「ラージ・モントーヤ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
+ | | 外国語表記 = [[外国語表記::Raji Montoya]] | ||
| 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) | ||
*{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}} | *{{登場作品 (人物)|スーパーロボット大戦R}} | ||
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'''ラージ・モントーヤ'''は『[[スーパーロボット大戦R]]』の登場人物。 | '''ラージ・モントーヤ'''は『[[スーパーロボット大戦R]]』の登場人物。 | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[時流エンジン]] | + | [[時流エンジン]]の開発責任者。 |
もともと時流エンジン開発に着手したのはラージの父と、[[ラウル・グレーデン]]と[[フィオナ・グレーデン]]らの父であった。ラージの父の最終目標はタイムマシンの製作であったが、学界からは相手にされず見放されてしまう。その後、父は死亡してラージはエンジンの研究を引き継ぐが、「死亡した母に会いたい」という幼少時の自分の言葉が父の開発動機の根底にあったこと、結果として父が学界から相手にされなくなってしまったことに責任を感じ、時流エンジンの開発方針を転換、クリーンな動力源としての方向性を模索する。その後、[[ミズホ・サイキ]]に半永久機関としての側面を注目され、ミズホが開発した[[エクサランス]]に搭載される。しかし、時流エンジンは[[デュミナス]]との接触で[[タイムスリップ]]を起こしてしまい、過去の世界へと飛ばされることとなる。 | もともと時流エンジン開発に着手したのはラージの父と、[[ラウル・グレーデン]]と[[フィオナ・グレーデン]]らの父であった。ラージの父の最終目標はタイムマシンの製作であったが、学界からは相手にされず見放されてしまう。その後、父は死亡してラージはエンジンの研究を引き継ぐが、「死亡した母に会いたい」という幼少時の自分の言葉が父の開発動機の根底にあったこと、結果として父が学界から相手にされなくなってしまったことに責任を感じ、時流エンジンの開発方針を転換、クリーンな動力源としての方向性を模索する。その後、[[ミズホ・サイキ]]に半永久機関としての側面を注目され、ミズホが開発した[[エクサランス]]に搭載される。しかし、時流エンジンは[[デュミナス]]との接触で[[タイムスリップ]]を起こしてしまい、過去の世界へと飛ばされることとなる。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦R]] |
− | : | + | :概ね行動はプロフィールの通り。フィオナが主人公の場合、[[デュミナス]]に囚われている時に欠陥を仕込んだ[[時流エンジン]]を引き渡してデュミナスを弱らせる要因を作るのだが、それを知った[[ティス]]に重傷を負わされる。 |
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] |
:音声初収録。ラウルら『R』の面々から『OGS』は始まる。彼の作った時流エンジンはデュミナスとの接触により[[タイムスリップ]]でなく、次元の壁を越えてしまう。その後はすべての事情を承知した[[ギリアム・イェーガー]]に保護され、事件解決まで共に行動することになる。解決後はレーツェル率いる[[クロガネ隊]]に預かりの身となる。 | :音声初収録。ラウルら『R』の面々から『OGS』は始まる。彼の作った時流エンジンはデュミナスとの接触により[[タイムスリップ]]でなく、次元の壁を越えてしまう。その後はすべての事情を承知した[[ギリアム・イェーガー]]に保護され、事件解決まで共に行動することになる。解決後はレーツェル率いる[[クロガネ隊]]に預かりの身となる。 | ||
− | : | + | :OGSで追加された、[[中断メッセージ]]ではハードを解体しようとするという無茶な行動に出ようとする。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] |
− | : | + | :流れは『OGS』を引き継ぐ。[[時流エンジン]]の秘密を隠そうとするあまり[[ユウキ・ジェグナン]]に不審がられるが、最終的には和解する。今回もデュミナス一派にミズホと共に連れ去られ、『R』と同じように時流エンジンに細工を施した上でデュミナスを弱らせるきっかけを作る。その後は[[エクサランス・ライトニング]]のサブパイロットとなる。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
