「エルネスティ・エチェバルリア」を編集中
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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ナイツ&マジック}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|ナイツ&マジック}} | ||
| 声優 = {{声優|高橋李依|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|阪口大助|ナイツ&マジック}}(倉田翼) | | 声優 = {{声優|高橋李依|SRW=Y}}<br />{{声優 (登場作品別)|阪口大助|ナイツ&マジック}}(倉田翼) | ||
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| タイトル = プロフィール<br/>(エルネスティ・エチェバルリア) | | タイトル = プロフィール<br/>(エルネスティ・エチェバルリア) | ||
| 愛称 = エル | | 愛称 = エル | ||
− | | 種族 = | + | | 種族 = 異世界人(人間族) |
| 性別 = [[性別::男]] | | 性別 = [[性別::男]] | ||
− | | 年齢 = [[年齢::16]]歳(大西域戦争時<ref> | + | | 年齢 = [[年齢::16]]歳(大西域戦争時<ref>年齢の変遷は、ライヒアラ騎操士学園初等部時で9歳、魔獣「陸皇亀(ベヘモス)」討伐時で12歳、大西域戦争時で16歳。</ref>) |
| 所属 = フレメヴィーラ王国 | | 所属 = フレメヴィーラ王国 | ||
| 所属部隊 = [[銀鳳騎士団]] | | 所属部隊 = [[銀鳳騎士団]] | ||
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}} | }} | ||
'''エルネスティ・エチェバルリア'''は『[[ナイツ&マジック]]』の[[主人公]]。 | '''エルネスティ・エチェバルリア'''は『[[ナイツ&マジック]]』の[[主人公]]。 | ||
− | + | == 概要 == | |
− | ==概要== | ||
現代[[日本]]から[[異世界]]への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。 | 現代[[日本]]から[[異世界]]への転生者。通称は「エル」。背丈は小柄で、容姿も女性と見間違うほどの美少年。 | ||
− | + | 前世では「倉田翼」というプログラマーの青年であり、同僚から「最終防衛ライン」と呼ばれる程の腕前の持ち主であったが、交通事故に遭い命を落とし、剣や魔法、そして[[幻晶騎士]](シルエットナイト)という巨大ロボットが存在する別世界の人間へと生まれ変わった。フレメヴィーラ王国のエチェバルリア家で誕生した彼は前世の記憶・知識を引き継いでおり、日本ではプラモデル製作などを趣味としていたため、異世界で本当に巨大ロボットが運用されていることに驚愕・歓喜し、その[[騎操士]](ナイトランナー)になるべく鍛錬と努力を重ねていく。ただし、前世の記憶を引き継いでいる事は当人が「特に重要ではない」という理由で明らかにしていない。 | |
その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。 | その頭脳は[[天才]]的で、王国のライヒアラ騎操士学園に入学後は、在学中にも関わらず自身の知識を生かして幻晶騎士の開発・改修を推し進め、新たな機体を作り出したりと王国における兵器の[[科学者・技術者|技術革新]]を行った。様々な功績から国王直属の「[[銀鳳騎士団]]」団長にまで就任し、中等部卒業後<ref>その上の高等部は現代で言う大学に相当するため、実力で免除させた初等部の魔法学基礎を除けば一般的な学業は達成したことになる。</ref>はさらに活躍を重ねる。幼少から[[魔法]]の鍛錬を行っている為、上級魔法を難なく使いこなす<ref>作中での魔法の仕組みはプログラミングに似た部分があり、そこに前世の知識を組み合わせて魔法術式の改造や効率化を図っている。</ref>他、(特殊な方法を用いているとは言え)幻晶騎士操縦の腕も高い。 | ||
− | なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]] | + | なお、小柄な体格ゆえに通常の幻晶騎士の操縦席では操縦桿等に手足が届かず、上手く操縦できなかった。それならばと自分の体格に合った操縦席を持った機体を作って夢である巨大ロボットに乗ろうとした結果、国家事業である幻晶騎士の開発を引き受け、特注機体の[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]などを生み出すことになった。 |
− | 彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]] | + | 彼の行動理念は偏にロボットへの[[愛]]ありきであり、極端に言ってしまえば「'''趣味'''」の一点に集約される。だが、その[[ジ・エーデル・ベルナル|趣味に没頭するあまり暴走してしまう面]]もあり<ref>初等部在籍時に中等部の幻晶騎士関連授業を受けるため、初等部の魔法授業を実力で免除させるなど。過激な言い方ではあるが「目的のためには手段を選ばない」と言い換える事もできる。原作小説の地の文でも「彼は狂っている」「異界よりやってきた狂人」などと書かれている。</ref>、周囲からは呆れられたり、まるで狂人のように思われてしまうこともある。また、革新的な技術を幾つも生み出しているものの、開発した機体はコンセプト優先で荒削りな部分が多々あり、時として失敗作が生み出されてしまう事も多い。特に開発機を「[[量産型|量産を前提とした兵器]]」としてブラッシュアップするにはその方面に長けた技術者の助力が必要となる。 |
− | ==登場作品と役柄== | + | == 登場作品と役柄 == |
− | ===単独作品=== | + | === 単独作品 === |
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦30}} | ||
:初登場作品。担当声優の高橋李依氏は今作でSRW初出演。本作の舞台となる地球とは別の地球から転生した設定。 | :初登場作品。担当声優の高橋李依氏は今作でSRW初出演。本作の舞台となる地球とは別の地球から転生した設定。 | ||
− | :誰もが予想した通り、PV公開範囲の時点で既に言動が壊れており、後述の「エルネスティエミュレータ」で形容されるところの'''「妖怪“ロボ大好き”」''' | + | :誰もが予想した通り、PV公開範囲の時点で既に言動が壊れており、後述の「エルネスティエミュレータ」で形容されるところの'''「妖怪“ロボ大好き”」'''と化している。会話内容がとにかく濃く、参戦機体のレビューから同好の士とのロボ談義、果てはメタフィクションギリギリの台詞が飛び出る事も。 |
:『[[SSSS.GRIDMAN]]』が参戦しているため怪獣とも戦うことになるが、本作では「ウルトラシリーズは守備範囲ではないが、知識は一通りある」という設定になっている。「特撮は不勉強(だからこれから勉強します)」というセリフもある。<br>なお前世の彼は新条アカネと同じ世界の出身という設定のため、[[アレクシス・ケリヴ|アレクシス]]からは'''アカネと同列の存在'''として扱われている。 | :『[[SSSS.GRIDMAN]]』が参戦しているため怪獣とも戦うことになるが、本作では「ウルトラシリーズは守備範囲ではないが、知識は一通りある」という設定になっている。「特撮は不勉強(だからこれから勉強します)」というセリフもある。<br>なお前世の彼は新条アカネと同じ世界の出身という設定のため、[[アレクシス・ケリヴ|アレクシス]]からは'''アカネと同列の存在'''として扱われている。 | ||
− | : | + | :ナイツマ勢ユニットが強化される艦内ミッション「Speed&Strong」(および一部DLCミッション)にて彼を評したような強化パーツ「ロボットオタクの魂」を入手できる。最大SP+100というすさまじい効果量であり、単純にマップ開始時のSPが50増えるだけでも強烈なのだが、最大SP増加なのでサブパイロットにも適用される。このため多人数乗りユニットに持たせることで真価を発揮する。さらに[[アデルトルート・オルター|一部]][[アーキッド・オルター|エース]]orカスタムボーナスやグレートエースによる開始時SPの割合増加はパーツによる増加分も含めて計算されるので、[[ツェンドルグ]]も大いに好相性となっている。当然のことながら戦艦も好相性なのだが、エル当人の嗜好としては渋々となりそうか。 |
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− | ==パイロットステータス== | + | == パイロットステータス == |
− | <!-- ===[[能力]]値=== --> | + | <!-- === [[能力]]値 === --> |
− | ===[[精神コマンド]]=== | + | === [[精神コマンド]] === |
;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ||
:'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[脱力]]、[[気合]]、[[魂]]''' | :'''[[集中]]、[[直感]]、[[加速]]、[[脱力]]、[[気合]]、[[魂]]''' | ||
:愛機の移動力が高く、そこに加速が加わるため戦場を自在に移動できる。 | :愛機の移動力が高く、そこに加速が加わるため戦場を自在に移動できる。 | ||
− | : | + | :強力な専用スキルのおかげで命中・回避率の不安が少なく、集中を使わされることが少ない。 |
− | : | + | :加えて脱力の消費SPが30と安く、ボス殴りに参加させないなら脱力要員としての起用も見込める。 |
− | ===[[特殊スキル]]=== | + | === [[特殊スキル]] === |
;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ;[[スーパーロボット大戦30|30]] | ||
:'''高位演算能力、銀鳳騎士団長、[[騎操士]]L9、[[気力限界突破]]L2''' | :'''高位演算能力、銀鳳騎士団長、[[騎操士]]L9、[[気力限界突破]]L2''' | ||
− | : | + | :専用スキルの高位演算能力は、相手より技量が高い場合最終命中率・回避率、与ダメージが増加する効果。最大まで延びる騎操士スキルも与ダメージ増加効果があり、技量を底上げすれば原作通りの大立ち回りが可能なため、技量の養成は最優先。加えて[[見切り]]Lv3も習得させれば、相手の[[極]](と[[プレッシャー]])を相殺出来るので、命中率と回避率に関しては盤石と言える。 |
− | + | :二つ目の専用スキル銀鳳騎士団長は自軍フェイズ開始時の気力上昇と、敵撃墜時の獲得PPが1.2倍というこれまた強烈な補正であり、PP稼ぎ担当としての役割も見いだせる。専用機イカルガにもMAP兵器があるので、有効活用したい。 | |
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− | : | ||
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− | ===[[エースボーナス]]=== | + | === [[エースボーナス]] === |
;特殊スキル「高位演算能力」の効果が最終命中率・最終回避率+20%、与ダメージ1.2倍に強化される | ;特殊スキル「高位演算能力」の効果が最終命中率・最終回避率+20%、与ダメージ1.2倍に強化される | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦30|30]] | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。特にダメージ補正が1.1倍から1.2倍に強化されるのは大きい。これと[[騎操士]]の乗算で合計1.38倍と[[流竜馬 (OVA)|流竜馬]]をも上回る破格の補正量となる。 |
