悠凪・グライフ]] | ||
:「今まで散々LOTUSに迷惑をかけたから」と罪悪感で自軍部隊に馴染めない彼に対して、元[[LOTUS]]の敵対者だった者の一人として彼に部隊に馴染むよう励ましの言葉を贈っている。 | :「今まで散々LOTUSに迷惑をかけたから」と罪悪感で自軍部隊に馴染めない彼に対して、元[[LOTUS]]の敵対者だった者の一人として彼に部隊に馴染むよう励ましの言葉を贈っている。 | ||
;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]]、[[サリィ・ポォ]] | ;[[ゼクス・マーキス]]、[[ルクレツィア・ノイン]]、[[サリィ・ポォ]] | ||
− | : | + | :[[L]]のEDにて、彼らから[[プリベンター]]にスカウトされる。 |
;[[海動剣]]、[[真上遼]] | ;[[海動剣]]、[[真上遼]] | ||
− | : | + | :[[UX]]のEDにて彼らと交戦している。 |
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− | == 名台詞 == | + | ==名台詞== |
− | === 共通 === | + | ===共通=== |
;「昨日まで素人だったガキが努力もしねェで力を手に入れ、それを行使できるたァ…つくづくムカツク存在だぜ、ファクターって奴はよォ!」 | ;「昨日まで素人だったガキが努力もしねェで力を手に入れ、それを行使できるたァ…つくづくムカツク存在だぜ、ファクターって奴はよォ!」 | ||
: | : | ||
− | + | ===原作漫画版=== | |
− | === 原作漫画版 === | + | ;「ほぅ~~なるほどなァ」<br/>「どうした? オレをぶっ潰すんじゃなかったのか?早くしないとこいつら全員死んじまうぞ」<br/>「ホラ見ろ お前らがグズグズしてっからだろうか」 |
− | ; | + | :9話「疾走する正義」にて、劣勢に陥った[[遠藤シズナ|遠藤]][[遠藤イズナ|姉弟]]を挑発する手段として、彼らの眼の前で'''逃げ遅れた民間人の乗ったロープウェイを握り潰す'''という凶行を敢行した際の台詞。 |
− | : | ||
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;「……ねェ……居ねェぞ……どこだよデミトリーの旦那ァ……」<br/>「弔ってやろうと思ったのによォ……居ねェんだ……何処にも居ねェんだよ」<br/>「コクピットん中ァ血と肉片だらけで 何処にも旦那が居ねェんだよ」 | ;「……ねェ……居ねェぞ……どこだよデミトリーの旦那ァ……」<br/>「弔ってやろうと思ったのによォ……居ねェんだ……何処にも居ねェんだよ」<br/>「コクピットん中ァ血と肉片だらけで 何処にも旦那が居ねェんだよ」 | ||
− | :30話「反逆は雪と共に」にて、迅雷に破壊された[[ | + | :30話「反逆は雪と共に」にて、迅雷に破壊された[[カグツチ]]のコクピットから這い出して曰く。譫言のように呟くその様子が、デミトリーの無残極まる死に様を物語る……。 |
− | ; | + | ;レズナー「受け止めろ沢渡 『それ』がデミトリーだ」<br/>沢渡「! ふざけんなよレズナー!!! 『アレ』が旦那だとォ!!? そんなワケねェだろうが!!!」 |
:その直後。肉体さえ残らないほどに凄惨な死を遂げたデミトリーの「姿」を突きつけられて激昂する。この後「離せよクソ神父!」と怒鳴るが「私はクソ神父ではない 元神父だ」と切り返されて若干冷静さを取り戻す。が……。 | :その直後。肉体さえ残らないほどに凄惨な死を遂げたデミトリーの「姿」を突きつけられて激昂する。この後「離せよクソ神父!」と怒鳴るが「私はクソ神父ではない 元神父だ」と切り返されて若干冷静さを取り戻す。が……。 | ||
− | : | + | :UXではデミトリーの死を知るのがシャングリラの艦橋での報告であり、飛び出そうとしてレズナーに止められる、という流れになっている。 |
;「旦那を殺した奴らァ 必ず見つけ出してブッ殺してやる!! そいつらの一族諸共 ガキだろうと 女だろうと」<br/>「皆殺しだ!!!!」 | ;「旦那を殺した奴らァ 必ず見つけ出してブッ殺してやる!! そいつらの一族諸共 ガキだろうと 女だろうと」<br/>「皆殺しだ!!!!」 | ||
:そのシーンの〆。凄絶に笑いながら、沢渡は復仇を叫ぶ。 | :そのシーンの〆。凄絶に笑いながら、沢渡は復仇を叫ぶ。 | ||
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:39話「届く陽、そして発かれる陰」より。迅雷とヴァーダントの戦闘に割り込み、デミトリーの仇討ちにかかる。 | :39話「届く陽、そして発かれる陰」より。迅雷とヴァーダントの戦闘に割り込み、デミトリーの仇討ちにかかる。 | ||
;「……無人機なんて 命懸けねェ戦い方しやがってよォ」<br/>「でもまァ 一応仇は取ったぜ―――旦那」<br/>「でも心配すんな これで狩りを終わらせるつもりはねェからよ」 | ;「……無人機なんて 命懸けねェ戦い方しやがってよォ」<br/>「でもまァ 一応仇は取ったぜ―――旦那」<br/>「でも心配すんな これで狩りを終わらせるつもりはねェからよ」 | ||
− | :40話「黄昏の断罪」より。[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]] | + | :40話「黄昏の断罪」より。[[迅雷 (ラインバレル)|迅雷]]を撃破し、画竜点睛を欠きながらもひとまず勝利を収める。UXでは最後の部分が採用されているが、撤退時の捨て台詞であるため迫力には欠ける。 |
;「後ろがガラ空きだぜ 二本角ォ!!」 | ;「後ろがガラ空きだぜ 二本角ォ!!」 | ||
:55話「マキナ殺し」にて、新型アルマを駆逐する[[ラインバレル・アマガツ]]に対して。参ノ型の主砲たるビームを放つが、転送フィールドで撃ち返されてしまう。 | :55話「マキナ殺し」にて、新型アルマを駆逐する[[ラインバレル・アマガツ]]に対して。参ノ型の主砲たるビームを放つが、転送フィールドで撃ち返されてしまう。 | ||
;「!! その声……忘れねェ……」<br/>「てめェ……デミトリーの旦那を殺った無人機乗りか!!?」<br/>「野郎……旦那を殺しておいて何で加藤機関に居やがる!?」<br/>「誰だ 誰が引き込みやがった!? いや そんなこたァ今はどうだっていい 今はブッ殺すだけだ!!」<br/>「よし ビームの方も生きてるぜ!! 見てろよ旦那 今アンタの―――」 | ;「!! その声……忘れねェ……」<br/>「てめェ……デミトリーの旦那を殺った無人機乗りか!!?」<br/>「野郎……旦那を殺しておいて何で加藤機関に居やがる!?」<br/>「誰だ 誰が引き込みやがった!? いや そんなこたァ今はどうだっていい 今はブッ殺すだけだ!!」<br/>「よし ビームの方も生きてるぜ!! 見てろよ旦那 今アンタの―――」 | ||
:ラインバレル・アマガツの力を一撃で感知し、勝てないと直感した沢渡は新型アルマの残り1機に撤退を促すが、返ってきた返答、その声は紛れもない、デミトリーを殺した迅雷を操る者。その男が加藤機関に引き抜かれていたことを知り、怒りを爆発させる。仇を討とうとビームの照準を古橋の[[新型アルマ]]に向けるが……。 | :ラインバレル・アマガツの力を一撃で感知し、勝てないと直感した沢渡は新型アルマの残り1機に撤退を促すが、返ってきた返答、その声は紛れもない、デミトリーを殺した迅雷を操る者。その男が加藤機関に引き抜かれていたことを知り、怒りを爆発させる。仇を討とうとビームの照準を古橋の[[新型アルマ]]に向けるが……。 | ||
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;「…な…」<br/>「何してんだァ!!! 二本角ォオオ!!!」 | ;「…な…」<br/>「何してんだァ!!! 二本角ォオオ!!!」 | ||
:ラインバレル・アマガツによって古橋は眼前で殺され、復仇の機会は永遠に失われた。やり場のなくなった怒りはそのままアマガツに向くが、既に遅かった……。 | :ラインバレル・アマガツによって古橋は眼前で殺され、復仇の機会は永遠に失われた。やり場のなくなった怒りはそのままアマガツに向くが、既に遅かった……。 | ||
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;リンカーン「こうしてキミと接触するために 米国側に随分と犠牲を出させてしまった」<br/>沢渡「迎えなんか寄越すからそうなるんだよ」<br/>「――――で ヒトマキナ如きが何の用だ?」 | ;リンカーン「こうしてキミと接触するために 米国側に随分と犠牲を出させてしまった」<br/>沢渡「迎えなんか寄越すからそうなるんだよ」<br/>「――――で ヒトマキナ如きが何の用だ?」 | ||
:100話「怪物」のラストシーンより。ヒトマキナの特使として現れた真来梓の「お爺ちゃん」ことリンカーン、その真の目的は沢渡との接触だった。 | :100話「怪物」のラストシーンより。ヒトマキナの特使として現れた真来梓の「お爺ちゃん」ことリンカーン、その真の目的は沢渡との接触だった。 | ||
− | ; | + | ;リンカーン「沢渡拓郎 何故我々に刃を向ける?」 <br/>沢渡「てめェらの計画には二本角が必要だって言ったよな?それが気に入らねェだけだ」<br/>リンカーン「理解が出来んな」<br/>沢渡「あの野郎を殺るのはオレなんだよ」 |
− | : | + | :ラインバレル復帰後に襲撃してきたリンカーンと戦うべくラインバレルと共闘した理由。もろにツンデレライバルのテンプレセリフだが、お爺ちゃんはそんな沢渡を嘲笑する。 |
+ | ;「…俺みたいな人殺しでも 正義の味方になれるのか?」 | ||
+ | :回想より、久嵩と出会った場面。どこかの戦場で兵士として戦っていた沢渡を、久嵩が見つけて機関に誘ったのがきっかけのようだが……。 | ||
;「勘違いするな」<br/>「俺が加藤機関に入った理由はな―――テメェみたいな欺瞞に満ちた人間を ブッ殺すためだ」 | ;「勘違いするな」<br/>「俺が加藤機関に入った理由はな―――テメェみたいな欺瞞に満ちた人間を ブッ殺すためだ」 | ||
:109話の〆。 | :109話の〆。 | ||
− | ;「手を差し伸べることが 必ずしも救いになるワケじゃ無ェ」<br/>「それに気づこうとしなかったテメェも 所詮は自分が気持ち良くなりたいだけの嘘つきなんだよ」<br/> | + | ;「手を差し伸べることが 必ずしも救いになるワケじゃ無ェ」<br/>「それに気づこうとしなかったテメェも 所詮は自分が気持ち良くなりたいだけの嘘つきなんだよ」<br/>「最後にそれがわかっただけでも―――」<br/>「――――ありがたいと思え」 |
:110話「爆せる鬼」にて。加藤機関との共闘を説得する美海を凶刃で拒絶し、彼を救おうと思って呼びかけたのに拒絶され、激高した美海とペインキラーをロストバレルで一蹴。 | :110話「爆せる鬼」にて。加藤機関との共闘を説得する美海を凶刃で拒絶し、彼を救おうと思って呼びかけたのに拒絶され、激高した美海とペインキラーをロストバレルで一蹴。 | ||
:ペインキラーのダメージと共に、肉体を失って首だけとなった美海にこの台詞を発し、彼女の偽善を抉り出すのだった。 | :ペインキラーのダメージと共に、肉体を失って首だけとなった美海にこの台詞を発し、彼女の偽善を抉り出すのだった。 | ||
;浩一「了解ッ これで全てを―――」<br/>沢渡「終わらせてやる」 | ;浩一「了解ッ これで全てを―――」<br/>沢渡「終わらせてやる」 | ||
:115話「慮外なる一撃」より。デウスエクスマキナを破壊すべく、月へと飛ぼうとするラインバレルの背後にいきなり現れ、ビームソードでコクピットを貫く。ところが…? | :115話「慮外なる一撃」より。デウスエクスマキナを破壊すべく、月へと飛ぼうとするラインバレルの背後にいきなり現れ、ビームソードでコクピットを貫く。ところが…? | ||
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− | === アニメ版 === | + | ===アニメ版=== |
− | ; | + | ;「ん~…へへっ、今日も絶好調だな、俺の髪型」<br/>「見とれてるんだ。ほっといてくれ」 |
− | : | + | :シャングリラ艦内で鏡を覗いている時の一言。後者は「いくら鏡を見ても、顔の形が変わるわけではあるまい」と呆れるマサキに対して。何気にナルシストな一面が垣間見える。 |
− | + | ;「宗美、てめえ…!お前はお前なりの理由があって戦ってきたんじゃなかったのか…!?」 | |
− | ; | + | :24話「鋼鉄の華」より。マキナ人間になって敵対した宗美に対して。[[L]]においても、宗美を説得するときにこの台詞を言う。 |
− | : | ||
;「…分かった…。今、楽にしてやる…」 | ;「…分かった…。今、楽にしてやる…」 | ||
− | : | + | :同じく24話で、突如自我を取り戻した宗美に自分を殺してくれと懇願された際に。この後、彼が乗った[[量産型マキナ]]を破壊するが、両者の表情は悲しいものだった…。 |
;「な…あれは…二本角だと!?」 | ;「な…あれは…二本角だと!?」 | ||
− | : | + | :26話「鉄の影」より。訓練中の沢渡の前に現れたのは、既に眠りについたはずの「マキナ殺し」だった…。 |
− | ; | + | ;「へっ!俺の出る幕はねぇってか。なぁ久嵩…やっぱりファクターって奴はムカつく存在だな」 |
− | : | + | :同じく26話で、自分たちが苦戦を強いられたラインバレル・エコーを蹴散らすラインバレルを見ながら、今は亡き仲間に言葉を贈る。 |
− | == スパロボシリーズの名台詞 == | + | ==スパロボシリーズの名台詞== |
=== 原作漫画版 === | === 原作漫画版 === | ||
− | ; | + | ;沢渡「ケッ、毎度毎度ご苦労なこった! 地獄の果てまで逃げてやるぜ!」<br/>[[真上遼|???]]「フン、地獄の果てだと…?」<br/>[[海動剣|???]]「俺たちの前じゃ、そんな言葉は通じねえぜ!」<br/>沢渡「!? き、貴様らは…!」 |
− | + | :EDにてロストバレル共々自分を追跡する[[スカーレット・ヒビキ|スカーレット]]らに悪態を突けて逃走しようと豪語したが、ここで「地獄」の言葉を言った事が彼の運の尽きとなった。 | |
− | + | :何せ、[[マジンカイザーSKL|骸骨の魔神]]と[[海動剣|地]][[真上遼|獄]]が彼の前にやってきたので…(しかも「LEGEND of KAISER」の歌い出しは「最強の魔人よ戦え 今 '''地獄の果てまでも'''」と沢渡の発言の対になっている)。 | |
− | + | :尤も、原作で戦う理由を「偽善者面した奴らをぶっ飛ばす」と語った彼を始末しに現れたのが、「偽善者」や「正義の味方」等という優しいものではなく、「戦いたいから戦い、潰したいから潰す」地獄コンビだったのは沢渡への痛烈な皮肉と言えなくもない(直後の場面で[[早瀬浩一|正義の味方]]に「あの2人なら、俺達が来る前に終わらせている」と言われてしまっているのが…)。 | |
− | + | ;「…わからねェんだよ、マサキ」<br/>「資金が残ってるってェのに、何で久嵩は使わねェんだ?」<br/>「とぼけんなよ。あるんだろう?俺の機体だってフル改造できる資金がよ」<br/>「なァ、教えてくれよ、マサキ。なんで使わねェんだよ」 | |
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:[[中断メッセージ]]にて、資金があるにも関わらず、自分の機体への改造に使おうとしない加藤に苛立ってマサキに詰め寄っている。 | :[[中断メッセージ]]にて、資金があるにも関わらず、自分の機体への改造に使おうとしない加藤に苛立ってマサキに詰め寄っている。 | ||
− | : | + | :ちなみに原因は沢渡が毎回機体を壊されてしまい、それを修理するために余剰資金が底をついているのだが、マサキはそれを言おうとしなかった。 |
− | === アニメ版 === | + | ===アニメ版=== |
− | ;「旦那…! よくも旦那をやりやがったなぁぁぁっ!!」 | + | ;「旦那…! よくも旦那をやりやがったなぁぁぁっ!!」<br/>「うるせえ、裏切り者が!! これは俺個人の感情の問題だ!! ちきしょおおおおっ!!」 |
− | + | :[[L]]第26話「それぞれの願い」でのデミトリー撃破時の咆哮。後者は「デミトリーは戦士としての務めを全うして死んだ」と言うジャックへの怒りの言葉。LOTUSを圧倒するほどの気迫と共に、イダテン弐型が唸りを上げる。 | |
− | : | ||
;「俺達が言えた義理じゃねえが確かにあのはねっ返りの言う通りだ。気にしすぎるとハゲるぜ」 | ;「俺達が言えた義理じゃねえが確かにあのはねっ返りの言う通りだ。気にしすぎるとハゲるぜ」 | ||
− | : | + | :[[L]]第32話にて悠が仲間に加わる際に、自身のそれまでの行いの事で罪悪感を感じている彼を励まして。悠への気遣いと励ましの言葉であると同時に、沢渡も沢渡なりにそれまでの自分達の行いに罪悪感を抱いている事も伺わせられる。ちなみにここで言っている「はねっ返り」とは[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]の事。最後の「気にしすぎるとハゲる」というのは、まだ相当若いのに自身の正義や信念について突き詰めて考えている一応後輩の[[張五飛|彼]]を意識しての言葉かもしれない。 |
− | |||
;「お前、性格変わったよなぁ!」 | ;「お前、性格変わったよなぁ!」 | ||
:宗美を援護攻撃する際の台詞。確かに原作漫画版とTVアニメ版では宗美の性格は別人同然だが、浩一と関わった事でもう一度「正義」を信じる事が出来たのだろう。 | :宗美を援護攻撃する際の台詞。確かに原作漫画版とTVアニメ版では宗美の性格は別人同然だが、浩一と関わった事でもう一度「正義」を信じる事が出来たのだろう。 | ||
− | == 搭乗機体 == | + | ==搭乗機体== |
;イダテン試作型 | ;イダテン試作型 | ||
− | : | + | :スパロボ未登場。高機動アルマの先駆け。 |
− | ;[[ | + | ;[[イダテン]] |
:最初に乗っていた機体。機動力を強化されている。 | :最初に乗っていた機体。機動力を強化されている。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[イダテン弐型]] |
:イダテンの改良型。巨大な推進機を持ち、飛行可能。 | :イダテンの改良型。巨大な推進機を持ち、飛行可能。 | ||
;イダテン参ノ型 | ;イダテン参ノ型 | ||
− | : | + | :スパロボ未登場の最終型。戦艦型で先端が人型の上半身に変形。アルマでは初のビーム兵器搭載。[[ラインバレル・アマガツ]]にビームを跳ね返されて撃沈した。 |
;イダテン四ノ型 | ;イダテン四ノ型 | ||
− | :デミトリーの[[ | + | :デミトリーの[[カグツチ]]と王政陸の[[ヤオヨロズ]]の防御面を応用したハイブリッドアルマであり携行式ビーム砲を持つ機体。上半身がヤオヨロズの耐熱表皮、下半身がカグツチの重装甲型となっており、専用武器であった一閃を捨てている。スパロボ未登場。 |
− | ;[[ | + | ;[[ロストバレル]] |
:加藤機関が隠していた11番目のマキナにしてマキナの祖。名前の通りラインバレルを含むバレルシリーズの祖でもあり、ラインバレルの前身機または試作機に当たる。石神の策略によって沢渡がファクターとなった。 | :加藤機関が隠していた11番目のマキナにしてマキナの祖。名前の通りラインバレルを含むバレルシリーズの祖でもあり、ラインバレルの前身機または試作機に当たる。石神の策略によって沢渡がファクターとなった。 | ||
− | == 余談 == | + | ==余談== |
当初は原作漫画版における初登場の戦いですぐに戦死してしまう予定だった。死亡を先送りにされた後でも序盤のヤラレ役のようなポジションの噛ませ犬感は否めなかったがロストバレルを手に入れてファクターになった現在では物語の重要人物にまで昇格している。 | 当初は原作漫画版における初登場の戦いですぐに戦死してしまう予定だった。死亡を先送りにされた後でも序盤のヤラレ役のようなポジションの噛ませ犬感は否めなかったがロストバレルを手に入れてファクターになった現在では物語の重要人物にまで昇格している。 | ||
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{{DEFAULTSORT:さわたり たくろう}} | {{DEFAULTSORT:さわたり たくろう}} | ||
[[Category:登場人物さ行]] | [[Category:登場人物さ行]] | ||
[[category:鉄のラインバレル]] | [[category:鉄のラインバレル]] |