:[[エクサランス・レスキュー]]に同乗しているが、本作ではサブパイロットから外れ、精神コマンドは使えない。 | :[[エクサランス・レスキュー]]に同乗しているが、本作ではサブパイロットから外れ、精神コマンドは使えない。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] |
− | : [[フューリー]]の時間停止装置[[ラースエイレム]]の対応策として新型の時流エンジンを開発することとなるが、その危険性に後ろめたさを感じ取ったギリアムの懐柔を通して解決する。彼がいなかったら本作の[[鋼龍戦隊]] | + | : [[フューリー]]の時間停止装置[[ラースエイレム]]の対応策として新型の時流エンジンを開発することとなるが、その危険性に後ろめたさを感じ取ったギリアムの懐柔を通して解決する。彼がいなかったら本作の[[鋼龍戦隊]]は敗れ去っただけに、その貢献度は本作随一である。また、ラウルとフィオナがパイロットへ復帰する際にはエクサランス・レスキューのサブパイロットして昇格し、精神コマンドも使用できる。 |
== パイロットステータス == | == パイロットステータス == | ||
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:親友であり、リーダー格。ラウルが熱い一面を持ち、ラージがそれを冷やすという関係。正反対の性格だが、バランスが取れている。 | :親友であり、リーダー格。ラウルが熱い一面を持ち、ラージがそれを冷やすという関係。正反対の性格だが、バランスが取れている。 | ||
;[[フィオナ・グレーデン]] | ;[[フィオナ・グレーデン]] | ||
− | : | + | :親友であり、最終的には恋人。素っ気無いラージとそれを引っ張るフィオナという構図。野菜嫌いのラージのために料理に野菜をすりおろして混ぜている。[[OGシリーズ]]で再会した時はさすがに驚いていた(死亡したと思っていたので)。 |
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;[[ミズホ・サイキ]] | ;[[ミズホ・サイキ]] | ||
:同僚。時折配慮の足りない発言をしてはミズホを泣かせる。ラージが自分の非を認めて素直に謝るシーンもある。 | :同僚。時折配慮の足りない発言をしてはミズホを泣かせる。ラージが自分の非を認めて素直に謝るシーンもある。 | ||
67行目: | 67行目: | ||
:OGシリーズでは何の因果か、彼女と行動を共にすることで救われる。その後はデスピニス自身がラウルらと行動を共にし、L&Eコーポレーションの一員となった。 | :OGシリーズでは何の因果か、彼女と行動を共にすることで救われる。その後はデスピニス自身がラウルらと行動を共にし、L&Eコーポレーションの一員となった。 | ||
;[[ティス]] | ;[[ティス]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦R|R]] | + | :『[[スーパーロボット大戦R|R]]』では終盤でデュミナスに細工を施したことが原因で、激怒したティスに手足を折られてしまう(フィオナ編のみ)。 |
== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
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== 名(迷)台詞 == | == 名(迷)台詞 == | ||
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;「母が死んだ後…僕は父に頼んだんですよ…母のいるところに連れていけって…」<br />「今にして思えば、子供の駄々でしたけどね…でも、父は真剣にそれに答えてくれようとした…」<br />「普通の親なら、死んだ人に会いたいなんて言うと、あの世を思うんでしょうけど…父は、僕を母がまだ生きている時間に連れていく事を考えたんです。父は…馬鹿ですよ…それに付き合ったあなたのお父さんも…」 | ;「母が死んだ後…僕は父に頼んだんですよ…母のいるところに連れていけって…」<br />「今にして思えば、子供の駄々でしたけどね…でも、父は真剣にそれに答えてくれようとした…」<br />「普通の親なら、死んだ人に会いたいなんて言うと、あの世を思うんでしょうけど…父は、僕を母がまだ生きている時間に連れていく事を考えたんです。父は…馬鹿ですよ…それに付き合ったあなたのお父さんも…」 | ||
:第28話(フィオナ編)「明日の「艦長」は君だ!」のシナリオデモにて語った、[[時流エンジン]]が作られるきっかけとなった話。 | :第28話(フィオナ編)「明日の「艦長」は君だ!」のシナリオデモにて語った、[[時流エンジン]]が作られるきっかけとなった話。 | ||