− | + | :しかし大ボス相手では技量を育成しないと元スキルごと腐る可能性も高い。 | |
− | : | ||
− | ==人間関係== | + | == 人間関係 == |
− | ===家族=== | + | === 家族 === |
;ラウリ・エチェバルリア | ;ラウリ・エチェバルリア | ||
− | : | + | :祖父。ライヒアラ騎操士学園の学長。 |
;マティアス・エチェバルリア | ;マティアス・エチェバルリア | ||
− | : | + | :父親。ライヒアラ騎操士学園の教師。 |
;セレスティナ・エチェバルリア | ;セレスティナ・エチェバルリア | ||
:母親。幼少時のエルに魔法の手ほどきを行った。エルの体格・容姿は母親似。 | :母親。幼少時のエルに魔法の手ほどきを行った。エルの体格・容姿は母親似。 | ||
− | ===ライヒアラ騎操士学園=== | + | === ライヒアラ騎操士学園 === |
;[[アーキッド・オルター]] | ;[[アーキッド・オルター]] | ||
:幼馴染の双子の兄妹の兄。アディと共にエルから魔法の手ほどきを受けた弟子でもある。 | :幼馴染の双子の兄妹の兄。アディと共にエルから魔法の手ほどきを受けた弟子でもある。 | ||
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:幼馴染の双子の兄妹の妹。エルを溺愛しており、隙あらば抱きつこうとする。 | :幼馴染の双子の兄妹の妹。エルを溺愛しており、隙あらば抱きつこうとする。 | ||
;ディートリヒ・クーニッツ | ;ディートリヒ・クーニッツ | ||
− | : | + | :騎操士学科の先輩。陸皇亀(ベヘモス)襲来時に逃走した彼の機体を強奪し、流れはともあれ陸皇亀討伐にあたり協力関係になる。 |
:結果的にはその経験から騎士として大きく成長し、彼自身はエルに深い恩義を感じている。 | :結果的にはその経験から騎士として大きく成長し、彼自身はエルに深い恩義を感じている。 | ||
;エドガー・C・ブランシュ、ヘルヴィ・オーバーリ | ;エドガー・C・ブランシュ、ヘルヴィ・オーバーリ | ||
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:新入生。裏で防諜任務を担当し、エルと国の連絡要員も務める。 | :新入生。裏で防諜任務を担当し、エルと国の連絡要員も務める。 | ||
− | ===フレメヴィーラ王国=== | + | === フレメヴィーラ王国 === |
;[[アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ]] | ;[[アンブロシウス・タハヴォ・フレメヴィーラ]] | ||
− | : | + | :国王。実は似た者同士。彼が退位した際に専用機を作り、進呈する。 |
− | |||
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;[[エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ]] | ;[[エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ]] | ||
:祖父のアンブロシウスの依頼に便乗しエルに専用機開発を依頼した。 | :祖父のアンブロシウスの依頼に便乗しエルに専用機開発を依頼した。 | ||
:クシェペルカ事変では、「銀鳳商会を率いる若旦那」としてエル達に同行する。 | :クシェペルカ事変では、「銀鳳商会を率いる若旦那」としてエル達に同行する。 | ||
;クヌート・ディクスゴード | ;クヌート・ディクスゴード | ||
− | : | + | :宰相。エルに探りを入れようとするが、最終的に折れてしまう。以降はエルの理解者となり、彼を支援する。 |
;ヨアキム・セラーティ | ;ヨアキム・セラーティ | ||
:侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。 | :侯爵。キッドとアディにエルを探らせる。 | ||
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:国立機操開発研究工房の所長。エルをアルフヘイムへ案内する。 | :国立機操開発研究工房の所長。エルをアルフヘイムへ案内する。 | ||
;キトリー・キルヤリンタ | ;キトリー・キルヤリンタ | ||
− | : | + | :アルフヘイムの大老(エルダー)。エルの素性を見抜く。 |
− | ===クシェペルカ王国=== | + | === クシェペルカ王国 === |
;[[エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ]]、[[マルティナ・オルト・クシェペルカ]] | ;[[エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ]]、[[マルティナ・オルト・クシェペルカ]] | ||
:大西域戦争時に彼女達を助け、支援する。 | :大西域戦争時に彼女達を助け、支援する。 | ||
− | ===ジャロウデク王国=== | + | === ジャロウデク王国 === |
;[[クリストバル・ハスロ・ジャロウデク]] | ;[[クリストバル・ハスロ・ジャロウデク]] | ||
− | : | + | :彼と飛空船(レビテートシップ)上で一騎打ちを行う。 |
;[[ドロテオ・マルドネス]] | ;[[ドロテオ・マルドネス]] | ||
:クリストバルが戦死した件で、イカルガ(鬼神)を目の敵にする。 | :クリストバルが戦死した件で、イカルガ(鬼神)を目の敵にする。 | ||
134行目: | 123行目: | ||
:エルに並ぶ頭脳の持ち主で[[ライバル]]的存在。似た者同士ではあるが、偏愛の対象の違いにより、世界を主導する兵器の種類の座をかけて激突する。 | :エルに並ぶ頭脳の持ち主で[[ライバル]]的存在。似た者同士ではあるが、偏愛の対象の違いにより、世界を主導する兵器の種類の座をかけて激突する。 | ||
− | ==他作品との人間関係== | + | == 他作品との人間関係 == |
共通項として、技術者仲間以外のだいたいの味方は、程度の差はあるがエルのロボ好きに引いている。 | 共通項として、技術者仲間以外のだいたいの味方は、程度の差はあるがエルのロボ好きに引いている。 | ||
− | ===リアル系=== | + | === リアル系 === |
;[[アムロ・レイ]] | ;[[アムロ・レイ]] | ||
:元来機械オタクであった事もあり、『30』のボーナスミッション「異種混合ロボット談義」では、エルと蛍汰の数時間にも渡るロボット談義に喜々として付き合った。 | :元来機械オタクであった事もあり、『30』のボーナスミッション「異種混合ロボット談義」では、エルと蛍汰の数時間にも渡るロボット談義に喜々として付き合った。 | ||
143行目: | 132行目: | ||
:『30』では技術者仲間として意気投合。二人して[[アマンダラ・カマンダラ]]から提供されたジャンクパーツに目を輝かせ、その中に[[ブラッドテンプル|本当に眠っていた幻のヘビーメタルのパーツ]]を組み込んだりして[[エルガイムMk-II]]を完成させるのに協力していたようだ。 | :『30』では技術者仲間として意気投合。二人して[[アマンダラ・カマンダラ]]から提供されたジャンクパーツに目を輝かせ、その中に[[ブラッドテンプル|本当に眠っていた幻のヘビーメタルのパーツ]]を組み込んだりして[[エルガイムMk-II]]を完成させるのに協力していたようだ。 | ||
− | ===スーパー系=== | + | === スーパー系 === |
;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]] | ;[[獅堂光]]、[[龍咲海]]、[[鳳凰寺風]] | ||
− | :『[[スーパーロボット大戦30|30]] | + | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』ではセフィーロに召喚された彼女たちと知り合っている。 |
;[[蒼斧蛍汰]] | ;[[蒼斧蛍汰]] | ||
:『30』での同好の士。ボーナスミッション「異種混合ロボット談義」では戦闘中にも関わらず濃密なロボット談義を繰り広げる。 | :『30』での同好の士。ボーナスミッション「異種混合ロボット談義」では戦闘中にも関わらず濃密なロボット談義を繰り広げる。 | ||
151行目: | 140行目: | ||
:『30』では「異種混合ロボット談義」で、研究者視点でアムロと共にエルと蛍汰のロボット談義に付き合った。同作では『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』版設定のため彼も熟練の技術者である。 | :『30』では「異種混合ロボット談義」で、研究者視点でアムロと共にエルと蛍汰のロボット談義に付き合った。同作では『[[劇場版 マジンガーZ / INFINITY|INFINITY]]』版設定のため彼も熟練の技術者である。 | ||
;[[新条アカネ]] | ;[[新条アカネ]] | ||
− | : | + | :『30』では同じ世界の出身。ロボットと怪獣、ジャンルは違えど彼女の作り出した怪獣を見て制作者の愛を感じると高く評価する。倉田時代に彼女を見かけた事もあるらしく、エルの側も早期に倉田の記憶から正体を察していた。 |
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− | ===バンプレストオリジナル=== | + | === バンプレストオリジナル === |
;[[メイヴィー・ホーキンス]] | ;[[メイヴィー・ホーキンス]] | ||
:エルの前世(倉田)がプログラマーだっただけあり、彼女と精神構造が似ていると称されている。 | :エルの前世(倉田)がプログラマーだっただけあり、彼女と精神構造が似ていると称されている。 | ||
;[[リュウセイ・ダテ]] | ;[[リュウセイ・ダテ]] | ||
:同じロボットオタク仲間で、メタ的には大先輩。『30』ではエルとともにオラシオのロボット不要論に怒りを露わにした。 | :同じロボットオタク仲間で、メタ的には大先輩。『30』ではエルとともにオラシオのロボット不要論に怒りを露わにした。 | ||
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− | ==名台詞== | + | == 名台詞 == |
− | ===倉田翼=== | + | === 倉田翼 === |
;「大丈夫、出来ますよ」 | ;「大丈夫、出来ますよ」 | ||
:第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。 | :第1話。デスマーチ真っ只中の職場にて発した口癖。これと顎に人差し指を当てる癖はエルに転生した後も受け継がれている。 | ||
;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 | ;「こっ、これは! ニュートラルグレードのメフィストMkII! もう出てるとは不覚!」<br />「なんと! これはハイ・ディヴァインではありませんか! こんなところに~!」 | ||
− | :同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00| | + | :同話より。仕事帰りにプラモデル売り場を訪れ、発売済の商品を見て歓喜する。なおWeb版では一部伏せ字にされているが、買っていったのは[[機動戦士ガンダム00|OOシリーズ]]の[[ガンプラ]]だった模様。 |
;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」 | ;「ああ…今日買ったプラモも、家に積んであるプラモも、今後発売予定のプラモも、もう作れないのか。…なんという無念!」 | ||
:同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。 | :同話より。その直後、事故に遭い死んでしまうが、最後まで考えていたのはプラモの事であった。 | ||
