「クロガネ」を編集中
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{{登場メカ概要 | {{登場メカ概要 | ||
| 外国語表記 = [[外国語表記::Kulogwane]] | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kulogwane]] | ||
− | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]] |
− | * | + | *[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] |
− | + | *[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]] | |
− | + | *[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]] | |
− | + | *[[スーパーロボット大戦OG外伝]] | |
− | + | *[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | |
− | + | *[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] | |
− | + | *[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]] | |
− | + | *[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | |
− | + | *[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION]] | |
− | + | *分類:[[スペースノア級]]万能戦闘[[母艦]]参番艦 | |
| 全長 = 552 m | | 全長 = 552 m | ||
− | | 推進機関 = ロケットエンジン×8<br | + | | 推進機関 = ロケットエンジン×8<br>[[テスラ・ドライブ]] |
| 装甲材質 = 超抗力金属 | | 装甲材質 = 超抗力金属 | ||
| 開発 = 地球連邦軍 | | 開発 = 地球連邦軍 | ||
− | | 所属 = [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]] | + | | 所属 = [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]<br> ↓<br>[[ディバイン・クルセイダーズ]]<br> ↓<br>[[クロガネ隊]] |
+ | | 別名 = アイアン3 | ||
| 主な搭乗員 = | | 主な搭乗員 = | ||
;【艦長】 | ;【艦長】 | ||
− | :[[エルザム・V・ブランシュタイン]] | + | :[[エルザム・V・ブランシュタイン]]<br> ↓<br>[[ダイテツ・ミナセ]]<ref>乗艦したのはL5戦役のみだが、名目上はインスペクター事件を通して艦長として扱われている。</ref><br> ↓<br>[[レーツェル・ファインシュメッカー]] |
;【艦長代理】 | ;【艦長代理】 | ||
− | :[[テツヤ・オノデラ]] | + | :[[テツヤ・オノデラ]]<ref>インスペクター戦争中のみ。</ref><br> ↓<br>[[クルト・ビットナー]] |
;【オペレーター】 | ;【オペレーター】 | ||
− | :[[エイタ・ナダカ]] | + | :[[エイタ・ナダカ]]<ref>インスペクター戦争中のみ。</ref> |
+ | | デザイン = {{メカニックデザイン|宮武一貴}} | ||
}} | }} | ||
− | + | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]] | + | [[地球連邦軍 (OG)|地球連邦軍]]が開発したスペースノア級万能戦闘母艦の参番艦。連邦軍でのコールサインは『アイアン3』。しかし[[DC戦争]]時に[[ディバイン・クルセイダーズ]]側の旗艦として使用されていたため、公に出すには問題があるとされており、公式には存在しないことになっている。 |
− | + | 艦首モジュールとして『'''超大型回転衝角'''('''対艦対岩盤エクスカリバードリル衝角''')』を装備したドリル戦艦。[[戦艦]]としては奇異とも言えるその姿は、見る者を圧倒する。この衝角は全てを穿つ一撃必殺の武装であると共に、[[地中]]の潜行を可能にしている。主に対要塞戦にその能力を発揮する。 | |
− | + | 船体色は赤・黒・金のいわゆる『[[トロンベ]]カラー』で、エルザム(レーツェル)が艦長を務めることもあるが、特に彼の専用艦として用意されたわけではないようである。 | |
+ | 『THE ANIMATION』のクロガネ乗組員は、修羅達よりも世紀末っぽい人達が多数乗っていた。 | ||
なお、クロガネ([[クロガネ隊]])のクルーは全員エルザムの人望の下に集った者達であり、[[ラストバタリオン]]の生き残りとみられる(と言うより、OG1のクロガネクルーは「LB兵」である)。また、彼の料理が振る舞われる事にもつられている……のも一つの理由らしい(この点はエルザムも否定していない)。 | なお、クロガネ([[クロガネ隊]])のクルーは全員エルザムの人望の下に集った者達であり、[[ラストバタリオン]]の生き残りとみられる(と言うより、OG1のクロガネクルーは「LB兵」である)。また、彼の料理が振る舞われる事にもつられている……のも一つの理由らしい(この点はエルザムも否定していない)。 | ||
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== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]] |
:両方のルートで登場。[[アイドネウス島]]突入作戦時にエルザムが艦長を務め、敵として登場する。リュウセイ編のみ、物語終盤にダイテツとテツヤが[[ハガネ]]からこちらに乗り換える。キョウスケ編では「裏切りの銃口」「亡霊、過去より来たりて」でのスポット参戦のみ。 | :両方のルートで登場。[[アイドネウス島]]突入作戦時にエルザムが艦長を務め、敵として登場する。リュウセイ編のみ、物語終盤にダイテツとテツヤが[[ハガネ]]からこちらに乗り換える。キョウスケ編では「裏切りの銃口」「亡霊、過去より来たりて」でのスポット参戦のみ。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION2]] |
:[[L5戦役]]後は[[伊豆基地]]の地下ドックで補修作業がなされ、レーツェルを艦長としてミッション・ハルパー前に伊豆基地を離れた。[[ハガネ]]大破時にクロガネが代わりを勤め、レーツェルに託されたテツヤが、ダイテツの遺志を継ぐ形で艦長代理を務め、[[リー・リンジュン|リー]]の[[シロガネ]]を[[ネビーイーム]]付近の宙域で討ち取った。 | :[[L5戦役]]後は[[伊豆基地]]の地下ドックで補修作業がなされ、レーツェルを艦長としてミッション・ハルパー前に伊豆基地を離れた。[[ハガネ]]大破時にクロガネが代わりを勤め、レーツェルに託されたテツヤが、ダイテツの遺志を継ぐ形で艦長代理を務め、[[リー・リンジュン|リー]]の[[シロガネ]]を[[ネビーイーム]]付近の宙域で討ち取った。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]] |
− | : | + | :基本的にはGBA版と同じだが、シロガネを討ち取る事は出来ず、撤退させるに留まっている事から今後の伏線かとユーザーに考えられ、実際に第2次OGで[[リー・リンジュン|あの男]]が名を変え再登場した。OG2.5ではレーツェルが再び艦長を務めた。 |
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG外伝]] |
:2.5版に準拠して序盤戦でレーツェルが艦長。第23話から離脱する。遂にただの汎用台詞ではなくクロガネ用の戦闘台詞でレーツェルが「トロンベ」と発言した。 | :2.5版に準拠して序盤戦でレーツェルが艦長。第23話から離脱する。遂にただの汎用台詞ではなくクロガネ用の戦闘台詞でレーツェルが「トロンベ」と発言した。 | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
:艦長は[[クルト・ビットナー]]が務める。今回はレーツェルは艦長にならない。使える機会はたったの4話。改造資金は還ってくるので改造するしないはプレイヤーの自由。なお今回、敵対勢力である[[ガイアセイバーズ (OG)|ガイアセイバーズ]]の旗艦[[エア・クリスマス]]の最強武装が突撃技なのだが、残念ながらクロガネとの対決はなし。ただし終盤で再度参加するシナリオも想定していたのか、そのエア・クリスマス他、終盤のボスに対する特殊セリフがクルトの没セリフとして残っている。 | :艦長は[[クルト・ビットナー]]が務める。今回はレーツェルは艦長にならない。使える機会はたったの4話。改造資金は還ってくるので改造するしないはプレイヤーの自由。なお今回、敵対勢力である[[ガイアセイバーズ (OG)|ガイアセイバーズ]]の旗艦[[エア・クリスマス]]の最強武装が突撃技なのだが、残念ながらクロガネとの対決はなし。ただし終盤で再度参加するシナリオも想定していたのか、そのエア・クリスマス他、終盤のボスに対する特殊セリフがクルトの没セリフとして残っている。 | ||
− | ; | + | ;[[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]] |
− | : | + | :クルト・ビットナーが前作から引き続き艦長を務める。今回使える機会は第17話と月ルート第30話から第33話まで。 |
;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]] | ;[[スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ]] | ||
:出番は少なめで、超大型回転衝角は使わなかった。 | :出番は少なめで、超大型回転衝角は使わなかった。 | ||
;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | ;[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]] | ||
:地中から現れて、[[アースクレイドル]]の丙壁を破るため超大型回転衝角を使用。 | :地中から現れて、[[アースクレイドル]]の丙壁を破るため超大型回転衝角を使用。 | ||
− | ; | + | ;スーパーロボット大戦OGクロニクル |
:「エルピスの亡霊」「Let,s Dance!」に登場。実際に戦闘した前者では、強化バレリオンの攻撃で中破する憂き目を見た。 | :「エルピスの亡霊」「Let,s Dance!」に登場。実際に戦闘した前者では、強化バレリオンの攻撃で中破する憂き目を見た。 | ||
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION THE ANIMATION]] |
:3巻で登場……がその宇宙海賊のようなクルーの面々に驚いたファンも多いと思われる。ちなみにOGクロニクルでのクロガネクルーは彼らとは全く別人であった。 | :3巻で登場……がその宇宙海賊のようなクルーの面々に驚いたファンも多いと思われる。ちなみにOGクロニクルでのクロガネクルーは彼らとは全く別人であった。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
− | 超大型回転衝角の存在により、戦艦にもかかわらず接近戦に強い。反面、[[ | + | 超大型回転衝角の存在により、戦艦にもかかわらず接近戦に強い。反面、[[射撃]]武器は[[シロガネ]]と大差ない。衝角の消費ENが非常に高いので、多用するなら[[Eセーブ]]が欲しい。 |
[[換装武器]]は、[[修理装置]]と[[補給装置]]のみ装備可能。 | [[換装武器]]は、[[修理装置]]と[[補給装置]]のみ装備可能。 | ||
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:相手の[[命中]]率を下げる[[特殊効果]]を持ったグレネード弾。 | :相手の[[命中]]率を下げる[[特殊効果]]を持ったグレネード弾。 | ||
;艦首魚雷 | ;艦首魚雷 | ||
− | :艦首に装備された長[[射程]]の魚雷。[[地形]]適応の低さを[[強化パーツ]] | + | :艦首に装備された長[[射程]]の魚雷。[[地形]]適応の低さを[[強化パーツ]]で補えば、優秀な武器。DWおよびOGSではなんと先端がドリルになっている。 |
;ホーミングミサイル | ;ホーミングミサイル | ||
:敵を追尾する為、高い命中補正を誇る。艦首魚雷に隠れて目立たない武装。 | :敵を追尾する為、高い命中補正を誇る。艦首魚雷に隠れて目立たない武装。 | ||
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:本艦のメインウェポン。OGSではALLW([[全体攻撃]]・[[ダブルアタック]]可能)なので、非常に使い勝手が良い。 | :本艦のメインウェポン。OGSではALLW([[全体攻撃]]・[[ダブルアタック]]可能)なので、非常に使い勝手が良い。 | ||
;超大型回転衝角(対艦対岩盤エクスカリバードリル衝角) | ;超大型回転衝角(対艦対岩盤エクスカリバードリル衝角) | ||
− | :艦首モジュールとして装備された、対艦[[格闘]] | + | :艦首モジュールとして装備された、対艦[[格闘]]戦や障害物の破砕に適した超大型のドリル。本艦を体現する武装であり、この武装無しに本艦は語れない。OGSでは、牽制射撃を行なって敵の動きを封じ込めた後で突撃する。また、この衝角を用いて地中を潜行することも可能である。[[射程]]があるP武器なので積極的に攻め込むことができ、[[援護攻撃]]にも向くが、非常に燃費が悪い。戦艦ではかなり珍しい格闘武器。ちなみに、エルザム・レーツェル搭乗時に出てくる一般兵のCVは、クォヴレー役の泰勇気氏。また、艦長が誰であっても使用する時は必ず「全速前進、クロガネ、突撃~~~!!」と叫ぶ。 |
=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
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:元々の装甲が厚い事に加え、ダイテツ、テツヤ、エイタが[[ひらめき]]や[[不屈]]を覚えないので、かなり有効な固有ボーナスである。 | :元々の装甲が厚い事に加え、ダイテツ、テツヤ、エイタが[[ひらめき]]や[[不屈]]を覚えないので、かなり有効な固有ボーナスである。 | ||
;武器「超大型回転衝角」の消費EN-15 | ;武器「超大型回転衝角」の消費EN-15 | ||
− | : | + | :OG2ndはこちら。 |
;武器「超大型回転衝角」の攻撃力+200、地形適応を「S」に変更 | ;武器「超大型回転衝角」の攻撃力+200、地形適応を「S」に変更 | ||
:『OGMD』はこちら。 | :『OGMD』はこちら。 | ||
− | == 機体BGM == | + | == [[BGM|機体BGM]] == |
;「鋼の箱舟」 | ;「鋼の箱舟」 | ||
− | : | + | :基本BGM。 |
;「鋼の箱舟 Var.M」 | ;「鋼の箱舟 Var.M」 | ||
:テツヤが艦長時のデフォルトBGN。 | :テツヤが艦長時のデフォルトBGN。 | ||
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;鋼VS鉄 | ;鋼VS鉄 | ||
:OG1『冥王の島』より。[[アイドネウス島]]DC司令部の目の前に急浮上し、ここまで温存してきたトロニウム・バスターキャノンを発射しようとする[[ハガネ]]だったが、そこへクロガネが迫る。超大型回転衝角の直撃を受けながらもバスターキャノンを撃つが、その一撃は司令部を反れてしまった。 | :OG1『冥王の島』より。[[アイドネウス島]]DC司令部の目の前に急浮上し、ここまで温存してきたトロニウム・バスターキャノンを発射しようとする[[ハガネ]]だったが、そこへクロガネが迫る。超大型回転衝角の直撃を受けながらもバスターキャノンを撃つが、その一撃は司令部を反れてしまった。 | ||
− | ; | + | ;VS[[シロガネ]] |
− | :OG2(またはOGSのOG2シナリオ)『己の信じるもののために』における、テツヤとリーの一騎討ち。<br /> | + | :OG2(またはOGSのOG2シナリオ)『己の信じるもののために』における、テツヤとリーの一騎討ち。<br />クロガネを追い詰めたかに見えたシロガネだったが、不用意にもクロガネの懐に潜り込んでしまい、艦首超大型回転衝角によって敗北。テツヤはダイテツの無念を晴らす事に成功した。 |
== 関連艦船 == | == 関連艦船 == | ||
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:スペースノア級万能戦闘母艦の弐番艦。 | :スペースノア級万能戦闘母艦の弐番艦。 | ||
;[[リーンホースJr.]] | ;[[リーンホースJr.]] | ||
− | :『[[機動戦士Vガンダム]] | + | :『[[機動戦士Vガンダム]]』に登場する戦艦。艦首にビームラムという突撃用兵装を持っており、超大型回転衝角と同様に使用される。作品によって格闘武器だったり、MAP兵器だったりとまちまち。 |
== 余談 == | == 余談 == |