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:第29話(フィオナ編)シナリオデモにて、セロリが食べられない言い訳。この直後、「偉そうに言うんじゃないの!」と説教される。みんなは野菜は好き嫌いなく食べよう。 | :第29話(フィオナ編)シナリオデモにて、セロリが食べられない言い訳。この直後、「偉そうに言うんじゃないの!」と説教される。みんなは野菜は好き嫌いなく食べよう。 | ||
;「あなた達もいいかげんにしたらどうです」<br />「使いこなせない力に固執すると、身を滅ぼしますよ」 | ;「あなた達もいいかげんにしたらどうです」<br />「使いこなせない力に固執すると、身を滅ぼしますよ」 | ||
− | : | + | :『R』第34話「「ゲキ・ガンガー」を越えてゆけ!」シナリオエンドデモにて世界を滅ぼすことを諦めようとしない[[フロスト兄弟]]への痛烈な忠告。[[シャギア・フロスト|シャギア]]はこの忠告を「それは杞憂というものだよ」と聞き流していたが、続くシナリオでラージの指摘は不幸にも的中する。 |
− | ; | + | ;ラージ「間違いというのは、自分が望んでいたのとは別の結果になったことを言います」<br/>デスピニス「デュミナス様は、創造主様の思い描いていたのとは別のものになってしまったのですね」<br/>ラージ「地球にはこんな言葉があります。『失敗は成功のもと』『災い転じて福となす』って」<br/>ラリアー「何ですか、それは…?」<br/>ラージ「失敗を否定せずに、次のステップのために必要なものと考えるのです」<br/>ミズホ「ひとつの成功の裏には、たくさんの失敗があります。たくさんの失敗がなくては、成功はないんです」 |
− | : | + | :『R』第35話「嵐の海」シナリオデモにて、ラリアーとデスピニスに対し、ミズホと共に「間違い」の本質を答える。 |
− | ; | + | ;「デュミナス、あなたは創造主にこだわるべきではなかった。あなたほどの力があったならば、いくらでも自分の道を切り開けるはずだった」 |
:最終話「デュミナスの答え」にて。自分も一度は父の人生を否定した道を歩んだだけあって、ある意味では同類とも言えるデュミナスに対して、創造主にいつまでも執着し過ぎた事……早い話が'''親離れができなかった'''のがそもそもの間違いと、親と子の在り方について説く。人間が本当の大人になるには、親との愛情を自分の中で完結させ『'''親は親、自分は自分'''』と精神的に自立しなければならないというラージなりの考察、そして人類にとって普遍の哲学が感じられる。 | :最終話「デュミナスの答え」にて。自分も一度は父の人生を否定した道を歩んだだけあって、ある意味では同類とも言えるデュミナスに対して、創造主にいつまでも執着し過ぎた事……早い話が'''親離れができなかった'''のがそもそもの間違いと、親と子の在り方について説く。人間が本当の大人になるには、親との愛情を自分の中で完結させ『'''親は親、自分は自分'''』と精神的に自立しなければならないというラージなりの考察、そして人類にとって普遍の哲学が感じられる。 | ||
;「ズバリ!! 93・61・90はありましたね」 | ;「ズバリ!! 93・61・90はありましたね」 | ||
:『スーパーロボット大戦R 4コマギャグバトル』59頁(忍豚)より、[[演算ユニット]]にされた[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]を見た後の台詞。直後にフィオナと[[テンカワ・アキト|アキト]]にボコボコにされた。 | :『スーパーロボット大戦R 4コマギャグバトル』59頁(忍豚)より、[[演算ユニット]]にされた[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]を見た後の台詞。直後にフィオナと[[テンカワ・アキト|アキト]]にボコボコにされた。 | ||
:ちなみにTV版ユリカのスリーサイズは85・58・86。3年も経っていれば「成長」していてもおかしくはない。 | :ちなみにTV版ユリカのスリーサイズは85・58・86。3年も経っていれば「成長」していてもおかしくはない。 | ||
− | + | ;「…なるほど、ここでゲーム終了ですか。それは実に興味深い」<br />「はい、まずはハードを解体して…」 | |
− | + | :OGSの中断メッセージにて、どこに興味があるのかはわからないが、終了シーケンスについて調べようと、ハードを解体しようとする。当然ラウルに止められ、ミズホは謝罪する。Rのあるイベントを思わせる発言でもある。 | |
− | + | ;「随分と趣味的……いや、時代錯誤な外見ですね」 | |
− | + | :OG2nd37話にて登場した[[Gバンカラン]]を一瞥して。 | |
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== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == |