「新サクラ大戦」を編集中
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| 発売元 = セガゲームス | | 発売元 = セガゲームス | ||
| 発売日 = 2019年12月12日 | | 発売日 = 2019年12月12日 | ||
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦X-Ω]] | | 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦X-Ω]] | ||
| その他 = | | その他 = | ||
}} | }} | ||
− | 『'''新サクラ大戦''' | + | 『'''新サクラ大戦'''』は、セガゲームスより発売されたコンピュータゲーム。 |
== 概要 == | == 概要 == | ||
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== ストーリー == | == ストーリー == | ||
− | 太正十九年。帝都・[[東京]]で「降魔大戦」と呼ばれる戦いが勃発。[[帝国華撃団]]、[[巴里華撃団]] | + | 太正十九年。帝都・[[東京]]で「降魔大戦」と呼ばれる戦いが勃発。[[帝国華撃団]]、[[巴里華撃団]]、紐育華撃団はこの脅威に立ち向かい、自らの消滅と引き換えに世界を救った。 |
その功績から、華撃団による都市防衛構想は世界中から認められ、「世界華撃団連盟(WLOF)」が設立。世界の各都市で華撃団が誕生する。各国の華撃団はWLOFが開催する平和の祭典「華撃団競技会」で歌劇と戦闘の技術を競い合い、自らの力を高めあった。2年に1度開催されるこの戦いは「世界華撃団大戦」と呼ばれ、人々は熱狂していった。 | その功績から、華撃団による都市防衛構想は世界中から認められ、「世界華撃団連盟(WLOF)」が設立。世界の各都市で華撃団が誕生する。各国の華撃団はWLOFが開催する平和の祭典「華撃団競技会」で歌劇と戦闘の技術を競い合い、自らの力を高めあった。2年に1度開催されるこの戦いは「世界華撃団大戦」と呼ばれ、人々は熱狂していった。 | ||
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:新生・莫斯科華撃団の隊員。アニメ版に登場。 | :新生・莫斯科華撃団の隊員。アニメ版に登場。 | ||
− | === | + | === 降魔 === |
;夜叉 | ;夜叉 | ||
:仮面をつけた女性型の上級降魔。声や容貌が[[真宮寺さくら]]に酷似している。 | :仮面をつけた女性型の上級降魔。声や容貌が[[真宮寺さくら]]に酷似している。 | ||
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:[[光武二式]]をベースに開発された霊子甲冑。物語開始時点では天宮さくらが搭乗。 | :[[光武二式]]をベースに開発された霊子甲冑。物語開始時点では天宮さくらが搭乗。 | ||
;試製桜武 | ;試製桜武 | ||
− | : | + | :神崎重工初の霊子戦闘機。搭乗者に要求される霊力量が従来機とは桁違いに高く、かの[[真宮寺さくら]]でさえまともに乗りこなす事ができなかった。 |
:そのため正式採用には至らず、長い間大帝国劇場地下の格納庫に放棄されていた。 | :そのため正式採用には至らず、長い間大帝国劇場地下の格納庫に放棄されていた。 | ||
:物語中盤で、三式光武、無限と相次いで搭乗機を失った天宮さくらの乗機として登場する。 | :物語中盤で、三式光武、無限と相次いで搭乗機を失った天宮さくらの乗機として登場する。 | ||
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== 用語 == | == 用語 == | ||
『[[サクラ大戦]]』の項目も参照。 | 『[[サクラ大戦]]』の項目も参照。 | ||
;降魔大戦 | ;降魔大戦 | ||
− | : | + | :『V』から2年後(『君あるがため』から1年後)の太正十九年に勃発した大規模な降魔の襲撃。帝都全域に甚大な被害を及ぼした。 |
:最終的に帝都、巴里、紐育の華撃団消滅と引き換えに事態は終結。この事件を契機としてWLOF(世界華撃団連盟)が設立され、世界各都市で華撃団が誕生することになる。 | :最終的に帝都、巴里、紐育の華撃団消滅と引き換えに事態は終結。この事件を契機としてWLOF(世界華撃団連盟)が設立され、世界各都市で華撃団が誕生することになる。 | ||
;世界華撃団連盟(WLOF) | ;世界華撃団連盟(WLOF) | ||
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;[[霊子戦闘機]] | ;[[霊子戦闘機]] | ||
:[[霊子甲冑]]の発展型。 | :[[霊子甲冑]]の発展型。 | ||
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;二都作戦 | ;二都作戦 | ||
:降魔大戦において、降魔の首魁・降魔皇の復活を阻止する為に遂行された作戦。 | :降魔大戦において、降魔の首魁・降魔皇の復活を阻止する為に遂行された作戦。 | ||
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::これまでの『サクラ』の歌曲が「詞先」の手法で作られていたのに対し、今回は例外的に「曲先」の手法で作られている<ref>[https://japan.cnet.com/article/35135001/ PS4「新サクラ大戦」今冬発売、主要キャラなど詳報--セガフェス2019で新情報発表]、CNET JAPAN(2019年3月31日)、2021年4月22日閲覧。</ref>。「夢は甦る帝国華撃団」という歌詞の一節には、広井氏と田中氏とセガゲームスからファンへの感謝の想いが込められている<ref name=anotoki>[https://ameblo.jp/kenokun/entry-12526073884.html あの時から、、、新サクラ大戦へ]、田中公平のブログ My Quest for Beauty(2019年9月16日)、2021年4月22日閲覧。 </ref>。 | ::これまでの『サクラ』の歌曲が「詞先」の手法で作られていたのに対し、今回は例外的に「曲先」の手法で作られている<ref>[https://japan.cnet.com/article/35135001/ PS4「新サクラ大戦」今冬発売、主要キャラなど詳報--セガフェス2019で新情報発表]、CNET JAPAN(2019年3月31日)、2021年4月22日閲覧。</ref>。「夢は甦る帝国華撃団」という歌詞の一節には、広井氏と田中氏とセガゲームスからファンへの感謝の想いが込められている<ref name=anotoki>[https://ameblo.jp/kenokun/entry-12526073884.html あの時から、、、新サクラ大戦へ]、田中公平のブログ My Quest for Beauty(2019年9月16日)、2021年4月22日閲覧。 </ref>。 | ||
::『X-Ω』ではイベント「桜返り咲きて道は続けり」にて原曲がクエスト用BGMに採用。 | ::『X-Ω』ではイベント「桜返り咲きて道は続けり」にて原曲がクエスト用BGMに採用。 | ||
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== 登場作と扱われ方 == | == 登場作と扱われ方 == | ||
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**2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、当初はこの舞台をもって『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了となる予定であった。その千秋楽の終演時に、劇場の閉館時間が迫ってもなお観客達が帰宅せずに『サクラ』の継続を訴えるという事態が発生。スタッフからの依頼を受け、音楽監督の田中公平氏は思わず「みんなこのままでは帰れないよね、心配しないでください。私が何とかしますから、今日はこれで帰ってください」と観客達の前で発言し、その場を収めた。この一件が発端となり、スタッフやキャストによる『サクラ』復活に向けた草の根的な運動が始まった<ref name=anotoki/>。 | **2008年に『紐育レビュウショウ~歌う♪大紐育♪3~ラストショウ』が開催されたが、当初はこの舞台をもって『サクラ大戦』の全てのコンテンツは終了となる予定であった。その千秋楽の終演時に、劇場の閉館時間が迫ってもなお観客達が帰宅せずに『サクラ』の継続を訴えるという事態が発生。スタッフからの依頼を受け、音楽監督の田中公平氏は思わず「みんなこのままでは帰れないよね、心配しないでください。私が何とかしますから、今日はこれで帰ってください」と観客達の前で発言し、その場を収めた。この一件が発端となり、スタッフやキャストによる『サクラ』復活に向けた草の根的な運動が始まった<ref name=anotoki/>。 | ||