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:同話より。虫型魔獣を倒した父マティアスの乗る幻晶騎士を目撃しての台詞。 | :同話より。虫型魔獣を倒した父マティアスの乗る幻晶騎士を目撃しての台詞。 | ||
− | ===エルネスティ=== | + | === エルネスティ === |
− | ====アニメ本編==== | + | ==== アニメ本編 ==== |
;「○○が僕を呼ぶ!」 | ;「○○が僕を呼ぶ!」 | ||
:[[次回予告]]時のエルの決め台詞。ただし、第11話(第12話予告)のみ'''「マナの力に僕は震える!」'''に変更される。余談だが、上記の台詞は『[[ナイツ&マジック]]』に先行する[[異世界]]ロボットアニメ作品『[[聖戦士ダンバイン]]』の次回予告時の決め台詞「○○が[[ショウ・ザマ|ショウ]]を呼ぶ」([[ナレーション|ナレーター]]:[[声優:若本規夫|若本規夫]]氏)のオマージュであると考えられる。 | :[[次回予告]]時のエルの決め台詞。ただし、第11話(第12話予告)のみ'''「マナの力に僕は震える!」'''に変更される。余談だが、上記の台詞は『[[ナイツ&マジック]]』に先行する[[異世界]]ロボットアニメ作品『[[聖戦士ダンバイン]]』の次回予告時の決め台詞「○○が[[ショウ・ザマ|ショウ]]を呼ぶ」([[ナレーション|ナレーター]]:[[声優:若本規夫|若本規夫]]氏)のオマージュであると考えられる。 | ||
183行目: | 168行目: | ||
:第1話。幼いながらも[[魔法]]を使った際にその共通性に気付く。前世で持っていた才能が、世界の法則に応用できることを知った瞬間、エルの前世は天賦の才と化し、努力を重ねることで若年ながら驚異的な力を手にすることとなった。 | :第1話。幼いながらも[[魔法]]を使った際にその共通性に気付く。前世で持っていた才能が、世界の法則に応用できることを知った瞬間、エルの前世は天賦の才と化し、努力を重ねることで若年ながら驚異的な力を手にすることとなった。 | ||
;「そうです!僕が変われないなら、他を変えればいいんです!」<br />「だから、創ればいいんです!」 | ;「そうです!僕が変われないなら、他を変えればいいんです!」<br />「だから、創ればいいんです!」 | ||
− | : | + | :同話より。身長の足り無さを実感し、9歳で早くも自分のための専用機を創ろうと思い立つ。 |
− | ;「やっぱり巨大ロボはいいですねえ。これぞ心の癒し。一家に一台は必須です」<br /> | + | ;「やっぱり巨大ロボはいいですねえ。これぞ心の癒し。一家に一台は必須です」<br />「学園の幻晶騎士(シルエットナイト)は騎士団からの払い下げだと聞いていますが、この機体はずいぶんとカスタマイズされていますねえ」<br />「もはやベースとなったサロドレアとは別物です」 |
− | : | + | :同話より。待機するアールカンバーを見ての独り言。 |
;「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」<br />エドガー「ロボット? なんだそれは?」<br />「男のロマンです!!」 | ;「僕は…僕は今、ロボットに乗っています!」<br />エドガー「ロボット? なんだそれは?」<br />「男のロマンです!!」 | ||
− | : | + | :同話より。エドガーの厚意でアールカンバーに乗せてもらい、大興奮する。 |
;「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」 | ;「さあて、ここからがプログラマーの腕の見せ所です!」 | ||
− | : | + | :第2話。銃杖(ガンライクロッド)で自分が操縦出来るよう、奪ったグゥエールを最適化した。この戦闘では、リアルタイムでグゥエールに直接魔法で干渉して強引に動かすという恐ろしい無茶により、見事にロボットを動かすことに成功した。その代償として、最終的にエルの無茶に機体が耐えられず自壊してしまったのだが…。 |
;「許しません…ロボットを壊していいのは、ロボットだけなのですよ!!」 | ;「許しません…ロボットを壊していいのは、ロボットだけなのですよ!!」 | ||
− | : | + | :同話より。援軍のカルダトア部隊が陸皇亀(ベヘモス)にやられたのを見て激昂する。 |
− | ;「では、陛下にお願い致します」<br /> | + | ;「では、陛下にお願い致します」<br />「僕が今、一番欲している物は知識。幻晶騎士(シルエットナイト)の心臓部。魔力転換炉(エーテルリアクタ)の製法に関する、知識にございます!」 |
− | : | + | :第3話。国王アンブロシウスから、陸皇亀(ベヘモス)討伐の褒美は何が良いかと言われての返答。 |
;アンブロシウス「そこまで願う、その理由は?」<br />「それは…趣味にございます!」 | ;アンブロシウス「そこまで願う、その理由は?」<br />「それは…趣味にございます!」 | ||
:同話より。何故そこまでして秘術を知りたいのか?と問われて。余りにも自重しないその姿勢から、隣にいた祖父から暗に自重を求められる。ある意味でエルを象徴する台詞。 | :同話より。何故そこまでして秘術を知りたいのか?と問われて。余りにも自重しないその姿勢から、隣にいた祖父から暗に自重を求められる。ある意味でエルを象徴する台詞。 | ||
− | ; | + | ;ダーヴィド「これは…結晶筋肉(クリスタルティシュー)か?」<br />「耐久性と、出力が上がるはずです」<br />「名付けて、綱型結晶筋肉(ストランドタイプ・クリスタルティシュー)です!」 |
:同話より。幻晶騎士の結晶筋肉を強化すべく、ダーヴィドへ自身の発案を披露する。 | :同話より。幻晶騎士の結晶筋肉を強化すべく、ダーヴィドへ自身の発案を披露する。 | ||
;「人の姿をしていても、つまる所道具であり機械です」<br />「求める機能があるなら、それに相応しい姿をとっていいと思いませんか?」 | ;「人の姿をしていても、つまる所道具であり機械です」<br />「求める機能があるなら、それに相応しい姿をとっていいと思いませんか?」 | ||
− | : | + | :同話より。柔軟な思考で背面武装(バックウェポン)など、新しい装備を考案していく。 |
;「何を仰いますか!ないから創るのです!あったら創りません!」 | ;「何を仰いますか!ないから創るのです!あったら創りません!」 | ||
:同話より。ダーヴィドから何故見たことも聞いたこともない装備を次々と創るのかと評された際の反応。まさしく、根っからの技術者の台詞である。 | :同話より。ダーヴィドから何故見たことも聞いたこともない装備を次々と創るのかと評された際の反応。まさしく、根っからの技術者の台詞である。 | ||
206行目: | 191行目: | ||
;「趣味にございますから!!」 | ;「趣味にございますから!!」 | ||
:同話より。エルを怪しみ、何故にそこまでするのかというディクスゴードへの答え。…ぶれない。 | :同話より。エルを怪しみ、何故にそこまでするのかというディクスゴードへの答え。…ぶれない。 | ||
− | ; | + | ;「これは…もしや、動乱の兆し?」 |
− | : | + | :第5話。カザドシュ砦で銅牙騎士団にテレスターレが強奪されたことに気付く。 |
− | ; | + | ;「すぐそこで幻晶騎士(シルエットナイト)が死闘を繰り広げているというのに、僕が乗るべき機体は無し」<br />「いっそ生身で突っ込んでしまいましょうか?」<br />「いえ、メカにはメカを持って挑まなければ。僕の美学に反します」 |
+ | :同話より。上空から砦内を見渡していた際の台詞。美学故に混沌とした戦場に対応できないという状態に陥ってしまったが、直後ダーヴィドの馬車がやって来たのを発見し、運び込まれた幻晶甲冑(シルエットギア)を使って漸くメカを持って挑むことになる。 | ||
+ | ;「僕以上に、背面武装(バックウェポン)の機能と構造を知っている者はいませんよ!」 | ||
:同話より。砦内に残った敵を制圧すべく、幻晶甲冑で賊のテレスターレを自滅させ、見事勝利する。 | :同話より。砦内に残った敵を制圧すべく、幻晶甲冑で賊のテレスターレを自滅させ、見事勝利する。 | ||
;「まだ朧気にしか見えない、僕の、僕による、僕のためのロボット」<br />「今回の新型機も追加装備(オプションワークス)も、全てはそのための布石」<br />「夢の中では手が届きませんでしたが、これは、自分の手で掴み取ることのできる現実なのですから!」 | ;「まだ朧気にしか見えない、僕の、僕による、僕のためのロボット」<br />「今回の新型機も追加装備(オプションワークス)も、全てはそのための布石」<br />「夢の中では手が届きませんでしたが、これは、自分の手で掴み取ることのできる現実なのですから!」 | ||
215行目: | 202行目: | ||
:同話より。ディーやヘルヴィに、ツェンドルグの二人乗りの理由を説明する。 | :同話より。ディーやヘルヴィに、ツェンドルグの二人乗りの理由を説明する。 | ||
;「国機研(ラボ)が、テレスターレをどんな風に改良したのか、楽しみですねえ!」<br />「そうだ! 後で乗せてもらいましょう!」 | ;「国機研(ラボ)が、テレスターレをどんな風に改良したのか、楽しみですねえ!」<br />「そうだ! 後で乗せてもらいましょう!」 | ||
− | : | + | :第7話。模擬試合で相手側の機体がどういう性能なのか興奮を隠せず、期待感に満ちる。 |
− | ;「そんなことは許されません!」<br /> | + | ;「そんなことは許されません!」<br />「ただちに、森都(アルフヘイム)の防衛、及び魔獣の殲滅に当たります!」<br />「銀鳳騎士団、出撃ぃ!!」 |
− | : | + | :第8話。魔獣のせいで幻晶騎士の生産が不可能になるかもという危機感に、いつになく燃える。 |
;「かまいません! 全部聞いて! 全部調べて! 全部バラして! 全部試して!」<br />「駄目なら抜け道を探して、それでも駄目だったら、さっぱり諦めます」<br />「でも、まずは全てを聞いてからです!」 | ;「かまいません! 全部聞いて! 全部調べて! 全部バラして! 全部試して!」<br />「駄目なら抜け道を探して、それでも駄目だったら、さっぱり諦めます」<br />「でも、まずは全てを聞いてからです!」 | ||
− | : | + | :同話より。森都(アルフヘイム)への道中、オルヴァーから魔力転換炉(エーテルリアクタ)製法の会得が出来るかどうか分からないと言われて。その後実際にオルヴァーの言葉の意味を知るものの、この心意気は全く衰えることなく僅か3ヵ月で製法を学び、独自の工夫で種族の壁を超えて製作を可能とした。 |
;「誕生おめでとう、僕のロボット」<br />「目覚めなさい、僕の相棒! [[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]!」 | ;「誕生おめでとう、僕のロボット」<br />「目覚めなさい、僕の相棒! [[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]!」 | ||
:同話より。ついに完成した自身の専用機、イカルガを起動させた時の台詞。 | :同話より。ついに完成した自身の専用機、イカルガを起動させた時の台詞。 | ||
;「酷いですよ若旦那!僕より先に、商談を始めるなんて!」<br />「僕とイカルガも、仲間に入れて下さい!」<br />「さあ行きましょうイカルガ。祭りの始まりですよ!」 | ;「酷いですよ若旦那!僕より先に、商談を始めるなんて!」<br />「僕とイカルガも、仲間に入れて下さい!」<br />「さあ行きましょうイカルガ。祭りの始まりですよ!」 | ||
:第9話。銀鳳商会としてクシェペルカ王国救援に向かい、エムリスらと早速関所で大暴れする。 | :第9話。銀鳳商会としてクシェペルカ王国救援に向かい、エムリスらと早速関所で大暴れする。 | ||
− | ; | + | ;「幻晶騎士(シルエットナイト)の話ですね?幻晶騎士(シルエットナイト)について話し合ってますね?混ぜて下さい!」<br />「お察しの通り、この機体に使われている技術は、僕達と同じ物ですね」<br />「その出所は恐らく…」 |
