「クロウ・ブルースト」を編集中
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− | + | == クロウ・ブルースト(Crow Brusto) == | |
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− | + | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]] | |
− | + | **[[第2次スーパーロボット大戦Z]]([[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]] / [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|再世篇]]) | |
− | + | **[[第3次スーパーロボット大戦Z]] ([[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇|連獄篇]] / [[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]) | |
− | + | *[[声優]]:うえだゆうじ | |
− | + | *種族:地球人 | |
− | | | + | *性別:男 |
− | + | *[[年齢]]:22歳 | |
− | + | *髪色:黒 | |
− | + | *所属:[[ブリタニア・ユニオン]](特殊部隊[[ファイヤバグ]]・隊員ナンバー69)→フリーランス→スコート・ラボ(テストパイロット)→次元獣バスター | |
− | + | *資格:[[スフィア・リアクター]](揺れる天秤) | |
+ | *キャラクターデザイン:河野さち子 | ||
− | + | 『[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]』及び『[[第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇]]』の[[主人公]]。 | |
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− | + | スコート・ラボに所属し、人型機動兵器「[[ブラスタ]]」及び「[[リ・ブラスタ]]」を操縦する次元獣バスターである。元軍人で、高い操縦技術と対人戦闘能力を有し、任務や仕事は完璧にこなす職人気質を持つ男。クールを気取っているが義理人情を重んじる性格で、熱い激情を心に秘めている。一方で外見や言動は本人の本質とはかけ離れており、ストーリー上では「軽くていい加減な男」と度々誤解を受けている。 | |
+ | |||
+ | 破界篇の物語後半で『揺れる天秤』の[[スフィア]]を所持するスフィア・リアクターの1人である事が明らかになり、十二のスフィア争奪戦の運命にも巻き込まれていく事になる。 | ||
=== 人物 === | === 人物 === | ||
− | + | 高校卒業後、父親との対立から実家を飛び出し、ブリタニア・ユニオン軍に入隊するが、所属した特殊部隊「[[ファイヤバグ]]」のあまりに非人道的な任務に嫌気が差し退役。無職の時、事業失敗後に病死した父親の莫大な借金を相続する事となり、その返済に窮した挙げ句、スコート・ラボに雇われブラスタのテストパイロットになった。 | |
− | + | 上記の経緯から、破界篇・再世篇・連獄篇・天獄篇、参戦作全てにおいて'''借金返済'''という非常に個人的な理由で世界の平和を脅かす敵と戦っていくことになる(世界の平和も一応理由の一つではあり、「借金と引き換えには出来ない」と述べてもいる)。事情が事情だけに[[ZEXIS]]に参加した後も事あるごとに金がらみの発言をしており、倹約のために食事を水だけで済ます、「おごり」と聞くと途端に極上の笑顔になるなど、「ケチ」「守銭奴」そのものな行動も目立つ(ただ、金銭の要求も仕事の対価としてのみであったり、請求された費用を律儀に払うなど、金銭の授受に関しては愚直なまでに誠実である)。そもそも彼の負う借金は、過失や確認怠慢によるとはいえギャンブルなどの身から出た錆ではない(相続した借金はともかく、強化費用や戦闘行為による損害などは組織で賄ってもいいレベルである)。 | |
− | + | 破界篇後、借金を返してサラリーマン生活をしていた時は以前の借りを返す意味で自身のおごりでかつてのメンバーと飲みに行ったりしていた。そのことを聞いたほかのメンバーから、即刻で嘘もしくは偽物と疑われたのは言うまでもない(それでも回転寿司だったり、食べ放題の焼肉だったりする辺り、やはり中途半端なセコさは健在の様子)。なお、前述の通り大変な守銭奴であるが、同時に「犯罪はしない主義」とも公言しており、誘拐や強盗など汚い手段を用いた金儲けは決してしない(頭の中でそうした事を思案したことはあるが、そのくらい)など、金にはうるさいが強欲な金の亡者では決してなく、ファイヤバグで表舞台に出ない裏の仕事をこなしてきたためか、名誉や名声にもさして興味は無い。 | |
− | + | 要所要所でコミカルな一面や内面の熱さを垣間見せる。許せない悪事には心の底から怒り叫び、にじみ出る殺気を隠そうともしない(調子に乗りぺらぺらと喋る[[アイム・ライアード|アイム]]を言葉少なに黙らせる場面もあった)。また、仲間と認めた相手には、たとえ相手が小学生であろうと「子供扱いは無しだ」と言ってお互い対等に接することを良しとし、心が折れてしまい自らの殻に閉じ篭るような者に対しては、自力で立ち直る事を願い敢えて突き放す厳格な面も持ち合わせているなど、節々で仲間を大切にする言動を見せている。そのため、金への執着をさて置けば、基本的には良識的で親しみやすい人物である。 | |
− | + | 彼は事あるごとに「女嫌い」を公言している(これはファイアバグの隊長、[[マリリン・キャット|マリリン]]が原因である事が再世篇で明かされた)。尤も、前作に登場した「[[レーベン・ゲネラール|女嫌い]]」とは異なり、極端な「女性蔑視」や「女性差別」はしない。また、女性に対しても男性と同様にごく普通に接するため、彼が言うほど「女嫌い」というイメージも強くは無い。言うなれば「自分から進んで女性に接するようなことはしない」といった感じ。しかし、第2次Z全編を通じて3人の女性に想いを寄せられ、再世篇での黒の騎士団ルートEDで「女嫌いを卒業する」という選択を選ぶと3人のうちのどちらかを選択される羽目になる(しかも連獄篇で一人増えている)。 | |
− | 自分から背負った借金を返済する生活を送っているのはカルロスから「意志や主体性がなく、状況に流される事をどこかで望んでいる」ないし「'''何かに縛られなければ自分の存在を確かめる事が出来ない''' | + | 自分から背負った借金を返済する生活を送っているのはカルロスから「意志や主体性がなく、状況に流される事をどこかで望んでいる」ないし「'''何かに縛られなければ自分の存在を確かめる事が出来ない'''」事が再世篇で明かされた。これは再世篇で[[桃井いぶき]]に語った父への感謝の気持ちや、『揺れる天秤』のスフィア・リアクターとしての資質も関係しているかと思われる。 |
− | + | 戦闘時にはよく「ヘイルメリー」「グリーンライト」などアメフト用語を発する他、慣用句も使う。ただ、後者の方はしょっちゅう間違えることが多い。 | |
− | + | 作中でビール片手に模擬戦を観戦していたりするため、アルコールを嗜む(=飲酒する)模様。ただ、普段は金が無いため「第5のビールで我慢している」と言っている(この「第5のビール」が何を指すのか不明だが、昔の言葉で「水」の事を「鉄管ビール」という表現があったので、水の可能性がある)。再生篇においてランドが合流した際、連日彼と酒を酌み交わし、二日酔いに悩まされていたことから、ランドほどは酒に強くないことが窺える。また、このときクロウはランドからスフィアの情報を得るために飲み代を奢っており(結局大した情報は得られなかったが)、守銭奴である彼も必要に応じた投資は惜しみなく行うことが分かる。 | |
− | + | ちなみに、破界篇での対ライノダモンMD、対シュバル、再世篇での対ランド、連獄篇での尸空と'''イベントで4度も撃墜された'''稀有な主人公である(単に撃墜されただけならば[[ラウル・グレーデン]]や[[トウマ・カノウ]]、Zの主人公二人などもいる)。また、王道シリーズ([[旧シリーズ]]や[[Zシリーズ]]など)のバンプレストオリジナルキャラクターでは初めて「選択制でない固定の単独主人公&機体も(改修した後継機なので)固定」となっている。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | : | + | :本作の主人公。出番も多く、版権キャラとの絡みも多い。戦う目的は、スパロボでも類をみないであろう'''「借金返済」'''という極めて現実的な問題。カットインではループタイのようなものが揺れる。能力値は全体的に高めで特殊技能も便利なものばかりなので文句なしに一軍として使っていける。乗機の主力攻撃「ACPファイズ」のデモが冗長なのが玉に疵か。 |
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
− | :本作でも主人公。また、[[PV|PV1]] | + | :本作でも主人公。また、[[PV|PV1]]のナレーションを務めている。なお、初登場は15話と少し遅い。その時は借金を返し終えて気楽だったが、戦闘終了後、ブラスタの飛行による被害弁済のため、またしても「100万Gの男」に……。今回は自分のスフィアの核心に迫っていくが、自身の性格と、実にしょうもない方法で(本人にとっては死活問題だが)スフィアを克服することに。 |
− | : | + | :EDではCDSの使い過ぎがトライアによって判明したため(トライア曰く『100万回使っていた』)、結局また100万Gの借金を抱えてしまい、やはり彼の借金生活は当分(原因を考えれば、下手すると'''一生''')終わりそうもない…。本当に最後まで報われない男である。ちなみに「ACPファイズ」のモーションは、破界篇に比べると大分高速化が図られている。 |
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ||
− | : | + | :名前のみ登場。どうやら、どこか別の世界に転移させられてしまった模様。貧乏クジ同盟のエースと呼ばれ、再会を期する声がちらほら。ちなみに[[マリリン・キャット]]亡き後も[[ファイヤバグ]]は未だに活動しており、彼らに引導を渡す者(そして、「一文にもならない」と愚痴を言うであろう予想も含めて)として復活を期待されてたりする。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z連獄篇]] |
− | :序盤はブラスタの「AX-55EAGLE」を装備したアクシオ・スコートSPに乗っている。ちなみにアクシオに搭乗する理由は'''CDSのせいで借金が増えるから''' | + | :序盤はブラスタの「AX-55EAGLE」を装備したアクシオ・スコートSPに乗っている。ちなみにアクシオに搭乗する理由は'''CDSのせいで借金が増えるから'''と言う何ともクロウらしい理由だったりする。 |
− | : | + | :結局大破したアクシオに呼応して転送されたリ・ブラスタTの転送費のせいでまたもや大量の借金をこしらえる事になってしまったが…。 |
− | : | + | :今回も女嫌いは如何なく発揮されており、終盤では…。 |
− | ; | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]] |
− | + | :参戦は宗介救出ルート第19話とスフィア・リアクターの中では一番遅い。 | |
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− | : | ||
− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | 万能型な能力値で、リアル系並の命中・回避を持ち、攻撃面においても格闘・射撃共に高い。元特殊部隊ということからか技量も高めで地形適応もオールA。その技量を生かす為の精神コマンドである[[てかげん]] | + | 万能型な能力値で、リアル系並の命中・回避を持ち、攻撃面においても格闘・射撃共に高い。元特殊部隊ということからか技量も高めで地形適応もオールA。その技量を生かす為の精神コマンドである[[てかげん]]を覚えないのは、少し残念である。エースボーナスと合わせ、敵陣に突っ込んでクリティカル反撃で落としまくるのが鉄板か。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ||
− | : | + | :デフォルトの場合は性格を反映してか、主人公キャラでは珍しく「脱力」を修得。また、魂のSP消費量も少なく、全体的にかなり有用で、ザコ戦とボス戦の両方で活躍できる。特殊誕生日の場合は消費こそ若干重めだが、有用なコマンドを揃える。完全回避のコマンドがないのが痛手。当然誕生日と血液型により変更可能。 |
− | : | + | :;デフォルト |
− | : | + | ::[[集中]]、[[直感]]、[[脱力]]、[[気合]]、[[直撃]]、[[魂]] |
− | + | :;特殊誕生日 | |
− | + | ::[[感応]]、[[集中]]、[[不屈]]、[[気迫]]、[[勇気]]、[[覚醒]]、 | |
− | |||
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]] | ||
− | : | + | :[[強運]]、[[連携攻撃]]、[[援護攻撃]] |
:序盤から強力な援護攻撃が撃てるのはかなり心強い。シナリオ上は常に借金に悩まされている彼が、'''戦闘では強運でガンガン資金を稼いでいく'''のは何の因果か。 | :序盤から強力な援護攻撃が撃てるのはかなり心強い。シナリオ上は常に借金に悩まされている彼が、'''戦闘では強運でガンガン資金を稼いでいく'''のは何の因果か。 | ||
− | : | + | :なお、彼もスフィア・リアクターだが、その証として定着しつつある「デフォルトでのSP回復」は持っていない。破界篇では「揺れる天秤」が未覚醒、再世篇では初登場時にはまだ反作用を受けていない(=リアクターとして機能していない)という事情もあるが、それでも'''「???」ですら技能欄に存在していない(しかも代わりに存在する養成不可技能は強運)'''辺り、「借金>スフィアの呪縛」なクロウの運命を体現した設定と言えなくもない。ただし再世篇ではSP回復が後天技能になったことも少なからず影響しているので、あえて養成でSP回復をつけておくのも一興か。 |
;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]] | ||
− | : | + | :[[SP回復]]、[[強運]]、[[援護攻撃]] |
:相変わらずの強運とともに、スフィア・リアクターの証である「デフォルトでのSP回復」を持つようになった。 | :相変わらずの強運とともに、スフィア・リアクターの証である「デフォルトでのSP回復」を持つようになった。 | ||
− | : | + | :また、連獄篇ではデフォルトで援護攻撃を持つ数少ない人物のため何かと重宝する。 |
− | === [[エースボーナス]] === | + | === 固有[[エースボーナス]] === |
;獲得資金+25% / 気力130以上で与ダメージ1.1倍 | ;獲得資金+25% / 気力130以上で与ダメージ1.1倍 | ||
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次Z]]で採用。強運でただでさえ多かった獲得資金がさらに増加し、1.8倍にまで達するため、ザコ相手でもバンバン稼いでいける。さらに再世篇ではゴールドエンブレムをつければ何と'''3.6倍'''と幸運を超える補正が常時かかり、自軍きっての稼ぎ頭となる。ダメージ増も気力の条件さえ満たせば常時発動するので、非常に優秀なエースボーナスである。 |
;所属チームの獲得資金、獲得Zチップ1.2倍 | ;所属チームの獲得資金、獲得Zチップ1.2倍 | ||
− | : | + | :天獄篇ではこちら。稼ぎには非常に役立つが、獲得資金が'''若干減っている'''。 |
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− | == パイロットBGM == | + | == [[BGM|パイロットBGM]] == |
− | ; | + | ;「CLOSE GAME LIFE」 |
− | : | + | :ブラスタ搭乗時BGM。「クロウズ・ゲイム・ライフ」、接戦の生活と訳せるが、返してはまた増える借金との戦いとも読むプレイヤーも。あながち間違っていない。また、Zシリーズの主人公ということでイベント用のアレンジバージョン「REMORSE」がある。 |
+ | ;「THE UNBREAKABLE」 | ||
+ | :リ・ブラスタ搭乗時BGM。「ジ・アンブレイカブル」、折れない意思と訳す。 | ||
;「崩壊方程式」 | ;「崩壊方程式」 | ||
− | : | + | :厳密には味方が大ピンチに陥った際の曲なのだが、クロウが出て来る作品では総じて'''借金激増の場面で使われる'''(しかも天獄篇では'''他に使われない''')ので、その場面で覚えているユーザーも少なくない。 |
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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;[[トライア・スコート]] | ;[[トライア・スコート]] | ||
:クロウ曰く「色々とがっかりなベッピンさん」。第1話においてブラスタの戦闘データを収集させる事を条件に、クロウの借金を肩代わりする。彼女に振り回されて悪態をついていることも多いが、嫌悪しているわけではない。 | :クロウ曰く「色々とがっかりなベッピンさん」。第1話においてブラスタの戦闘データを収集させる事を条件に、クロウの借金を肩代わりする。彼女に振り回されて悪態をついていることも多いが、嫌悪しているわけではない。 | ||
;[[カルロス・アクシオン・Jr.]] | ;[[カルロス・アクシオン・Jr.]] | ||
− | :クロウ曰く「金持ちのボンボン」。トライアとは違ってやや嫌悪している(それでも[[ルキアーノ・ブラッドリー|蛇蝎の]][[ファイヤバグ| | + | :クロウ曰く「金持ちのボンボン」。トライアとは違ってやや嫌悪している(それでも[[ルキアーノ・ブラッドリー|蛇蝎の]][[ファイヤバグ|ごとく]][[アイム・ライアード|嫌って]][[マリリン・キャット|いる]]わけではない)。 |
− | : | + | :再世篇ではスフィアの真なる覚醒の切っ掛けを作った。 |
;[[エスター・エルハス]] | ;[[エスター・エルハス]] | ||
:彼女の両親、友人の仇であるMDと呼ばれる次元獣討伐をクロウは10Gで請け負う。最初はクロウに対して辛辣に当たっていたが、クロウが[[ブラスタ]]のパイロットと知ってから次第に打ち解け、借金の査定をドラ等で盛り上げようとするコミカルな一面を見せてくれるようになるなどで、トライア共々腐れ縁のような関係となる。あからさまなので好意に対してはさすがに気付いているが、面倒事として基本的にアプローチはかわしている。 | :彼女の両親、友人の仇であるMDと呼ばれる次元獣討伐をクロウは10Gで請け負う。最初はクロウに対して辛辣に当たっていたが、クロウが[[ブラスタ]]のパイロットと知ってから次第に打ち解け、借金の査定をドラ等で盛り上げようとするコミカルな一面を見せてくれるようになるなどで、トライア共々腐れ縁のような関係となる。あからさまなので好意に対してはさすがに気付いているが、面倒事として基本的にアプローチはかわしている。 | ||
;[[マリリン・キャット]] | ;[[マリリン・キャット]] | ||
− | : | + | :ファイアバグ時代の隊長。あらゆる意味で徹底的にウマが合わず、彼女の事を『'''クソ女'''』と嫌悪している。しかし、彼女の死に際の言葉を聞いた時は驚愕してしまう事に。 |
;[[次元獣ライノダモンMD]] | ;[[次元獣ライノダモンMD]] | ||
:エスターの故郷の敵であり、自身も一度撃墜された宿敵として、特に因縁のある次元獣となる。 | :エスターの故郷の敵であり、自身も一度撃墜された宿敵として、特に因縁のある次元獣となる。 | ||
;[[マルグリット・ピステール]] | ;[[マルグリット・ピステール]] | ||
− | : | + | :ライノダモンMDを倒したことにより、彼女の恨みを買い執拗に狙われることに。展開次第ではクロウに諭され、共に元凶であるガイオウに立ち向かう事になる。再世編ではクロウに対する感情が周囲にあからさまになり、当人は特に気にした様子は無かったがまんざらではないらしい。 |
;[[シュバル・レプテール]] | ;[[シュバル・レプテール]] | ||
:サンクキングダムでの戦いでは彼に撃墜されて因縁が出来る。彼のアイムやガイオウへの態度を「犬」と呼んで軽蔑していたが、その態度が全て演技によるものであった事を知ってからはシュバルの生き様に敬意を評している。 | :サンクキングダムでの戦いでは彼に撃墜されて因縁が出来る。彼のアイムやガイオウへの態度を「犬」と呼んで軽蔑していたが、その態度が全て演技によるものであった事を知ってからはシュバルの生き様に敬意を評している。 | ||
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:ターゲットとして狙われている。 | :ターゲットとして狙われている。 | ||
;[[ジェラウド・ガルス・バンテール]] | ;[[ジェラウド・ガルス・バンテール]] | ||
− | : | + | :再世篇中盤あたりまでの宿敵的存在。幾度と無く交戦し、最終的には引導を渡す。彼の存在がクロウのスフィア覚醒を促し、また彼の死がユーサーを変えることとなった。何気なく物語中の立ち位置が破界篇におけるMDに似ている(改修・強化されたブラスタの最初の犠牲者である事や、その死によって奮起する人間が敵側に居る事等)。 |
;[[アイム・ライアード]] | ;[[アイム・ライアード]] | ||
− | : | + | :「偽りの黒羊」のリアクター。スフィアを持つ者として、あらゆる手段で幾度となくつけ狙われる事となる。クロウは息を吐くように嘘を言う、目的のために非道な行為を働く彼をマリリンと同じように嫌悪している。そもそも、主体性がないと言われるが揺るぎない意志を持つクロウと強い自意識に縛られ現実から逃げて嘘に嘘を塗り固めたアイムは、まさに真逆と言える。 |
;[[アサキム・ドーウィン]] | ;[[アサキム・ドーウィン]] | ||
− | : | + | :アイム同様、スフィアを持つ者として彼の標的となるが、最初の遭遇時はクロウがスフィアに覚醒する前であった為、ターゲットからは外される。再世編では、スフィア・リアクターとして覚醒したクロウをターゲットと定め、更なる覚醒を促すために挑発する場面もある。 |
;[[ガイオウ]] | ;[[ガイオウ]] | ||
− | : | + | :破界編・再世編共に最終話では彼の言葉にクロウがどう返答するかにより、彼の強さが変わる。両篇において、彼を凌ぐ敵がいる(後述)。 |
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;[[ゼニトリー・マッセ]] | ;[[ゼニトリー・マッセ]] | ||
− | : | + | :クロウの借金の取り立て人。クロウにとってある意味最強の敵の一人。クロウが陥った境遇には同情を示しつつも、金の事には容赦はしない。再世篇では飲み友達という関係に収まっており、『ゼニさん』『クロウちゃん』とお互いを呼んでいる。また、わざわざ戦場まで差し入れを持ってきたり、逆査定の手伝いをしたりと、借金返済自体には協力的である。さすがにクロウの極度な金運の悪さには、気の毒過ぎて良心が動いてしまうのかもしれない…。 |
;[[シエロ・ビーター]] | ;[[シエロ・ビーター]] | ||
− | : | + | :条件を満たすと登場し、クロウに強化パーツを託してくれる。 |
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;[[セツコ・オハラ]]、[[ランド・トラビス]] | ;[[セツコ・オハラ]]、[[ランド・トラビス]] | ||
− | : | + | :同じスフィア持ちの2人。直接の面識はないが、ZEUTHのメンバーから2人の事をある程度聞かされている。再世篇では両者とも登場する。セツコとはエスターと仲が良いのに対して、ランドとクロウは元々性格が近い為に出会った後は酒を飲みあったりと仲が良い(しかしおっさん仲間扱いされると嫌がる)。ただし、初対面でいきなり撃墜されるという大災難が。 |
:なお、セツコはあまりの借金額に彼に対してあからさまに幻滅していたが、多額の借金を背負っても落ち込む様子がない姿には感銘を受けていた。また、クロウが女嫌いを返上した際に「ZEXISにはいい女が多かった」と発言した際には'''思いっきり照れている'''。 | :なお、セツコはあまりの借金額に彼に対してあからさまに幻滅していたが、多額の借金を背負っても落ち込む様子がない姿には感銘を受けていた。また、クロウが女嫌いを返上した際に「ZEXISにはいい女が多かった」と発言した際には'''思いっきり照れている'''。 | ||
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;[[レーベン・ゲネラール]] | ;[[レーベン・ゲネラール]] | ||
− | : | + | :前作で死亡している彼と面識は無いが、同じく『女嫌い』を公言していたため[[ZEUTH]]メンバーからは何度か彼を引き合いに出される。しかし、彼と違って人間嫌いではないためすぐに信頼される。 |
;[[ユーサー・インサラウム]] | ;[[ユーサー・インサラウム]] | ||
− | : | + | :インサラウムの皇子にして「尽きぬ水瓶」のリアクター。次元獣化したエスターを元に戻すために協力し合うなど、戦い以外における絡みもそれなりにある。彼がインサラウム再生の手段に戦いを選んだことだけは最後まで否定したが、「責任を本気で取ろうとした」と評するなど決して嫌ってはおらず、彼を愚弄したガイオウに対しては怒りを露わにした他、「出会い方が違えばもっといい関係になれた」と本気で悔いている。 |
− | : | + | :彼の死後もその「愛」を体現したかのような生き様には大きな尊敬を持っており、「生涯忘れない」と誓っている。 |
;[[尸空]] | ;[[尸空]] | ||
− | : | + | :サイデリアルに属する「沈黙の巨蟹」のリアクター。ユーサーとは逆に彼のスフィアは「揺れる天秤」との相性が悪く、第3次Zにおける事実上のライバル。自身の在り様を乱し、感情を呼び起こすクロウの命を狙う。 |
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== 版権作品との人間関係 == | == 版権作品との人間関係 == | ||
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;[[ゲッターチーム]]([[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]、[[神隼人 (OVA)|神隼人]]、[[巴武蔵 (OVA)|巴武蔵]]) | ;[[ゲッターチーム]]([[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]、[[神隼人 (OVA)|神隼人]]、[[巴武蔵 (OVA)|巴武蔵]]) | ||
:年齢が近いからか彼等3人と仲がよい。竜馬からは借金の踏み倒し方を、隼人からは非合法な金の儲け方を伝授されそうになる。もちろん「犯罪はしない主義」をモットーとするクロウは両方断ったが。 | :年齢が近いからか彼等3人と仲がよい。竜馬からは借金の踏み倒し方を、隼人からは非合法な金の儲け方を伝授されそうになる。もちろん「犯罪はしない主義」をモットーとするクロウは両方断ったが。 | ||
− | : | + | :隼人からは再世篇にてスフィアの反作用を「'''金の音を聞く事で防ぐ'''」と言うあまりにもくだらない対処法に本気で呆れてしまう。 |
;[[桃井いぶき]] | ;[[桃井いぶき]] | ||
:父親に抱いていた幻想を自覚し、壁を乗り越えた事を祝福する意味で、とある秘密を彼女だけに打ち明ける。クロウ曰く、いぶきは「女じゃない。俺の戦友だ」との事だが、この言葉はいぶき本人には不愉快だったようだ。 | :父親に抱いていた幻想を自覚し、壁を乗り越えた事を祝福する意味で、とある秘密を彼女だけに打ち明ける。クロウ曰く、いぶきは「女じゃない。俺の戦友だ」との事だが、この言葉はいぶき本人には不愉快だったようだ。 | ||
187行目: | 157行目: | ||
:彼らと桂木桂から[[スフィア]]とアサキムの秘密について説明を受ける。なお、ロジャーには彼の職業が[[ネゴシエイター]]であることから、トライアから受けた新たな借金に関して助けを求める一幕もあった。 | :彼らと桂木桂から[[スフィア]]とアサキムの秘密について説明を受ける。なお、ロジャーには彼の職業が[[ネゴシエイター]]であることから、トライアから受けた新たな借金に関して助けを求める一幕もあった。 | ||
;[[R・ドロシー・ウェインライト]] | ;[[R・ドロシー・ウェインライト]] | ||
− | : | + | :「儲け話」の単語につい反応してしまったのか、ドロシーに「最低」の烙印を押されてしまう。 |
=== [[ガンダムシリーズ]] === | === [[ガンダムシリーズ]] === | ||
;[[デュオ・マックスウェル]] | ;[[デュオ・マックスウェル]] | ||
:彼も原作では貧乏クジを引くことが多いためか、青山やロックオン同様絡む場面は少なからずある。[[アッシュフォード学園]]の学園祭に連れ立って遊びに行った時は、年下の彼にたかり呆れられる一幕も。 | :彼も原作では貧乏クジを引くことが多いためか、青山やロックオン同様絡む場面は少なからずある。[[アッシュフォード学園]]の学園祭に連れ立って遊びに行った時は、年下の彼にたかり呆れられる一幕も。 | ||
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;[[ロックオン・ストラトス]] | ;[[ロックオン・ストラトス]] | ||
− | :[[ガンダムマイスター]] | + | :[[ガンダムマイスター]]の中では、年長者同士と言う事もあってか、特に彼とはウマが合うようである。気兼ね無く軽口を叩き合える仲だが、彼のテロリズムに対する凄まじい憎悪の念に言葉を失う事もしばしば。再世篇では彼の名言を受け継ぐ一人に。 |
;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]] | ;[[ロックオン・ストラトス (2代目)]] | ||
:名前を継いだ覚悟を汲み、[[貧乏クジ同盟]]に引きずり込む。 | :名前を継いだ覚悟を汲み、[[貧乏クジ同盟]]に引きずり込む。 | ||
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:彼のポーカーフェイスぶりに「普段から愛想良くしろ」と弄る事が多い。テロリストに拉致された[[マリナ・イスマイール|マリナ]]と[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を救う為、ヒイロも交えた3人で敵アジトを急襲する任務にも就いている。 | :彼のポーカーフェイスぶりに「普段から愛想良くしろ」と弄る事が多い。テロリストに拉致された[[マリナ・イスマイール|マリナ]]と[[リリーナ・ドーリアン|リリーナ]]を救う為、ヒイロも交えた3人で敵アジトを急襲する任務にも就いている。 | ||
;[[アレルヤ・ハプティズム]] | ;[[アレルヤ・ハプティズム]] | ||
− | : | + | :自身のボケに対してよく彼からも突っ込まれるが、ロックオンとは異なり辛辣なツッコミが多い。ちなみにほぼ同世代。 |
;[[ティエリア・アーデ]] | ;[[ティエリア・アーデ]] | ||
:ハッタリで[[ソレスタルビーイング|CB]]加入の意志を口にした際、意外にも彼からの認証を受ける。尤も、ティエリアにしてみればブラスタのデータに興味を抱いたが故の判断だったらしいが。 | :ハッタリで[[ソレスタルビーイング|CB]]加入の意志を口にした際、意外にも彼からの認証を受ける。尤も、ティエリアにしてみればブラスタのデータに興味を抱いたが故の判断だったらしいが。 | ||
;[[チームトリニティ]] | ;[[チームトリニティ]] | ||
− | : | + | :彼らの存在には嫌悪感を抱いており、後半のCBルートでは自らが収集した彼らの居所のデータを「トリニティ打倒はZEXISメンバーの総意」として何と'''タダで'''スメラギ達に託した。 |
;[[アリー・アル・サーシェス]] | ;[[アリー・アル・サーシェス]] | ||
:彼の戦いを好む性格を次元獣以上に危険と見ている。再世篇では戦友であるロックオンの命を奪った仇敵として彼に怒りを爆発させた。 | :彼の戦いを好む性格を次元獣以上に危険と見ている。再世篇では戦友であるロックオンの命を奪った仇敵として彼に怒りを爆発させた。 | ||
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;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
:ヴォダラ宮における戦闘でアサキムに追い詰められたところを、彼の介入により難を逃れる。後に彼を「ガンダム先輩」と独自の敬称で呼ぶ。 | :ヴォダラ宮における戦闘でアサキムに追い詰められたところを、彼の介入により難を逃れる。後に彼を「ガンダム先輩」と独自の敬称で呼ぶ。 | ||
− | |||
− | |||
=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
227行目: | 194行目: | ||
;[[クルツ・ウェーバー]] | ;[[クルツ・ウェーバー]] | ||
:一目見た時から、同類認定していた。 | :一目見た時から、同類認定していた。 | ||
− | ;[[ | + | |
− | : | + | === その他 === |
+ | ;[[借金]] | ||
+ | :クロウ・ブルーストという男を語る上で欠かせない用語。破界篇、再世篇のはじまりでありクロウの戦いの理由。常に借金返済に追われている第2次Zの裏テーマであり、再世篇では前作以上に物語に絡み、更にはリ・ブラスタを全力で運用する上で重大な役割を果たすことになる。クロウからは破界の王すら凌ぐ'''最大の敵'''と目されており、あろうことか'''見事返済してもさらに力を増して戻ってくる'''というどうあっても勝てない最悪の敵である。 | ||
== 名台詞 == | == 名台詞 == | ||
− | + | ===戦闘台詞=== | |
− | + | ;「分の悪い賭けは主義じゃない」 | |
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | === 戦闘台詞 === | ||
− | ; | ||
:戦闘時に喋る台詞。実際、個人的にはあまり危ない橋を渡ったことはない。 | :戦闘時に喋る台詞。実際、個人的にはあまり危ない橋を渡ったことはない。 | ||
:ちなみにこの手の台詞を言うオリジナルキャラはクロウで[[キョウスケ・ナンブ|4]][[ジョシュア・ラドクリフ|人]][[カズマ・アーディガン|目]]となる(『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]』を加えると[[楠舞神夜|5人目]])。 | :ちなみにこの手の台詞を言うオリジナルキャラはクロウで[[キョウスケ・ナンブ|4]][[ジョシュア・ラドクリフ|人]][[カズマ・アーディガン|目]]となる(『[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ|無限のフロンティア]]』を加えると[[楠舞神夜|5人目]])。 | ||
− | ; | + | ;「お前の戦い方はアフリカでじっくり見た!」 |
− | + | :[[パトリック・コーラサワー|コーラサワー]]との戦闘台詞。 | |
− | + | ;「やれやれ…なんて、言ってる場合じゃねえか!」 | |
− | + | :撃墜時。 | |
− | ; | ||
− | |||
− | : | ||
;「相変わらずの最低ぶりだな、お前らは…!」<BR/>「お前らの相手なら、これだ!」<BR/>「ここで返すぜ…!あの地獄の2年間で身につけたものを…!」<BR/>「消えろ、ファイヤバグ!」<BR>「先に地獄で待ってな…」 | ;「相変わらずの最低ぶりだな、お前らは…!」<BR/>「お前らの相手なら、これだ!」<BR/>「ここで返すぜ…!あの地獄の2年間で身につけたものを…!」<BR/>「消えろ、ファイヤバグ!」<BR>「先に地獄で待ってな…」 | ||
− | : | + | :再世篇15話でFB隊員にACPファイズを使用した際の戦闘台詞。 |
;「お前らのやり方は、嫌って程知ってんだよ」 | ;「お前らのやり方は、嫌って程知ってんだよ」 | ||
− | : | + | :アクシオ・バーグラーの攻撃を回避した際の台詞。心底イラついたような低い声音であり、上記の台詞と合わせてとことんファイヤバグを嫌悪しているのが伺える。 |
;「最低な奴らにやられたら、俺まで最低になっちまう!」 | ;「最低な奴らにやられたら、俺まで最低になっちまう!」 | ||
:こちらは回避台詞。とことん嫌いらしい。 | :こちらは回避台詞。とことん嫌いらしい。 | ||
− | |||
− | |||
;「器じゃねえんだよ、お前はよ…!」 | ;「器じゃねえんだよ、お前はよ…!」 | ||
:[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との戦闘台詞。人類を支配する神を気取った者に怒りを露わにしたような低い声音をしている。 | :[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]との戦闘台詞。人類を支配する神を気取った者に怒りを露わにしたような低い声音をしている。 | ||
;「狙い撃つぜ、俺も…!」 | ;「狙い撃つぜ、俺も…!」 | ||
− | :リ・ブラスタBのクラッチ・スナイパーVX使用時。[[ロックオン・ストラトス|亡き友]] | + | :リ・ブラスタBのクラッチ・スナイパーVX使用時。[[ロックオン・ストラトス|亡き友]]の言葉を受け継ぎ、標的を狙い撃つ。 |
;「リスク・オブ・マイ・ライフ…! くらいなっ!!」 | ;「リスク・オブ・マイ・ライフ…! くらいなっ!!」 | ||
− | : | + | :リ・ブラスタBのアンブレイカブル・フルクラム使用時の台詞の一つ。背負うものあってこそ我が人生、ということなのか。実際問題、クロウが何か(主に借金)を背負わない場面はほとんどないが。 |
− | : | + | :余談ではあるが、[[第2次α]]の[[楽曲/バンプレストオリジナル|マップBGM]]に「'''RISK OF MY LIFE'''」がある。 |
;「ジャスト・ワン・チャンス! シュート!!」 | ;「ジャスト・ワン・チャンス! シュート!!」 | ||
− | : | + | :こちらはリ・ブラスタRの場合。一撃にかける、というらしいといえばらしい攻撃だが、Wの楽曲にやはり「'''JUST ONE CHANCE'''」がある。さらに言えば、同曲が流れるのは「[[ヴァルザカード|エクサノヴァ'''シュート'''・オーバー]]」使用時、つまり必殺技使用時という共通点がある。 |
− | ;「天秤の支点は折れねえんだよ」 | + | ;「天秤の支点は折れねえんだよ」 |
:リ・ブラスタの必殺技の〆。何だかんだと言いつつ、着実にリアクターと化してきている。 | :リ・ブラスタの必殺技の〆。何だかんだと言いつつ、着実にリアクターと化してきている。 | ||
;「今度こそ引導を渡してやるぜ、アイム!」<BR/>「見せてやるぜ、カルロス!VXの全てを!」<BR/>「カルロス!お前への手向けだ!」 | ;「今度こそ引導を渡してやるぜ、アイム!」<BR/>「見せてやるぜ、カルロス!VXの全てを!」<BR/>「カルロス!お前への手向けだ!」 | ||
− | : | + | :45話「次元の心央」のイベント戦闘台詞。道を切り開いて逝ったカルロスに手向ける一撃――<ruby><rb>決して折れることのない意志</rb><rt>アンブレイカブル・フルクラム</rt></ruby>。揺らぎも迷いもない真っ直ぐな意志は「揺れる天秤」の力を限界まで引き出し、その力は「偽りの黒羊」を一撃の下に撃退した。 |
:ちなみにこれらの台詞はこのイベント専用だが、実は後半の2つは'''他の台詞とランダム選択なのでどちらかが出ないことがある'''。 | :ちなみにこれらの台詞はこのイベント専用だが、実は後半の2つは'''他の台詞とランダム選択なのでどちらかが出ないことがある'''。 | ||
− | ; | + | ;「俺自身が、シメの弾丸だ!」 |
− | : | + | : |
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;「俺の意志を力にする……!」<BR/>「撃ち抜け、リ・ブラスタ!」 | ;「俺の意志を力にする……!」<BR/>「撃ち抜け、リ・ブラスタ!」 | ||
− | : | + | :ジ・アンブレイカブル・フルクラム使用時。台詞は普通なのだがタイミングがずれており、前者が発射時、後者がトドメ演出のカットインで入る。 |
=== 破界篇 === | === 破界篇 === | ||
− | ; | + | ;「犯罪は俺の主義に反する」 |
− | : | + | :基本スタンスの一つ。ゼニトリーに借金返済のアテを聞かれての返答。主人公らしい一言だが、「借金の踏み倒しは犯罪じゃないのか?」とツッコミを入れられてしまう。また、これ以外でも『○○は俺の主義じゃない/主義だ』という表現を割と使う。 |
− | + | ;「美人は信用しない」 | |
− | ; | + | :基本スタンスの一つにして彼の口癖。主に[[マリリン・キャット|昔の上官]]が原因。 |
− | : | ||
− | |||
;「金は働けば返せるが、命は帰ってこないからな」 | ;「金は働けば返せるが、命は帰ってこないからな」 | ||
:基本スタンスの一つ。守銭奴ではあるが、人の命は大事らしい。 | :基本スタンスの一つ。守銭奴ではあるが、人の命は大事らしい。 | ||
− | ; | + | ;「世界中の人間が一緒に風呂に入れば、戦争なんて無くなるかもな」 |
− | : | + | :[[くろがね屋]]の温泉を満喫しながら何気に呟いた、奥の深い一言。 |
− | ; | + | ;「それがどうした」 |
− | : | + | :苦境にあってもそれを乗り越える強い意志を感じさせる一言。後にエスターも影響されてこの台詞を言っている。 |
− | + | ;(ゲッターチームとインベーダーね…。どっちも危険な連中だぜ…) | |
− | + | :序盤でゲッターチームが初登場したシナリオより。とはいえ本作のゲッターチームは柄は悪いが、3人とも人情味があふれており、常識を踏みにじるような描写は少ない。 | |
− | ; | + | ;「強面の兄さんとデートとはな…女嫌いのオレだが、マッチョが好みってわけじゃねえんだぜ…」 |
− | : | + | :故あって[[ソレスタルビーイング]]に協力をしている時、単独での別行動を[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]に頼んで、[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]を監視役に付ける条件で許可をもらった際に。女嫌いを公言して憚らないクロウだが、だからと言って男が好きというわけでもないようだ。どちらかというと「女に接するのは苦手」というべきか。 |
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;「駄目だ。あいつの考えにはついていけねぇ…」<br>「本当に合体したってのか?」 | ;「駄目だ。あいつの考えにはついていけねぇ…」<br>「本当に合体したってのか?」 | ||
− | :[[カミナ]]が行った[[グレン]]と[[ラガン]] | + | :[[カミナ]]が行った[[グレン]]と[[ラガン]]の無理やりやった合体の考えに追いついていらず、あきれていたが、本当に合体した[[グレンラガン]]の姿を見て驚きを表した。 |
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;「どこの世界でもお湯を沸かすのはヤカンを使う。ガンダムもそういうものかも知れねえぜ」 | ;「どこの世界でもお湯を沸かすのはヤカンを使う。ガンダムもそういうものかも知れねえぜ」 | ||
− | : | + | :宇宙において、[[ZEUTH]]のガンダムと遭遇したときの台詞。[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]からは「納得できるような、納得できないような説明」と評された。要するに、「どこの世界でも強いモビルスーツというのはガンダムに行き着くのだろう」ということである。 |
:余談だが、日清食品・カップヌードルのCMの中には、「[[ガンダム|RX-78 ガンダム]]がヤカンを持って立ち上がる」という内容のものが放送されたことがある。 | :余談だが、日清食品・カップヌードルのCMの中には、「[[ガンダム|RX-78 ガンダム]]がヤカンを持って立ち上がる」という内容のものが放送されたことがある。 | ||
;「ああ。普段は第5のビールで我慢してるがな」 | ;「ああ。普段は第5のビールで我慢してるがな」 | ||
− | : | + | :[[ゲイン・ビジョウ|ゲイン]]から「ビールは好きか?」と聞かれて。現実世界の日本では「第5のビール」なるものは公的には存在していないため、おそらく現行の「第3のビール」のような、安価なビール風味の架空の飲料かもしれない。また、1970年代の高度成長期に流行った日本語の中に「<ruby><rb>鉄管</rb><rt>てっかん</rt></ruby>ビール」という言葉がある。「鉄の管から出る液体」要は「水道水」の事なのだが、クロウの普段の食生活や老成した性格を考えると水の事をあえてこういう表現で言った可能性もある。 |
− | |||
;「ちょいと聞いたんだが、[[ZEXIS]]の中に[[ZEUTH]]の世界の同一人物がいるんだって?」 | ;「ちょいと聞いたんだが、[[ZEXIS]]の中に[[ZEUTH]]の世界の同一人物がいるんだって?」 | ||
− | : | + | :第28話「放浪の[[ZEUTH]]」のシナリオデモより。クロウは前からこの話が気になっていたようだが、ZEUTHのメンバーから、セツコの前例に倣った「異世界同位体の比較をしない」というルールを聞かされることに。 |
;「レアデータ、ゲットだぜ!」 | ;「レアデータ、ゲットだぜ!」 | ||
− | : | + | :バジュラのデータを取ろうとして、彼を担当するうえだ氏が国民的人気作品「ポケットモンスター」にてタケシを演じている為の声優ネタ。 |
;「お前等のどアップはお釣りが来る程、荒いがとても治療にはならねえ」 | ;「お前等のどアップはお釣りが来る程、荒いがとても治療にはならねえ」 | ||
− | : | + | :30話でお見舞いに来たゲッターチーム(竜馬)が「お前には荒治療がお似合いだ」と言われた時に返した言葉。どれだけ荒いのやら…。 |
;「ああ…。色々とがっかりなベッピンさんだよ」 | ;「ああ…。色々とがっかりなベッピンさんだよ」 | ||
− | : | + | :同じく30話で青山(ルートによってはロックオンか玉城)からトライアの事で「美人か?」と質問されて。 |
− | ; | + | ;「自分の生命と他人の生命…。俺の答えは決まっている」<br>「そんな下らねえ選択をさせる奴をぶちのめす事だ!」 |
− | : | + | :30話にてマルグリットに自分の生命とブラスタに搭乗しているエスターの生命に秤にかけられた際の台詞。クロウの強い意志から出た答えは、ブラスタに搭載してある「揺れる天秤」を覚醒させる事となった。 |
;「システマだよ。フ…昔取った杵柄ってやつさ」 | ;「システマだよ。フ…昔取った杵柄ってやつさ」 | ||
− | : | + | :ギシン星人相手に格闘術を披露し、竜馬に「合気道か?」と聞かれ。「システマ」は20世紀の旧ソ連の特殊部隊で生み出されたロシアの格闘術で、源流は異なるが合気道に似た要素も持つ。元特殊部隊所属という彼の設定を裏付けると共に、日本人でもあまり使わない難しい諺を正しく使っているのも驚き。再世篇ではエスターが'''「故郷にロシュツキョウと呼ばれるおじさんがいた」'''と発言している事からもどうもこの世界あるいはブリタニア・ユニオンは公用語が日本語らしい。 |
− | + | ;「俺だって育ててくれた親父に感謝してるさ。たとえ、クソ親父でもな」<br>「ま…勝手に死なれちまったんで礼も言えなかったがな」 | |
− | + | :アイムの仕掛けた罠を乗り越えたいぶきへ、父親の借金を相続放棄もせずに背負っている真意を語る。 | |
− | ; | + | ;「一人で何でも背負いこむんじゃねえ! お前だけがガンダムじゃねえんだ!」 |
− | : | + | :スローネツヴァイに乗り換えたサーシェスとの戦闘中にヴェーダからのバックアップが無効になり、絶体絶命に追い込まれた刹那を叱咤した。 |
− | ; | ||
− | : | ||
;「アイム、俺を狙うなら、直接来い」<br>「仲間を狙うような汚い真似をするんじゃねえよ…!」 | ;「アイム、俺を狙うなら、直接来い」<br>「仲間を狙うような汚い真似をするんじゃねえよ…!」 | ||
:第三分岐の各ルートにて、仲間に対して精神的な揺さぶりをかけたアイムに激怒した場面。 | :第三分岐の各ルートにて、仲間に対して精神的な揺さぶりをかけたアイムに激怒した場面。 | ||
− | ; | + | ;「ブリタニア・ユニオンの人でなしの集まり…。その名の通りの最低最悪の部隊さ」 |
− | : | + | :第38話より。過去に所属していた部隊をアイムに暴露された後、ZEXISのメンバーに「[[ファイヤバグ]]」の存在を打ち明けた。実際にどういう部隊だったのかは、再世篇15話で明らかとなる。 |
+ | ;「マッドなのは、うちのチーフだけで十分なんだよ!」 | ||
+ | :[[真ドラゴン]]との戦闘前会話で、スフィアの存在に尋常ならざる反応を見せた[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の狂態ぶりに、トライアを引き合いに出して断固、拒絶する。 | ||
;「これだから女って奴は油断ならない」 | ;「これだから女って奴は油断ならない」 | ||
− | : | + | :宇宙ルート42話にて、よりにもよってオズマの目の前で「アルトとランカが付き合っている」と暴露した[[エイーダ・ロッサ|エイーダ]]にの邪気の無さに対してのコメント。 |
− | ; | + | ;「アニキは早死にする……なんてジンクスはごめんだからな」<br>「ZEXISのアニキみたいなもんだろ? あいつは」 |
− | + | :終盤のインターミッションでの一言。この時彼が指しているのはロックオンのことで、ここまでにカミナ、マーグと「アニキ」が二人も死んでいる。だがまさか、この発言が本当になるとはこの時、誰一人として予想していなかった。 | |
− | : | ||
;クロウ「金ピカの機体とは反吐が出そうな成金趣味だぜ」<br>アレハンドロ「ZEXISにもそのような機体があるはずだが?」<br>クロウ「実力に裏打ちされたうちの[[ハリー・オード|グラサン]][[クワトロ・バジーナ|大尉達]]とてめえを同じだと思うんじゃねえよ」 | ;クロウ「金ピカの機体とは反吐が出そうな成金趣味だぜ」<br>アレハンドロ「ZEXISにもそのような機体があるはずだが?」<br>クロウ「実力に裏打ちされたうちの[[ハリー・オード|グラサン]][[クワトロ・バジーナ|大尉達]]とてめえを同じだと思うんじゃねえよ」 | ||
− | : | + | :アレハンドロとの戦闘前会話。しかし、態度や思想はともかくアレハンドロの技量はここまで言われるほど低くはない(少なくともマイスタークラス)。尤も、少なくとも[[百式]]が金ピカなのは製作者の個人的な趣味であり大尉は関係ないのだが。 |
− | ; | + | ;「覚悟しろよ、裏切りの横取り野郎! 世の中、そんな簡単な儲け話なんざねえってことを骨身に教えてやるぜ!!」 |
− | : | + | :同じくアレハンドロの戦闘前会話。世の真理であるとともに、クロウが言うと重みがある台詞…なのだが(後述)。 |
− | ; | + | ;「最後まで貧乏クジかよ…! 馬鹿野郎が!!」 |
:ロックオンの戦死を知った際の一言。仲間にして親友であるロックオンの死に、彼はただ怒りと悲しみの感情をぶちまけるしかなかった…。 | :ロックオンの戦死を知った際の一言。仲間にして親友であるロックオンの死に、彼はただ怒りと悲しみの感情をぶちまけるしかなかった…。 | ||
;「その日が、いつか来るのはわかっていた……だけどよ……せめて、後少し……もう少しだけ後でもよかったじゃねえか……あと少しで世界は変わるっていうのによ……」 | ;「その日が、いつか来るのはわかっていた……だけどよ……せめて、後少し……もう少しだけ後でもよかったじゃねえか……あと少しで世界は変わるっていうのによ……」 | ||
− | : | + | :「夜明けの鐘」のエンドデモにて、ロックオンの死に呆然とする一行の中で。世界の変革を見ないまま宇宙の闇に消えた「成層圏の狙撃手」を、クロウは心の底から嘆く。 |
;「前座は黙ってろ」<br>「そこまでにしろよ、クズ野郎。お前の言葉なんざ、欠片も聞く気はねえんだよ」 | ;「前座は黙ってろ」<br>「そこまでにしろよ、クズ野郎。お前の言葉なんざ、欠片も聞く気はねえんだよ」 | ||
− | : | + | :南極での最終戦で、毎度の如く力みすぎな前口上を述べるシュバルと、ベラベラ挑発してくるアイムを纏めて一蹴。クロウの静かな怒気にシュバルは気圧され、アイムは余裕の表情を醜く歪ませた。 |
− | ;「そんな判で押したような台詞で自分の心を誤魔化してんじゃねえよ!」<br>「わかっているのは本当はお前が嫌々戦っている事だけだ!」<br> | + | ;「そんな判で押したような台詞で自分の心を誤魔化してんじゃねえよ!」<br>「わかっているのは本当はお前が嫌々戦っている事だけだ!」<br>「お前が本気で弟の仇を討ちたいって言うなら相手になる…!だが、こんな風に八つ当たりや欲求不満のはけ口の相手をするのは真っ平御免だ!」<br>「言葉に詰まるぐらいなら戦うのをやめろ!」<br>「このわからず屋がっ! これだから、女は嫌いなんだよ!!」 |
− | : | + | :南極での、対マルグリットの戦闘前台詞。彼女が迷いを振り切れないまま無理矢理戦おうとしているのを、完全に見透かしていた。更に最後の一言から、この状況に対して、[[マリリン・キャット|自身の女嫌いの原因]]を想起する程ウンザリしているのが見て取れる。 |
− | ;「馬鹿を言ってんじゃねえ」<br> | + | ;「馬鹿を言ってんじゃねえ」<br>「主も友も弟もいない世界でも、まだお前がいる」<br>「何かを失おうとお前は今、生きている! それだけで意味があるだろうが…!」<br>「俺の仲間は生命を懸けて、何かをやろうとした! その前で生命を無意味だなんて言うな!」 |
− | : | + | :終盤でマルグリットが先に敗北した時の台詞。「主も友も弟もいない世界など何の意味もない」と生きる事を諦めていた彼女を叱咤した。 |
− | ; | + | ;「お前の答えなんざ聞く気はねえ。どんな言い訳をしようとお前は俺の手で潰すと決めてる…! [[カミナ|自由を愛した男]]と[[ロックオン・ストラトス|平和を願った男]]…! そいつらの想いもお前にぶつける! 覚悟しやがれよ、アイム! 俺は初めて怒りのままに戦う!!」 |
− | : | + | :アイムとの最終決戦にて。度重なる虚偽と謀略によって、クロウの堪忍袋の尾は完全に切れ、生命を散らした二人の朋友の分までその力を最大限にまで発揮した。 |
− | ; | + | ;(あばよ、アイム…。決着をつけられなかったのは心残りだがよ)<br>(地獄の鬼の前でお前の嘘がどこまで通用するか、試してみるんだな) |
− | : | + | :終盤でアイムがアサキムに撃墜された後のモノローグ。だが、再世篇では…。 |
− | ;「[[新帝国インペリウム|インペリウム]] | + | ;「[[新帝国インペリウム|インペリウム]]が造る腐れた世界の支配者にそんなになりたいのかよ…! 馬鹿らしくて笑えもしねえ。[[次元獣]]の女王になりたいなんて馬鹿はとっとと消えな…!」 |
− | :[[陰月]] | + | :[[陰月]]での最終決戦でシオニーの[[グレート・アクシオン]]と対峙した際に。アイムに利用されただけの彼女を「哀れなもんだ」と評しつつも、無意味な破壊と殺戮に加担し、世迷い事を言い続ける彼女を「馬鹿」と切って捨てる。 |
− | |||
;「ZEXISは平和ってゴールに着いた。ここからは一人一人のスタートだな」<br>「あばよ、俺の借金生活。明日からは自由と平和の始まりだ」 | ;「ZEXISは平和ってゴールに着いた。ここからは一人一人のスタートだな」<br>「あばよ、俺の借金生活。明日からは自由と平和の始まりだ」 | ||
− | : | + | :最終決戦でガイオウに勝利した後の台詞。しかし、それがつかの間だった事を知ることは無かった。 |
=== 再世篇 === | === 再世篇 === | ||
;「俺には金はないが、頼りになる仲間がいる。ZEXISは平和のために、俺は借金返済のために次々に現れる敵と戦い続けた」 | ;「俺には金はないが、頼りになる仲間がいる。ZEXISは平和のために、俺は借金返済のために次々に現れる敵と戦い続けた」 | ||
− | :[[PV]] | + | :[[PV]]におけるクロウのモノローグ。 |
;「ゲットレディ! 行くぜ!」 | ;「ゲットレディ! 行くぜ!」 | ||
− | : | + | :再世篇での第一声。この台詞と共に、エスターの危機に颯爽と駆けつけた。交戦時の汎用台詞でもあるが、ここでは[[DVE]]。また、システム設定の音量調節のサンプルボイスにも使用されている。 |
− | ; | + | ;「ファイヤバグ……最低のクズ野郎ども……お前らは、まだその中で遊んでやがるのか」<br>「人の事を言えた義理じゃねえ。だが、俺の前に現れた以上、この手でお前らを潰す……」 |
− | : | + | :「マン・アズ・ビフォー」での戦闘前会話。かつての因縁を前に、次元獣バスターは迷いなくブラスタを駆る。 |
− | ;「そりゃ一卵性双生児なんだから、似た役割を期待しちまうわな…だが、誤解すんなよ。俺はあいつの名前を継いだお前の覚悟の方に賭けてるんだ」<br> | + | ;「そりゃ一卵性双生児なんだから、似た役割を期待しちまうわな…だが、誤解すんなよ。俺はあいつの名前を継いだお前の覚悟の方に賭けてるんだ」<br>「その名を名乗れば、どうしたって兄さんと比べられるのはわかってたはずだろ? それでもロックオンを継いだお前とはいい付き合いが出来そうだって事だ」<br>「俺とお前は同じって事だよ。ニール・ディランディって男の事が好きだっていう点でな」 |
− | : | + | :ライルとの初対面の際に、兄と同じスナイパーとしての役割を求めた事に不快感を示したライルに対して。スナイパーとしての役を求めつつも、クロウは決してライルをニールと同一視しようとはせず、「ロックオン」の名を継いだライルの覚悟を見届けようとする。 |
;(自分の恋は不器用なのにな) | ;(自分の恋は不器用なのにな) | ||
:ルカとナナセに合わせるチャンスを作り、「自分だってキューピット役はできる」と言ったクランを茶化した。…が、この発言がエスターによって自身に跳ね返ってしまうことに。 | :ルカとナナセに合わせるチャンスを作り、「自分だってキューピット役はできる」と言ったクランを茶化した。…が、この発言がエスターによって自身に跳ね返ってしまうことに。 | ||
;「戦争なんだ…殺った、殺られたで恨み言を言う気はねえ…だがな…遊び気分で戦争をやってる奴に[[ロックオン・ストラトス|俺の大事な仲間]]を殺られたとなっちゃ腹の虫が収まらねえんだよ」<br>「覚悟しやがれよ、戦争屋! ZEXISを代表して俺があんたを潰してやる!!」 | ;「戦争なんだ…殺った、殺られたで恨み言を言う気はねえ…だがな…遊び気分で戦争をやってる奴に[[ロックオン・ストラトス|俺の大事な仲間]]を殺られたとなっちゃ腹の虫が収まらねえんだよ」<br>「覚悟しやがれよ、戦争屋! ZEXISを代表して俺があんたを潰してやる!!」 | ||
:19話より。生存していた[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]が再度、遊び感覚で世界を混乱に陥れようとする様に激昂。怨敵へと照準を絞り込む。 | :19話より。生存していた[[アリー・アル・サーシェス|サーシェス]]が再度、遊び感覚で世界を混乱に陥れようとする様に激昂。怨敵へと照準を絞り込む。 | ||
− | |||
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;「もうたくさんだ! 人の自由を奪って平気な顔をしてる奴がでかい面してるのはよ!」 | ;「もうたくさんだ! 人の自由を奪って平気な顔をしてる奴がでかい面してるのはよ!」 | ||
:第25話において、「揺れる天秤」に取り込まれた際の台詞。彼の本音が見えてきている事が伺える。 | :第25話において、「揺れる天秤」に取り込まれた際の台詞。彼の本音が見えてきている事が伺える。 | ||
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;「ちっ…他人の事を言えた義理じゃねえが、さすがの俺もドン引きの放火魔だぜ…!」 | ;「ちっ…他人の事を言えた義理じゃねえが、さすがの俺もドン引きの放火魔だぜ…!」 | ||
:中盤にて、ほぼ原作通りにアザディスタンを焼け野原に変えたサーシェスの行為に対して。「ファイアバグ」が「放火魔」という意味であることに引っかけた台詞。 | :中盤にて、ほぼ原作通りにアザディスタンを焼け野原に変えたサーシェスの行為に対して。「ファイアバグ」が「放火魔」という意味であることに引っかけた台詞。 | ||
396行目: | 325行目: | ||
;「決めた。やっぱり、食は全ての生活の基本だ。依頼を受けることにする」 | ;「決めた。やっぱり、食は全ての生活の基本だ。依頼を受けることにする」 | ||
:「銀河をステージに」クリア後のトライアとの通信で依頼を受けた場合。「腹が減っては戦はできぬ」とはよく言ったものである。 | :「銀河をステージに」クリア後のトライアとの通信で依頼を受けた場合。「腹が減っては戦はできぬ」とはよく言ったものである。 | ||
− | ; | + | ;「決めた。ちゃんとした昼飯は惜しいが、依頼は断ることにする」<br>「いざとなったら、[[ジロン・アモス|ジロン]]や[[アポロ]]と一緒に狩りでもして食いつなぐさ」 |
:こちらは依頼を断った場合。どちらにせよ食べ物に関してはやはり人の子らしく執念を見せる。なお、クロウは冗談めかして言ってはいるが、狩りをして食べ物を調達したほうが砂糖水よりかは栄養のある食事が出来るような気もしないでもない。 | :こちらは依頼を断った場合。どちらにせよ食べ物に関してはやはり人の子らしく執念を見せる。なお、クロウは冗談めかして言ってはいるが、狩りをして食べ物を調達したほうが砂糖水よりかは栄養のある食事が出来るような気もしないでもない。 | ||
;「通称、ブリタニアの吸血鬼。[[エリア11]]もロクでもない奴を輸入したもんだぜ」 | ;「通称、ブリタニアの吸血鬼。[[エリア11]]もロクでもない奴を輸入したもんだぜ」 | ||
402行目: | 331行目: | ||
;「驚いたぜ。吸血鬼殿が[[ナイトオブラウンズ]]になっていたとはな」 | ;「驚いたぜ。吸血鬼殿が[[ナイトオブラウンズ]]になっていたとはな」 | ||
:上記のセリフの後、ルキアーノとの戦闘前会話にて。このセリフから、ルキアーノがラウンズになる以前も相当の凶事を働いていることが推測される。 | :上記のセリフの後、ルキアーノとの戦闘前会話にて。このセリフから、ルキアーノがラウンズになる以前も相当の凶事を働いていることが推測される。 | ||
− | ; | + | ;「…俺に、その言葉を否定する権利はねぇさ。俺はご察しの通りの人間だからな」<br>「だがな、好き嫌いで言わせてもらえば、あんたは圧倒的に後者だぜ!」 <br>「やれるもんならやってみな!こうして敵味方に分かれた以上、心置きなくあんたを潰せるってもんだぜ!」 |
:同様にルキアーノとの戦闘前会話から。クロウを元ファイヤバグと見抜き、「クズ」と罵倒した彼に対し、その言葉を甘んじて受けつつも激しい敵意を向ける。「心置きなくあんたを潰せる」と言い放つあたり、彼に対する相当な嫌悪が見て取れるが、過去に何があったのだろうか? | :同様にルキアーノとの戦闘前会話から。クロウを元ファイヤバグと見抜き、「クズ」と罵倒した彼に対し、その言葉を甘んじて受けつつも激しい敵意を向ける。「心置きなくあんたを潰せる」と言い放つあたり、彼に対する相当な嫌悪が見て取れるが、過去に何があったのだろうか? | ||
;「何だよ、この悪役オールスターは!?」 | ;「何だよ、この悪役オールスターは!?」 | ||
:「遺根!くろがね屋の一番長い日!」において、ゼウスの片腕を求めて、くろがね屋に集まるピグマン子爵、ニア、コーウェンとスティンガー、ゲシュタルトのメタールといったスーパー系の悪役の集合を見て驚きの一言。 | :「遺根!くろがね屋の一番長い日!」において、ゼウスの片腕を求めて、くろがね屋に集まるピグマン子爵、ニア、コーウェンとスティンガー、ゲシュタルトのメタールといったスーパー系の悪役の集合を見て驚きの一言。 | ||
− | ; | + | ;「こんな事ぐらいで、あいつがやってきた事が帳消しになりにはしないってのによ…なのに、こっちのの覚悟も何もお構いなしで最後まで好き勝手やりやがって…こんな俺の生命を救うためによ…! 馬鹿野郎が! 自己満足で俺に返せない借りを背負わせやがって!!」 |
:「次元力」より。ZONEの機能停止を引き替えに落命したカルロスに対して怒りと哀しみの咆哮をあげた…。だがこれが「揺れる天秤」を完全に覚醒させる切っ掛けとなった。 | :「次元力」より。ZONEの機能停止を引き替えに落命したカルロスに対して怒りと哀しみの咆哮をあげた…。だがこれが「揺れる天秤」を完全に覚醒させる切っ掛けとなった。 | ||
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;「変わってねえな…いや、むしろ強くなってる」<br>「全ては変わっていく…人も、世界も、時代も…」 | ;「変わってねえな…いや、むしろ強くなってる」<br>「全ては変わっていく…人も、世界も、時代も…」 | ||
− | : | + | :病み上がりの身体に鞭打ち、ウェインとの最終決戦に挑むエスターの成長を認めつつ感傷的に呟く。 |
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;「咎を受けるのは全てを終わらせてからだ…そういうスタンスでいこうぜ」 | ;「咎を受けるのは全てを終わらせてからだ…そういうスタンスでいこうぜ」 | ||
− | : | + | :「超合集国決議第壱号」のIMにて、ルルーシュに対して。志半ばにして散った[[ロックオン・ストラトス|親友]]の言葉を引用し、彼なりのやり方で激を入れる。 |
;エスター「変わり身の早い奴!」<br>クロウ「気持ちの切り替えの上手い奴…って言ってやれよ」 | ;エスター「変わり身の早い奴!」<br>クロウ「気持ちの切り替えの上手い奴…って言ってやれよ」 | ||
− | : | + | :黒の騎士団ルートにおいて、最後までゼロの続投に難色を示し、その後あっさり意見を翻した玉城に対するやり取り。 |
− | ; | + | ;「黒の英知を手にした暗黒の支配者…。どうやら、俺もあんた等も似たような境遇らしいな」<br>「だが、俺はお前達のような下衆に堕ちる気はねえ…! せっかく力を手にしたんだから、もうちょっとマシな事に使わせてもらう! 借金返済や悪党退治とかな!」 |
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:第54話「絶望の世界」より。[[ズール皇帝|ズール]]or[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と戦闘した時の会話。確かにそっちの方がよっぽどマシだろう。 | :第54話「絶望の世界」より。[[ズール皇帝|ズール]]or[[ムゲ・ゾルバドス|ムゲ]]と戦闘した時の会話。確かにそっちの方がよっぽどマシだろう。 | ||
;「仇は討ったぜ、ロックオン。…お前は喜ばねえかも知れねえがな」 | ;「仇は討ったぜ、ロックオン。…お前は喜ばねえかも知れねえがな」 | ||
:終盤のネオ・プラネッツでの戦いにて、サーシェスの戦死を見届け、亡き戦友を偲ぶ。 | :終盤のネオ・プラネッツでの戦いにて、サーシェスの戦死を見届け、亡き戦友を偲ぶ。 | ||
;「負けを理由にするんじゃねえよ。誰かの自由や平和を奪う以外の方法で、お前達には何かが出来たはずだぜ」<br/>「お前は尽きぬ水瓶に相応しい男だ。だが、俺はお前のやり方を認めない」<br/>「借りた金は、きちんと働いて返すしかねえんだよ。盗んだ金で返そうなんてのはナシなのさ」 | ;「負けを理由にするんじゃねえよ。誰かの自由や平和を奪う以外の方法で、お前達には何かが出来たはずだぜ」<br/>「お前は尽きぬ水瓶に相応しい男だ。だが、俺はお前のやり方を認めない」<br/>「借りた金は、きちんと働いて返すしかねえんだよ。盗んだ金で返そうなんてのはナシなのさ」 | ||
− | : | + | :最終話でユーサーに対して。戦う以外の方法に目が向かなかったユーサーを糾弾し、信念は認めつつもそのやり方を否定する。 |
;(あばよ、ユーサー……あばよ、次元将ガイオウ……お前らは強かったが、それをも上回る強敵が地球で俺を待っている)<br />(待ってろよ、借金……地球に帰ったら、今度こそ決着をつけてやるぜ) | ;(あばよ、ユーサー……あばよ、次元将ガイオウ……お前らは強かったが、それをも上回る強敵が地球で俺を待っている)<br />(待ってろよ、借金……地球に帰ったら、今度こそ決着をつけてやるぜ) | ||
:ガイオウ撃破後のモノローグ。ファイヤバグ、ブリタニア・ユニオン、インベーダー、Dr.ヘル、イノベイド、バジュラ、バアル、インサラウム、次元将……ZEXISとして色々な敵と戦って来たクロウだが、やはり彼にとって最強の敵は借金らしい(しかも、'''勝率は0''')。 | :ガイオウ撃破後のモノローグ。ファイヤバグ、ブリタニア・ユニオン、インベーダー、Dr.ヘル、イノベイド、バジュラ、バアル、インサラウム、次元将……ZEXISとして色々な敵と戦って来たクロウだが、やはり彼にとって最強の敵は借金らしい(しかも、'''勝率は0''')。 | ||
;「ZEXISは、いい女が多かったからな…[[マリリン・キャット|ふらりと入ったラーメン屋の一杯がまずかった]]からって、世界中のラーメンを否定する事はないか…」 | ;「ZEXISは、いい女が多かったからな…[[マリリン・キャット|ふらりと入ったラーメン屋の一杯がまずかった]]からって、世界中のラーメンを否定する事はないか…」 | ||
:黒の騎士団ルートEDにて、女嫌いを返上した時の台詞。そもそもクロウの女嫌いの原因は度を超えて破綻したマリリンの「人格」であって「異性」そのものを特に嫌悪しているわけではない(積極的に関わりたくはない、というレベル)ので、当然の帰結と言えなくもない(そういう意味では自身の過去のトラウマが原因で「異性」そのものを嫌悪する[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]とは大いに異なる)。 | :黒の騎士団ルートEDにて、女嫌いを返上した時の台詞。そもそもクロウの女嫌いの原因は度を超えて破綻したマリリンの「人格」であって「異性」そのものを特に嫌悪しているわけではない(積極的に関わりたくはない、というレベル)ので、当然の帰結と言えなくもない(そういう意味では自身の過去のトラウマが原因で「異性」そのものを嫌悪する[[レーベン・ゲネラール|レーベン]]とは大いに異なる)。 | ||
− | :ところでクロウにラーメンを引き合いに出させた辺り、ライターはやはり[[テンカワ・アキト|同じ声でラーメンが得意な料理人]]を意識しているのだろうか。確かにあの男もとある事件以降'''味覚がダメ''' | + | :ところでクロウにラーメンを引き合いに出させた辺り、ライターはやはり[[テンカワ・アキト|同じ声でラーメンが得意な料理人]]を意識しているのだろうか。確かにあの男もとある事件以降'''味覚がダメ'''(女嫌い)になっているが…… |
;(尽きぬ水瓶、ユーサー・インサラウム……お前の愛は実を結んだようだぜ……) | ;(尽きぬ水瓶、ユーサー・インサラウム……お前の愛は実を結んだようだぜ……) | ||
: | : | ||
;「さて…いくら浮いたかな。その額によっては、街外れで小さな喫茶店を始めるなんてのも悪くない…裏通りに小さな事務所を構えて、小粋な私立探偵なんてのもいいな…」 | ;「さて…いくら浮いたかな。その額によっては、街外れで小さな喫茶店を始めるなんてのも悪くない…裏通りに小さな事務所を構えて、小粋な私立探偵なんてのもいいな…」 | ||
:ラストの査定時。この時は資金が戻ってくるとばかり思っていたクロウだったが、彼に待っていたのは'''やはり借金だった'''。 | :ラストの査定時。この時は資金が戻ってくるとばかり思っていたクロウだったが、彼に待っていたのは'''やはり借金だった'''。 | ||
− | :また、「私立探偵」「貧乏」「クロウ」ということで[[大十字九郎|とあるロボットゲームの主人公]]のパロディなのではないかという声もあったが、'''[[スーパーロボット大戦UX|次の版権スパロボ]]で[[機神咆吼デモンベイン|その作品]]が初参戦となった''' | + | :また、「私立探偵」「貧乏」「クロウ」ということで[[大十字九郎|とあるロボットゲームの主人公]]のパロディなのではないかという声もあったが、'''[[スーパーロボット大戦UX|次の版権スパロボ]]で[[機神咆吼デモンベイン|その作品]]が初参戦となった'''。果たして偶然なのか一種の前振りだったのか…… |
:なお、[[HEROMAN|同時参戦した作品]]の[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|主人公]]はコーヒーショップでアルバイトをしている。 | :なお、[[HEROMAN|同時参戦した作品]]の[[ジョセフ・カーター・ジョーンズ|主人公]]はコーヒーショップでアルバイトをしている。 | ||
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=== 連獄篇 === | === 連獄篇 === | ||
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=== 天獄篇 === | === 天獄篇 === | ||
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;「それがどうした! 俺はまだ戦えるぜ!」 | ;「それがどうした! 俺はまだ戦えるぜ!」 | ||
− | : | + | :ナムサクルート第21話にて、黒いアンゲロイとエル・ミレニウムの増援に心折れる一行の中で叫ぶ。状況がどうだろうと場所がどこだろうと折れない意志は、「揺れる天秤」に戦意を点し続ける。しかし、その時……。 |
− | ; | + | ;「……丁度いい。Dトレーダーで何か花束みたいなものはあるか?」<BR/>「それを頼む。墓参りに手ぶらってのも格好がつかないしな」<BR/>「……死んじまったら、敵も味方も、過去の恨みも関係ねえ。花ぐらい手向けさせてもらうさ」 |
:その話のトレーダーにて。一行が飛ばされた先は火星。そこは再世戦争の決着の地であり、クロウにとって因縁深い者達が眠る場所。[[マリリン・キャット|かつての上官]]が、[[ガイオウ|未来をかけて戦った男]]が。そして、[[ユーサー・インサラウム|祖国と民に殉じた幸福の王子]]が眠っている……。 | :その話のトレーダーにて。一行が飛ばされた先は火星。そこは再世戦争の決着の地であり、クロウにとって因縁深い者達が眠る場所。[[マリリン・キャット|かつての上官]]が、[[ガイオウ|未来をかけて戦った男]]が。そして、[[ユーサー・インサラウム|祖国と民に殉じた幸福の王子]]が眠っている……。 | ||
− | ; | + | ;「やっぱりな。一目見た時から、俺もあいつの素質には気づいていた」<BR/>「口ではどうこう言いながらも面倒見のいい性格に、ムッツリ系の相棒……おまけに声が実にいい」 |
− | + | :クルツについて。案の定の同類認定である。こうして、満場一致で貧乏クジ同盟に一人が加わることとなった。 | |
− | + | ;(見てるかよ、ユーサー……お前の愛したみんなは、今でもお前のことを愛してるぞ)<BR/>(お前の水瓶は尽きることなくインサラウムの民達を潤している。だから、後の事は安心して俺達に任せとけ) | |
− | + | :ナムサクルート第22話「再会の火の星」のシナリオデモにて。 | |
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− | : | + | ;「借金なんてものを背負わなくてもスフィアが発動できるんなら、お前の方がリアクターに向いてたかも知れねえな……」 |
− | ; | + | :ネオ・ズリエル撃破時の呟き。例え神話の果てへ到達しても、借金とは縁が切れないクロウである……。 |
− | + | ;「人形が何に反逆するってんだよ……? 悪いが、ヴィルダークはお前の10倍は手ごわかったぜ」 | |
− | + | : | |
− | + | ;「お前の口先だけの愛じゃ、何も救えないんだよ」<BR/>(ユーサー・インサラウム……俺は、お前とお前の愛を一生忘れない……) | |
− | + | :ネオ・ガムビエル撃破時。 | |
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;「頑張っちゃいたが、お前の嘘なんざあのアイムに比べれば、可愛いもんだぜ」 | ;「頑張っちゃいたが、お前の嘘なんざあのアイムに比べれば、可愛いもんだぜ」 | ||
− | : | + | :ネオ・マルダキエル撃破時。あの大嘘つきに勝てる嘘つきはそうはいないだろう。 |
− | ; | + | ;「虚無ってのは空っぽとは違う。その中には、確かに自分ってもんが存在する」<BR/>「人形じゃ、尸空の代わりは務まらないってことさ」 |
− | : | + | :ネオ・ムリエル撃破時。「沈黙の巨蟹」を発動させる「虚無」とは死への指向性……逆に言えば、生きているからこそ生じるものである。尸空本人が「虚無は無ではない」と口にした通り、自分自身のない人形ではそのリアクター足りえなかった。 |
− | ; | + | ;「行っとくぜ、アドヴェント。俺は1Gを返すことで1G分の自由を取り戻している……借金返済は俺にとって未来に進む行為だ! それがチャラになるってことは俺の未来が潰されることと同じなんだよ!」<BR/>「行こうぜ、リ・ブラスタ! 因果さえも歪める敵の撃墜データで残額一挙返済だ!」 |
− | + | :聖アドヴェントとの戦闘前会話より。最後の最後までブレない男である……。 | |
− | |||
− | : | ||
;「世界は変わったってのに、俺は変わらない……か」<BR/>(だが、悪くない気分だ)<BR/>(希望溢れる未来と平和……無限の可能性があるのなら、100万Gの借金だって返せるだろうさ……いつになるかはわからないがな……) | ;「世界は変わったってのに、俺は変わらない……か」<BR/>(だが、悪くない気分だ)<BR/>(希望溢れる未来と平和……無限の可能性があるのなら、100万Gの借金だって返せるだろうさ……いつになるかはわからないがな……) | ||
− | : | + | :エンディングにて。どこまで行っても、100万Gの男は健在である。これを返したとして、今度はいくら背負うのだろうか……。--> |
== 迷台詞 == | == 迷台詞 == | ||
− | + | 守銭奴かつ、色々とキマらない二枚目半な性格ゆえか、主人公でありながら迷台詞にも事欠かない。 | |
− | |||
;「マジで!?」 | ;「マジで!?」 | ||
− | : | + | :主に借金絡みの話題で何度も口にする。天獄篇では初登場時、借金を返し終わり、CDSも使い放題になったのを自慢していたのも束の間、連獄篇での経緯からまたしても100万Gの借金を抱えるハメになった際に。音楽は言うまでも無く'''「崩壊方程式<ref>しかも天獄篇では'''ここでしか使用されない'''。</ref>」'''。 |
− | |||
=== 戦闘台詞 === | === 戦闘台詞 === | ||
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;「くそぉぉっ! これじゃマジで破産だ!」 | ;「くそぉぉっ! これじゃマジで破産だ!」 | ||
:撃墜時の台詞。乗機の撃墜=破産と考えているあたり、さすがは守銭奴と言うべきか…。 | :撃墜時の台詞。乗機の撃墜=破産と考えているあたり、さすがは守銭奴と言うべきか…。 | ||
530行目: | 398行目: | ||
:被弾時の台詞。やはりトライアに尻に敷かれているようだ…。 | :被弾時の台詞。やはりトライアに尻に敷かれているようだ…。 | ||
;「金があれば、心に余裕もできるのさ」<br>「今の俺はサラリーマンだ! お仕事、お仕事っと!」<br>「ま、当たっても経費で修理するがな」<br>「いいさ。このくらいのダメージなら経費で落ちる」<br>「借金がないから、心に余裕があるのさ」<br>「修理費2000ってところか? 俺の金じゃねえけど」<br>「いいもんだよな、自由ってのは!」<br>「いかん、いかん。心に余裕を持ち過ぎた」<br>「う~ん…さすがに撃墜はシャレにならねえ」 | ;「金があれば、心に余裕もできるのさ」<br>「今の俺はサラリーマンだ! お仕事、お仕事っと!」<br>「ま、当たっても経費で修理するがな」<br>「いいさ。このくらいのダメージなら経費で落ちる」<br>「借金がないから、心に余裕があるのさ」<br>「修理費2000ってところか? 俺の金じゃねえけど」<br>「いいもんだよな、自由ってのは!」<br>「いかん、いかん。心に余裕を持ち過ぎた」<br>「う~ん…さすがに撃墜はシャレにならねえ」 | ||
− | : | + | :再世篇15話「マン・アズ・ビフォー」限定の戦闘台詞の数々。非常に余裕であるが、この後の展開や破界篇の立ち回りを考えると笑ってしまう。 |
− | ; | + | ;「借金も戦いも終わらない…! 因果なもんだぜ!」 |
− | : | + | :天獄篇公式ページで公開されている戦闘台詞。相変わらず借金には全敗中の模様。 |
− | |||
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=== 破界篇 === | === 破界篇 === | ||
− | ; | + | ;「金が無い…」 |
− | : | + | :破界篇におけるクロウの第一声がいきなりこれである。この後、「家がない…職がない…本当に何もない…」と嘆くなど、経済的に苦しんでいたようだ。しかも借金取りに追いかけられているという非常にみっともないシーンでもある。 |
− | + | ;「先走んな、刹那…! また俺がお守りを押し付けられる! お守り手当てが認められなかった以上、勝手されると困るんだよ!」 | |
− | + | :CBルート第6話にて。暴走する刹那のお守りをロックオンから押し付けられていたクロウは、ついにスメラギに手当てを要求したようである。 | |
− | + | ;クロウ(くそっ…!こんな立場じゃなかったら、サインをもらえるのによ!)<br>[[ロックオン・ストラトス|ロックオン]](お前…ああいうの好きなのか?)<br>クロウ(いや、売り払って借金の足しにするためだ) | |
− | + | :突如[[地球]]圏に出現した[[超長距離移民船団]]の実態を探るために[[アイランド1]]に潜入した際、超有名アイドルである[[シェリル・ノーム]]に偶然遭遇して。即座に[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]から「だと思ったぜ」と突っ込まれた。しかも、ここにいなかったメンバーからも後で「どうせ金目当てにサイン欲しがったんだろ」と見透かされた。 | |
− | ; | + | ;「俺…やっぱり、地獄に落ちたか…魔女と小鬼がいやがる…。やっぱり、借金を返さなかったのが原因か…」 |
− | : | + | :ライノダモンMDが初登場したシナリオより。ライノダモンMDとの初戦闘で敗北した後に医務室で目が覚めた時の台詞。「魔女」はトライア、「小鬼」はエスターの事を指している。 |
− | ; | ||
− | : | ||
;「せっかくのイベントだからな。盛り上がり所に投資を惜しまないのは俺の主義だ」<br />「ゲストのグレン団リーダー、[[カミナ]]さん、この勝負、どう見ます?」 | ;「せっかくのイベントだからな。盛り上がり所に投資を惜しまないのは俺の主義だ」<br />「ゲストのグレン団リーダー、[[カミナ]]さん、この勝負、どう見ます?」 | ||
− | : | + | :[[ダイ・ガード]]・[[マジンガーZ]]・[[トライダーG7]]と[[飯塚]]の駆る[[コクボウガー]]との模擬戦の際、借金持ちの身でありながら、ビールにホットドッグというまるでスポーツ観戦でもするかのようなノリで応援?に現れた際に。当然、[[クラン・クラン|クラン]]や[[弓さやか|さやか]]から呆れられた。その後、まるでスポーツの実況のようなノリで(彼同様にはしゃぎまくる)カミナに解説を振るなど、やりたい放題である…。 |
;「な、何だ? 俺はメガネの女とコンタクトレンズの女と裸眼の女は苦手なんだよ」 | ;「な、何だ? 俺はメガネの女とコンタクトレンズの女と裸眼の女は苦手なんだよ」 | ||
− | : | + | :[[株式会社21世紀警備保障]]技術部主任の百目鬼初登場の時、彼女に声を掛けられたクロウの返し。つまりは女性全般である。 |
;「そっちの世界じゃどうか知らないが、俺はまだ22歳…いわゆるヤングだぜ」 | ;「そっちの世界じゃどうか知らないが、俺はまだ22歳…いわゆるヤングだぜ」 | ||
:[[神勝平|勝平]]から言動を「おっさん臭い」と言われて。クロウは22歳にしてはたしかにやや老成している部分があるし、なにより「ヤング」という言い回し自体が最早死語である。 | :[[神勝平|勝平]]から言動を「おっさん臭い」と言われて。クロウは22歳にしてはたしかにやや老成している部分があるし、なにより「ヤング」という言い回し自体が最早死語である。 | ||
557行目: | 420行目: | ||
;「ひ!」 | ;「ひ!」 | ||
:エスターとの会話時、一方的に喋る[[エスター・エルハス|エスター]]から「黙って聞け!」と一喝されて。ちなみに[[シオニー・レジス|某国の外務大臣]]も似たような悲鳴をあげている。 | :エスターとの会話時、一方的に喋る[[エスター・エルハス|エスター]]から「黙って聞け!」と一喝されて。ちなみに[[シオニー・レジス|某国の外務大臣]]も似たような悲鳴をあげている。 | ||
− | ; | + | ;「俺は金を貸したつもりが、いつの間にかとんでもない額を借りていた」<br>「頭がどうにかなりそうだった…」<br>「詐欺とか、マルチ商法だとか、そんなチャチなもんじゃ断じてねぇ」<br>「もっと恐ろしいものの片鱗を…」 |
− | : | + | :借金を返し終わったと思ったら、ブラスタの改修費用として借金が倍になったことに対して。ネットでもよく改変して使われている「ジョジョの奇妙な冒険」の台詞のパロディである。 |
− | ; | + | ;「なぁ、あんたネゴシエイターだろ。何とかならないか?」<br>「プロの口からも死刑宣告かよ……」 |
− | : | + | :トライアに嵌められて借金が当初の倍になった際にロジャーに対して。しかし、「契約が成立している以上、どうにも出来ない」と返答されてしまった。 |
;「ありがとう。最低の褒め言葉だ」 | ;「ありがとう。最低の褒め言葉だ」 | ||
− | : | + | :CBルート35話、クロウの経歴を知っているロックオンに「ファイヤバグの自分を撃つのか」と言い、その彼から「バカは的にはしない」と言われた際の台詞。刹那が直前に言った台詞のパクリである。 |
− | ; | + | ;「金だ! 金だー! ひゃっはあああああああああああっ!!」 |
− | : | + | :エリア11ルート35話、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]を救うため、彼から貰い受けた30万Gをばら撒こうとする[[ブールーズ・ゴウト|ゴウト]]らに「自分にもやらせろ」と言い、'''非常にいい笑顔'''で思いっきりその金をばら撒きながら。多額の借金で縛られていた反動で完全にぶっ壊れる。なお、その後全部ばら撒いたと見せかけて、ゴウトらと同様ちゃっかり着服していたことが発覚する。が、大した額ではなかったのか、それとも指摘されて律儀に返したのか、借金の額に変動はない。 |
− | ; | + | ;「借金のことを考えると胃が痛くなる」 |
− | : | + | :スフィア覚醒者の代償を知っている[[ZEUTH]]メンバーから体の不調がないかと訊ねられての回答。周囲からは当然のようにあっさりと「異常無し」と納得された。 |
;「ついでだ! その機体の外装をかっぱいで借金の足しにしてやるぜ!」 | ;「ついでだ! その機体の外装をかっぱいで借金の足しにしてやるぜ!」 | ||
:名台詞項のアレハンドロとの戦闘前会話の〆がこれ。最後の最後で台無しにしてしまう事に…。 | :名台詞項のアレハンドロとの戦闘前会話の〆がこれ。最後の最後で台無しにしてしまう事に…。 | ||
;「…世界は変わるっていうのに、俺は変わらない…くっそぉぉっ! また借金生活なのかよぉぉぉっ!!」 | ;「…世界は変わるっていうのに、俺は変わらない…くっそぉぉっ! また借金生活なのかよぉぉぉっ!!」 | ||
− | : | + | :エンディングで、トライアから新たな借金を告げられた後の台詞。この言葉と動揺で、破界篇の幕は閉じられた(再世篇初登場時の状況から、この借金はすぐに返せたか、トライアの冗談だったかのどちらかと思われる)。さらに再世篇でもこの台詞がシメ。だが借金がなくなったら、今度は命綱であるCDSが使えなくなる可能性があり、事実上リ・ブラスタに乗れない。どこまで行っても、苦労人……。プレイヤーにとってはハッピーエンドだったが、クロウにとってはこれ以上ないバッドエンドである。 |
− | + | :一応サード・ステージに達すれば反作用そのものは克服出来るだろうが、それでも己の意志と存在を保つために借金を背負うことは想像に難くない。 | |
=== 再世篇 === | === 再世篇 === | ||
− | ; | + | ;「ひゃくまんんんん!?」<br>「もしもしゼニさん? 金…貸してくんない?」 |
− | : | + | :自身のミスにより、またもや借金を背負うハメになりゼニトリーに救援要請。破界篇と同じ立ち位置に収まってしまい、余裕のなくなる生活を送る羽目に。余裕のあった台詞の数々がまとめて吹っ飛び、金を第一に考える生活が再び始まった。ちなみにこの時のBGMは'''『25回目の危機』'''。一体何度目の危機なのであろうか。 |
− | ; | + | ;「ヒイキだ! エコヒイキだ! 労働基準監督署に訴えてやる!」 |
− | : | + | :「金持ち」の座に返り咲いたカルロスとの身分の格差に愕然とし、駄々っ子の如く大いに喚き散らす。…のだが、これは「自分よりバカ高い給料が支払われている」と早合点してしまった為。実際にはそんな事は無く、ラボから出ている給料は大差無いらしい(カルロスが再び「金持ち」になったのは自身の金策の功績)。 |
− | ; | + | ;「いいねえ、若いってのは」 |
− | : | + | :「アッシュフォード・ラプソディ」にて、盛り上がる生徒達やZEXISメンバーを眺めて。そういうクロウはこの時点で23歳のハズなので、世間では若造呼ばわりされる世代なのだが……。[[ファイヤバグ]]時代の経験で精神年齢だけおっさんレベルになっているらしい。 |
− | ;クロウ「悪いな、エスター。俺はオデコに触られると借金が増える病気にかかってるんだ」<br> | + | ;クロウ「悪いな、エスター。俺はオデコに触られると借金が増える病気にかかってるんだ」<br>青山「ちなみに、その症状は全身に転移している」<br>ロックオン「おまけに不治の病らしいぜ」<br>クロウ「うるさいよ、お前等…!」 |
− | : | + | :同ステージ、キューピッドの日にてエスターにオデコを狙われて。ちなみに二人の声は三木眞一郎氏。ステレオで冷やかされていたのだろう。ちなみにこの時のクロウの顔グラは専用のもの。 |
;「儲け話…」 | ;「儲け話…」 | ||
:「白と黒と」でベックが退却する時に発したであろう、この単語に反応して。エスターから「反応するな、クロウ!」と怒られ、ドロシーに「最低」呼ばわりされてしまう。 | :「白と黒と」でベックが退却する時に発したであろう、この単語に反応して。エスターから「反応するな、クロウ!」と怒られ、ドロシーに「最低」呼ばわりされてしまう。 | ||
− | ; | + | ;「まずい…! 藪をつついてアナコンダ!」 |
− | : | + | :クランを茶化した発言がエスターによって自身に跳ね返った時のリアクションがこれ。デュオから「そんなんだから借金を背負うんだ」と言われてしまう。 |
;「ありがとうよ。心が和む音色だぜ…」 | ;「ありがとうよ。心が和む音色だぜ…」 | ||
:コインの落ちる音色をBGMに査定タイムを迎えて。コインを落としているエスターからは「いい笑顔」と喜ばれる。 | :コインの落ちる音色をBGMに査定タイムを迎えて。コインを落としているエスターからは「いい笑顔」と喜ばれる。 | ||
;「やったぜ! 大スクープだ! この撮影データは高く売れるぞ!!」 | ;「やったぜ! 大スクープだ! この撮影データは高く売れるぞ!!」 | ||
− | : | + | :宇宙ルート23話にて、バサラの歌に惹かれて現れた銀河クジラ「バーラエナ」をしっかり撮影してのリアクション。「銀河の奇跡も、あんたにかかればメシの種かよ」と呆れ半分にからかわれることに。 |
− | ; | + | ;「男の顔になったな」 |
− | : | + | :「あなたは何もわかっていない」において、カミナシティをインベーターから守った後、時間のずれによって自分なみの青年に成長したシモンの再会に言ったセリフ。これだけだとなんでもないが、直後に「一度こういう台詞を言ってみたかった」とオチを付ける。元ネタは『北斗の拳』でケンシロウが成長したバットにかけた言葉であろう。 |
;「金!」 | ;「金!」 | ||
− | : | + | :コインの落ちる音を無意識的に察知する彼は、揺れる天秤のスフィアの一つの物事に強く執着するという副作用に対し、無意識的に察知できる金の音で自分の心を繋ぎとめるという大変バカバカしい方法でスフィアを克服することに成功する。 |
:だが裏を返せば、このような方法でしかスフィアに対応できないということであり、さらに共鳴者が守銭奴のクロウであったからこそ実現した方法である。「揺れる天秤」の危険さを暗に示したエピソードでもあるが、クロウの金に対する執着心が原因で全くと言っていいほど気にされていない。 | :だが裏を返せば、このような方法でしかスフィアに対応できないということであり、さらに共鳴者が守銭奴のクロウであったからこそ実現した方法である。「揺れる天秤」の危険さを暗に示したエピソードでもあるが、クロウの金に対する執着心が原因で全くと言っていいほど気にされていない。 | ||
− | ; | + | ;「にひゃくまんんんん!?」 |
− | : | + | :足長お兄さんのおかげで何とか借金を返した(正確には債権を放棄してくれた)が、またしても恐るべき借金を背負うハメになってしまった。同じ場所で同じ相手に告げられ、恐らくプレイヤーも絶句したであろう。音楽はもちろん、'''「崩壊方程式」'''。前作より悲惨な光景になっている。<br>なお、トライア曰く「半分はラボで負担した」との事で、つまり元の改造費は400万だったという事になる。さすがにそんな額を背負わせては戦意まで喪失しかねないと判断したのだろうか。…尤も、[[次元獣ダモン (エスター)|エスター]]の件があるので、仮に借金400万背負う事になっても降りなかっただろうが。 |
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;「あ、あの…私の大切な人…発言は?」 | ;「あ、あの…私の大切な人…発言は?」 | ||
− | : | + | :リ・ブラスタ改造費200万Gの支払請求を突き付けるトライアへ、一縷の望みを懸けて縋り付くが現実は非情であった。 |
− | ; | + | ;「また信じられない事が起こった…。足長お兄さんのおかげで奇跡が起きたと思ったら、また借金が増えていた…」 |
− | : | + | :トライアに言い負かされて再契約が成立した後の台詞。破界篇と同じ場所でほぼ同じ借金額を背負っての台詞だが続きを[[貧乏クジ同盟]]仲間の[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]と[[青山圭一郎|青山]]に潰されることになる。 |
;「フ……そうおだてるなって」 | ;「フ……そうおだてるなって」 | ||
− | : | + | :結局、「また返すだけだ」と開き直った後、桂から「よ、守銭奴!」と言われて。褒め言葉ではないのだが……。 |
:何となくだが、[[ヴァルストークファミリー|「セコイ」と「逃げ足」が褒め言葉の一家]]に通じるものが。 | :何となくだが、[[ヴァルストークファミリー|「セコイ」と「逃げ足」が褒め言葉の一家]]に通じるものが。 | ||
;「別に馴れ初めを聞いてるわけじゃねえよ…!」 | ;「別に馴れ初めを聞いてるわけじゃねえよ…!」 | ||
:「メメントモリ攻略戦」のIMにて、ロックオンとアニューの話で盛り上がる一同の中、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]の天然発言に対して。普段とは逆に、クロウがツッコミを入れる。 | :「メメントモリ攻略戦」のIMにて、ロックオンとアニューの話で盛り上がる一同の中、[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]]の天然発言に対して。普段とは逆に、クロウがツッコミを入れる。 | ||
;クロウ「大人は責任を果たすものさ」<br>ワッ太「その前に借金しないことの方が立派な大人としちゃ大事だと思うけどな」<br />クロウ「…ぐうの音も出ねえ」 | ;クロウ「大人は責任を果たすものさ」<br>ワッ太「その前に借金しないことの方が立派な大人としちゃ大事だと思うけどな」<br />クロウ「…ぐうの音も出ねえ」 | ||
− | : | + | :「明日へのあがき」のエンドデモにて。しかし、再世篇でクロウが借りようと思って借りたのは15話の100万Gで、後は知らない間に増えていたものだったりする。それでも背負い込むあたり、根は律儀なのか? |
;「…昼食が出るようになる」 | ;「…昼食が出るようになる」 | ||
:「銀河をステージに」クリア後のトライアとの通信で、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]から[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の監視役として[[エリア11]]に同行する依頼があったことを話し、彼女から依頼を受けた場合の報酬を聞かれて。直後、トライアも「値切られたもんだね」と苦笑していたが、当のクロウは借金の足しにするべく'''昼食を砂糖水にしている'''という赤貧生活真っ只中のため、「(依頼を受けた場合)戦闘中に目を回す事もなくなる」と真剣であった。 | :「銀河をステージに」クリア後のトライアとの通信で、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]から[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の監視役として[[エリア11]]に同行する依頼があったことを話し、彼女から依頼を受けた場合の報酬を聞かれて。直後、トライアも「値切られたもんだね」と苦笑していたが、当のクロウは借金の足しにするべく'''昼食を砂糖水にしている'''という赤貧生活真っ只中のため、「(依頼を受けた場合)戦闘中に目を回す事もなくなる」と真剣であった。 | ||
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:「父ちゃんから受け継いだもの」にて。見事なチームワークで目標金額をゲットした[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の功績を目の当たりにして、羨望のあまり呟いた一言。 | :「父ちゃんから受け継いだもの」にて。見事なチームワークで目標金額をゲットした[[竹尾ゼネラルカンパニー]]の功績を目の当たりにして、羨望のあまり呟いた一言。 | ||
;「で、で、でもよ…! か、か、金はもう使っちまったんだぜ!」 | ;「で、で、でもよ…! か、か、金はもう使っちまったんだぜ!」 | ||
− | : | + | :そのステージのエンドデモで、[[株式会社21世紀警備保障]]から賄賂として振り込まれた200万Gを、竹尾GCの面々がシャトルの改造資金に充てた事を聞いてのリアクション。自分が使った訳でもないのに大いに狼狽。本編でも滅多に見られない取り乱しっぷりである。 |
− | ; | + | ;「まさか。金は欲しいが、名声には興味ない」 |
− | : | + | :黒の騎士団ルートにおいて、[[OZ]]の[[ゼクス・マーキス|ライトニングバロン]]から[[ホワイトファング]]の首領となり、ついには地球連邦の代表に就任した[[ミリアルド・ピースクラフト]]の姿を「順調な出世」と評し、ロックオンから「羨ましいのか?」と問われた際の返し。なかなかにカッコいい、なおかつ彼らしい言い方ではあるが、直後にアレルヤに「決め台詞のつもりだろうけど、格好良くないよ」と一刀両断されてしまい、結局台無しに…。 |
+ | ;「お前さ…。俺と話す時、[[ハレルヤ|もう一つの人格]]出てない?」 | ||
+ | :…で、上記のアレルヤのツッコミの後の台詞がコレである。さすがにここまでバッサリと一刀両断されてしまってはボヤきたくなるのも無理は無い。なお、これらのやり取りからクロウは金にはうるさいが、立身出世や名声には無頓着な人間であることがわかる。 | ||
;(借金返済……) | ;(借金返済……) | ||
− | :「BEYOND」(ゼロ・レクイエムルート)、「革新」(黒の騎士団ルート)より。[[リボーンズガンダム]] | + | :「BEYOND」(ゼロ・レクイエムルート)、「革新」(黒の騎士団ルート)より。[[リボーンズガンダム]]を前に、戦う理由を思う面々の中で、先陣を切ったクロウの理由がこれ。尤も、原作の時点でツッコミどころ満載の台詞が飛び出すシーンなのでさほど違和感はないが。 |
− | ; | + | ;「邪魔なのはあんたの方だぜ、グレイス・オコナー」<br>「この俺でさえ、彼女たちのプライベート映像で小銭を稼ごうとするのを自重したってのによ」<br>「みんなの歌姫を野望の道具にしたあんたは許されないんだよ!」 |
:グレイスとの戦闘前会話。ランカとシェリルを利用したことに怒っているのは確かなのだが、'''それは普通に考えてもマズい。'''結局のところ、「犯罪は主義に反する」からか考えただけで終わった模様。 | :グレイスとの戦闘前会話。ランカとシェリルを利用したことに怒っているのは確かなのだが、'''それは普通に考えてもマズい。'''結局のところ、「犯罪は主義に反する」からか考えただけで終わった模様。 | ||
;「デュオ、ロックオン! いつも心に貧乏クジを忘れるなよ!」 | ;「デュオ、ロックオン! いつも心に貧乏クジを忘れるなよ!」 | ||
− | : | + | :エンディングの別れ際にデュオとライルに対して。いいのかそんなんで。……なお、続編の時獄編では仲間達の記憶が封印され、クロウも忘れられていたが、貧乏クジ同盟は[[クルツ・ウェーバー|同類]]を見ると記憶に引っ掛かりを覚えるくらいには印象に残っていた。 |
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;「!!!」<br>「そんな…」<br>(クライマックス前に最大のピンチかよ…) | ;「!!!」<br>「そんな…」<br>(クライマックス前に最大のピンチかよ…) | ||
− | : | + | :黒の騎士団ルートのEDにて、女嫌いを返上をした後、エスターとマルグリット、トライアのどちらかを選べと言われた時のリアクション。尤も、'''それ以上のピンチ'''が彼自身に降りかかってくるのだが。 |
− | : | + | :ちなみに、エスターかトライアを選ぶと歯切れの悪さからその場しのぎか無難を選択したとバレるが、マルグリットのみ真面目な態度で選んでおり、やはりまんざらではないらしい(尤も、この場にマルグリットがいないためだが)。ちなみに返上しなかった場合はこの会話は発生せず、パーティーでの選択肢の後の台詞が変わる(下)。 |
+ | ;「悪いな、エスター。俺は借金を返すまで、他の事にうつつを抜かす余裕はねえのさ」 | ||
+ | :クロウ当人は借金返済をつかの間の出来事として捉えているが、他人から見れば、割に合わない上に予想外の理由(押し付けに近い)で借金が増え続ける以上、それは一生に等しい。借金とクロウは切っても切れない、一生縛られる宿命にあるのだろう……。 | ||
=== 連獄篇 === | === 連獄篇 === | ||
− | ; | + | ;「お前はチーフを過小評価してる。あの人は、想像以上にしたたかだぜ」<br/>「どれだけ警戒しても、あの手この手で俺に借金を背負わせやがるからな!」 |
− | : | + | :第13話のガドライトとの戦闘前台詞。実際に少し前に'''リ・ブラスタTの転送に料金が付くこと'''を知らされたため説得力が大きい。 |
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=== 天獄篇 === | === 天獄篇 === | ||
;「ど、ど、ど、どうなってんだよ!? データを送った時に借金は全額返済だって言ったじゃねぇかよ!」 | ;「ど、ど、ど、どうなってんだよ!? データを送った時に借金は全額返済だって言ったじゃねぇかよ!」 | ||
− | : | + | :ドヤ顔決め込んで、全額返済を自慢したのも束の間。鬼の哭く街で告げられた新たなる「100万Gの借金」。必要経費じゃないのかと反論するが、録画であるにも関わらず丸め込まれたクロウは決意を新たに接戦の生活に挑むのだった。 |
;「ただの借金持ちじゃない……高額債務者だ」 | ;「ただの借金持ちじゃない……高額債務者だ」 | ||
:宗介に「ただの借金持ちではないということか」と言われたのを受けて。そこで開き直ってどうする。なお、中盤で世界をやり直す話になった時、借金のない世界を考えて「そんな張り合いのない世界はゴメンだ」と考えている辺り、もはや人生の一部と化している模様。 | :宗介に「ただの借金持ちではないということか」と言われたのを受けて。そこで開き直ってどうする。なお、中盤で世界をやり直す話になった時、借金のない世界を考えて「そんな張り合いのない世界はゴメンだ」と考えている辺り、もはや人生の一部と化している模様。 | ||
;「フ……じゃあ、将来はお前も莫大な借金を背負うことになるだろうな」 | ;「フ……じゃあ、将来はお前も莫大な借金を背負うことになるだろうな」 | ||
− | :クルツを無事に貧乏クジ同盟認定したその続きで、今度はデュオに対して。''' | + | :クルツを無事に貧乏クジ同盟認定したその続きで、今度はデュオに対して。'''後の事を考えると全く笑えないが。''' |
− | ; | + | ;「ランドの若返りのためにも、諸先輩方の力を借りようと思ったまでですよ」 |
− | : | + | :中央大陸ルート第31話「猛攻のストラウス」にて、「傷だらけの獅子」の力を引き出せず行き詰るランドへの手助けとして「ミッション・スプリング」を発動した際に。集められたメンバーは[[オットー・ミタス|オットー]]、コンロイ、[[柿小路梅麻呂|柿小路]]、厚井、[[アストナージ・メドッソ|アストナージ]]、田中司令、[[イアン・ヴァスティ|イアン]]、大杉、カシオ、隼人、弁慶と見事に「オッサン」で固められていたが、'''シャア(33)とアムロ(29)も呼ばれており'''少なからずショックを受けていた。 |
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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == | ||
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;アクシオ・スコートSP・VRマキシマII | ;アクシオ・スコートSP・VRマキシマII | ||
:再世篇にて一時的に搭乗。こちらは[[エスター・エルハス|エスター]]が[[ブラスタEs|愛機]]に乗る前に練習機として使用していたアクシオ・ナイトバードをベースにした機体という事もあり、スペックがさらに上がっている…が、[[ファイヤバグ]]が使う[[アクシオ・バーグラー]]と武装やカラーリングまで同じだったためか[[ファイヤバグ]]と浅からぬ因縁のあるクロウには不評だった模様。 | :再世篇にて一時的に搭乗。こちらは[[エスター・エルハス|エスター]]が[[ブラスタEs|愛機]]に乗る前に練習機として使用していたアクシオ・ナイトバードをベースにした機体という事もあり、スペックがさらに上がっている…が、[[ファイヤバグ]]が使う[[アクシオ・バーグラー]]と武装やカラーリングまで同じだったためか[[ファイヤバグ]]と浅からぬ因縁のあるクロウには不評だった模様。 | ||
− | ; | + | ;アクシオ・スコートSP |
:連獄篇にて搭乗。バーグラー同様の黒いカラーリングだが、最大の特徴はブラスタの武器であるAX-55EAGLEを装備していること。 | :連獄篇にて搭乗。バーグラー同様の黒いカラーリングだが、最大の特徴はブラスタの武器であるAX-55EAGLEを装備していること。 | ||
;[[リ・ブラスタT]] | ;[[リ・ブラスタT]] | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
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*100万Gの借金を背負っているクロウだが、愛機ブラスタのフル改造に必要な費用は93万5千である。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある(本作に限らず、スパロボの資金単位は旧シリーズの「クレジット」以外は基本的に設定されていない)。 | *100万Gの借金を背負っているクロウだが、愛機ブラスタのフル改造に必要な費用は93万5千である。ただし、ゲームの資金単位がGであると明言されてないので、この比較は間違いの可能性がある(本作に限らず、スパロボの資金単位は旧シリーズの「クレジット」以外は基本的に設定されていない)。 | ||
− | * | + | *借金苦の悲哀が頻繁に描かれることから、ネット上では「'''苦労さん'''」の愛称で呼ばれている。 |
− | + | **また、借金キャラとしてあまりに有名になったせいか同じバンダイナムコゲームズの「テイルズオブエクシリア2」の主人公、ルドガー・ウィル・クルスニクが'''2000万ガルドの借金'''(こちらは序盤は移動を制限されるがゆえに返さないとストーリーが進まないわ、取り立てられるわでプレイヤーに実害があるが、完済できずともクリアは可能だし、やりこめば完済できる)を負うと公表されたやいなや、ファンからはクロウと対比される羽目になった。しかし、ルドガーは割と序盤からある意味クロウより不幸な目に遭う。ルドガーの声優が[[トビー・ワトソン|ちゃっかり死を暗示されていた男]]と同じなのは何の因果か。 | |
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**さらに、名前と貧乏つながりで[[大十字九郎]]と対比されることも。 | **さらに、名前と貧乏つながりで[[大十字九郎]]と対比されることも。 | ||
− | * | + | *スパロボシリーズとして第2次Z破界篇の次に発売された[[魔装機神II]]では[[マサキ・アンドー|マサキ]]が'''自分でも知らない内に貯金が7億になっていた'''という知らない間に借金が増えていたクロウと真逆の展開を迎える。しかも、マサキはこの貯金を'''知らない間に手にした金だからと全て[[アンティラス隊]]の運用に寄付してしまった'''。クロウからすれば信じ難い話であろう。 |
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*脱線ネタだが、日本の法律では'''借金を相続する必要がない'''。相続自体をなかったことにするか、相続分で返済できる額のみ借金と資産を相続するかを選択可能。 | *脱線ネタだが、日本の法律では'''借金を相続する必要がない'''。相続自体をなかったことにするか、相続分で返済できる額のみ借金と資産を相続するかを選択可能。 | ||
**借金の相続理由については「クソ野郎でも親父は親父」「借金の肩代わりは養育料の返済」とのこと。やはり、なんだかんだで根は律義なようだ。 | **借金の相続理由については「クソ野郎でも親父は親父」「借金の肩代わりは養育料の返済」とのこと。やはり、なんだかんだで根は律義なようだ。 | ||
− | ** | + | **アメリカの法律に従うならば残っていた財産が借金返済に充てられて、借金が100万G余ったと解釈できる。実際、第一話で「家財道具売り払って~」という旨のセリフがあったことからこの線が濃厚だろう。にしても、因果な男である……。 |
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== 脚注 == | == 脚注 == | ||
<references/> | <references/> | ||
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{{DEFAULTSORT:くろう ふるうすと}} | {{DEFAULTSORT:くろう ふるうすと}} | ||
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