**その後、舞台はライブなどを経て2013年にショウとして再開され<ref name=anotoki/>、女性向けコンテンツ『サクラ大戦奏組』という新たな試みも行われたが、毎年のように提出されていた新作の企画は不採用という結果が続いていた。しかし、セガフェス2016にておこなわれた総選挙において『サクラ大戦』が「作品部門」と「復活期待部門」で1位を獲得したことでセガゲームス社内の風向きが変わり、本作のプロジェクトが立ち上がった<ref name=famitsu201903/>。 | **その後、舞台はライブなどを経て2013年にショウとして再開され<ref name=anotoki/>、女性向けコンテンツ『サクラ大戦奏組』という新たな試みも行われたが、毎年のように提出されていた新作の企画は不採用という結果が続いていた。しかし、セガフェス2016にておこなわれた総選挙において『サクラ大戦』が「作品部門」と「復活期待部門」で1位を獲得したことでセガゲームス社内の風向きが変わり、本作のプロジェクトが立ち上がった<ref name=famitsu201903/>。 | ||
− | ** | + | **作品の方向性について、セガゲームス取締役CPOの名越稔洋氏は「既存のファンに向けただけの作品になると、セールスもある程度見えてしまい、ジャンルとしても制約があるので、ぶち壊す部分をどの程度許容出来るかを模索した。壊せないのなら制作には反対だった」というコメントをしており、実際にセガゲームスとしても壊す=リブートする方向に舵を切った<ref name=dengeki201911>KADOKAWA『電撃PlayStation』2019年12月号 Vol.681 P84より。</ref><ref>[https://dengekionline.com/articles/16919/ 『新サクラ大戦』に『龍が如く7』! 2020年に向けて飛躍するセガゲームスの取り組みを名越氏に訊く【電撃PS】]、電撃オンライン(2019年11月8日)、2021年4月22日閲覧。</ref>。その結果、概要で述べた通りメインスタッフの大幅な入れ替えが敢行されており、これまで企画原案や世界設定を担当していたレッド・エンタテインメントも本作には不参加<ref>[https://twitter.com/kikaku_RED/status/984998385030545408 森田直樹(RED) Twitter]、2021年4月22日閲覧。</ref>、広井王子氏は「原作」としてクレジットされ一部の歌曲の作詞を手掛けてはいるものの、開発としては協力を仰がないという体制を取っている<ref name=dengeki201911/>。 |
**なお、『サクラ大戦』の[[著作者|版権表記]]も、以前はSEGAとREDの複数名義だったが、2017年にはSEGAの単独名義へと変わっている。<ref> | **なお、『サクラ大戦』の[[著作者|版権表記]]も、以前はSEGAとREDの複数名義だったが、2017年にはSEGAの単独名義へと変わっている。<ref> | ||
[https://web.archive.org/web/20161128133541/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2016年11月28日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20170318032319/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2017年3月18日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref>。 | [https://web.archive.org/web/20161128133541/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2016年11月28日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20170318032319/http://sakura-taisen.com/ サクラ大戦ドットコム(2017年3月18日のアーカイブ)]、2021年4月22日アーカイブ閲覧。</ref>。 | ||
− | * | + | *2020年12月から2021年6月まで展開されたスマートフォン用アプリゲーム『サクラ革命 ~華咲く乙女たち~』は『新』のシナリオを手掛けたイシイジロウ氏が開発に携わり<ref>[https://twitter.com/jiro_ishii/status/1302054787228168192 イシイジロウ Twitter]、2021年4月22日閲覧。</ref>、レッドや広井氏も引き続き不参加、加えて田中氏は歌曲のみを担当し劇中のBGMは別の人間が作曲するという体制を取っていた<ref>[https://twitter.com/kenokun/status/1395573845147348996 田中公平@今が『旬』 Twitter]、2021年5月21日閲覧。</ref>。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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[[Category:登場作品]] | [[Category:登場作品]] | ||
[[Category:新サクラ大戦|*]] | [[Category:新サクラ大戦|*]] | ||
− | [[Category: | + | [[Category:セガゲームス]] |