:同話より。ジャロウデク軍のティラントーには、自分達が考案した技術が使われていると確信する。 | :同話より。ジャロウデク軍のティラントーには、自分達が考案した技術が使われていると確信する。 | ||
;「なんと素晴らしい!」<br />「気球や飛行船ではなく、帆を張って航行する船!」<br />「誰か、僕の知らない知識を持つ者が、何か、僕の持ってない技術でもって、あの、実に素敵な発明を生み出したのですね!?」<br />「あれは、僕が頂きます!!」 | ;「なんと素晴らしい!」<br />「気球や飛行船ではなく、帆を張って航行する船!」<br />「誰か、僕の知らない知識を持つ者が、何か、僕の持ってない技術でもって、あの、実に素敵な発明を生み出したのですね!?」<br />「あれは、僕が頂きます!!」 | ||
− | : | + | :第10話。エレオノーラ王女救出後、追撃に現れた飛空船(レビテートシップ)を見て感激、思わずイカルガで単騎突撃をかけてしまう。 |
;「これはこれは!凄いですねえ!」<br />「風の魔法で帆走する仕組みなのですね?素晴らしい!」<br />「しかし、そもそもこの巨体を浮かべる仕掛けはなんなのでしょう?大いに興味があります!」 | ;「これはこれは!凄いですねえ!」<br />「風の魔法で帆走する仕組みなのですね?素晴らしい!」<br />「しかし、そもそもこの巨体を浮かべる仕掛けはなんなのでしょう?大いに興味があります!」 | ||
− | : | + | :同話より。即座に飛空船(レビテートシップ)に取り付いてその技術に興味を持つ。その飛空船には[[オラシオ・コジャーソ]]が搭乗しており、彼の方も幻晶騎士で空を飛ぶ常識外れのイカルガという存在に衝撃を受けている。これが相容れない変態同士の、それぞれの機体を通したファーストコンタクトである。 |
;「では!敵を根こそぎ切って壊してぶっ潰して、全て僕の物にしてしまいますね!」 | ;「では!敵を根こそぎ切って壊してぶっ潰して、全て僕の物にしてしまいますね!」 | ||
:同話より。マルティナとの取引で銀鳳商会が破壊・鹵獲した幻晶騎士の権利を全て頂くと宣言する。これでも主人公の台詞である。 | :同話より。マルティナとの取引で銀鳳商会が破壊・鹵獲した幻晶騎士の権利を全て頂くと宣言する。これでも主人公の台詞である。 | ||
− | ;「僕も混ぜて下さいよ!」<br /> | + | ;「僕も混ぜて下さいよ!」<br />「せっかくの幻晶騎士(シルエットナイト)同士の戦いです!もっと楽しみましょう!」 |
:第11話。混乱する敵部隊の前に降下するが、鬼神だと怖じ気づいた相手が逃げ出してしまう。 | :第11話。混乱する敵部隊の前に降下するが、鬼神だと怖じ気づいた相手が逃げ出してしまう。 | ||
− | ; | + | ;「ふむふむ、背面武装(バックウェポン)に近接装備」<br />「構成は標準的なものの、中々に凜々しい面構え!その力の程、期待していますよ!」 |
− | : | + | :同話より。対峙したクリストバルが乗るアルケローリクスを見ての評価。 |
− | ; | + | ;「貴国における幻晶騎士(シルエットナイト)の開発・製造に関する全権、及び、流通を管理する権限、加えて全ての騎士団の優先指揮権を僕に頂ける、ということですね?」 |
:同話より。なんでも望むものを与えるからと、クリストバルから勧誘された際の返答。エルからしてみれば、勧誘への返答以前にクリストバルの提示した条件をただ確認しただけの台詞であるのだが、既にこの時点で、フレメヴィーラにおいて'''一介の騎士団長でありながら幻晶騎士事業限定で国王をも超え得る常識外れの権限'''を得ており、クリストバル視点では事実上無条件降伏を突き付けられたに等しい。流石にクリストバルもこの事実を受け止められず激昂していた。 | :同話より。なんでも望むものを与えるからと、クリストバルから勧誘された際の返答。エルからしてみれば、勧誘への返答以前にクリストバルの提示した条件をただ確認しただけの台詞であるのだが、既にこの時点で、フレメヴィーラにおいて'''一介の騎士団長でありながら幻晶騎士事業限定で国王をも超え得る常識外れの権限'''を得ており、クリストバル視点では事実上無条件降伏を突き付けられたに等しい。流石にクリストバルもこの事実を受け止められず激昂していた。 | ||
;「愛機と運命を共にするとは…見事なお覚悟です」 | ;「愛機と運命を共にするとは…見事なお覚悟です」 | ||
:同話より。自ら船を破壊して散ったクリストバルへ向けての言葉。 | :同話より。自ら船を破壊して散ったクリストバルへ向けての言葉。 | ||
;「古の魔獣、竜(ドレイク)を彷彿とさせる巨大兵器…!」<br />「ジャロウデクがあんな物を造っていたとは、驚きです」 | ;「古の魔獣、竜(ドレイク)を彷彿とさせる巨大兵器…!」<br />「ジャロウデクがあんな物を造っていたとは、驚きです」 | ||
− | :同話より。[[飛竜戦艦]] | + | :同話より。[[飛竜戦艦]](ヴィーヴィル)を初めて目撃し、その姿と威力に驚くことに。 |
;「なんとぉー!」 | ;「なんとぉー!」 | ||
:第12話。飛竜戦艦の対空弾幕を避けながらの叫び。富野作品でお馴染みの回避セリフのパロディ。有名なのは[[シーブック・アノー]]だが、本作の場合直接の元ネタは[[ダバ・マイロード]]。こだわりが強く、リテイクも多かったとか。 | :第12話。飛竜戦艦の対空弾幕を避けながらの叫び。富野作品でお馴染みの回避セリフのパロディ。有名なのは[[シーブック・アノー]]だが、本作の場合直接の元ネタは[[ダバ・マイロード]]。こだわりが強く、リテイクも多かったとか。 | ||
:『30』でも回避時の台詞パターンとしてしっかり収録されている。 | :『30』でも回避時の台詞パターンとしてしっかり収録されている。 | ||
− | ; | + | ;「幻晶騎士(シルエットナイト)を巨大戦艦に埋め込むなど、ロボット魂に悖る非道!」<br />「僕の美学に反します!巨大兵器破壊の心得その二で、倒させてもらいます!!」 |
− | :同話より。攻撃回避後、固定砲台兼動力源として船体に[[ティラントー]] | + | :同話より。攻撃回避後、固定砲台兼動力源として船体に[[ティラントー]]の改造機が埋め込まれていたのを発見し、その扱いに激怒する。ちなみに「悖る(もとる)」は、「(道義に)背く、反する」といった言葉である。 |
:『30』では、対戦艦用の特殊戦闘台詞として「巨大兵器破壊~」の部分が採用されている。 | :『30』では、対戦艦用の特殊戦闘台詞として「巨大兵器破壊~」の部分が採用されている。 | ||
;「執月之手(ラーフフィスト)!」 | ;「執月之手(ラーフフィスト)!」 | ||
256行目: | 243行目: | ||
;「いかかでしょう。特別に誂えた魔導火節(デトネーションジャベリン)です」<br />「自由を奪われた悲しいロボット達。僕のこの手で、弔ってあげましょう!」 | ;「いかかでしょう。特別に誂えた魔導火節(デトネーションジャベリン)です」<br />「自由を奪われた悲しいロボット達。僕のこの手で、弔ってあげましょう!」 | ||
:最終話。魔導火節の攻撃で飛竜戦艦を燃え上がらせ、イカルガで出撃する。 | :最終話。魔導火節の攻撃で飛竜戦艦を燃え上がらせ、イカルガで出撃する。 | ||
− | ;「光輝く巨竜!しかし、人が造った船が巨大化するはずはありません」<br /> | + | ;「光輝く巨竜!しかし、人が造った船が巨大化するはずはありません」<br />「つまり、あれは一種のバリア!溢れ出した魔力(マナ)を纏っているに過ぎない」<br />「長射程からの法撃が通じないとするなら、攻略法はただ一つ!」<br />「銃装剣(ソーデッドカノン)に魔力(マナ)を集中しての一点突破!」<br />「そして、零距離からの攻撃あるのみ!!」 |
− | : | + | :同話より。最大化戦闘形態(マキシマイズ)を発動した飛竜戦艦の攻略法に辿り着く。 |
;「生憎それも予測済みです!」 | ;「生憎それも予測済みです!」 | ||
− | : | + | :同話より。突撃時、飛竜戦艦の格闘用竜脚(ドラゴニッククロー)の射出を回避、迎撃しての台詞。アニメでは特に恐ろしく光る叫びである。Web版ではこの戦法が予測済みの原因は[[ビグ・ザム|だいたい想像がつく]]のだが、他媒体でもそれ相当の作品があったのだろうか。 |
− | ;「破壊力を求めるのは兵道の常!されど、巨大化によってそれを叶えようというのは、品格に欠けます!」<br />オラシオ「兵器に美学などは不要。求められるのは合理性のみですよ」<br />「人型兵器こそ至高!哲学なき存在は、いずれ滅びます!」<br />オラシオ「惜しい、実に惜しい!その技術を!」<br />「その力を!」<br /> | + | ;「破壊力を求めるのは兵道の常!されど、巨大化によってそれを叶えようというのは、品格に欠けます!」<br />オラシオ「兵器に美学などは不要。求められるのは合理性のみですよ」<br />「人型兵器こそ至高!哲学なき存在は、いずれ滅びます!」<br />オラシオ「惜しい、実に惜しい!その技術を!」<br />「その力を!」<br />オラシオ「飛空船(レビテートシップ)に!」<br />「幻晶騎士(シルエットナイト)に!」<br />エル&オラシオ「捧げればいいものをぉぉぉ!!!」 |
:同話より。オラシオと謎の空間で熱く語り合うものの、互いに分かり合うことはなかった。一見兵器について語っているように見えて、実際はお互い趣味の領域。そして、'''推し語り'''である。そして互いの力を認めているからこそ、その才能が他に興味を向けていることを嘆いている。推しが違うからこそ相いれないが、[[ニュータイプ]]まがいの演出まで使って語られるとシュール極まりない。 | :同話より。オラシオと謎の空間で熱く語り合うものの、互いに分かり合うことはなかった。一見兵器について語っているように見えて、実際はお互い趣味の領域。そして、'''推し語り'''である。そして互いの力を認めているからこそ、その才能が他に興味を向けていることを嘆いている。推しが違うからこそ相いれないが、[[ニュータイプ]]まがいの演出まで使って語られるとシュール極まりない。 | ||
;「このまま兵器開発史の徒花として、時代の闇に消え去りなさい!」 | ;「このまま兵器開発史の徒花として、時代の闇に消え去りなさい!」 | ||
− | : | + | :同話より。まるで主人公がしてはいけないような発言で飛竜戦艦へ攻撃を続ける。 |
+ | :ちなみに原作小説では、目撃者が大勢いるので今後も模倣される可能性があり、実物と戦った自分たちは再来を前提にした航空戦力(空を飛べる幻晶騎士)を持つべきという旨の発言をしており、時代の闇に消えることはないと自覚している模様。 | ||
;「イカルガの皇之心臓(ベヘモス・ハート)と、女皇之冠(クイーンズコロネット)は、伊達ではありません!」 | ;「イカルガの皇之心臓(ベヘモス・ハート)と、女皇之冠(クイーンズコロネット)は、伊達ではありません!」 | ||
:同話より。特攻しようとする飛竜戦艦に対し[[アムロ・レイ|どこかで聞いたような台詞]]を言いながら、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|どこかで見たような構図]]で防ごうとする。それをできるだけの出力がイカルガにあるという下地はあるが、半ばロボットオタクとして[[νガンダム|言いたかっただけ]]。 | :同話より。特攻しようとする飛竜戦艦に対し[[アムロ・レイ|どこかで聞いたような台詞]]を言いながら、[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|どこかで見たような構図]]で防ごうとする。それをできるだけの出力がイカルガにあるという下地はあるが、半ばロボットオタクとして[[νガンダム|言いたかっただけ]]。 | ||
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:同話より。飛竜戦艦をコントロールしていた[[ドロテオ・マルドネス]]を、飛竜戦艦に機体で飛び移ったキッドが撃破した後、彼を救助しに現れて。本当に大事な時には、ロボットより友を優先するのがエルネスティである。 | :同話より。飛竜戦艦をコントロールしていた[[ドロテオ・マルドネス]]を、飛竜戦艦に機体で飛び移ったキッドが撃破した後、彼を救助しに現れて。本当に大事な時には、ロボットより友を優先するのがエルネスティである。 | ||
;キッド「ごめんな、エル」<br />「スクラップ&ビルドは世の習い。キッドが無事ならかまいません」<br />「いいお土産も、手に入りましたしね」 | ;キッド「ごめんな、エル」<br />「スクラップ&ビルドは世の習い。キッドが無事ならかまいません」<br />「いいお土産も、手に入りましたしね」 | ||
− | : | + | :同話より。後日、機体を壊したことをキッドが謝罪しに来た際の台詞。友の生還を喜び、機体の損壊を気にしていないのは彼らしいが、飛竜戦艦の竜血炉(ブラッドグレイル)を手に入れたことに目を輝かせるのもまた彼らしい…。 |
− | ;「何を言ってるんですか。僕ほど貪欲な者はいませんよ?」<br /> | + | ;「何を言ってるんですか。僕ほど貪欲な者はいませんよ?」<br />「僕の望みは、この世に存在する素晴らしい騎操士(ナイトランナー)の技と、素晴らしい騎操鍛冶師(ナイトスミス)の腕、素晴らしい幻晶騎士(シルエットナイト)、その全てを手に入れることですから!」<br />「まずは、もっと美しく、無理なく空を駆ける幻晶騎士(シルエットナイト)を創らなくてはなりません!」<br />「そのためには、結晶筋肉(クリスタルティシュー)も、魔力転換炉(エーテルリアクタ)も、根本から見直しが必要になるでしょう!」<br />「流体力学や熱力学と合わせて、新しい魔法術式(スクリプト)すら必要になるかもしれません!」<br />「幻晶騎士(シルエットナイト)だけじゃありませんよ?空飛ぶ幻晶甲冑(シルエットギア)が創れたら…!」<br />「空の有り様は、いえ、人々の生活は大いに変ることでしょう!」<br />バトソン「それはいくらなんでも無理じゃね?」 |
:同話より。バトソンからエルは欲がないなと言われた際の熱弁。銀鳳騎士団の面々を呆れさせ、置いてきぼりとする。本人は真剣なのだが、視聴者に対しても狂人ぶりをこれでもかと見せつけてくれる台詞。そして、バトソンからの突っ込みに答えるのは、前世から引き継いだお決まりの台詞…'''「大丈夫、出来ますよ!」'''だった。 | :同話より。バトソンからエルは欲がないなと言われた際の熱弁。銀鳳騎士団の面々を呆れさせ、置いてきぼりとする。本人は真剣なのだが、視聴者に対しても狂人ぶりをこれでもかと見せつけてくれる台詞。そして、バトソンからの突っ込みに答えるのは、前世から引き継いだお決まりの台詞…'''「大丈夫、出来ますよ!」'''だった。 | ||
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− | ==== | + | ==== 他媒体 ==== |
;(もしかして、先王陛下はそれを見越しとったんかな)<br />(殿下自身の誇りが、殿下本人の行動を磨き上げる……言うほど上手くいくかは知らんけど。まぁなんにせよ、喜んでもらえるのはええこっちゃ) | ;(もしかして、先王陛下はそれを見越しとったんかな)<br />(殿下自身の誇りが、殿下本人の行動を磨き上げる……言うほど上手くいくかは知らんけど。まぁなんにせよ、喜んでもらえるのはええこっちゃ) | ||
− | :Web版小説第54話より。先王アンブロシウスが孫のエムリスと[[ゴルドリーオ]] | + | :Web版小説第54話より。先王アンブロシウスが孫のエムリスと[[ゴルドリーオ]]争奪戦を繰り広げた後、感動に燃えるエムリスを見ての内心。アニメでは内心までは描写されていないが、思っているところは同じだろう。 |
− | ; | + | ;「本当に…『この世界』は最高です!!ずっと待っていましたよ僕だけの幻晶騎士(ロボット) これからはずっと一緒に色んなところへ行って色んな武器を使って色んな魔獣と戦って…いっっっっぱい!遊びましょうね!!」 |
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:漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。 | :漫画版第56話。イカルガ起動実験成功直後の締めの一言。彼にとっては夢が叶った悲願の一瞬であるが、魔獣を相手に戦う事を遊びというのはやや不穏でもある。 | ||
;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」 | ;「自機と最後を共にするとは良い覚悟です、実に『よい戦場』でしたよ。ささやかですがあなたにも『よき来世』がありますようお祈りしていますね」 | ||
− | : | + | :漫画版第80話。クリストバル死亡時の台詞。こちらの方が原作小説版に近い。エル自身、一度死んで転生した身である為、彼の生死感を端的に表している。 |
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− | ===エルネスティエミュレータ=== | + | === エルネスティエミュレータ === |
;エルネスティですっ!<br />そこにロボがある限り、行ってみせますどこへでも。鋼の英雄が集結する戦い(まつり)の場所、見逃すわけにはいきません!<br />次回ナイツ&マジック『 #スーパーロボット大戦30 参戦』!<br />夢の舞台が僕を呼ぶ! | ;エルネスティですっ!<br />そこにロボがある限り、行ってみせますどこへでも。鋼の英雄が集結する戦い(まつり)の場所、見逃すわけにはいきません!<br />次回ナイツ&マジック『 #スーパーロボット大戦30 参戦』!<br />夢の舞台が僕を呼ぶ! | ||
:『30』参戦にあたり作者の天酒之瓢氏のtwitterで公開された作者自身による二次創作短編集「エルネスティエミュレータ」<ref>[https://twitter.com/i/events/1417486378544271373 エルネスティエミュレータ]</ref>より。開幕となる次回予告調の台詞。そのキャラクター性からしてみればまさしく夢の舞台といえるだろう。しかし、以降同作のエルは盛大にハメを外すことになる…。 | :『30』参戦にあたり作者の天酒之瓢氏のtwitterで公開された作者自身による二次創作短編集「エルネスティエミュレータ」<ref>[https://twitter.com/i/events/1417486378544271373 エルネスティエミュレータ]</ref>より。開幕となる次回予告調の台詞。そのキャラクター性からしてみればまさしく夢の舞台といえるだろう。しかし、以降同作のエルは盛大にハメを外すことになる…。 | ||
− | ==迷台詞== | + | == 迷台詞 == |
− | ===アニメ本編=== | + | === アニメ本編 === |
;「撃退ですか? 黙殺ですか? それとも闇討ちですか?」<br />キッド「そうそう、闇討ち…って、ねーよ。エルこえーよ、お前!」 | ;「撃退ですか? 黙殺ですか? それとも闇討ちですか?」<br />キッド「そうそう、闇討ち…って、ねーよ。エルこえーよ、お前!」 | ||
:第1話。[[アーキッド・オルター|キッド]]と[[アデルトルート・オルター|アディ]]の兄妹の家庭の事情を教えられ、心配から物騒な事を口走ってしまう。 | :第1話。[[アーキッド・オルター|キッド]]と[[アデルトルート・オルター|アディ]]の兄妹の家庭の事情を教えられ、心配から物騒な事を口走ってしまう。 | ||
303行目: | 281行目: | ||
;「壊れた機体もまた、美しい」<br />「形ある物が崩れ、残骸だけが残る。これが、わび・さびというもの。…美しい」<br />「そして、それに手を貸したのが自分だという、罪悪感混じりのアンビバレンツな感傷…」 | ;「壊れた機体もまた、美しい」<br />「形ある物が崩れ、残骸だけが残る。これが、わび・さびというもの。…美しい」<br />「そして、それに手を貸したのが自分だという、罪悪感混じりのアンビバレンツな感傷…」 | ||
:第3話。自分が壊したグゥエールを前にしての感想。隣のダーヴィドはそれを聞いて唖然とする。 | :第3話。自分が壊したグゥエールを前にしての感想。隣のダーヴィドはそれを聞いて唖然とする。 | ||
− | |||
;「という訳で、各々方、討ち入りでござる!」<br />キッド「…どこへだよ」 | ;「という訳で、各々方、討ち入りでござる!」<br />キッド「…どこへだよ」 | ||
:第6話。カルダトア二個中隊の搬入後、銀鳳騎士団の使命のためと皆を集めた前での台詞。 | :第6話。カルダトア二個中隊の搬入後、銀鳳騎士団の使命のためと皆を集めた前での台詞。 | ||
310行目: | 287行目: | ||
;「心配は御無用です。彼ら優秀な仲買人が、責任を持って敵軍より仕入れて参ります!」 | ;「心配は御無用です。彼ら優秀な仲買人が、責任を持って敵軍より仕入れて参ります!」 | ||
:第10話。クシェペルカ王国の戦力増強案をプレゼンテーションする中、物資はどうするのかと聞かれた際の返答。人、それを強奪という。 | :第10話。クシェペルカ王国の戦力増強案をプレゼンテーションする中、物資はどうするのかと聞かれた際の返答。人、それを強奪という。 | ||
− | ; | + | ;「幻晶騎士(シルエットナイト)なら、音を聞くだけで、おおよその状態や問題点が分かるんですけど…」 |
:同話より。エレオノーラ王女を元気付けるための方法は何かないかとキッドから聞かれて。女心(というか、人の心の機微)に鈍感であることを自覚している台詞。 | :同話より。エレオノーラ王女を元気付けるための方法は何かないかとキッドから聞かれて。女心(というか、人の心の機微)に鈍感であることを自覚している台詞。 | ||
− | ; | + | ;「その場合、お貸しした幻晶騎士(シルエットナイト)は僕達の所有物ということになりますので、それを使って倒した幻晶騎士(シルエットナイト)も、僕の物ってことですよね?」 |
:第11話。マルティナやエレオノーラから自軍の戦力増強のため、倒した敵機の残骸を譲って欲しいと頼まれた際にこう述べて彼女達を唖然とさせ、とっさに冗談だと取り繕う。 | :第11話。マルティナやエレオノーラから自軍の戦力増強のため、倒した敵機の残骸を譲って欲しいと頼まれた際にこう述べて彼女達を唖然とさせ、とっさに冗談だと取り繕う。 | ||
− | ===原作小説=== | + | === 原作小説 === |
;(な ん で や ね ん)<br />(んなアホな! 俺赤ん坊なっとんのかい!?) | ;(な ん で や ね ん)<br />(んなアホな! 俺赤ん坊なっとんのかい!?) | ||
:Web版小説第1話より。車に轢かれ、意識を取り戻したら赤子に転生していたことに衝撃を受け、混乱の最中の内心の台詞。 | :Web版小説第1話より。車に轢かれ、意識を取り戻したら赤子に転生していたことに衝撃を受け、混乱の最中の内心の台詞。 | ||
325行目: | 302行目: | ||
;「今はイカルガに乗る系のお仕事が忙しいので、却下です」 | ;「今はイカルガに乗る系のお仕事が忙しいので、却下です」 | ||
:Web版小説第54話より。念願叶って完成した専用機[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]に、数日経ってもずっとべったりすぎて仲間たちの悩みの種となり、地の文ですら駄目な子と形容されてしまっている。元ネタはおそらく、ネットゲーム『ファイナルファンタジー11』の話題で電子掲示板を利用していたとされる人物の語録「ブロント語」の中の「じゃ闇系の仕事が今からあるからこれで」。 | :Web版小説第54話より。念願叶って完成した専用機[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]]に、数日経ってもずっとべったりすぎて仲間たちの悩みの種となり、地の文ですら駄目な子と形容されてしまっている。元ネタはおそらく、ネットゲーム『ファイナルファンタジー11』の話題で電子掲示板を利用していたとされる人物の語録「ブロント語」の中の「じゃ闇系の仕事が今からあるからこれで」。 | ||
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− | === | + | === その他 === |
;「大丈夫…ちゃんと格好よく壊してあげますから…!」<br />「嗚呼…久しぶりのダメージ表現(ウェザリング)作業…腕が鳴ります…!」 | ;「大丈夫…ちゃんと格好よく壊してあげますから…!」<br />「嗚呼…久しぶりのダメージ表現(ウェザリング)作業…腕が鳴ります…!」 | ||
:公式サイトに存在する、第5話のおまけイラストにおける台詞。強奪されたテレスターレを、開発者自らが恍惚の表情で嬉々として壊そうとする狂気の光景。テレスターレを奪った[[スパイ]]もこれには思わず悲鳴が上がってしまう。ちなみにウェザリングとは、ルビ元の通り[[ガンプラ|プラモデル]]界隈では器物の損傷・腐食等の状態を再現する意味があるが、勿論'''自ら破壊することではない'''。 | :公式サイトに存在する、第5話のおまけイラストにおける台詞。強奪されたテレスターレを、開発者自らが恍惚の表情で嬉々として壊そうとする狂気の光景。テレスターレを奪った[[スパイ]]もこれには思わず悲鳴が上がってしまう。ちなみにウェザリングとは、ルビ元の通り[[ガンプラ|プラモデル]]界隈では器物の損傷・腐食等の状態を再現する意味があるが、勿論'''自ら破壊することではない'''。 | ||
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』出演を記念したPV…'''ではなく'''、『ナイツ&マジック』のBlu-ray BOX化が決定した際の宣伝PV<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Rz2XTAUqoPA エルと叫ぼう! ロボット愛!! PV~幻晶騎士、サイコー編~]</ref>の開幕。開幕からこの調子なので、どちらの記念PVか全く分からなくなってしまっている。最後の言葉は、実際に複数人物に復唱させている。CVを担当する高橋李依氏による、熱の篭もったコミカルな叫びは必聴モノ。 | :『[[スーパーロボット大戦30|30]]』出演を記念したPV…'''ではなく'''、『ナイツ&マジック』のBlu-ray BOX化が決定した際の宣伝PV<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Rz2XTAUqoPA エルと叫ぼう! ロボット愛!! PV~幻晶騎士、サイコー編~]</ref>の開幕。開幕からこの調子なので、どちらの記念PVか全く分からなくなってしまっている。最後の言葉は、実際に複数人物に復唱させている。CVを担当する高橋李依氏による、熱の篭もったコミカルな叫びは必聴モノ。 | ||
:原作者の天酒之瓢氏すらも'''「もう この子は だめです」と匙を投げてしまった'''<ref>[https://twitter.com/Amazake_Write/status/1443029791813165059 2021年9月29日 天酒之瓢氏のツイートより]</ref>。 | :原作者の天酒之瓢氏すらも'''「もう この子は だめです」と匙を投げてしまった'''<ref>[https://twitter.com/Amazake_Write/status/1443029791813165059 2021年9月29日 天酒之瓢氏のツイートより]</ref>。 | ||
− | ; | + | ;「幻晶騎士(シルエットナイト) サイコー!!」 |
− | :上記Blu- | + | :上記Blu-rayBOXの宣伝PVを含めて3回、幻晶騎士を紹介するPVがあり、紹介後の決めゼリフ。「幻晶騎士」となっている部分は字幕ではカタカナ表記で、同部分が紹介した機体名になるパターンも多い。 |
− | : | + | :これをテンションMAXのエルに続いて複数人に復唱させているのだが、最初の頃はイヤイヤなのが明らかだったのだがが回を重ねるごとに<s>(洗脳が進み)</s>、最終的にはエルに負けないくらいのノリで叫ぶことに…。 |
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− | ===エルネスティエミュレータ=== | + | === エルネスティエミュレータ === |
;「どうしてですか!? このガンダリウムベッド、艦内に置いても良いと許可は得てきましたよ!」<br />「それに空いている部屋は好きに使っていいとも」 | ;「どうしてですか!? このガンダリウムベッド、艦内に置いても良いと許可は得てきましたよ!」<br />「それに空いている部屋は好きに使っていいとも」 | ||
:[[ガンダリウム合金]]を少数分けてもらい、それをフレームに使用したベッドを作るだけでなく、それを格納庫に設置しようとした際に苦情を受けての文句。格納庫は居室ではないと何度も突っ込まれても受け入れてくれない。この一件を代表格に、「エミュレータ」では特に濃厚な大暴走の一角が見える。 | :[[ガンダリウム合金]]を少数分けてもらい、それをフレームに使用したベッドを作るだけでなく、それを格納庫に設置しようとした際に苦情を受けての文句。格納庫は居室ではないと何度も突っ込まれても受け入れてくれない。この一件を代表格に、「エミュレータ」では特に濃厚な大暴走の一角が見える。 | ||
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:帰ってきた直後の機体に抱き着こうとして、アディに力尽くで止められてしまう話。この一件の元ネタは、おそらく『[[スーパーロボット大戦α]]』で帰還直後の[[ライディーン]]の脚部に飛びついて火傷を負った[[リュウセイ・ダテ]]の一件。 | :帰ってきた直後の機体に抱き着こうとして、アディに力尽くで止められてしまう話。この一件の元ネタは、おそらく『[[スーパーロボット大戦α]]』で帰還直後の[[ライディーン]]の脚部に飛びついて火傷を負った[[リュウセイ・ダテ]]の一件。 | ||
− | ==スパロボシリーズの名台詞== | + | == スパロボシリーズの名台詞 == |
− | ===戦闘台詞=== | + | === 戦闘台詞 === |
− | ;「人工知能の技術がここまで進んでいるとは…!」<br />「プログラムに粗が見える…許せませんね!」 | + | ;「人工知能の技術がここまで進んでいるとは…!」<br />「プログラムに粗が見える…許せませんね!」 |
:[[人工知能]]の敵に攻撃する際の戦闘台詞。技術に驚嘆したり、プログラムの粗を戦うだけで外から発見したり…いずれも、元(生前)システムエンジニアの彼視点の台詞である。 | :[[人工知能]]の敵に攻撃する際の戦闘台詞。技術に驚嘆したり、プログラムの粗を戦うだけで外から発見したり…いずれも、元(生前)システムエンジニアの彼視点の台詞である。 | ||
;「戦艦よりも、機動兵器と戦いたいのに…!」<br />「大艦巨砲主義に未来はありません…やはり機動兵器ですね!」 | ;「戦艦よりも、機動兵器と戦いたいのに…!」<br />「大艦巨砲主義に未来はありません…やはり機動兵器ですね!」 | ||
− | : | + | :敵戦艦との戦闘台詞。おそらく原作で、飛空船バカを拗らせたオラシオとの魂の会話で見せたスタンスの違いが基になっていると思われる([[宇宙戦艦ヤマト2199|大艦巨砲主義]][[スーパーロボット大戦V|が進んでしまうと、]][[世界観/V#新正暦世界|人型兵器が戦場の主役でなくなってしまうという話]])。 |
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;「上から世界を眺めるのではなく一緒に楽しめばよかったのです!」 | ;「上から世界を眺めるのではなく一緒に楽しめばよかったのです!」 | ||
− | : | + | :VS[[アレクシス・ケリヴ|アレクシス]]。アカネを利用し、意のままに操ってきたアレクシス自身の孤独をズバリ指摘する。 |
+ | ;「人型機と大型機のハーモニー!敵ながらお見事です!!」<br />「尋常ならぬ悪意、あの人から感じます」 | ||
+ | :VS[[ゾルタン・アッカネン|ゾルタン]]。前者は[[IIネオ・ジオング|搭乗機体]]の美しさに興奮を覚えるが、後者では明らかに倒すべき存在と見なしている。 | ||
− | ===シナリオデモ=== | + | === シナリオデモ === |
;「そうですね。ウルトラシリーズの怪獣の造形に近いものを感じます」<br />(ウルトラシリーズは僕の守備範囲ではありませんでしたが、一通りの知識は持っています この素晴らしい造形…。これを生み出した方の愛を感じます!) | ;「そうですね。ウルトラシリーズの怪獣の造形に近いものを感じます」<br />(ウルトラシリーズは僕の守備範囲ではありませんでしたが、一通りの知識は持っています この素晴らしい造形…。これを生み出した方の愛を感じます!) | ||
− | : | + | :キーミッション「Hello! New World!!」または「Hero & Enemy」で突如現れた[[怪獣]]を見ての感想。どうやら一目見て人工物だと判断したようだ。 |
;「造形美は感じるのですが、僕の趣味ではないんですよね… ですが、ロボットVS怪獣には燃えるものがありますので全力で行きます!」 | ;「造形美は感じるのですが、僕の趣味ではないんですよね… ですが、ロボットVS怪獣には燃えるものがありますので全力で行きます!」 | ||
:キーミッション「破・壊」ではこちらになる。反応の違いは、既に怪獣が街を破壊していたのが原因だろうか。 | :キーミッション「破・壊」ではこちらになる。反応の違いは、既に怪獣が街を破壊していたのが原因だろうか。 | ||
;「僕にもわかります…! あれが…全ての始まりなんですね!」 | ;「僕にもわかります…! あれが…全ての始まりなんですね!」 | ||
:サイドミッション「復活の鉄の城」にて、[[マジンガーZ]]の勇姿を見ての感想。 | :サイドミッション「復活の鉄の城」にて、[[マジンガーZ]]の勇姿を見ての感想。 | ||
− | : | + | :他の面々もマジンガーの復活に感慨深い言葉を連ねる中、異世界から来た彼もしれっとその中に混ざっているが、『30』世界でのマジンガーは本当に始まりの英雄であるため、この台詞に一切の間違いはない。 |
− | ;アカネ「…君、ロボットが好きなんだね。あたしには魅力がわからないけど…」<br /> | + | ;アカネ「…君、ロボットが好きなんだね。あたしには魅力がわからないけど…」<br />エル「男の浪漫ですからね。ジャンルは違えど、同好の士のあなたとならわかり合えると思ったのですが…」<br />アカネ「え…」<br />エル「失礼しました。何度かショップで見かけた方と雰囲気がどこか似ていたので」 |
:サイドミッション「陽炎、再び」にて。[[新条アカネ]]と出会い、[[宝多六花]]に紹介された際に。原作の時点で、同好の士だろうと分かり合えない[[オラシオ・コジャーソ|某飛空船バカ]]も居るのだが…。 | :サイドミッション「陽炎、再び」にて。[[新条アカネ]]と出会い、[[宝多六花]]に紹介された際に。原作の時点で、同好の士だろうと分かり合えない[[オラシオ・コジャーソ|某飛空船バカ]]も居るのだが…。 | ||
:突っ込みどころのある台詞をさらっと言っているため気づきにくいが、特に言及がなかったにも関わらず、初見ながら彼女が'''倉田翼の生きていた現実世界に生きる別ジャンルのオタクであることを雰囲気で即座に看破している'''。原作では(特に話題を出す必要性がなかったため)触れなかった前世の話を他者に振る、SRWならではの珍しいシーンであり、この時点で『[[SSSS.GRIDMAN]]』の根幹に一歩踏み込んでいる台詞でもある。 | :突っ込みどころのある台詞をさらっと言っているため気づきにくいが、特に言及がなかったにも関わらず、初見ながら彼女が'''倉田翼の生きていた現実世界に生きる別ジャンルのオタクであることを雰囲気で即座に看破している'''。原作では(特に話題を出す必要性がなかったため)触れなかった前世の話を他者に振る、SRWならではの珍しいシーンであり、この時点で『[[SSSS.GRIDMAN]]』の根幹に一歩踏み込んでいる台詞でもある。 | ||
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;「何を言うんです! 痛みを伴うからこそ、そこにリアルがあるのです!」<br />「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけ…! それは仮想現実の世界においても絶対のルールなのです!」 | ;「何を言うんです! 痛みを伴うからこそ、そこにリアルがあるのです!」<br />「撃っていいのは撃たれる覚悟がある者だけ…! それは仮想現実の世界においても絶対のルールなのです!」 | ||
− | :艦内ミッション「Speed&Strong」にて。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]の厚意で、生身のパイロットたちも痛みを感じる設定をシミュレータに追加された際の[[アデルトルート・オルター|アディ]]達の不満に対して。下段の台詞は推理作家レイモンド・チャンドラーの小説内の台詞が元ネタであり、『30』で共演している[[ルルーシュ・ランペルージ| | + | :艦内ミッション「Speed&Strong」にて。[[メイヴィー・ホーキンス|メイヴィー]]の厚意で、生身のパイロットたちも痛みを感じる設定をシミュレータに追加された際の[[アデルトルート・オルター|アディ]]達の不満に対して。下段の台詞は推理作家レイモンド・チャンドラーの小説内の台詞が元ネタであり、『30』で共演している[[ルルーシュ・ランペルージ|この人]]が引用していることで有名。 |
;「ラボのメインシステムにアクセス! イカルガのパラメータ、ロード!」<br />「魔力転換炉の制御術式、これまでの入出力設定を破棄! 新たな術式スクリプトを設定!」<br />「出力制御の変数調整、動作差異のフィードバック、最適化を開始!」<br />「同時に開放型源素浮揚器と魔導噴流推進器の制御をアクティブ! 直接スクリプトによる制御に切り替え!」<br />「修正、修正! 修正!!」 | ;「ラボのメインシステムにアクセス! イカルガのパラメータ、ロード!」<br />「魔力転換炉の制御術式、これまでの入出力設定を破棄! 新たな術式スクリプトを設定!」<br />「出力制御の変数調整、動作差異のフィードバック、最適化を開始!」<br />「同時に開放型源素浮揚器と魔導噴流推進器の制御をアクティブ! 直接スクリプトによる制御に切り替え!」<br />「修正、修正! 修正!!」 | ||
:同話より。シミュレータとはいえ、得られたデータを使って交戦中にデータを書き換えるという荒業でイカルガをアップデートする。どこの[[キラ・ヤマト|スーパーコーディネイター]]だ。 | :同話より。シミュレータとはいえ、得られたデータを使って交戦中にデータを書き換えるという荒業でイカルガをアップデートする。どこの[[キラ・ヤマト|スーパーコーディネイター]]だ。 | ||
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;「チート…。不正、ずる…通常ではあり得ない手段…」 | ;「チート…。不正、ずる…通常ではあり得ない手段…」 | ||
:同話、メイヴィーから、上記の荒業もあってその手腕を「[[チート]]と言ってもいい」と言われて。しかしエルは'''チート(騙す、欺く)という言葉が転じて意味する、(主に)オンラインゲームを改竄する犯罪行為'''を想起したのか、真顔になっている。 | :同話、メイヴィーから、上記の荒業もあってその手腕を「[[チート]]と言ってもいい」と言われて。しかしエルは'''チート(騙す、欺く)という言葉が転じて意味する、(主に)オンラインゲームを改竄する犯罪行為'''を想起したのか、真顔になっている。 | ||
− | :近年チートという言葉は、転じて「(通常では有り得ない、イカサマ級の)凄まじいもの」を指し肯定的な意味の口語でも使われており<ref> | + | :近年チートという言葉は、転じて「(通常では有り得ない、イカサマ級の)凄まじいもの」を指し肯定的な意味の口語でも使われており<ref>特に『ナイツマ』の出身であるアマチュア小説サイトでは、肯定的な口語(他者から与えられた規格外の力を一纏めにした意味。大体が、利己的に力を濫用している)の意味で頻繁に引用されている。メイヴィーが誉め言葉に用いたのはこれを意識してのものだと思われる。一方、余談の項にもある通り、エルの能力は前世で培い、本人の変態的な努力もあって得たものなので、よく言われるようなチート能力とは別モノである。</ref>、メイヴィーはこちらの意味で褒めたつもりだったようで、「気を悪くしたのなら謝るよ」とも言っている。 |
;「僕としては、そのような存在にイカルガと共に立ち向かう役割を望みます」 | ;「僕としては、そのような存在にイカルガと共に立ち向かう役割を望みます」 | ||
− | : | + | :その後、メイヴィーに「権力欲があったら、悪い意味で歴史を揺るがすような存在になったかも知れない」と称された際の返し。恐らく、エルが「異世界に召喚され、世界を自らの手中に収めんと暗躍し、戦乱を引き起こした男」[[ショット・ウェポン]]とよく比較されていることを、(『[[バイストン・ウェルシリーズ]]』が『30』未参戦故に)遠回しにネタにした台詞と思われる。あくまでまっすぐに、己の夢に殉じ、憧れている正義のロボット軍団の一員として戦う彼は、ほぼ間違いなくショットのようにはなりえないだろう。なお、エルとショットの比較については余談の項目を参照。 |
;(敗北する1号ロボとピンチに颯爽と現れる2号ロボ…。お約束ともいえる燃える展開…)<br />(ですが、実際に遭遇すると喪失感による悲しみが、これ程までに大きいなんて…) | ;(敗北する1号ロボとピンチに颯爽と現れる2号ロボ…。お約束ともいえる燃える展開…)<br />(ですが、実際に遭遇すると喪失感による悲しみが、これ程までに大きいなんて…) | ||
− | : | + | :キーミッション『勇者の魂』にて、[[チーフテン]]に敗北し[[ビクティム・オーランド]]に連れ去られる[[ジェイデッカー]]を目の当たりにして。流石のエルもこの悲痛な場面には顔を曇らせるしかなかった。 |
;「戦いが終わって、パワーアップを果たした二体のロボットが健闘をたたえ合う!」<br />「これです! これこそが僕の見たかった光景です!」 | ;「戦いが終わって、パワーアップを果たした二体のロボットが健闘をたたえ合う!」<br />「これです! これこそが僕の見たかった光景です!」 | ||
− | : | + | :キーミッション『炎の合体』クリア時にて、[[ファイヤージェイデッカー]]と[[フルパワーグリッドマン]]の雄姿を見ての感想。普段はそのロボ好きを周りから引かれがちだが、この場面には多くの人物がエルに共感している。 |
:…[[グリッドマン]]はロボではない事には目をつむっておこう。 | :…[[グリッドマン]]はロボではない事には目をつむっておこう。 | ||
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− | ==スパロボシリーズの迷台詞== | + | == スパロボシリーズの迷台詞 == |
予想通りというべきか、'''参戦しても全くブレず、原作以上に壊れている。''' | 予想通りというべきか、'''参戦しても全くブレず、原作以上に壊れている。''' | ||
− | ===戦闘台詞=== | + | === 戦闘台詞 === |
;「ヘビーメタル…! 何ともふつくしい…!」<br />「高いビジュアル性、画期的な駆動機構…! 一度バラしてみたいですね!」 | ;「ヘビーメタル…! 何ともふつくしい…!」<br />「高いビジュアル性、画期的な駆動機構…! 一度バラしてみたいですね!」 | ||
− | :[[ヘビーメタル]] | + | :[[ヘビーメタル]]への攻撃時の台詞の数々。確かにヘビーメタルのデザインは高評価だが、相変わらずとても戦闘中とは思えない台詞…。一応補足するが、「ふつくしい」とは「美しい」がさらに砕けたネットスラングで、元ネタはアニメ『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の登場人物が息を多く含んで「美しい」と言ったことによる空耳。生前のオタク青年の倉田翼ならば知っていてもおかしくない。 |
;「憎悪と悲しみが…機体を通じて伝わっていく…」 | ;「憎悪と悲しみが…機体を通じて伝わっていく…」 | ||
:「決戦のセフィーロ」にて、[[エメロード]]との[[特殊戦闘台詞]]。状況的には全く持ってギャグではないのだが、言い回しが[[Ζガンダム|どこかで]][[カミーユ・ビダン|聞いたような…]]。 | :「決戦のセフィーロ」にて、[[エメロード]]との[[特殊戦闘台詞]]。状況的には全く持ってギャグではないのだが、言い回しが[[Ζガンダム|どこかで]][[カミーユ・ビダン|聞いたような…]]。 | ||
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− | ===シナリオデモ=== | + | === シナリオデモ === |
;「この世界の軍用機のようでしたが、量産機特有のシンプルさと機能美の融合はたまらないものがありました… あのようなロボットが存在するとはここは僕にとって夢の世界かも知れません」 | ;「この世界の軍用機のようでしたが、量産機特有のシンプルさと機能美の融合はたまらないものがありました… あのようなロボットが存在するとはここは僕にとって夢の世界かも知れません」 | ||
:「Hero & Enemy」にて、[[ジェガン]]を見ての感想。[[スーパーロボット大戦X|どこか]][[マスク|で見た事のある場面]]である。台詞からしてジェガンは初見のようであり、『30』設定だと倉田翼の居た世界にはガンダムシリーズは存在しなかったか、存在していても転生時に記憶が欠落したと推測される<ref>仮に記憶があった場合は、『OE』での[[ケロロ軍曹|どこぞのオタク先輩]]のように'''物語を壊さない理由付けが必要になってしまう'''ので、妥当な措置である。</ref>。アニメ版設定ならば、先述の通り前者か。どちらにせよ、初見の驚きを夢の晴れ舞台で味わえるのは彼にとって幸福だろう。 | :「Hero & Enemy」にて、[[ジェガン]]を見ての感想。[[スーパーロボット大戦X|どこか]][[マスク|で見た事のある場面]]である。台詞からしてジェガンは初見のようであり、『30』設定だと倉田翼の居た世界にはガンダムシリーズは存在しなかったか、存在していても転生時に記憶が欠落したと推測される<ref>仮に記憶があった場合は、『OE』での[[ケロロ軍曹|どこぞのオタク先輩]]のように'''物語を壊さない理由付けが必要になってしまう'''ので、妥当な措置である。</ref>。アニメ版設定ならば、先述の通り前者か。どちらにせよ、初見の驚きを夢の晴れ舞台で味わえるのは彼にとって幸福だろう。 | ||
;「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」<br />「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」<br />「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」 | ;「ああ…! 格納庫に並ぶロボット達! これぞ僕が夢に見た光景!」<br />「なんという僥倖…! なんという幸運…! 天国はここにあったのですね…!」<br />「ふおおおっ! たぎってきましたよぉぉぉ!」 | ||
:加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。 | :加入後のエンドデモにて、格納庫内の機体群を見ての恍惚。PV3でもこの場面(最下段以外)が映されている。エルを知る者ならば、作品内外問わず誰もがこうなると思ったであろう光景。 | ||
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;「ロボットを自らの欲望に使う者に[[秋葉原]]の平和を渡すわけにはいきません!」 | ;「ロボットを自らの欲望に使う者に[[秋葉原]]の平和を渡すわけにはいきません!」 | ||
:「勇者の系譜」にて、[[ドクトル・ガウス]]の繰り出したロボット集団を前にして。ある意味'''エル自身もロボットを自らの欲望に使っている'''のはお察しください。 | :「勇者の系譜」にて、[[ドクトル・ガウス]]の繰り出したロボット集団を前にして。ある意味'''エル自身もロボットを自らの欲望に使っている'''のはお察しください。 | ||
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;「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」<br />「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」<br />「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」 | ;「素晴らしい! ここは秋葉原と同じく聖地です!」<br />「古今東西のプラモにフィギュア! 限定品や改造品… さらに魔改造したものまである!」<br />「嗚呼! ここを教えてくれた護さんに感謝します!」 | ||
− | :「覚-MEZAME- | + | :「覚-MEZAME-」にて、Gアイランドシティの電気街を散策しての発言。もはや前世を隠していない。 |
;「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」<br />「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」<br />「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」<br />「何より、かっこいい! それを…それを…」 | ;「信じられません! 合体こそ、ロボットの究極の美学の一つであるというのに!」<br />「確かに構造的な不利は否めませんが、それを補って余りあるメリットだって存在します!」<br />「分離形態と合体形態を使い分ける事であらゆるタイプの敵と戦局に柔軟に対応する事ができ…」<br />「何より、かっこいい! それを…それを…」 | ||
− | :「懐かしの故郷」にて、[[エルドラソウル]]から効率が悪いからと合体システムをオミットさせた[[ブッチ]]に対しての反論。確かに[[ゲッターロボ|分離合体を]][[ザンボット3|戦法にも]][[ガリアン重装改|取り入れた]][[フォルテギガス|機体は多い]] | + | :「懐かしの故郷」にて、[[エルドラソウル]]から効率が悪いからと合体システムをオミットさせた[[ブッチ]]に対しての反論。確かに[[ゲッターロボ|分離合体を]][[ザンボット3|戦法にも]][[ガリアン重装改|取り入れた]][[フォルテギガス|機体は多い]]ものの、すかさず[[浪花十三|十三]]から「長いわ!」とツッコまれた。[[ネロ]]からは「お前の魂は伝わった!」と褒められたが。 |
;「完成したんですね! [[エルガイムMk-II]]!!」 | ;「完成したんですね! [[エルガイムMk-II]]!!」 | ||
:サイドミッション「クロス・ポイント」にて、エルガイムMk-II登場時に案の定、目を輝かせての発言。組立に手伝ったとはいえ、馴染み過ぎだろう。 | :サイドミッション「クロス・ポイント」にて、エルガイムMk-II登場時に案の定、目を輝かせての発言。組立に手伝ったとはいえ、馴染み過ぎだろう。 | ||
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;「その気持ち、わかります!」<br />「強く…そして、雄々しいロボットを見れば、それが欲しくなるのは当然の感情! あの方とは仲良くなれそうです!」 | ;「その気持ち、わかります!」<br />「強く…そして、雄々しいロボットを見れば、それが欲しくなるのは当然の感情! あの方とは仲良くなれそうです!」 | ||
:サイドミッション「ファーレンの皇女」にて[[アスカ]]の侵略理由が「ロボットが欲しいから」と聞いて。敵対している相手に共感してどうする。 | :サイドミッション「ファーレンの皇女」にて[[アスカ]]の侵略理由が「ロボットが欲しいから」と聞いて。敵対している相手に共感してどうする。 | ||
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− | ==搭乗機体== | + | == 搭乗機体 == |
;グゥエール | ;グゥエール | ||
:本来はディートリヒ・クーニッツの乗機。乗り手の彼から強奪して搭乗。エルが初めて動かした幻晶騎士である。 | :本来はディートリヒ・クーニッツの乗機。乗り手の彼から強奪して搭乗。エルが初めて動かした幻晶騎士である。 | ||
463行目: | 395行目: | ||
;幻晶甲冑(シルエットギア) | ;幻晶甲冑(シルエットギア) | ||
:エルの発案により生まれた甲冑状のパワードスーツで、言わば小型幻晶騎士。SRW未登場。 | :エルの発案により生まれた甲冑状のパワードスーツで、言わば小型幻晶騎士。SRW未登場。 | ||
− | :エルは初期型およびその改良型である「モートルビート」を使用。[[白兵戦]] | + | :エルは初期型およびその改良型である「モートルビート」を使用。[[白兵戦]]以外にも、魔力転換炉(エーテルリアクタ)の製作作業のために使用している。 |
;トイボックス | ;トイボックス | ||
− | : | + | :自身が開発した実験機。テレスターレをベースにエルが思い付いた技術を詰め込んでカスタマイズしており、その様子からいつしか「[[トゥアハー・デ・ダナン|おもちゃ箱(トイボックス)]]」と呼ばれるようになった。魔力転換炉を2基搭載するが、その恩恵を十全に受けているとは言い難かった。SRW未登場。 |
− | |||
− | |||
;[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]] | ;[[イカルガ (ナイツマ)|イカルガ]] | ||
:自身が開発した専用機。 | :自身が開発した専用機。 | ||
;カササギ | ;カササギ | ||
− | : | + | :大破したイカルガを残骸から組み直した機体。特徴的な浮遊機能を持ち、その後の空戦仕様機(ウィンジーネスタイル)と呼ばれる系統が生まれるきっかけとなった。SRW未登場だが、その機能は『30』では既にイカルガに搭載されていることが言及されている。 |
:;マガツイカルガ | :;マガツイカルガ | ||
− | ::予備パーツ等で復旧したイカルガをカササギと急遽[[合体]] | + | ::予備パーツ等で復旧したイカルガをカササギと急遽[[合体]]させた形態。イカルガもカササギも、この合体自体も全て急場しのぎによって偶然生まれたもの。この際エルはカササギ側に搭乗していた。機体自体はSRW未登場だが、『30』の艦内ミッション「Speed&Strong」では台詞内でネタとして言及されている。 |
− | ==関連機体== | + | == 関連機体 == |
その性質上、彼の開発した機体は多岐に渡るため、SRW登場機体のみを抜粋。 | その性質上、彼の開発した機体は多岐に渡るため、SRW登場機体のみを抜粋。 | ||
;[[ツェンドルグ]] | ;[[ツェンドルグ]] | ||
482行目: | 412行目: | ||
:国王アンブロシウスの退位に伴い、アンブロシウスとその孫[[エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ|エムリス]]に依頼されて開発した機体。ジルバティーガはSRWではアイコンのみ登場。 | :国王アンブロシウスの退位に伴い、アンブロシウスとその孫[[エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ|エムリス]]に依頼されて開発した機体。ジルバティーガはSRWではアイコンのみ登場。 | ||
− | ==余談== | + | == 余談 == |
*原作Web版・書籍版と漫画版、アニメ版とで描写にいくつか変更がある。 | *原作Web版・書籍版と漫画版、アニメ版とで描写にいくつか変更がある。 | ||
**Web版では前世は関西圏の出身とされており、当初は心の声では関西弁で喋っており、倉田としての一人称も「俺」だった。書籍化の際に心の声も標準語に変更され、Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。 | **Web版では前世は関西圏の出身とされており、当初は心の声では関西弁で喋っており、倉田としての一人称も「俺」だった。書籍化の際に心の声も標準語に変更され、Web版も物語が進む毎に関西弁描写もフェードアウトしていった。 | ||
**Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。 | **Web版・書籍版では「転生」の文字通り、赤ん坊時代から物語がスタートした<ref>作中の言語は日本語とは異なる独自のもので、Web版では赤子の頃から自然にその言語を学習したため、内面の思考は関西弁のまま、外面の台詞は転生先の異世界の言葉(描写される台詞としては標準語)で喋っているという表現がされていた。</ref>が、漫画版・アニメ版では幼少期(3歳)に幻晶騎士を目撃し、熱意に目を輝かせる所から始まる。 | ||
− | * | + | *異世界転生を扱うWeb小説作品は、転生後の世界を逸脱した特別な能力を転生時に得る(俗に転生特典と呼ばれる)展開が非常に多いが、エルの場合はそういった逸脱した能力は持たず、「元から所持していた特技が転生後の世界で大いに役立つ」という別のパターンに該当している。 |
− | ** | + | **また、異世界転生作品は主人公が様々な女性に好感を持たれることが多いが、エルの場合はアディに溺愛される程度であるのも異質。まあ、'''愛しのロボットに囲まれている世界は彼にとってハーレムのようなもの'''だろうが。 |
*異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。 | *異世界の技術・知識を持ち出し、転移先の世界で兵器技術に革新をもたらしたキャラクターという点では、『[[聖戦士ダンバイン]]』の[[ショット・ウェポン]]と比較して語られる事が多い。 | ||
− | + | **携わった兵器の劇中での扱いも、ショットが開発に携わった[[オーラマシン]]は「元は存在しなかった戦乱を拡大させる元凶」で、エルが開発に携わった[[幻晶騎士]]は「元々存在した大量破壊兵器や自然災害に対する抑止力」と何かと対照的に描かれている<ref>ショットなら[[ダンバイン]]、エルならテレスターレと、敵国に自身が開発したロボットが強奪された結果、相手国のロボット開発の参考にされてしまうという共通点も持つ。[[ショウ・ザマ|主人公が奪った側]]か、奪われた側かという点でも対照的。</ref>。 | |
− | **ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。 | + | **ちなみにエルは、ファンから'''「[[俗語・俗称|きれいなショット・ウェポン]]」'''と評される事がある。 |
*作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。 | *作中でも[[オラシオ・コジャーソ]]が言うように、フルネームでは言いづらい名前をしているが、国の公職に就いた関係上か作中フルネームで呼ばれる場面も割と目立っている。 | ||
*担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。 | *担当声優の高橋李依氏は所謂少年キャラ(ショタ)好きで知られるため、エル役に決まった時はとても嬉しかったと語っている。また、高橋氏は自身のツイッター上においても度々エルに対する熱い思いを呟いている。 | ||
*エルがメカの事で恍惚感に浸るなどしている表情は「'''メカの顔'''」という俗称で呼ばれている。 | *エルがメカの事で恍惚感に浸るなどしている表情は「'''メカの顔'''」という俗称で呼ばれている。 | ||
− | ==商品情報== | + | == 商品情報 == |
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− | ==脚注== | + | == 脚注 == |
<references /> | <references /> | ||
{{DEFAULTSORT:えるねすてい えちえはるりあ}} | {{DEFAULTSORT:えるねすてい えちえはるりあ}} | ||
[[Category:登場人物あ行]] | [[Category:登場人物あ行]] | ||
[[Category:ナイツ&マジック]] | [[Category:ナイツ&マジック]] |